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船山温泉99の謎110 甲州ワインビーフシチューは採用されるか? [船山温泉]

デニーズの秋のメニュー、メインにビーフシチューがドーンと出ていたぞ。
でにーず.jpg
これを見て、そういえば船山温泉の土産処に甲州ワインビーフカレーはあるけど、ビーフシチューはないな?って思った。

その疑問をT館長にぶつける前に、店員さんにカオを覚えられるくらい頻繁にデニーズをよく利用するT子という女性社員に聞いてみた。
(T子はお肉が大好き。呟きⅠでは肉子さんというネームで登場した。今も辞めずに頑張っている。)
「ビーフシチュー値上げしたか?最近喰ってる?」
「今年の夏になってからビーフシチュー食べてないの。アタシってシチューだけじゃなくって、他のメニューでもパンとアイスコーヒーも注文するからさ。値段を気にしないようにしてるんだよ。」
値段を気にしないようにしてる?それって値段を見ないで喰ってんのか?確かにいろいろ追加したら軽く2000円近くいくよな」
「そうなんですよ~。支払った後で罪悪感がでてくるので」
食べる前は垂涎で頬が緩み、支払った後は「浪費したな~」と罪悪感になるそうです。
だったら家でコトコト煮込んで作ればいいのに。デニーズの場合、ビーフシチューでもカレーでも外国牛でしょう。ルゥもレトルトとは言わないまでも冷凍→解凍でしょう。
ここで船山温泉ネタに飛びます。レトルトと言えば先日、私らの最寄駅にある大手スーパーにこれがあったのだ。
大手スーパーのカレー棚1.jpg
だけど横置きだった。手前に倒して置いてあるのでプライスも見えない。商品のフェイスを客に向けて陳列しないと売れないぞ。棚数、棚割が限られてるのかも知れないけど。
「定番かな?」
「試しに置いただけじゃないの?」(ジャン妻)
大手スーパーのカレー棚2.jpg
甲州ワインビーフ以外にもいろいろあったが、何だかテキトーな陳列だなぁ。
後日、行ったら棚割から外されてた。完売したかどうかはわからない。定番にはならなかったのだろうな。

甲州ワインビーフの産地、小林農場は結構遠いところにある。甲斐市の芦沢の上流です。昇仙峡ラインでわざわざ行ってもそこには牛がいるだけで販売はしていません。販売している直営店は別にある。
その方面を調べてたら、ビーフカレーだけではなく、ビーフシチューもあった。
商品.jpg
シチュー2.jpg
前は無かったな。新商品かな。でもカレーがあるんならシチューだってできないわけない。私はビーフカレーはあまり好まないので、この甲州ワインビーフシチューを土産処に置かないのか船山温泉T館長に聞いてみたら、
「甲州ワインビーフシチューはレトルトなので売店で置くことは可能ですが・・・」(T館長)
そりゃ可能でしょうよ。
「断然カレーの方が人気だそうですよ。でも検討はします」
そうなんだ。
「ビーフシチューはたまーにジャンさんのブログに出てますね」
そうだね。幾つか載せた。ビーフシチューか、赤ワイン煮。同じようなものでしょうよ。
ビーフシチュー.jpgビーフシチュー2.jpg
牛肉の赤ワイン煮.jpg赤ワイン煮.jpg
「土産処に仕入れたら、上州への手土産にケース単位で各支店ごとでお願いしま~す」
な・な・な・・・!!!
「領収書は経理の奥さんが通してくれる筈~」
無理ですっ。そんなん経費じゃおちないよ~。
もし可能ならレトルトではなく洋食一品、シチューというか、煮物程度の器で追加してもいいと思うの。甲州のワインとも合うしね。ただ、コトコト煮込むとなるとタイヘン。厨房で猪鍋にプラス、ずんどう鍋?どんな鍋でもいいけど煮ながら料理人が見てなきゃならないしな。採用しても事前の完全予約制でないと。
朝の船山2.jpg
そしたらジャン妻が調子にのって、
「シチューを朝のバイキングに加えてもいいんじゃない?パンもあるんだし。。。」
これを見てアタマを抱えるT館長が目に浮かぶよ。プレッシャーかけてる訳じゃないですけどT館長ご検討よろしくお願いします。
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船山温泉2014年夏。。。(後編) [船山温泉]

4:30に起きた風景。
まだ薄暗いです。
翌朝4時30分.jpg
これは5:00前後に再度起きた風景。
翌朝5時前.jpg
ここでまた寝てしまい、次に起きたら7:00だった。
翌朝7時ちょうど.jpg
しまった。三度寝してしまった。
早く起きて散策に行こうと思ってたのに。下に降りたら既に掃除部のMさん他、朝番スタッフが出勤して掃除や朝餉準備にいそしんでいる。
昨日、デザートを持って来たMさんも掃除していた。
朝の船山3.jpg
御殿山と富士見山.jpg
大森山.jpg
船山川1.jpg
船山川2.jpg
船山川3.jpg
船山川5.jpg
湧き出る清水.jpg
峯方面の山1.jpg
峯方面の山2.jpg
仕方がない。晴れた朝に欠かせない散策は宿周辺までにして朝風呂へ。
朝のエントランス1.jpg
朝のエントランス2.jpg
朝のエントランス3.jpg
朝風呂.jpg
部屋に戻ったらジャン妻は起きかけていた。
そうだ。今日はジャン妻は午後から出社、プレゼンに出席するんだった。今日明日と連続して開催されるんです。起き上がって誰かからのメールをチェックしている。
「誰からのメールだ?」
「昨日〇〇さんに送った返信よ。今日はなるべく早く本社に来てねって」
「何時に終わるんだ?」
「う~ん。。。14時から準備して、本番は17時からだけどその後で質問コーナーとかあるし、21時に会社を出れるかどうか・・・。でも明後日もあるし・・・」
「俺の質問に答えろ」
「考えてんのよ」
「俺はお前の考えなんか知らん。結論だけ言え」
ジャン妻はややムッとしたが、女ってのはストーリーを延々放したがるんだね。こっちは結論だけ先に聞きたいんだけどさ。
「今日は上州の誰かは来るのか?」
「今日は来ないみたい。どうも呼ばなかったみたいだね」
「何故呼ばないんだ?」
「???」
どうも新幹線代がもったいないという理由らしいのだ。こっち(東京)に呼ぶのではなく、後日、ジャン妻が現地に赴くことになった。密かに便乗しよっと。
朝餉の膳.jpg
台のもの.jpg
パンとご飯.jpg
この組み合わせを見よ.jpg
サラダと煮物.jpg
ジュースとデザート.jpg
ご飯とパンの組み合わせ。
パンと味噌汁の組み合わせでもあります。
パンと焼き魚の組み合わせ。。。もう何でもありですね。
「珍しいねパンなんて。昨日の昼もパンだったね」
昨日の昼は函南のKIYAという店でした。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2010-12-26-1
船山で出すパンは何処から購入してるんでしょうね。今度、聞いてみますね。
水を撒く武井翁.jpg
朝の船山2.jpg
二人静で髪を洗って来たジャン妻は、「さぁ行くわよ」
もう行くのか。まだ9:00ですよ。もったいないなぁ。そんなに早く出社したいかね。
くるまの中で、「社に持って行く荷物jは?」
「もう用意してある」
ジャン妻は無粋にも会社関係の荷物を持った状態で船山温泉に泊まったというわけです。横浜市内に着いたのは12:00、最寄のJR駅で降ろした。
「荷物持って帰ってね」
「・・・」
洗濯物出しといてね」
「・・・」
数年前、船山に泊まった翌日に出勤、出張というパターンは私の方で、ジャン妻は私を見送る側だったのだが、近年は全く逆になってしまったな。

さて、伊豆高原、甲斐南部とお宿記事が続きましたが、もうひとつあります。。。
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船山温泉2014年夏。。。(中編) [船山温泉]

夕餉に向かい、階段を降りたら食事処に昨年の春に入った男性スタッフ2人と館長、野郎ばかり3人いた。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-29

館長は私を無視してジャン妻に「日々、お疲れのご様子で。。。」と労うこと労わること。
昨年入った男性が案内してくれた。
「もう1年経った?」
「ハイ、1年と半年経ちました」
「よう頑張ったな。給料あがったかい?」
「増税や諸経費の高騰で・・・」
「またどうしてそういうことを聞く?」(ジャン妻)

さて、お造りはどうなったかというと。。。
セッティング.jpg
これぞ船山を代表する岩魚のお造りでございます。
これぞ船山である.jpg
上はデジカメです。次はⅰ―Phoneで。
岩魚UP.jpg
いいですねぇ。岩魚一本勝負!!この潔さ。

隣の部屋のお客は初めての船山だったらしく、壁越しに男性スタッフの声で、「山の里のお造りでございます・・・」・・・の説明があったから岩魚と馬刺が並んでたようです。
隣からは「美味しい~」と嬌声が聞こえたから、初めて来られたお客さんには造り2種でもいいでしょう。
でも私らは2種はイヤ。予約ん時に女将さんに言ったの。「岩魚だけにしてくれ」って。変化を好まない私の執拗な保守ぶりに館長も手を焼いたのか、「ご希望通りに致します」とお返事が来た。
改めて声を大にして言います。船山の岩魚造りは美味しい。でも私みたいに声を大にして要求しないとこうならないかもですよ。
前菜.jpg
既に生ビールで乾杯は済んでますが、夫婦だけとはいえそのときどきに乾杯の音頭、何かひとことお願いしますというのがあるのです。
お互いの誕生月がもっとも簡単なんだけど、今回はジャン妻の忙しい最中をぬってゲリラ的に予約したので現在進行形で忙しい。これからも忙しい。
仕事のスケジュール的にまだヤマは見えていない。杯を挙げる際、
「ご支援、ご協力を・・・」(ジャン妻)
「できるだけね」
ジャン妻は赤ワインに切り替えました。
私は笹一の熱燗を飲んでいる。船山でいちばん安い酒です。味は会津田島の国権に近い。
猪鍋1.jpg
猪鍋2.jpg
注文のほうとうは鍋の締めのうどんみたいになっちゃったが、ほうとうは本来は具と一緒に煮込むんだと思う。次からは最初っから入れようと。
ほうとう1.jpgほうとう2.jpg
猪鍋をぼたん鍋というが船山ではそう呼ばない。おそらく日本で最も太古から食べられてる鍋って猪鍋ではないだろうか。
現代の鍋には白菜が入っているが、日本に白菜が根付いたのは明治~大正にかけてです。日露戦争で大山巌が大陸の前線のどっかで白菜の漬物を齧ってた場面があった。
戦国の陣中鍋や、江戸の時代劇等で鍋に白菜が入ってたらそれは時代考証がオカシイです。昔はネギ、ゴボウ、ニラ、三つ葉、椎茸、大根だったと思う。
私は野菜の具をチェックしたが、「ネギが少ねぇな。。。」
野菜も高騰してるのかな。岩魚の下からクレソンをズルズル引きずり出して鍋に入れた。
岩魚素揚げ.jpg
素揚げです。いいねぇ。カリカリに揚がってた。
本来は塩焼きです。
甲州ワインビーフヒレ.jpg
焼く台が替わった.jpgジュゥ・・・.jpg
そば.jpg夏野菜の釜飯.jpg
う~ん。。。.jpgデザート.jpg
ちょっと夏場の釜飯(夏野菜)は首を傾げますな。コーン、パブリカ、枝豆。。。
「これだったら無理に釜で炊かなくても炒飯にすればいいんじゃないの?」
「・・・」
デザートはMさんが持って来た。今は裏方みたい。私らが来た時に一度だけ、後半に会いに来て下さる。
渓流の湯.jpg
渓流の湯露天.jpg
寝酒です。笹一の生酒。
足りないな。。。
お夜食.jpg寝酒.jpg

夜の館内.jpg
夜の船山.jpg
明日は早朝に起きて散策に行くぞと気合を入れて寝たのだが。
目覚めたら7時だった。未明に起きたんですが、二度寝三度寝をしてしまった。
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船山温泉2014年夏。。。(前編) [船山温泉]

船山館1.jpg
私としたことが船山温泉で不覚にも爆睡してしまったよ。
起きたのが17時15分。14時にチェックインして湯を浴びて生ビール飲んで、部屋に戻って寝っころがって15時過ぎから記憶がなくなった。
いつもはこんなことない。その辺りをブラブラしてネタ探しにいそしむのが日課なのだが。
しかも夢まで見た。仕事の夢ですよ。現実の東京キャラクターが幾人か登場しやがった。船山に限らず温泉宿に来て仕事の夢を見るほどバカらしいことってないのではないか。
普段はいいけど、船山にまで夢に出てくんなと言いたいね。

起きて隣を見たらジャン妻も爆睡していた。
ジャン妻は疲れている。私より遥かに多忙なんです。明日も午後から出勤で週休2日が殆ど潰れている。
疲れてるのはわかるが寝顔がいただけない。舌まで出してる。ハルクホーガンのアックスボンバーで偽りの失神をした猪木みたいだった。
明日は何処かの駅で放り出さないといけない。内船駅でいいかな。

清水から1.jpg
これは寝る前のもの。
目の前の風景がグリーンに映えるこの季節が最も美しい。
清水から2.jpg
清水から3.jpg
堰堤に落ちる船山川.jpg
静山の湯.jpg
二人静.jpg
湯上りに生ビール.jpg
船山を知ってから、ここで2時も昼寝したのは初めてじゃないかな。
下で館長とバッタリ。
「今まで寝てしまったですよ・・・」
まだネボケている。アタマが上手く働かないんです。館長にしてみりゃお客さんには外に出ずに館内でのんびり寛いで欲しいだろう。下手に外をウロつくとこの時期はヤマビルやムカデが出るから。
「お忙しいようですね」
???
「お疲れのようで。。。」
ああ、私ではなくジャン妻ね。館長は私の記事をサッと見てくれてるんです。
私は疲れてなんかいないです。今は以前ほど忙しくないモン。

