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ハシゴ [居酒屋]

2℃.jpg
12月の最終金曜日、世間では官庁を含めて御用納めの日です。行政廻りを担当する私も実質的には今日で本業務は終わったといっていい。
都内の酒場は今宵が最後の盛況日で混むであろうと。どーせ年度末は家でロクな家食が出ないので、ジャン妻を誘って今