船山温泉に初めて来た頃は忙しかった。会社の中枢にいて相応の地位、職制にいたからです。
船山をチェックアウトして現実に還る翌朝から午前中、午後から夜にかけてユーウツだった。
チェックアウトしてその日の午後に関西方面へ出張なんてのもあった。今はそんなことない。当時の私が苦しんだものは全て次世代の連中が担っている。
「自分は忙しくないの。向こう(ジャン妻)が忙しいの。私はフラットな業務だけど向こうはね。」
「もう群馬に行かないんですか?」
痛いこと言うね。今回、船山へ来る前に、自分と群馬を遠ざける事件があったのだ。
「行かないことはないと思うけど。今よりもっともっと行かなくなるだろうな」
(9月か10月に一度、12月に一度、行く公用があります。)
それは置いといて、館長は先日の一連の記事、上大岡編をご覧になり、上大岡編で載せた何て銘柄か忘れたがアヤしげな赤ワインを思い出し、
「今宵は赤ワインなんか如何ですか?」
赤ワインねぇ。アイツは赤ワイン飲むと轟沈するんだよな。
じゃぁいいワインがあればススメてください。

夕餉まで残り30分しかない。15分前には浴場の清掃が始まる。寝ても汗をかく季節なので、急いで浴びて夕餉に備えた。
目覚めたら・・・.jpg
部屋に戻ってジャン妻に、「赤ワインをススメられたけど」
「アナタがあんな記事を書くからでしょっ」

コールが鳴った。
さて、お造りは私が強く望む旧スタイルの、岩魚一本勝負になっているでしょうか???
まだ明るいぞ.jpg
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船山温泉99の謎109 原油高騰は船山にどう影響するか? [船山温泉]

某スタンド.jpg
横浜市内某所のスタンドに給油に行ったら1L当たり170円を突破していた。給油したガソリンの約1/4は今回の船山温泉往復で消費されます。
スタンドのアンちゃんに、「リッター200円いくかな?」
「いくでしょうね。いかないでしょうって言っといて後で大台を突破したらお客さんに怒られますから」
スタンドの責任ではないし、聞かれたら「行くでしょうね」と言うしかないだろう。そういえばこの時、スタンドに給油に来てたのは業者ばかりだった。清掃車、バキュームカー、工事屋さんのバンとか。
夏休みに入るのを待ってたかのように170円超過したので、一般家庭はガマンしているのかも知れない。
領収書を見たら55.45Lで9537円だった。@172です。
「特別減税の金額を超えてるね」
「特別減税?」
「中止になっちゃったけどね」
「???」
リッター.jpg
ガソリン高騰の要因は石油供給国イラクの情勢が不安定だからか?
それだけではない。現在、ガソリンには確か1L当たり53.8円の税が課されていてこのうち25円が暫定税率分だが、もうずいぶんと延長されていて暫定でなくなってしまった感がある。現段階で2018年3月31日までじゃなかったかな。だがおそらく延期になるだろう。
税率の適用を停止する仕組みがあった筈だが、ガソリンの3ヶ月平均小売価格が1L当たり160円を既に超過しているにも関わらず施行されないのは、東日本大震災の復興財源に充てる為に停止になったから。
いつまでという期間はなく、「東日本大震災の復旧及び復興の状況等を勘案し、別に法律で定めるまでの間」という曖昧な文句であった。いつ震災復興したかなんて誰も決められないだろう。
夏の行楽にも影響するが、職業柄、自動車やガソリンが必須の人々へも大打撃。全てではないが、高速を走る大型トラックに法定速度を遵守するドライバーが増えたようにも見える。

「高ぇな。今週末の船山は電車で行くか?」
「電車で?それは無駄だよ」
「・・・」
船山館1.jpg
源泉温度が低く、沸かさざるを得ない船山温泉は、増税後に追い打ちをかけるようなガソリン価格高騰に喘いでいるのではないか。
「昨年と比べて客足はどうなの?」
館長にブシツケに聞いてみたが、「2月の大雪、4月の値段改訂があってキツかったですが、今は昨年とほぼ同じ数字で動いていますのでそれは一安心です」
それは重畳至極。では沸かし湯の船山、燃料と燃料費についてだが、どうやって購入するのだろうか。
甲斐南部町の52号(身延街道)にガソリンスタンドは2箇所あって、万沢の甲駿国境を過ぎて白鳥山峠を下り、甲斐十島を過ぎてしばらく走った辺りにある富沢石油と、楮根にあるMOBIL、そこまで館長かスタッフがポリタンク持って買いに行くのかな?
「配達ですよ」
それと、船山温泉を沸かす燃料は、「灯油ではなくて重油です。重油だから配達です」
かなり前、船山川の河原で遊んでたら、紅い船山橋を小型のローリーが渡って行くのを見たことがある。白に黄色いボディだったからSHELLに違いない。
ただ、燃料の場合、一般小売価格と事業所価格は違うらしい。甲斐南部町、身延町の重油価格はわからないが、某市の2014年7月のタンクローリー配達価格は100円~112円の間を推移していた。
「夏場と冬場で全然違うでしょ?」
「夏と冬では重油代は倍くらい違いますよ。昨年に比べて概算で1割は上がってますし・・・」
「いつ頃から重油で?それまでは石炭だったとか?」
「いえ、昭和50年頃までは薪でした。私の小さい頃の記憶で旅館に薪があったのを覚えています」
周囲には木がたくさんあるから薪には不自由しないだろうけど誰が薪をくべたんだろう?そういう係がいたのかもしれない。

では沸かし湯の燃料費以外ではどの経費が圧迫されているのだろうか?
「圧倒的に電気代です。ポンプは全て電気ですが、これにも重油高騰や電気量の値上げが響いています」
沸かすだけではない。組み上げる、抽出するのにも燃料費が影響する。岩魚水槽に酸素を供給するのもそう。
船山にはやたらと家電があるが、それが多過ぎるからってことはない?チェックイン前にエアコン稼働しっ放しなのはまぁ仕方がないにしても、廊下にも扇風機があって一晩中回ってましたからね。

では食材はどう影響しているか。
農林水産省のHPを見ればわかるが、石油の代替燃料としてバイオ燃料生産が拡大するのは時代の流れで仕方がないにしろ、トウモロコシや大豆、穀物に影響する。これも価格が高騰した。
原油価格が高騰すれば輸送費用、運賃、包装資材価格が上がる。日本は食料をの6割を輸入に頼っているから厳しい。
原料が値上がりすれば生産価格も上がる。家畜飼料の高騰により、食肉、乳製品、卵、ハム・ソーセージといった加工品が値上がり、小麦が原料であるパン、麺も値上がりする。大豆の高騰で、味噌や醤油にも影響する。ドレッシングやマヨネーズ、揚げ油もそう。
私は船山温泉の食材の場合、岩魚は地産だからそう影響ないと思ってたのだが、岩魚だって餌代がかかるし、水槽に酸素を供給するポンプだって燃料や電気で稼働しているから影響はあるとか。
唯でさえ数の少ない甲州ワインビーフは厳しい。鹿肉や猪肉とういった食材も何がしかの影響があるとか。全く影響ないのはクレソンだけだというんだな。
値上げした食料品連鎖図.jpg
船山先代、親父さんの山仕事に必要な軽トラや工事重機の燃料は、限られた距離しか走らないし稼働時間が限られているのでそれほど影響ないらしい。
では宿の送迎はどうか。
以前は身延駅まで計画したこともあったが、昨今は内船駅までに限られているという。身延線もダイヤ改正されて特急が走るようんあったので、13時チョイ前に内船駅に着く電車があるのです。
電車で行くなら.jpg
「船山が天然温泉かけ流しで沸かす必要がなかったらいいのになぁって思う時ってある?」
これほどのイヤらしい意地悪な質問もあるまいて。
「ありますよ。でも今ある状況で経営することを考えるしかないです。宝くじでも当たったら掘りますけど(笑)。でもこんな時だからこそ経営者の資質が試されますから楽しいです」
楽しいとはタフですな。まぁ経営者は強気でないとね。
私は経営者にはなれないな。
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いわな [船山温泉]

私がこの世で最も美味しいと思う刺身でございます。
岩魚がこんなに.jpg
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いわないわな.jpg
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ねぇねぇ館長、またこれくらいのボリュームに戻しましょうよ~。。。
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船山温泉 改定後に想うこと。。。 [船山温泉]

船山に朝陽が.jpg
朝5時に目覚めて5時半~6時半まで散策、戻ってひとり渓流の湯に浸って、それでもまだ朝飯まで1時間強あるじゃないか。
腹が減って腹が減ってしょーがない。待ちかねたよ朝飯を。
朝餉が並んだ.jpg
眩しいくらい.jpg
朝餉の前菜.jpg
前菜は小皿でなく、大きい板皿に載ってあった。
チャーシュー、稚鮎の甘露煮、ちょっとだけ苦みのする漬物、筍は崎陽軒の味に似ていた。
珍しく味噌汁が熱々です。
熱々だった味噌汁.jpg
船山の朝の味噌汁ってあまり熱くない時が多いのだ。やはり固形燃料が弱いのと、底の平たい鉄鍋の形だと熱の維持が弱いんだと思う。
セミバイキング.jpg
ジュースも.jpg
前は個室に1杯だけ先出しされたたオレンジジュースがセミバイキングになった。リンゴジュースも加わった。
「あれだと氷が融けちゃってたりするからね。溶けて味が薄くなっちゃうんだよ」
「朝の陽射しが眩しいし暑い時もあるからな。」
「こっちの方がいい」
一夜干し.jpg
鮎の一夜干し?
アタマまでカリカリに焼けて美味しい。私の理想の焼き加減です。ところがジャン妻はアタマと骨と皮を残している。皮の端っこにまだ身がある。まだまだ喰えるじゃないか。
「アタマも喰えるぞ」
「いい」
「じゃぁ俺にくれ」
「ダメっ」

温泉玉子が固いぞ。
「ちょっとこれ煮過ぎだよね。固いな」
なかなか潰れないんです。小さじで押し潰した。
無理矢理押し潰した温泉半茹で玉子に醤油をちょっとたらして白米にぶっかけたら美味しいけど、もしかして客数少ないから味噌汁も一夜干しも熱々にできたってことない?勢い余って温泉玉子は煮過ぎたとか。
サラダと煮物と.jpg
サラダのハムはいつもは2枚なのに今日は3枚あった。2枚重なってたの。この程度のことでも何か得した気分になったのは何故だ?
お客が少ないので静かな食事だった。

食後に、「風呂、入った?」
「う~ん、もういいかな」
「寝過ぎだよ。だから身体が湯を欲しなくなってる。お前は船山に寝だめに来てるのか?せっかく館内ガラ空きで貸切り放題なんだから風呂に入って来いよ。こんなこと滅多にないぞ」
無理矢理同行させた。
二人静、清水とも空いていた。でも大浴場に行った。誰もいない。ガラ空き。とうとう誰にも遭わなかった。
朝もガラガラ.jpg
朝の渓流の湯露天1.jpg
朝の渓流の湯露天2.jpg
新緑の堰堤.jpg
杉尾山(仮称).jpg
注ぎ口が覆われた.jpg

御殿山.jpg
青空と船山館2.jpg
さて、皆さん仰ってますが、やはり以前よりは高くなった。(アタリマエだが)これまでと違って1万円札5枚でお釣りが来なかったからね。
「笹一の熱燗二合を3本も飲むからでしょ」
「そっちのワインは?」
「アタシ今回は白ワインフルボトルじゃないモン。グラスだモン」
となると酒の飲み過ぎというわけでもないらしい。やはり8%増税、値上げの負担は小さくないとうことか。
青空と船山館3.jpg
まてよ?高くなったのは絶対値だけの問題だろうか?
総計とは別に、割高感がするのは何故だろう?
生ビールの復活、ほうとうや各種カクテル、何とか鱒や桜肉といった追加プランが加わったけど、それらはあくまで追加オプションなんだな。
ジュースのセミバイキングや日帰りプラン設定(日帰りです。立ち寄りではありません。)もいいけど、これらはこれまで無かっただけであって、本来ならあって当然ともいえる。
今回は4月以降初めての訪問なので取材も兼ねて様子見というか何も要求しなかったが、馬刺が加わったとはいえ岩魚刺身が減ったのがかなり、ひじょーに、トテモトテモ残念ではある。
新規のお客さんだったら、船山を知って貰う為に岩魚プラス馬刺、この2種でもいいでしょう。新鮮に映るでしょう。岩魚一種類だけだと飽きてしまうお客さんの意見も尊重していいと思う。だけどこれまで私は船山の岩魚造りは絶品と讃えてきたし岩魚だけで充分満足してたの。なのに岩魚薄造りが減ったのは、これまでの常連客(私も一応は端くれということで)の満足度を低下する要因ではないだろうか。
そりゃ船山の甲州馬刺だって悪くないのよ。でも私みたいに「船山は岩魚と猪!!馬刺は会津!!」で長年通して来た客もいるわけでさ。ここは2種か1種か選択できるようにならないものだろうか。
次回は言います。前の岩魚一種に戻してよって。

これまでの顧客を逃さぬように。
新規顧客も次に繋げるように。
船山温泉は苦しい時代に突入した。(船山だけではないですが)
青空と船山館1.jpg

心変わりはしないけど
同じ気持ちのままじゃない
いつか振り返る 痛みを感じながら
移る季節に吹き抜ける
遠い瞳に悲しみが
あの風の色 いつも忘れない

時はいつしか過ぎるけど
風はいつでも新しい
青に消えていく 迷いも悔やむことも
どこで夢から目覚めても
旅の終わりはここじゃない
この胸に吹く 風を忘れない

山本達彦 REMENBER TO REMENBER から
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船山温泉 散歩する閑人 [船山温泉]

前夜、寝付いたのは21時半か22時だった。
日常の就寝は12時過ぎの私にしてはトテモ早く寝ました。そしたら翌朝5時に目覚めてしまった。
しばらくうとうとしてたのだが、布団から出ました。
翌朝の船山館.jpg
船山橋の上から船山川を見下ろすと、2011年の豪雨の爪痕はまだ残っている。
風化されていない白い岩は上流から押し流されてきた岩です。この岩々の合間に少しずつ草が生えてきている。
クレソンかどうかは近づいてみないとわかりませんが、歳月を重ねてく毎に、少しずつ自然らしく戻っていくのでしょう。
船山橋の上から1.jpg
船山橋の上から2.jpg
船山川1.jpg
船山川は総延長5kmほどの短い川だが、源流部の斜面が急なのと、粘板岩や凝灰岩といった軟弱な地質のせいで、明治31年、40年、43年と度々氾濫、決壊した。
だからこの川、大小合わせて堰堤が多いのです。
99の謎初期で取り上げましたが、この堰堤の写真は大正14年から砂防工事が施工された工事の一環で、昭和8年に完成した堰堤1号、杉尾堤というもの。
それ以降の増水にも崩れることなく耐え続けている。
杉尾堰堤1号.jpg
二段堰堤.jpg
私は船山温泉の初期のブレイクは、この砂防工事に携わった人たちが利用したのが最初ではないかと推測している。
船山川3.jpg
思親山から朝日が.jpg
この辺りでT館長は夜半、光る六つの目を目撃した。
それは3頭の猪。親子らしい。餌を探して成島方面からやってきて身延方面へ去ったのではないか。
では館主はそんな夜に何処へ何をしに行こうとしたのだろうか。アっヤしぃ~限りである。
船山方面を振り返る.jpg
朝日に映える御殿山.jpg
これは御殿山という。
登山コースがあるのかどうかはわからない。館主は学生の頃、この山に登ったことがあるとか。
林道鉈取線を戻るところ.jpg
宿に戻りかけたら後ろからくるまのエンジン音がるす。
掃除部のMさん(女性)が軽で出勤してきたのです。
Mさんは船山で最も長く勤務されてる方だそうです。私は軽く手を挙げた。
大森山1.jpg
この山も2011年の台風で崩れた。今も木々が倒れたままになっている。
5月末から6月にかけて、この一帯には夜に蛍が舞う。
大森山2.jpg
対岸から.jpg
少しだけ上流部へ。
上流への道1.jpg
上流への道2.jpg
上流の堰堤.jpg
この堰堤の先、船山川は三方向に分かれる。
左が大森山系、真ん中が御殿山系、右が水呑系です。左奥には無名だが、堰堤ではなく自然の大滝があって、そこには源泉があって硫化水素が染み出ている。
前に探検に行ったのですが、単独では足場が危険です。絶対に避けてください。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-12-25-1
船山川は三つに分かれます.jpg
苔むした欄干、古いコンクリートは昭和36年に竣工した初代、船山橋です。
船山の「山の神」はここから更に上流、かつて2軒の人家があったうちの1軒、W家のお墓の辺りにあります。久々にお参りに行こうかと思ったのだが、WCに行きたくなったので引き返した。
船山橋.jpg
部屋に戻ったとこ.jpg
部屋に戻ったらジャン妻はまだ寝てやがる。
朝飯までまだ時間があるので渓流の露天へ。貸切状態です。
冷えたので湯へドボン.jpg
毎回毎回これだけ空いてるといいけど、それじゃぁ宿の経営が立ち行かなくなるからなぁ。複雑な気分でもある。

ええっと、ちょっとここで追記します。
船山温泉の湯の注ぎ口は2本あります。
1本は循環用、もう1本は源泉補給用です。
見てると常時、1本の管から給湯されっ放しですが、時折2本めからも供給されます。時々噴き出す2本めが源泉供給用なんです。
これは湯船の水位が下がった時に、源泉がボイラーを通って源泉補給用から補給されますが、大浴場だと水位変化のキャッチが難しいから、静山の露天、渓流の露天、二人静で試してみて下さい。どっぷり浸かりながら見てると1本だけ給湯されています。(下左写真)
ザバーッと上がったら私の体積分だけ湯が減ります。そうするともう2本めから源泉が給湯されるのが確認できますよ。(下右写真)
1本のみ給湯.jpg2本給湯.jpg
この時、硫黄の香がします。
クレソンの記事でひよこさんへのコメントお返しの為にこのネタを追記したつもりだったのですが、ちょっと落丁してたようで。ここに改めて追記致します。スミマセンでした。
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船山温泉 殆ど貸し切り状態 [船山温泉]

雨上がりの船山館.jpg
朝飯後に散歩に行こうと玄関に行ったら、お客さんの靴が3足しかなかった。うち2足は私とジャン妻のものです。
昨夜、食事処の名札は3つあった。では既に1組は朝飯早々に出立されたのかな。T館主がいないのでフロントにいた男性スタッフに聞いてみた。
この男性スタッフは先日TVに映っていた。昨年から勤務されています。1年間よく辞めずに頑張ったエライエライ、辛抱するんだよ~と思う。
「靴が3つしかないぞ」
「もう一組の方は日帰りプランだったので夜に立たれました」
「ってこたぁ、お客さんより従業員の方が数が多いんか昨夜は?」
「・・・笑」
この時点でのタイトルは、「大丈夫かよ船山温泉(仮題)」というのが脳裏に浮かんだ。
「大丈夫か?」
「今日からGWに向かってかきいれ時ですので・・・」
「・・・」
あまりTVの効果はなかったのかな。客が少ないせいか、T館主も奥に引っ込んじゃって、客との応対は男性スタッフに任せていた。

クレソンの写真を撮るべく外に出たら、駐車場も従業員のくるまの方が多いじゃぁないか。
駐車場とクレソン.jpg
ご先代(T館主のオヤジさん、四代目)が軽トラで山に上がっていく。
前に先代にお話しを伺った際、こう仰っていた。
「今の客室数は12部屋だっけ?それだと毎日満室でないと儲からないんだよね。フヒャヒャヒャヒャ(笑)」
ガラガラ(午後).jpg
ガラガラ(朝).jpgガラガラ(夜).jpg
これだけ空いている船山温泉は3.11震災直後に2連泊して以来です。
風呂でも誰ともかち合わず。「二人静」、「清水」はもちろん、大浴場の「静山」、「渓流」とも全て貸切り放題だったのです。
二人静でひとり.jpg
静山の湯露天でひとり.jpg
見上げる.jpg
おっ、生ビールが復活しているぞ。
生ビールサーバは畳廊下の奥、食事処寄りにある。その場で支払うのではなく、翌朝、まとめて会計します。
生ビール始めました.jpgビールサーバ.jpg
ジャン妻は旅館での生ビールに抵抗がある。「居酒屋は生でいいけど宿では瓶ビール」というもの。向かいあって注いだり注がれたりがいいんだとさ。
「いいじゃないか。生ビール飲もうよ」
「う~ん。。。やっぱ宿の食事は瓶ビールの方が・・・」
結局OKが出たのだがこれには条件が付随した。風呂上りに一杯飲ませろというもの。生ビールは男性スタッフが持ってきてくれた。
「中庭に出ようよ」(ジャン妻)
「雨上がりで濡れてないか?」
中庭には椅子とテーブルが3組、池に向かって置いてある。あまり利用する人はいないそうです。
チェックイン前に軽い雷雨があったので椅子が少しだけ濡れていた。生ビールを飲む傍ら池の鯉が跳ねる音がする。
飲みながら、「そういばこの間・・・」とジャン妻が話を切り出した。
「声が大きい。抑えろ」
中庭で喋ると意外と客室に響くものなのだ。ただでさえジャン妻の声はこれがオンナの声かよって思うくらいに太く響くんです。
こっちも返す声のトーンを抑える。でも今日はお客が少ないから、そんなに気にする人いないかなと思ったりする。
池を見ながら1.jpg
「生ビールは前にもやっていたんですが、あまり出ないのと、廃棄する量もバカにならなかったので・・・」(T館主)
その当時のビールサーバは駐車場脇に並んでる3つのログ(改装前の食事処で現在は倉庫)にしまってあるとか。
池を見ながら2.jpg
「いい風だね」(ジャン妻)
「・・・」
「あまりテラスに出る人っていないってTさん言ってたね」(ジャン妻)

この後、ジャン妻は夕餉のアナウンスまでず~~~~~っと寝てた。
お前は船山に寝に来てるのか?
対岸から見る船山館.jpg
おしながき.jpg
スパークリングワイン.jpg食前酒.jpg
猪鍋にもクレソンが.jpg
グツグツ.jpg
おっ!!猪鍋にオプションが付いたぞ。
ほうとう1玉(追加汁・薬味セット)・・・330円
おじや、白ご飯1人前(追加汁・薬味・生卵セット)・・・330円
釜飯をおじやにする・・・108円
この108円が如何にも8%増税分なので笑えるね。
釜飯をおじやにすることもできます。ご飯を追加するんじゃなくて追加汁(ダシ汁のことか)・薬味・生卵です。
「でもそれだと釜飯じゃなくなっちゃうんじゃない?」(ジャン妻)
私もそう思わないでもない。そういうのを好むお客さんがいたんでしょう。
私は迷わずほうとうを頼んだ。前々から、「この猪鍋でほうとう喰ってみたい」と思ってた。そういう人って私だけじゃないと思う。
最近だとヒロさんとこに「猪鍋でほうとうが喰いたい」ってコメしたらその効果が早くも現れたか?
「あのコメントは見ました。4月4日から出すようにしたんです」(T館長)
ほうとう(オプション).jpgほうとうを煮込む.jpg
ほうとうは別に難しい要求ではないし、甲州に昔からある地の素材なんだから船山だったら可能に決まってる。
甲陽軍鑑に麺子という食が出て来る。これがおそらくほうとうだと思われます。
陣中で小麦粉を練ってこねて平らたく伸ばして帯紐状に切り、ネギ、ゴボウ、三つ葉、ニラ、椎茸、山菜と併せて味噌で煮込む。信玄の頃にカボチャや白菜はないです。クレソンもない。あったら時代考証がおかしいです。
野生の鳥獣をブツ切りにして入れてたかも知れない。

ダシは昆布、あれば煮干が用いられた。それは戦場で平常心を保つのにカルシウムが必要だったからです。
何故、甲斐でほうとう、粉文化が発達したのか。
慶長3年(1598年)の検地では甲斐は22万8千石、ライバル謙信の越後は39万7千石、お隣の信濃は40万8千石、川中島より遥か後年の検地とはいえ似たような比率だったと思うが、大雑把に言うと越後は米どころ、甲州は山に囲まれ標高が高い地域が多く、米も取れたが米よりも小麦、大麦、粟、稗、黍、蕎麦など灌漑用水が必要ない雑穀が主だったのではないか。気候の影響を受けない雑穀、粉食の文化が発達した。
川中島の戦闘エネルギーは甲州軍が粉で、越後軍が米だったのではないだろうか。
信玄、勘助、飯富、山県、馬場、高坂、原、真田、小山田、穴山、皆、陣中でほうとうを喰ったに違いない。
甲州軍は信濃やその先、川中島へ攻め入ったのは、米が欲しかったからもあると思う。

船山温泉のほうとうは厨房で下茹でして持って来るので多少の時間を要します。
うどんとはまた違った感じがした。
もしかしたらうどんとは別ものかも知れない。
こういうオプション、生ビール導入は、増税で料金UPした分の見返りといえるだろうか。
私は違う気がする。今までなかっただけです。あくまで追加プランですからね。
もちろん歓迎、利用しますけど。
茹で加減を見る.jpgなかなかのコシです.jpg

さて、次の写真を見てください。岩魚に馬刺が加わった。でも岩魚の量が減ってるのがおわかりでしょう。
岩魚と馬刺とクレソン.jpg
これは私が「岩魚を減らして馬刺を加えてよ」と言ったわけではなくて、今後はこれが標準バージョンになるらしいのです。
後でT館主に聞いてみたら、「岩魚だけだと飽きるお客さんがいるから」だそうです。
でも私は岩魚薄造りを減らして馬刺を加えるより、岩魚単品で一本勝負の方がよかったな。この是非については明後日の記事で後述しますけどね。
馬刺、もちろん悪くないのよ。でもT館長には悪いが、私の場合、馬刺は会津若松、会津坂下、会津美里の方が断然いい。
次回、可能なら馬刺はパスするつもり。

これはいずれ登場するであろう地産のハム。お試し料理です。
このまま食べるにはアクが強いのでレモンをかけていただく。私はベーコン焼きにした。
試作品.jpg
ワインビーフ登場.jpgベーコンとクレソンを焼く.jpg
焼いてるところ.jpg焼いたら美味い.jpg
素揚げ.jpg
ワインビーフ、岩魚素揚げ、いつも同じものだが、同じものが出ると安心する私らです。
岩魚の素揚げに添えてある花は、今は厨房にいるベテラン、Mさん(女性)が摘んで来た花。こういうセンスも査定対象になるに違いない。
Mさんは散策中の私の傍を猛スピードで軽トラで走っていった。
「飛ばすねぇ」
「トシの割にねぇ」←これは私が言ったんじゃねぇです。Mさん本人が自虐的に言ったの。
そのMさんは熱燗お代わりの時にお顔を出されました。
岩魚素揚げ.jpg
筍と菜の花の釜飯。
実は先日、会津の知人から菜の花が山のように、ホント、山のように二袋も届いた。
家の冷蔵庫に入りきらず、茹でて茹でて冷凍して今でもストックが残っている。入りきらなかった菜の花は近所の小料理屋に「原価タダだからお通しで出してよ」・・・引き取って貰った。
その時、小料理屋のママに、「これってどーやって下ごしらえするの?」と聞かれた。
「花咲いたらもうダメだから、咲く前に全部茹でて冷凍してください」
「その後の調理方法は?」
「おひたしとか、バター炒めとか」
後日、ジャン妻が大残業後にひとりで行ったらおとおしで出たそうです。おひたし、煮びたし、バター炒めもいいけど、でめて菜の花だったら天ぷらぐらい家でやって欲しいのだがジャン妻は最近、揚げ物をやりたがらない。喰うと己が太るからである。
そしたら菜の花の炊き込みご飯ってのがあったか。
釜の蓋を開けながら、「この間家で茹でたのを思い出したわよ。それと同じ香がするワ」
ほうとうを喰っただけに釜飯喰いきれるかなと危惧したが、あっさり完食してしまった。
菜の花釜飯.jpg

夜もガラガラ。これほど人気を感じない船山温泉は初めてです。
渓流の湯、内湯の木が新しくなってた。
木が新しくなった1.jpg木が新しくなった2.jpg
夜の渓流の内湯.jpg
夜のエントランス.jpg
寝酒とおにぎり.jpg
寝酒(笹一)を飲んで21時半に寝てしまった。
翌朝目覚めたのは5時です。これはトシのせいか?
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船山温泉99の謎108 船山の自生クレソンについて [船山温泉]

雷雨の後の船山温泉館.jpg
船山温泉の料理にはクレソン(Cresson)がふんだんに使用されています。
岩魚薄造りの下にあるツマ、猪鍋の具、前菜にも。。。
岩魚と馬刺とクレソン.jpg
刺身のツマに.jpg
前菜にも.jpg
以前は駐車場から船山川に降りた河原辺りにクレソンが自生していた。この写真は宿に渡る赤い船山橋の下で2010年4月頃のもの。拡大撮影したので生えてる場所まではたどりつけなかったが。。。おそらく激流に根を洗われてるのはクレソンではないだろうか。
これってクレソン?.jpg
だが2011年の豪雨増水で船山川のクレソンは全滅、その際に起きた大森山側の地滑りで、駐車場側の湧水で栽培していたクレソンも殆どがやられた。
その後しばらく刺身のツマは大根だけだった。でも割と早い期間でクレソンは復活、載るようになったと思う。
「どうやって復活させたの?種でも撒くの?」
「僅かに残っていた根を植えたり、他からとってきて植えたんです」(T館長)
現在、船山川の河原には自生クレソンは見当たらないが、駐車場の山側の水路で自生している。この草の繁殖力は非常に強く成長も早いので、切った茎なんかも水にポンと入れておけば割と容易に発根する。それが幸いして水害後も割と早く船山の食卓に復活したように思う。
クレソン(Cresson)は外来種の草です。おそらくは明治の頃、横浜神戸辺りの外国人居留区に持ち込まれたと思われます。持ち込んだのは貿易商か宣教師さんかも知れない。
水中や湿地に生育する草です。川や池沼の浅瀬、湿原の清流などの水辺に自生し、水の底に根を張って流水に浮いています。
水辺に生えるので水生植物だと思われがちだがそうではなく、ダイコンと同じアブラナ科の植物。

クレソンは外来生物法で要注意外来生物に指定されています。(環境省のHPに載っています) 爆発的に繁殖して水路を塞いだり、もともといた希少な植物を駆使してしまうんだと。それほど大きい話題にはならないがクレソンを駆除するケースもあるという。
青々と・・・.jpg
私はクレソンはきれいな水でがないと栽培できないと思っていたが、そうでもないらしい。というのは水辺で水耕栽培をしなくても、庭が無い暮らしでもベランダや窓辺でプランター栽培することができるから。もし食べるのが目的なら水をこまめに替えること。
料理はサラダ、刺身のツマ、肉料理の付け合せ、味噌汁の具、鍋物の具、おひたし、ごま和え、天ぷら等。
では外来種のクレソンが何故、船山温泉の周囲に自生してるのだろうか。
「誰が持ち込んだの?」
「先代ですかね」
先代とは船山館主、四代目、現在のT館長のオヤジさんです。今は宿からは引退して宿周辺の大森山で山仕事をされてる。
「船山でクレソンを初めて出したのっていつ頃です?」
「う~ん・・・忘れました。でももう10年くらいは出ししていると思いますよ」
私が初めて船山温泉に行ったのは確か2006年頃だったと思うが、当時の写真を見たらクレソンなかった。その辺で採って来た青い紅葉みたいな葉で彩ってある。
岩魚薄造りと鹿.jpg
私のストックだと2009年9月、T館長の運転で船山温泉前を通る林道大森鉈取線を上流部のエンドレスまで探索したことがあって、その時の夕餉に初めてクレソンが登場しているのを確認した。湯葉刺身から顔を出している。
湯葉刺身.jpg
刺身のツマにするのは辛味があるからだろうか。それはワサビやダイコンと同じくシニグリンという抗菌性物質が含まれているからです。
「刻めば薬味にもなりますよ」(T館長)

じゃぁ何でクレソンを出すようになったのか?
「目の前でとれる食材なので新鮮だし・・・」(T館長)
ってことは原価が無料(タダ)だから?
「味ですよ。スーパーのものとは比較にならないくらいの味だと確信してますので・・・」(T館長)
えっ!!クレソンってスーパーで売ってるの?
実は恥ずかしながらクレソンを食べたのは船山温泉が初めてといっていい。もちろんそれまで何処かの外食で喰ってるかも知れないが全く意識しなかった。
スーパーでクレソン見たことないなぁ。

ここで余談ですが。。。
T館長が煮込んだ熊鍋を試食したことがある。それにはクレソンではなく春菊が大量に入っていた。
何の鍋かな-1.jpg春菊がいっぱい.jpg
この熊鍋は試作品です。お客に出せるくらいまで煮込むのに相当な時間がかかるのがわかったのでボツになったが、これを試食した時にT館長は、
「自分は肉食です。ホントの熊鍋は殆ど野菜なんて入れません。でも現代の人、お客さんはそういうわけにいかないし・・・」
私は彼のことを「野菜を喰わない人」だと思い込んでいたのである。T館長も私が葉野菜を好んで喰うのを意外に思ってるのかも知れない。
私はクレソンが無くても生きていけるけど、むしろスーパーの青菜売り場では春菊の値段と束を気にするタチなのです。でも春菊よりもクレソンの方が女性客を惹きつけるのかも知れない。

クレソンは栄養価が非常に高いそうだが私は栄養士じゃないのでここで詳しく述べませんが、ジビエ料理は肉が中心なので、血液酸化防止にもいいでしょう。
私は猪鍋に春菊が無いのがやや不満で仕方なく岩魚刺身の下からクレソンをズルズル引きずり出して猪鍋に入れていたのだが、今回は最初っから鍋にクレソンが入っていた。赤いボタン肉の下から顔を出しています。
猪鍋にもクレソンが.jpg
では何故、春菊ではなくクレソンなのか。
理由は簡単。おわかりですね。自生だからです。春菊は高いし価格が一定じゃないからね。
「クレソンって、バター、塩、こしょう、しょうゆで炒めてもおいしいですよ」(T館長)
甲州ワインビーフを焼く際に、クレソンを焼いて塩胡椒で喰ったら確かに美味かった。アブラを吸いやすいんです。

では船山温泉でのクレソンの天敵って何か?
アオムシが付いたりするがそれは新鮮な証拠でむしろ害虫には強い方だという。虫なんかよりも天敵は鹿だそうな。
駐車場脇で自生しているクレソン畑(・・・といっていいのか・・・)にはネットがかぶせてある。これは泥棒除けよりもむしろ鹿害、猿害防止の為です。
私は船山温泉近郊で動物を見たことは一度しかないが(大和峠を降りた辺りでエテ公を目撃)、まれに宿の敷地内に鹿が迷い込むらしいのだ。(猿も出ます。目撃者はりんく氏)
船山館より上流にある畑もネットで仕切られている。これも鹿、猿防止の為です。
鹿害防止.jpg
無粋な質問をしてみた。
「駐車場のクレソンって盗られたりしないの?」
「今のところそういいことは起きてはおりません。ほかの場所ですと取りに来る方はいらっしゃいますよ」(T館長)
要注意外来植物とはいえ、そこは個人の敷地内なので訪れる人のマナー、倫理に委ねたい。もっとも船山温泉って駐車場から上流の畑、裏山一帯まで広大なので、何処までが宿の敷地なのかわからないのだが・・・。

ではT館長の食卓でもクレソンは出るのだろうか?
「たまに食べますよ。でも基本的にはお客さまへの食材ですので・・・」(T館長)
駐車場とクレソン.jpg
↑ 見てくださいよ。客が少なすぎる。
大丈夫かよ船山温泉。値上げなんかするからだい。この時の様子は明日以降Upします。

今回の記事はT館長からも「当館のクレソンは自慢の食材ですのでぜひお願いします」と許可を得たので取り上げました。
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船山温泉99の謎107 消費増税に伴い値上げに踏み切る船山温泉 [船山温泉]

朝の船山館2.jpg
4月~の消費増税(5%→8%)に伴い、旅館業界・飲食店業界が価格改定に踏み切ろうとしている。
船山温泉も例外じゃぁない。2014年3月7日のお知らせにはこうある。

平成20年から現在の料金を続けてまいりましたが、重油価格や電気料金、諸経費の値上がりに伴い、ご宿泊料金の維持を保つことが残念ながら困難な状況でございます。
現在のご宿泊料金では今後の設備の改修や改善、サービスの向上などが非常に難しくなっております。そこでこれからもお客さまにご満足いただくには料金改定に踏み切るしかないと判断いたしました。とても心苦しいお願いではございますが、平成26年4月1日から料金を改定させていただきたいと思います。何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
尚、平成26年4月1日からの変更点がございます。
クレジットカードをご利用いただけるようになります。
客室はすべて禁煙とさせていただきます。喫煙のかたは、喫煙コーナーをご用意させていただきます。
今までお客さまから、お寄せいただきましたご意見、ご要望にお答えできる部分は対応していきたいと思います。
平成26年4月1日からの料金表は下記の通りでございます。
新料金表.jpg
来るべき時が来た。
私の場合、昨年2013年4月の領収書を見たら、ワインビーフヒレプランや追加でガバガバ飲んだ酒類を外すと和風ベッドルームが18,050円になっていた。
これが4月からは19,800円になるので単純計算ではおよそ9%の値上げになる。
(だからといって酒の量を減らすなんてこたぁしないぞ。)

以下は私の推測ですが。。。
5%→8%はまぁ仕方がないとしても、クレジットカード導入によりキャッシュで支払うお客さんよりカード払いのお客さんが増えるのは必定。
となると手数料がかかる。前に99の謎104でも書いたが、http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-29-3カード支払の決済手数料はバカにならない。じゃらんと提携したことにより、そっち方面へのマージンも何%か知らないがのしかかってくる。
部屋数集客数は限られている。出るものは出る。船山温泉の経費で頭痛の種なのはお湯が弱いので原油高の高騰で経費が一定でないこと、電気水道光熱費やアメニティのランニングコストがバカにならないことが挙げられる。
せめて天然温泉だったらと思うだろう。アタマが痛いに違いないが、前述の9%では足りないのではないだろうか?

私はカードは持ってないので現金決済ですが、クレジットカード導入は、「どうぞカードをお使い下さいご遠慮なく」と言っているようなもんなのでフロントでの現金収入は激減するだろうな。
私はカードを持った新規の顧客は獲得できても、これまでの常連さんが減るような気がするのです。

噂の東京マガジン、週刊誌特ダネの真相で、3月31日の深夜23時59分~4月1日午前0時に商品を購入するとどうなるのかというネタがあった。
船山温泉はその時間、フロントは営っていません。では3月31日に宿泊され、翌朝4月1日の支払いは5%なのか8%なのか?
4月1日に土産処で購入したら8%なのだろうか。
これについては、
「4月1日、午前11時に切り替える予定です」

今回の増税は、宿側にとっても、宿泊客側にとってもメリットがないのである。国が儲かるだけです。
こちらの財布も厳しいが宿も厳しい。それをなるべく出さないようにして、日頃頑張っている自分へのご褒美を楽しみましょうや。
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船山温泉99の謎106 船山のシャンプーリンスは誰がセレクトするのか? [船山温泉]

写真は2月の豪雪時と雪溶け後の船山温泉です。(T館主提供)
南部町は甲斐国、山梨県ですが静岡寄りなので、首都圏に豪雪があった時は積雪があります。
除雪後の船山館.jpg
雪の船山川.jpg
くるまも埋もれた.jpg
今日のテーマはヘアケア
宿のシャンプーリンスボディソープはT館主のセレクトだそうです。
T館主は髪が多い。
黒々としている。羨ましい限りである。
経営者は大なり小なりストレスがある筈だが白髪すらない。さては染めてるな。それはいいけど、船山温泉のヘアケア、シャンプー、リンス、ボディソープはどうやってセレクトされているのだろうか。
「私が他の宿、施設での経験で、これはいいなと思ったもの、感じたものをセレクトしています」
なのでメーカーが売り込みに来て試供品を勝手に置いてったとかそういうものではないらしい。
「仕入は浴室内のものは業者からです」
モノによっては近隣のドラッグストアで買って来ちゃった方が安い場合があるが、見たところ南部町にあるドラッグストアは旧富沢町のHACドラッグぐらいしか見当たらない。小さいので品揃えはどうかな。

ヘアケアは種類がたくさんあるが例えばパサパサをしっとりにとか、そういう髪質になると女性の意見を聞くしかない。
「女性の意見も聞きながらセレクトします。あとは植物系とかですね」
もっとも現在、船山館のスタッフの女性は少なくなっているので聞くとしたら女将さんかな。特に決まったメーカーは特にないそうである。
セレクト.jpg
やや脱線しますが、家の風呂場にいて、シャンプーボトルが殆どカラになったのに気付いた。
強くプッシュして底に僅かに残るシャンプーの塊を吸い出した。ブシュブシュブシュって鈍い音がする。
何とかその場は残りで凌いだが、オカシイな。シャンプーのストックが見当たらないぞ。アイツ(ジャン妻)は普段、何を使ってるんだろう?
風呂場から「お~い。。。」
呼びかけてみるが返答がない。シャンプーのボトル、ストックはないのか~?と聞き出そうとしたが答えが返ってこない。台所にいて聞こえないみたい。
風呂から出て訊いてみた。「シャンプーが無くなったが買ってなかったっけか?」
「アナタ専用のがあるわよ。後で入れとくから」
「俺専用の?お前はどーしてる?」
「アタシのは風呂場の入口に置いてあるもん」
「入口?」
気が付かなかったが自分のシャンプーだけ別の場所に置いてあったのである。死角になって気付かなかった。
「何で隠すんだ?何で風呂場ん中に置かないでこんなトコに置いてある?」
「いや、アナタ使わないかな~と思って。もったいないし。」
「もったいないっ??」
「だって髪ないじゃん。アタマあらうと思ってボディソープでいいでしょ?」
「!!!」
「アタシの使わないでよ。もったいないからさ。高いのよ」
「なっ!!」
[わーい(嬉しい顔)]
アナタ専用のがあるわよとホザいてるのを言い換えれば、アタシの使わないでもったいないと言ってるとしか思えんし実際そう言われた。
だがさすがに別々に置くのはヒドイと思ったのか、しばらくしたら風呂場に並べて置いてあった。

そしたら先日、ボディソープが残り僅かになったところで、
詰め替えは何処だ?」
「まだ残りあるでしょ」
「ないよ」
「あるもん。お湯で薄めて全部使って」
「だからもう使って無いんだって」
もったいないと言わんばかりであった。

静山の湯-1.jpg
渓流の湯.jpg
洗髪の話に戻しますが。。。
私だって日頃も、船山温泉でもシャンプーはともかくリンスなんか使わない。
何故使わないかって?答えは簡単。髪が無いからである。いや、全然無いわけではないんだがリンスなんか使う必要性を認めない。
だが日頃リンスを使わないでいると、船山温泉に置いてあるシャンプーとリンスとボディソープが何だかどれも同じに見えてよ~く目を凝らしてチェックせず、うっかりリンスでアタマを洗ったりしたことが何回かあった。普段、家でリンスを使わないから意識しなくなってしまったのです。

この写真は貸切「清水」のシャンプーリンスボディソープだが、ボトルだけだとどれも同じに見える。
わざわざ名札がブラ下がっているのはやはり間違える人がいるのだろうな。
私が使うもの使わないもの.jpg
リンスよりシャンプーの減りの方が早いハズです。私が言うんだから間違いない。何故かというと、職場でオバさん客に聞かれたことがあるのだが・・・
「何でリンスがあってシャンプーが無いの?」
在庫を切らしちゃったんだな。軽いクレームといっていい。
「申し訳ありません。今日の午後には入荷するんですが。シャンプーの方が多く出るんです。」
「何でさ?」
「私みたいなのはシャンプーは使ってもリンスは使いませんから」
「あらそう。ごめんなさい」
オバさん客はケタケタ笑い出した。

船山温泉には露天風呂付客室は無いが、仮にそういうのがあったとしても、露天付客質に髪が無い客が泊まったからといってリンスを撤去するわけないでしょうよ。

ヘアケアのセレクトというのは私には永劫できないのではないだろうか。
悔し紛れにT館長に「髭は洗うの?」訊いてみたら、「洗いますけど。。。ボディソープで顔と一緒です」とのことであった。
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船山温泉99の謎105 船山は何処からの自家水道水なのか [船山温泉]

確か105・・・だったと思いますが。
もし違ってたら変えます。
朝の船山館2.jpg
今はもう表示されませんが、2011.3.11の震災後、船山温泉のHP、「船山からのお知らせ」、3.25の記事にこうあった。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-22-6
~お客様よりご要望~
福島県を中心に大変なことになっております。
本日、お客様より「お水を分けて欲しい」とのお話をいただきました。
当館のお水は自家水を使用しておりますので安全です。
当館ご利用のお客様はどうぞご自由に「お水」をお持ち帰りくださいませ。
尚、容器のご用意はございませんのでご持参くださいませ。』
というものでした。

水は持って帰って構わないけど容器、ペットボトル他は持参してくださいと。船山の水を自信満々にアピールしているのにちょっと驚いた。
この記事では、船山の自家水ってのは宿の前を流れる船山川か、裏手の大森山水系から採った自然水を自家浄化槽に通してるのではないかという推測をしただけで一旦は見送っている。
昨年最後の宿泊で今更ながら気付いたのだが、215室の洗面台に「自家水道なので安心してお飲みください」と謳っていた。
自家水道ということは水道局ではないらしい。地下水か船山川の水だろうか。

実際、この地域は水が多いのである。
晴れた日の船山川だけ見てると何だか頼りなげで、これの何処が一級河川かと思わせるぐらいだが、護岸工事や堰堤工事がされる前の明治の頃、船山川は度々氾濫、決壊した。その辺りの記事は呟きⅠ、99の謎、初期の記事を見ていただきたいのですが、一昨年には雨台風・・・何号だったか忘れたが・・・裏の大森山斜面が二か所に渡って崩れ、うち一か所はクレソンを育てるエリアを押し潰した。

2011年9月の台風12号時の模様を載せます。
杉尾1号堤2.jpg
船山橋下の段1.jpg
濁流.jpg
瀑布1.jpg

駐車場から見える山の斜面に堰堤がある。
普段は水が無い沢だが、降雨量が多いとこんなになる。これが船山温泉にとってもっとも危険な沢です。
駐車場裏の堰堤1.jpg

昨年は船山記事が少なかったのだが年末に久々に取材してみた。「船山温泉の水道は自家水という触れ込みですが、何処から水を摂取しているの?」というもの。
地下から汲み上げた井戸水ではないかと思ったがそれは否定された。掘っても地下水が出るかどうかはわからないし、もしかしたら源泉と同じ温泉成分が湧き出る可能性があるかもという。飲料水にならない。
では宿の前を流れる船山川の水を取水してるかと思ったら単純にそうではなく、
「山からの絞れ水です。」(T館長)
山からの水というのは宿の立地からして裏手の大森山水系とみて間違いないだろう。宿正面にある峰ではないと思う。
そういえば私が晩秋か初冬に船山館の裏手を散策した際、坂を登りきって宿が見下ろせる辺りにこんな人工物、施設を発見した。
謎のタンク.jpg
いつかネタになるだろうと思って何気に収めたもので最初は浄化槽かと思ったのだ。でもまさか裏手の山、こんな高台に浄化槽があるわけない。船山館から上流には誰も居住していないのである。
(かつては2軒あった。※)
マンホール蓋の上には落ち葉除けのように簡易的な小さい屋根みたいなのが設置してある。これぞ船山温泉独自の上水道貯水槽であろうと確認したらやはりそうで、
「これは自家水の貯水タンクです。下からポンプアップしてタンクに貯め、落差を利用して圧をかけて全館へ回しております。」(T館長)
なるほどここは裏山で人が歩ける遊歩道の最高地に当たる。
「保健所の検査はパスしているのでご安心を」とのことであった。
実は貯水槽.jpg
3.11震災後の宿泊客にお水を分けたのはその自信に基づくもの。敷地内でイワナを育てているのもそうだが、イワナを育てる水は飲料水とは別らしい。イワナは清流にしか棲まないからね。

では何故それほど余裕で自然水が湧くのか。
船山川は大森山、御殿山系の水源を基にしている。川や支流の沢そのものの長さはそれほどでもないのだが、水源の大森山や御殿山の斜面が急だからです。
船山裏の斜面だってこんなに急ですよ。
坂から見下ろす船山館.jpg
それと地質にもよる。船山温泉は一枚岩盤の上にあるが、周辺の山々は粘板岩や凝灰岩、石灰岩系が多く脆い。そこには地下に水脈がある。水の道といってそれらは枯れることはない。
船山で水が枯れたことは過去に一度もないそうである。下水道はともかく、上水道は引く必要がないんです。

では余談。※に付随するが、かつて船山の上流には鉈取林道沿線に2軒の民家があった。そこでの上下水道はどうなっていたのだろうか。
「まず・・・下水はないですから・・・そこはご想像にお任せします(笑)。上水はやはり山の沢の水だと思います。」(T館長)
私はその2軒のうち1軒が南部町のさる場所にお住まいなのを何となく知っている。
船山上流での暮らしとはどのような生活だったのか。お話をうかがってみたいものである。
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船山温泉 [船山温泉]

今日で2013年も終わりますが、タイトルに「船山」と謳っておきながら、今年は船山温泉の記事が全然ないじゃないかと自分でも思っております。
上州に入れ込んで、船山温泉のカテゴリがちっとも増えやしない。調べてみたら、前回の宿泊記は2013年7月5日だった。梅雨の合間ですね。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/archive/c2303479205-1
宿とはリンクしていただいてるが、現在のⅡより、船山99の謎他、船山記事が多かったⅠの方をリンクし直した方がいいかも館長殿。すみません。

南部街道を左折して船山川沿いに走ってたら後続に軽自動車がくっついてきた。ミラーで見たら、初老の丸っこい女性が運転してる。如何にも狭そうな軽の車内。
「後ろにくっついてるのはTさんじゃねぇか?」
「Tさん?」
ジャン妻も振り向こうとしたが太い首が後ろに回らないみたい。Tさんとは退職された船山スタッフです。
間違いない。Tさんです。ミラーに映る軽自動車を運転するTさんは転席で車内いっぱいに膨れ上がって・・・
そうでもないな・・・お痩せになったな。
船山へ向かう道の最後の細い十字路を左折して橋の袂にくるまを停めたら、Tさんの軽は右折して船山に所縁のある明治の私塾、淇水軒学舎跡方面へ上がっていった。
(Tさんは他から嫁いで来た方なので、淇水軒学舎についてはご存じないらしい。http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-05-02-1
こっちはくるまを降りて手を振る。
Tさんの軽が止まったぞ。運転席からTさんが降りて来た。やはり少しお痩せになったようだったがお元気そうです。
こちもくるまを寄せてしばしお話しました。まだ働いているそうな。「だって働かないと私、生きていけないモン」
僅かな時間だったが久闊を叙した。
冬枯れの船山館.jpg
「会えてよかったね」(ジャン妻)
「そうだな」
Tさんと別れ、船山館へ向かう一本道のラストラン途中、前にいた男性スタッフは2人ともいるかな。どっちか辞めたりしてねぇだろうなって気になった。
「館長は厳しいからね」(ジャン妻)
駐車場に滑り込む。私らにしてはやや遅い時間、3時にチェックイン。余計な心配した男性スタッフは2人ともいた。やれやれと思う反面、この宿は女性っ気が薄れたように感じる。
「男性の方が使いやすいんだよ。女性はどうしても家庭に入るからね」(ジャン妻)

フロント前のエントランスにはパンフだけで他は何も置いてなかった。
ゴテゴテした誰かの芸術品の展覧会、品評会や、飾り立てがなくてスッキリしていた。庭が、池が、目の前の山が見える。やはり人工的なモノを置くより何もない方がいい。
すっきりしたロビー.jpg
今はこうなっている.jpg
朝のエントランス.jpg
この時期、陽が沈むのは早い。
既に初冬、薄暮に溶け込む前の船山館周辺の自然です。
船山川.jpg
大森山1.jpg
大森山2.jpg
御殿山方面.jpg
東の山々.jpg
船山館と御殿山.jpg
おや?
前に掲載した大正六年の罵倒観世音がなくなってるぞ。
馬頭観音.jpgなくなってるぞ?.jpg
誰だ削り取ったヤツは。(苦笑)

スタンド.jpg
堰堤ライトアップ.jpg
夜の館内.jpg
ジャン妻の誕生日祝いです。
男性スタッフに、「5○歳だってよ」って耳打ちする。
ワインとスパークリング.jpg
前菜~台のもの.jpg
岩魚素揚げ.jpg
土鍋になった.jpg
いつも同じ夕餉だが猪鍋が鉄鍋から土鍋になった。長年使い古した鉄鍋は錆びちゃったのかな。
後日、この鍋の写真をジャン母に見せたら、「猪肉、固いでしょ」
固いでしょったってアナタ一度、この宿に行って食べてますよ。覚えてないのかな。
「煮込めば柔らかくなるの」
「豚肉って煮込めば固くなるでしょ」
「豚肉じゃないって。猪は煮込めば柔らかくなるの」
ジャン母は一度だけ船山に来ている。この時は「猪肉は固いでしょ」以外にも、「イワナは刺身で食べれるの大丈夫?」おそるおそる未知の食材に最初は腰が引けてたが、イワナなんか一切れ喰って「美味しい!!」驚嘆していた。しまいに岩魚の薄造りをひと箸で三つくらいゴッソリさらって口に運んでた。
でもそれ一度っ切り。ジャン母は宿や温泉よりも周辺の観光を重視、宿入り時間ギリギリまで観光しまくる旅行スタイルなので俺らとは価値観が合わないのだ。何で同じ宿ばかり行くのかも理解できないみたい。
岩魚薄造り.jpg
甲州ワインビーフ.jpg
最近のHPを見たら猪鍋とは別に野菜の蒸し鍋みたいなのがあった。
私らはもう「いつものコースで」しか言わないけど、蒸し鍋は猪肉が苦手な人への配慮だと思う。蒸し鍋の具はキャベツ、ゴボウ、ブロッコリー、レンコン、里芋、プチトマト・・・。
野菜が高騰してる折、贅沢な鍋ではあるが。。。
蒸し鍋.jpg
何てヘルシーな鍋。肉は入ってないのかな??
何のタレで食べるんだろう??
「ポン酢かな。」(ジャン妻)
「マヨネーズじゃねぇの」
NANAみたい.jpg
船山ではカクテルが増えた。
コラモモ、船山クラシック、ビッグアップルだって。ノンアルコールもある。「笹一」の熱燗を好む私なんかが飲むモンじゃないが、疑問なのは。。。
「誰がシェイカー振ってるんだろ?」
「2人いる男性のどちらかじゃないの?」

TVに出た実績がある女性、Mさんが笹一の熱燗を持ってきたぞ。
「厨房にいるんですよ。○○さんがお見えになってるって聞いたので。。。」
「久しぶり。今日、来る途中でTさんに会ったの」
「何かデケぇ女が軽を車内狭そうに運転してっからTさんじゃないかって停めたらホントにTさんだった。少し痩せましたね」
もしかして船山でカクテルを作ってるのはMさんか???
「ヨカッタ、いたいた」
「会えてヨカッタね」
「クビになってないでヨカッタ」
「・・・」
これは悪い冗談であっても悪気はないので気にしないで下さいね。

静山の湯.jpg
夜の船山館.jpg

朝の船山館1.jpg
朝餉.jpg

庭の池周囲に、椅子、テーブルを置いてはみたが、あまり利用する人はいないそうである。
夏場だったら館内自販機の缶ビール飲みながら佇む人はいるかも知れない。
朝の船山館3.jpg
あまり座る人はいないらしい.jpg

冬枯れの船山。
これから年明け1月2月は船山にとって厳しいシーズンに入る。
何故かって?客が少ないからです。周辺に何があるでもなく雪景色になるわけでもない。首都圏が雪景色にならない限りこの地が雪景色になることは殆どない。2月3月に来たいのだが、年明けから春にかけて社内政変があるのでちょっと先が見えないのだ。
(それが見えてからいきなり平日でも予約すっかな。。。)
私らは年間を通して新緑の頃の船山が好きなのだが、桜の開花の頃だけは来たことがないのです。
「桜の時期は未だですよね?」(館長)
「うん。こヤツが。。。」
ジャン妻は経理なので、3月の締め~4月の本予算の関係で4月は超多忙、桜の時期だけは来れないのである。
「船山の桜は俺らが引退してからになるかな。ひとりで花見にだけでも来ようかな」

朝の船山館2.jpg
皆様、酔い・・・じゃなかった、良いトシをおトリ・・・じゃなくて、お迎えください。
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船山温泉 梅雨の合間の風景 [船山温泉]

陽が射す船山館.jpg
清水の窓を開ける.jpg
この風景こそ二人静の醍醐味.jpg
ギャラリーに違和感ある陳列物が乱立してるのを避けて、外に出てみました。
庭の端から見た風景.jpg
玄関から見た風景.jpg
杉尾~峰の山の緑と空と雲。
山々と夏空1.jpg
山々と夏空2.jpg
大森山の緑と空と雲。
すっかり夏空といっていいでしょう。

絵や書より自然風景の方が癒されます。やはり人工的な展示物はそぐわないような気がするなぁ。

まだ濁流の痕跡が残る船山川。
それでもこんな滝が。
岩場の流れ.jpg

鉈取林道1.jpg
鉈取林道2.jpg

馬頭観世音です。
前から気になってた。農耕馬か運搬馬の供養でしょう。
馬頭観音.jpg大正六年.jpg
モータリゼーションの発達普及前、物資の流通に馬が移動、運搬の手段として使われる。
この馬が急死した路傍や、村々で馬を埋葬する場に馬頭観音が祀られる。動物の供養塔としての意味合いが強い。
現代社会でも競馬場に祀られていて、レース中や厩舎で亡くなった馬などの供養を行う。廃止された地方競馬場でも敷地内にあった馬頭観音が撤去されずに残されている場合がある。撤去し難いんだと思う。
私の実家から徒歩10分圏内にも2つある。周囲は住宅地になっているのだが、そこだけポツンと取り残されたようになっていた。

ではこの馬頭観音さんには何か由来があるのだろうか。

逃げるように立ち去る.jpg傍らの畑で草を抜いてた婆さんに聞いてみた。
婆さんは私に全く気づかず、「あのっ」て声掛けたら「!!」ビクンと反応して固まった。余所者と会うことがそうそうないんだと思う。
「何ですこれ?」
「??」
作業の手を止めてこっちに歩いて来た。
「ああこれ。馬頭観音っていって馬を供養したもの」
んなこたぁわかっているんだけど。
「大正ってあるね。よくわかんないけど」
婆さんは「ヒャヒャヒャ」笑いながら逃げるようにサッサと畑に戻っていった。私は紺の作務衣姿。船山の宿泊客て知っただろうか。

前に館長から「南部氏にまつわるもの」と伺った事があるが、日付を見たら大正六年とあった。
船山川は護岸工事前の明治年間に幾度となく氾濫した。その船山川の犠牲になった馬なのかなという視点で見てみたねだが、後で確認したら大正六年には氾濫していない。
護岸工事や上流の堰堤工事で倒れた馬かもしれない。

東の方(思親山方面)は晴れているのに、西の方(御殿山)は雲行きがアヤしくなってきた。
東は晴天だが.jpg
西からアヤしい暗さに.jpg

部屋に戻ったら雷雨になった。
雷雨に.jpg

雨上がりの風景。
雨上がり.jpg
雨上がりの御殿山.jpg
渓流の湯.jpg
まずまずの天気.jpg

ジャン妻はZZZZ。。。爆睡してる。起きやしねぇ。

私は何をしてたか。重たいハードカバー本を読んでいた。
寝転がって読んでると腕が疲れてくる。
読んだ書籍.jpg活字が二段に.jpg
宿で寛ぎながら読むにはあまりに生々しい内容だった。

食事のコールが鳴る。
岩魚造り.jpg
猪鍋.jpg
煮えて来た.jpg
素揚げ.jpg銀杏と・・・.jpg
七賢二本.jpgデザートで日本酒の暴挙.jpg
ワイン.jpg
ヒレ.jpg

今回の部屋入り、食事処担当はこの日唯一の女性スタッフMさん。
昨年春に初めて会った時はガッチガチだったけど今日は落ち着いていました。

「あれ?名札が館長と同じネーミングだな。どうです?この稼業キツイ?」
「・・・」
「ヤメなさいっ」(ジャン妻)
「給料いいか訊けなかったじゃないかっ」
「アナタはこの宿では“ネット注意”なんだからっ」
要注意人物かい私は。

いつもと変わらぬ最強の定番が並ぶ。今回は白ワインと、酒は「笹一」ではなく「七賢」にしてみた。
そういえばある方から質問を受けた。
私はここ数年、甲州ワインビーフヒレプランばっかり喰ってるが、ヒレプランでなかった場合の定番は今はどうなってるんだろう。
食後、館長に訊いたら、ワインビーフ(ヒレではなくモモ)、フジザクラポーク、甲州地鶏の3点盛り合わせ?
フジザクラポークも甲州地鶏も山梨県HPに載っています。高い品質を目指して県が作った肉だと思う。
甲州地鶏は試験的に過去に一度だけ“試食”したことはあります。脂肪の少ない歯応えのある肉だった。

常、家では鶏や豚を喰ってるが牛肉は喰わなくなった。なので宿では滅多に喰わない牛肉をチョイスするが、中にはバタくさい牛肉が苦手な人もいるだろうし。こういう選択肢はあっていいと思う。
フジザクラポークは私も興味があるのでいつか喰ってみたい。どれだけの甘味旨味があるか知りたいし。

夜の帳が.jpg
船山館と満月.jpg

朝湯(静山の湯).jpg
朝飯.jpg
私の場合、朝飯バイキングは個室に入る前に、廊下で白米をよそっていく。
ジャン妻は未だこのスタイル、内容については疑問を持っていて、
「やはりパンは合わないよ」
「そりゃ合わないさ」
「パンに合うおかずないもん」
「猪のソーセージとか鹿のハムとかあればいいかもな」
何それと言う表情をされた。
「卵焼きってなかったっけ?」
「連泊すれば。震災ん時に出たぜ。でも番頭さんみたいに温泉卵に拘る人の方が多いと思うな」
サラダはパンに合うけど他がねぇ」
「味噌汁とコンソメスープをバイキングにしたらどうかな」
「・・・」
「コンソメスープの具に猪ベーコンを入れるとか」
相手にされなくなった。
「でも、パンがいい客もいるんだろうね」
すっかり夏空に.jpg
私は美術も書もわからないので芸術家さんの作品にとやかく言うわけにいかないけど、正直言ってあの場所にズラズラズラっと並べられるのは違和感があったなぁ。ジャマよ正直言って。
(氏の作品がどうこうじゃないですよ。)
芸術よりも、船山近郊の緑の山々、青い空、白い雲の方がいいや。

最後にこれを。
この山の形を見よ.jpg
これは南部氏の菩提寺、本郷寺から撮った風景ですが、船をひっくり返したような山に見えませんか。
船山の語源は、南部町史によると、府の内→船の内→船の窪み→その周辺の山→船山だという。
T館長は「山が船の形をしているという説も。。。」
この山がそうかも知れない。
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船山芸術ギャラリー [船山温泉]

このネタ、T館長はあまり載せて欲しくない感じだったが、見たままを載せます。
あくまで個人的な感想ですからね。
皆さんの意見も聞きたいのですよ。

先日、船山温泉の重厚な扉が開き、履物を脱いで、館長の出迎えを受け、視線をロビーに移したら唖然とした。
美術ギャラリーになってたのである。
美術館?.jpg
これまでみたいに廊下の一画を借りてという小さいスケールではなく、フロントの前、206号室207号室の下にあたる八角形の1/2スペースに絵がたくさんあった。
壁に架けてあるのではなく、イーゼルでズラッと並んでいる。

よく目を凝らして見たら絵ではなく書だった。永田紗戀さんという書家のものだった。
カラフルな書だなぁ。
こういう芸術はワカラン.jpg
船山温泉のHPには
『永田紗戀様の作品を展示しております。書道の世界を越えた作品を多く展示させていただいております。ぜひこの機会に「Sarenワールド」をご鑑賞ください。。。』
の後で、『作品の即売もあります。。。』
ははぁん、売れたらマージン幾らくらいするのかな。20%が相場かななんてイヤラしいことを考えたりした。
1枚幾らするんだろう。

永田紗戀=サレンとお読みするそうです。若いママの書道家。書とイラストのコラボですな。サレン女史のプロフィールやコンセプトは船山のHPやご当人のHPに譲りますが、長ったらしいアピール文章で、私みたいな無頼漢にはどうしてもハナについてしょうがないんだな。

このスペースは何もなければ重厚な黒いソファーがあったのだが私は座ったことは殆どない。スペースが100%活かされていたとは言い難い。そこを有効活用すべく展開したのは頷ける。

置いてあった黒いソファーは何処へいっちゃったんだ?と探したら畳の廊下に移っていた。「二人静」を出て、そこで缶ビールを飲みながら、目の前の自然の風景に見とれた。
畳の廊下1.jpg畳の廊下2.jpg
緑と青と白.jpg
畳の廊下の椅子に座って正面の庭や、向こう側の山の風景を見てから自分の視線を右に持ってくと、DVDやマガジンラックの向こうにサレン女史の書が視界に入る。そこは作品が乱立して外の緑が見えないのである。
時間帯によっては逆行になる。
絵・・・じゃなかった書です。黒い筆ではなく、総天然色の色彩が外の風景が遮られちゃってるんだな。
絵・・・書ですね。作品が日に焼けないようにこっちに向いてるのだが、見たくもない絵を無理に見せられてるようで何だか違和感がある。

近年、船山では書、陶器、工芸品の展示がされている。地元の南部窯から始まった。
館長は理系でそこで学んだものを旅館経営に活かされているが、美術、工芸の類への興味もあるようなので、そのうち船山窯でも作るかも知れない。(笑)
さては理系出身の館長は、自分にないもの(失礼)=文系を欲しているのかも。でも以前、ゲストのどなただったか、「船山は都会暮らしに疲れた人が癒されに来る宿」と仰ってたことがある。
その癒しの最たるものは、山中の一軒宿の周囲、四季折々の風景ではないか。
私みたいに絵に無頓着、造詣ゼロ、無関心な人や、都会のコンクリート暮らしに疲れて船山温泉に来て、都会のどこにでもある美術ギャラリーを目の当たりにしてどう感じるかなぁ。

作品数が多過ぎるのかも知れない。イーゼルでなく廊下の壁に架けるだけなら。

雑誌とDVD.jpg
私は美術にも書にも造詣は全くない。
当然、今回の作品も理解できないので、申し訳ないが窓の外の緑が見えないぞ、ジャマくさいなと思っただけなのだ。
見る人が見たらサレン女史の作品はスバラシイものなのだろう。だがそういうのに興味ある人は、廊下の壁だろうが階段の壁だろうが便所の壁だろうが何処にあろうとじっと見るものなのだ。今回はこのスペースでせっかくの緑が遮られて残念に思うのです。
美術館?その2.jpg

書道家 永田紗戀HP URL:http://www.saren.net/
期間:平成25年6月13日(木)から平成25年7月中旬まで。
(7月末までだったかも。)

私が思うにサレン女史の作品は街中で展示した方がいいのではないか。プロフィールを見たら、子育てで奮闘する若いママに訴えるものが感じられるし。
あくまで一宿泊者の私見ですので念の為。
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船山温泉99の謎 104 船山にクレジットカードが導入されるとどうなる? [船山温泉]

私は船山温泉のブレイクはひと段落したと思っている。
集客数も上限が決まっている。提供するものもそう大きな改変はないし、ある意味で完成された宿ともいえる。
その船山温泉は365日、年間共通料金を維持していて、平成20年からは目立った値段変更はない。
「他の旅館さんは値段を上げてるところも多いです」(T館長)
これはアベノミクスの影響かも知れない。物価が上がって給料が上がらないわけがないって日銀総裁さんも言っていた。
「社会保険庁さんも、一時期問題になった消えた年金の問題が一段落し、今度は年金の回収に入っているので・・・」
いずれ消費税率も上がる。アタマの痛いところではある。
あの日の船山館4.jpg
船山温泉ではクレジットカードは取り扱っていない。
私はこのトシまでクレジットカードは持ってないんです。(ジャン妻は持ってます)いつもニコニコ笑ってはいないが現金払いです。
旅館って、クレジットカードが使えないところが意外に多いそうです。(そうですというのは私は持ってないからだが・・・)
カードも、謎103で述べたようにマージン(手数料)が関わってくる。

私らの社でもカード会社と契約している現場はある。大抵、単価の高い顧客(と言っていいのかどうか)が多い現場、支店に導入されている。
経理のジャン妻にマージン幾らだって聞いたら「○%よ。うちの業界は低い」

(ジャン妻は、社員が社販で自分のカードを使うことに口あんぐりだった。
せめて1000円以上のものを買う時にせいよって思う。低単価で使用されると逆ロスになってしまうのを知ってて何故、そういう買い物をするかなって私も思った。だが、規制されていないようです。あくまでお願いでしかない。)
処理済~便利なもの.jpg←これはジャン妻のクレジットカード。
私は夏冬の賞与は殆ど全額ジャン妻に渡す。(ホントですよ。)
私の着てるシャツ、スーツ、靴とかの類は、殆ど全部、ジャン妻のカードを借りてまとめ買いしたもの。
先日は高島屋で靴を3足買った。
「お支払いは?」
「カードで」(ジャン妻)
靴屋さんのホンネはわからない。いつ入金されるのかね。
「いいなカードって」
「・・・」
「現金、持ってなくても買えるんだからな」
ジャン妻は、そうではないと言いたげな表情である。たまにジョークで、「カード貸せよ」って言うと、「アナタがカードなんて持ったら・・・」

業種によって違うそうだが、クレジットカードだと、マージンが最低3%~高額になると25%前後にもなるってホントかよ。
前記事で、満室だと34,000円×12室で408,000円、そこから旅行会社のマージン10%をマイナスした場合を例に挙げたが、クレジットを支払いに使用されるとその残額からクレジットカードのマージン、仮に同じ10%の手数料が差っ引かれると、ダブルの手数料で80,000円(△19%)近いマイナスになる。これは痛いでしょう。
カードだと、すぐには入金されないし(最長1ヶ月最短2週間かな)。

連泊したり、複数宿をハシゴしたりって場合は、ある程度の大金を所持して旅をしなくてはならないから、不安にかられる人もいるだろう。
それはわかる。特に女性。クレジットカードの方が安心は安心でしょう。まして山ん中の宿なんかにはBANKやATMなんかないし。

(時の宿すみれはカードが可能だった。
隠れ庵、飛騨路にはカードはなかった。あの地域は何処で現金引き出すんだろうか。
会津の蕎麦宿や、現在休業中の伊豆マダムの宿はどうだったかな。)

BHではクレジットカードが使用できる。使えてアタリマエともいえる。使えなきゃ利用しない人もいるだろう。
出張族は長期であればあるほど現金ではなくカード払いで済ませたいだろうし、地位が上の人は会社のカードを所持してたりするからね。
だけど、BHってのは、極端に言えば部屋を提供するだけといっていい。夜の食事は出ない(レストラン併設は意味合いが違うので除く。)
旅館は1泊2食が原則(そうでない宿もあるが)で、仲居さんがいるから、BHとは人件費が大きく異なる。BHでは、スタッフが見えるのはフロントだけでしょう。
ビジネスマンは、駅から遠いBHに優先的に宿泊しないでしょう。駅に近いBHは近隣に飲み屋や飲食店がある。旅館は朝夕の食事を出すからBHよりは人が多い。(家族経営はまた別の話になる。)
旅行会社経由プラス、カード決済だと、マージンが増大するので利益が薄くなり、なっかなか導入できないのではないか。

では船山温泉にクレジットカードが導入されたらどうなるのか。
これはあくまで私個人の意見、私見だが、まず、宿泊費は値上げになると思う。何%かわからないが、その手数料分はね。
あの日の船山館3.jpg
一つだけ策がある。
値上げしたらしたで、現金で支払ったお客さんに還元するという手がある。
カード払いのお客さんに何か還元するっていうのを聞いたことがないが、還元するとすれば、それはポイント数かも知れないし、小さい酒とか。
自分に都合のいいプランとか言わないでくれよな。単なる提案ですから。

船山に限らず、日本の旅館の殆どは、カードより現金でお願いしたいのがホンネではないだろうか。
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船山温泉99の謎 103 何故、船山はじゃらんと提携したのか? [船山温泉]

予約表(船山).jpg
今回のネタは、以前、ある大物Bloggerさんから託された課題です。
船山温泉旅行会社とは提携しないスタンスを貫いて来たハズだった。室内に置かれたブラックの案内書にも、何故、旅行会社と提携しないかが記されている。
だが、現在は、「じゃらん」、「楽天トラベル」と提携された。
じゃらん船山.jpg
「いつからです?」
「昨年の6月からです」(T館長)
「何でまた?」
「・・・新規開拓ですね」(T館長)
そうか。確かに。先日の土曜も空き室があったし、宿のHPを見るとGWはさすがに空いてないが、それ以外の土曜宿泊情報は例年より多いように思う。
2011.3.11震災以降、そういう傾向が増えたのではないか。
楽天船山.jpg
T館長に「宗旨替えしたの?」とは言わなかったが、「宿泊料金にはねあがったりしません?マージン(手数料)とかあるんですよね?」
「・・・今んところ、何とか頑張っていますが・・・」
私の質問に、T館長は苦渋の胸中を語ってくれた。

私は船山に限らず、宿側とは直にメールで直接予約しかしたことがない。なので、「じゃらん」、「楽天」とかを通して申し込むと、どういうメリットがあるのか全く知らなかった。
ポイントとか貯まるんじゃない?」(ジャン妻)
「そうなのか?」
5%とかのポイント還元があった筈。
「安く予約できるかも」
当然、そうです。今頃気付く私もどうかと思うが、じゃらんのあるプランを調べてみたら、和室タイプA、C、和風ベッドルームが少し安くなっていた。 

じゃらん、楽天、他、旅行会社を通すことで、新規の客を開拓して呼び寄せる効果が期待できる。
宿の空き室情報を開示するのは宿単体のHPより、じゃらん、楽天の方が、集客に繋がるヒット数、検索力が違うそうです。
あの日の船山館2.jpg
だが、これまで宿に直接予約していた客が、じゃらん、楽天に流れるデメリットがある。宿からするとマイナスになる。

船山史家殿は何故、じゃらんを通して予約なさらないのかと言われると窮するが、私は会員登録とかDMとかがうっとおしいので、貴殿はバカじゃないかと言われてもする気は全くないです。

旅行会社を経由されるとマージン(手数料)がかかる。この業界では常識だがこれがバカにならない。
詳しくは知らないが5%~25%もするそうです。
(求人募集に例えると、個人で応募してきた場合は手数料がかからないが、人材紹介会社を通して応募があった場合は、年収の10~20%が手数料となる)
まさか客数がそんなにない船山温泉に25%もかからないとは思うが、仮にマージン10%プラスαとしましょう。客室12室の船山温泉で一室1名17,000円だと2名で34,000円。土曜泊で満室だと34,000円×12室だから、大雑把に言って408,000円程度にしかならない。
全員がじゃらん経由で予約されたとしたら、宿側に10%のマージンがかかるので、単純計算で48,000円の減収になる。

私は旅館の粗利率は知らないがどれくらいなんだろうか。上記の数字は満室の場合ですよ。船山の先代、正美翁は、「12室だと毎日満室でないとね」って笑ってたがそれは事実らしい。だが毎日のように満室なんてあるわけないし、満室だろうと半分の入りだろうとそれなりのスタッフ数は必要だし。
小売りの世界のように薄利多売ってわけにはいかないのです。12室で収容人数も限られてるし。
あの日の船山館1.jpg
燃料の問題もある。
船山は源泉温度が低いので沸かし湯になっている。それも24時間。
「やはり一番大きい理由としては重油代と電気代の値上がりですね」(T館長)
源泉100%供給だったら館内をあそこまで作り上げなくても、純粋でコアな温泉ファンがたくさん来るだろう。館内の空間を保つ為には電気が不可欠なので、電気料金の値上げも大きい。
他にも修繕費とかがある。一昨年の大雨による土砂崩れの補修は結構な出費だったと思う。

日常的に、もっと重要な問題があった。
これはどの旅館でも利用客から必ず出る要望だが、クレジットカードです。(続く)
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船山温泉♂3人(仮題) [船山温泉]

また雨の船山館.jpg
私の日頃の行いが悪いせいか、船山温泉に行く時は雨の日が多くなった。
今回も雨だぜ。
駐車場に傘を持って迎えに来たのは男性スタッフだった。
(誰かに似ている・・・)
男性は館内にもう1人いて、フロントにはT館長もいた。「新しく2人入りました」っていう。ってぇこたぁ野郎3人ですよ。いつからか男社会になったのだろうか。
(色気がねぇな)
そしたらフロントに女性がいた。(正体は秘します)その女性が荷物を持ってくれた。前回初めて見た時はまだ館内に出て○日めとか言ってた。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-29-4
フロントに常駐するようになったってことは任されるようになったってこと。私が要注意人物の客であることも当然、承知であろうて。
展示物.jpg
ふと見ると、ロビー前、畳の廊下に美術、工芸品のギャラリーがあった。
アイアンワーク川合光・ステンドグラス河合幸江ご夫妻の作品。
ご主人は鉄、夫人はステンドガラス。
鉄とガラスの夫婦?
私はこういうのってわからない。一つ手に取ってみたがスチールだから重いんです。飾り物でしょう。キッチンの実用品の定番ともいえないし、流しに置いたら洗う際に他の食器を割りかねない。
前回は船山からすぐ近くにある南部窯の展示だったそうです。
GETU。。。天然ママの陶器を展示したらどうだろ。な~んてのが脳裏を過ったが遠いな。
地元の美術工芸品の展示は非常に結構だが、そのスペースを取られ、卵を斜めにカッティングした椅子の数が減ってしまったのは残念。
エントランス.jpg
ジャン妻は爆睡していた。
貸切「清水」を出てから夕餉の連絡があるまで目を覚まさなかった。上州から戻ってすぐ期末の〆、期初の〆に駆り出され、疲労が蓄積しているみたい。
この宿はこういう疲れた人に向いていると思う。甲斐近郊、特に東京神奈川埼玉静岡にお住まいの方で、仕事や家事に疲れた人の宿。
どなたかが仰っておられたが、ここ甲斐南部と同じような環境、失礼な表現だが、田舎にお住まいの方には向いてないかもしれない。
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雨なので探検は自粛。
それでも河原を見た。
河原は2年前の増水時の爪痕がまだ残っているが、それでも幾分、苔が生えたりして、少しずつ自然に近くなっていく。
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久々に上流にある“山の神”にお参りしたかったのだが。
(自慢にもならんが、私は船山温泉前の林道を終点までほぼ見ています。
そこまでは支線も含めてかなりの距離があるのだが、上流にはかつて2軒あった家の跡と、山の神、それ以外は何もないです。
船山温泉HPには私のこのBlogもリンクしていただいていますが、船山温泉の歴史や、船山周辺のネタは前のBlogの方が詳しいのです。)

夕餉時の対応は、駐車場に来た男性スタッフだった。勝村政信(俳優)に似てるって思った。
「武井さんは厳しい?」
固まったぞ。
「またそういうことを聞くっ。答えなくっていいですから」
給料ええんかい?とは聞けなかった。
猪鍋1.jpg猪鍋2.jpg
タケノコ刺身.jpg岩魚刺身.jpg
岩魚素揚げ.jpg甲州ワインビーフ.jpg
猪鍋は量が少なくなったような。。。あっ、これはいい意味でね。俺らもそうそうドカ喰いできなくなってきてるから。釜飯も含めて全体的にちょうどいい量だったのです。
渓流の湯(夜).jpg
朝餉のプチバイキングはすっかり定番になったようで。パンがあるのを見て嬉しそうなお客もいた。
「何をおかずにパンを食べるのかなぁ?サラダとハム?」(ジャン妻)
「猪肉のソーセージとかありゃいいのに」
「・・・」(眉をしかめるジャン妻)
「味噌汁でなくスープとだったらね」
私は茶粥や蕎麦粥は見向きもせず白飯を大盛で二杯喰ったが、白飯がいちばん多く出てるように見えた。
「これってあまったらスタッフが喰うのかな」
「う~ん、どうなんだろ」(ジャン妻)
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路傍の花.jpg
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翌朝の船山.jpg
写真は、21時過ぎに引き上げる男性スタッフの後姿。
私らの船山詣は7年くらいだが、7年も経てば人も変わる。女性は仕方がない。家庭に入るからね。(戻って来る人もういるけど)それにしても近年、男性の入れ替わりが目につく。俺が余計なことを言ったり書いたりするからいけないのかな。
T館長は翌朝、フロントにもいましたね。いっそのこと、「大将」みたいに硬派の路線にしちゃってもいいかもね。
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今回、初めて会って対応してくれた勝村政信みたいな男性スタッフに、「俺らが次回来るまでいろよ」なんて余計な台詞を言い捨てたような気がする。帰りのくるまん中でも私は「新しい野郎2人どっちが残るかなぁヘッヘッヘ(笑)」って暴言を吐いた。でもその真意は、辛くてもまぁせめて3年は辛抱しなさいって思うのさ。
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船山温泉 癒しの宿ハンター りんく氏との邂逅 [船山温泉]

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私と船山温泉は、宿で寛ぐ以外のネタ、ハプニング、サプライズが少なくない。
上流の渓谷探検、“山の神”への参拝、T館長と林道終点まで走破、かつて2家の居住者が居た跡地、無名の滝や堰堤の数々、上流にある岩盤から染み出る源泉、裏山を散策、近隣にある南部氏が滅んだ場所、穴山氏の内紛テロ伝承地、船山温泉発祥の明治の私塾、熊の足跡があった裏山、天敵ヤマビル、大森山に舞う蛍の大群、大雨や台風時の船山川増水の物凄さ、震災直後の初の連泊強行、T館長へインタビュー目的の一人旅、先代へのインタビュー、試験的に出た熊鍋、T館長の怪我、ベテランTさんの退職、会津蕎麦宿との連泊、。。。
今回の船山行も、ハプニング、サプライズが起きた。

前回7月末の船山~湯神連泊で変な燃え尽き方をして、上州の業務、居酒屋探訪、里見橋台その他の散策が多忙になっちゃって、私らにしては間が開いてしまい、11月末に業務のメドが付いて12月初旬に予約メールした。いついつ空いてますか?って。
そしたらT館長の返信のノリがヘン。
「〇〇さ―――ん、とれますよ!!!一人たびですか???(笑)」
ひとりじゃないよ。(私は過去に、館長取材で一人旅を決行したことがある。)
「何をワクワクしてるんだ?」
「アンタに会いたいんじゃないの?」(ジャン妻)
「???」
後でわかったのだが、これは私と、タイトルの氏との邂逅ハプニングのことだった。

予約確定後、Blog容量がマンタンにいなってⅡに移行して、ゲストの方々からいただいた祝辞のコメの中に、気になる箇所を見つけた。
「大変ご無沙汰しております。第Ⅱ号への移管まことにおめでとうございます。来週末1年ぶりの船山詣は河口湖ICから本栖みちで乗り込もうかと計画中・・・(略)・・・今年の〆は船山行きで終了~って予定だったのですが・・・(略)・・・来年こそは何とかその先の会津の宿へ・・・」
癒しの宿ハンター、りんく氏だった。
氏が船山へ行く週末は?なんと!!ついにバッティングしたのです。

りんく氏の「癒しの温泉~和みの宿を探せ」が更新されなくなって久しい。
温泉図鑑の様相を呈していて、巷の書店に売ってる温泉紹介ガイドなど足許にも及ばないスバラシイものだが、現在は氏の多忙で休載中。
幸い、掲示板はOPENされている。そこに集うゲストは、温泉カテゴリが狭少な私なんかとうてい適わない。過去に船山温泉、湯神、そして、山ふところの宿みやまで情報交換したことがあるが、近年は控えていた。

「りんくの旦那が来るらしいゼ」
「ふぅ~ん」(ジャン妻)
そのクセジャン妻は、
「船山に行くのに化粧しなくていい?」(ジャン妻)
「バカヤロウゥッ!!」
俺に恥をかかせるつもりかコイツ。
いつもの船山温泉.jpg
船山にチェックインしたら、2時の段階でもうT館長が出勤しているぞ。フロントにいる。
(さてはまたスタッフが足りなくなったな)
実際そうらしいのだが、T館長自らフロントでチェックインの手続きをしてくれた。翌日の会計も館長自らだった。そんなの初めてではないか。
声を潜めてT館長が言うには、「ええっと、何か私に言うことありません?」
あるさ。
「今日、○○氏が来てるでしょ?」
「いやぁ、その辺は何とも。。。」
そっちから振っといてこれだもん。固いね~。
「いいよ。後はこっちでやるから」

自分で謎がけしといて館長は核心部は絶対に明かさないのだが、実は私、事前に氏と連絡取りました。
私は過去に氏から船山調査課題を依頼されたことが2回か3回あって、その時の連絡先控が残ってたのです。当時、依頼された内容は、「何故、船山温泉の給湯口は2本あるのか?」(後述します)、「T館長が船山温泉以外で好きな宿は?」のニ課題です。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31-2
これらは前Blogの船山温泉99の謎で生かされました。
私もりんく氏が船山橋でエテ公と戯れたネタを取材し、エテ公の写真を拝借させていただいた。

T館長は私に釘を刺した。
「ダメですよ。食事処の貼紙に“ジャンキー”とか名刺貼ったりしたら。」
(ダメかねぇ)
食事処の貼紙を見たら、私の個室の隣部屋に、確かにりんく氏の本名が書いてあった。
(なんだ、隣かよ?)
ダメって言っときながらT館長はわざと隣にしたのかって思った。
ではマグネットをズラして「船山史家」の名刺を貼るか、りんく氏の個室のテーブルに名刺を置いてやろうと企んだが、館長の忠告を考えて思いとどまった。
食事中に乱入してやるか。でもそれも思いとどまった。後でそれが正解だったのを知る。私の隣の部屋の人は、りんく氏とたまたま同姓で全くの別人だったのである。
(アブネーっ!!)

部屋入りしてから1件だけ社に電話する用事があって徒歩で外出した。というのは、船山ってAuが届かないんです。
船山川に沿って下ってもなかなか電波のアンテナが立たず、結局は南部窯の先までトボトボ歩いて犬にワンワン吠えられながら電話した帰途、駐車場をジロジロ見たら○○ナンバーのくるまがあったので、「氏はもう来てるな」ってのはわかった。

氏が私に対するキーワードは、作務衣、坊主頭、あの部屋。。。
私が氏に対するキーワードは、作務衣、私より大柄、短髪、ジャン妻より遥かに細身で若い奥方。。。

2回めの入浴後、ロビーで山梨新聞を見て部屋に戻ってドアを開けようとしたら背後から声がかかった。振り向いたら大柄の作務衣姿、りんく氏と、その妻君が立ってこっちを見ていたのです。
彼らが俺の第一印象をどう見たかはワカランですよ。私は目の力を抜きました。私なりに丁寧にご挨拶したつもりですが。

廊下だと声が響くのでロビーに降りました。
お声をかけられた時ジャン妻は室内でゴロゴロ寝てたらしいのだが、私が部屋の鍵をガチャガチャ開けかけたのに閉めないでどっか行っちゃったのをいぶかしんだジャン妻は、「さては遭遇したな」、気配を感付き、渓流の湯上がりで一旦落ちた化粧をし直し、紅を付けて後から降りてきた。
(そんなこといちいち書かんでヨロシイっ!!)

限られた時間内でお話したのですが、お互いの勤務業種、何故上州に派遣されたか、秘匿理由とかから始まって、さぁ宿ネタだが、氏は私がカテゴリが少なく、船山や湯神に拘るのを当然ご存知です。私が知らない宿の話は振ってこなかったのは気を遣ってくれたんだなと。

奥様ができた方でねぇ。私は初対面でいきなり、「美味しいモン喰って泣かれるんですよね?」なんて突っ込んじゃったけど。
その奥様は行動派で、登山のベテランらしい。私が日頃上州で拝んでいるゴジラの背中みたいな妙義を「妙義は別の山に登った後でついでに登りました」に私は仰天した。ついでに登れる山なんだろうか。
私は登る気は無いが、「下に散策路があるので見上げてください」ってススメられた。

「2年ぐらいですよね」(りんく氏)
「そう、2年(上州に)行けって言われたのに1年で帰れって・・・」
今日、初めてお会いした氏ご夫妻にまでブツブツ言う私である。
「いえ、[あせあせ(飛び散る汗)]Blogをスタートしてから2年でしたよね?」(りんく氏)
「ああそのことね。そう。2年ちょっと経った。」
氏は奥方に「この方は毎日更新、Upを続けて容量はいっぱいになって、次をOPENされたんだよ」
「・・・」(奥様)
毎日更新なんてよほどのヒマ人と思われたかも知れない。もっともりんく氏は、私が毎日毎日1記事ずつ書いてUpしていると思ったフシがあるのでそのカラクリを解いてあげました。

温泉宿ネタは、少ないカテゴリの中から私が泊まった宿ばかりだったのは、氏が私に合わせてくれたのだろうと思います。
さら.jpg「あの手作りぃ~っていう料理がスバラシイですね」(りんく氏)
「マダムの飼ってる犬って見ました?」(氏の奥様)
「いや、見たことないです。」(ジャン妻)
「可愛いですよ。ちょっと太ってたけど。」(氏の奥様)
「吠え声なら聞いてるけど。犬ってコイツ(ジャン妻)と一緒でキャンキャンキャンキャンうるさいからな~」
それを無視して「あのママはボケてるようで相当やり手だと思うよ」(ジャン妻)

みやま.jpg「何回か行かれてますよね?」(りんく氏)
「2回です。コイツ(ジャン妻)はみやま、合わなかったみたい」
「えぇ~っ、なぁんでですかぁ?」(奥様)
「アタシ、あの料理、なんでこんなに地味なのかな~って(笑)」(ジャン妻)
「みやまはあの質素な料理がいいんですよ」(奥様)
「いつも脂っ濃いもんばっか喰ってるから、たまにはああいう質素なモノが喰いたくなるのかもな」

湖山荘.jpg「硫黄クサかったな~」
[わーい(嬉しい顔)]」(りんく氏)
「それと離れだと人間ドラマがないからネタに事欠くんですよ。宿のスタッフともすれ違いたいしね。」




湯神.jpg意外にも氏は未だ未訪だった。
「来年こそは自分も行ってみたいんですが。」(りんく氏)
まぁこの宿は、氏の欲する基準は殆ど満たしてると思いますよ。





尚文.jpg「まだ転勤先では温泉に行かれてないんですよね?」(りんく氏)
「コイツ(ジャン妻)は先日、岸〇に行きましたよ」
「どうでした?」
「昔ながらの・・・」以下、忘れた。
「尚文とか」(りんく氏)
ああ、行ったなぁ。久々に思い出した。


「船山に何回くらい来られてるんですか?」(りんく氏)
「いや~、憶えてない。年に4回ペースだったのが転勤したら1回減っちゃった」
「一人で泊まったこともありましたよね?」(りんく氏)
「うん。でも一人で泊まるって食事の量が少ないのよ。いっつもコイツ(ジャン妻)が喰えない分まで俺が料理を平らげてるから、一人だとジャン妻の分がないでしょう。一人分しかなかったからモノ足りなかったね。夜食のお握りもホント1個だけだったしさぁ(爆笑)。まぁ宿に文句言う筋合いじゃないけどね。。。りんくさんは年に一度くらい?」
「そうですね。間を開けないと感動が薄れるんで」(りんく氏)
それが正解かもしれない。
「金とヒマの使い方を間違えたかもね俺?」[わーい(嬉しい顔)]

4人で話してたら、背後から「いらっしゃいませぇ」蚊のなくような声で、おそるおそるといった感でT館長の声がかかった。
こっちはりんく氏にヒソヒソ話。「珍しいです。こんな明るい時間から館長が表に出てるのは」
りんく氏も仰ってたが、「番頭さんを作らないと・・・」(りんく氏)
「私もそう思います。館長以外に宿の顔がねぇ。そういえば・・・」
男性スタッフが見えないのだ。これまで通常、見かけるか、すれ違ったりするのだが。T館長自らフロントに立ってるところをみると。。。

今日から夜にデビューする女性スタッフが通りかかる。この女性は夕食時に降りてったら、いらっしゃいませのお稽古をしていた。
「あの女性はね。。。」(ジャン妻)
「えっ!!そうなんですか!!」(奥様)
この内容は内緒です。
りんく氏の奥方は、前にいたベテランのTさんを探してる。
「お辞めになったんです。春にね」(ジャン妻)
「!!!」
ここでは書けない話もあるのだウッシッシ(笑)。ジャン妻まで声のトーンが落ちた。
処理済~りんく氏&奥様&ジャン妻.jpg処理済~作務衣の二人と奥様.jpg

部屋に戻ってから、「デカいな彼」(私)
「うん。存在感あるね。真面目だね」(ジャン妻)
悪かったな不真面目で。
彼らは彼らで今頃、部屋で俺らの感想でも話してるんだろうか。
イワナ薄造り.jpg
猪鍋.jpg
蒟蒻刺身.jpgこの器はいいです.jpg
ワインビーフヒレ.jpg
手打ち蕎麦.jpg蒟蒻を焼いてみた.jpg
食事処を対応したのはNさんという若手。
「館主からの・・・」
「カンシュぅ?」
「・・・」
「看守って呼んでるの?刑務所かここは?」
「ハイ。お客様の前では・・・」
「看守じゃなくて館主でしょ」(ジャン妻)
「何かエラそうだね。オイ、家に戻ったら俺を館主って呼ぶように」
「・・・???」
ジャン妻はアンタバカじゃないのといった表情である。
夜、その館主殿と、女性従業員への注意の仕方について相談にのって貰った。これも内容は書けません。
夜の船山1.jpg
夜の船山2.jpg

朝餉の煮物が変わった。サラダにハムが載ってた。
サラダにハムが、煮物も変わった.jpgヒラキ.jpg
何か変わったような気がする。板前さんかなぁ。

ええっと、書けない話が多い今回の船山旅の中から書ける話をしましょうか。過去にりんく氏から依頼された件を思い出し、翌朝に改めて給湯口に着目してみた。
過去記事を掘り出して恐縮ですが、氏は当時、「湯口から注がれる湯って2本の管がありますが、①湯温の違う源泉をそれぞれの管から投入しているのか、②一方は源泉そのもの、もう一方は循環した湯を混合して投入しているのか」
氏は鋭いところに着眼したものである。湯に疎い私は言われるまで気付かなかった。

船山はどの湯にも2本あって1本は循環用、もう1本は源泉補給用です。なので氏への回答は②。
見てると常時1本の管から給湯されていて、時折、2本めから供給されるように見える。この時折タイミングを見て噴出す2本めが源泉供給用です。湯船の水位が下がった時に、源泉がボイラーを通って源泉補給用から補給されるのです。

大浴場だと変化のキャッチが難しいから、静山の露天、渓流の露天、二人静で試してみて下さい。どっぷり浸かりながら見てると1本だけ給湯されています。(下左写真)
ザバーッと上がって見て下さい。アナタの体の分だけ湯が減りますよね。そうするともう2本めから給湯されるのが確認できますよ。(下右写真)
1本のみ給湯.jpg2本給湯.jpg
だが、船山の補給用ボイラーの性能では、低い源泉温度15.7度だったか17.5℃だったかを一気に40度まで上げられないので多少は温めの湯が補給される。
すると湯船の温度が下がるので、循環用ボイラーが働いて温度を調整するという。
この下がった水位をキャッチするセンサや、温度センサが何処にあるのかが私は未だにわからない。何処かにあるんだとは思うが、探していじくって壊してたらマズイしな。
何処のメーカーのシステムかもわからない。
それより循環用のパイプにも常に15.7度の源泉を足していて常時ボイラーが温めているので燃費は悪く、原油価格の高騰が痛いのだ。
雨に煙る翌朝.jpg
私は船山での目覚めは早いのだが、朝、雨になってたので散策は中止。
朝飯後にひと眠りして目覚めたら10時過ぎで、215室の窓から庭を見たらりんく氏の奥方がこっちに手を振ってるぞ。こっちのだらしない服装が見えたりしなかったかな。
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私は失礼ながら、りんく氏って緩いキャラ、軽いキャラかと思っていたのだが、いい意味で重量感、存在感があって、固く真面目で、ソフトだけどどっしりした人だったと思います。固いのは氏の本業に繋がるのだが、仰る内容も私みたいに変にヒネったりしないのだ。
「りんくさんのやってる仕事はキツイよ。私心があったらできないよ」(ジャン妻)
ジャン妻は氏の仕事に共有する部分があるのです。しきりに心配していた。でも氏なら打ち勝つだろう。

りんく氏は東北被災地の復興にも携わっておられる。かなり長い期間、派遣されていたらしい。いいとこ会津までの私とは違う。
現在も多忙で、とても平日にPCに向かえないそうです。いつかは復活して欲しいが。

チェックアウト時には、りんく氏のおっ母さんともお引き合わせしていただいた。氏が俺をどういう関係で紹介したかはワカランですけどね。
奥様ともどもお気遣いをいただいた。いい奥様でウラヤマしい限り。

ブシツケな話し方で失礼しました。氏の今後のご活躍を祈ります。奥方の登山が安全でありますように。またお会いできる日までお元気でね。
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追伸:私はりんく氏からある課題を提示されている。これは館長にとって痛いネタかも知れない。
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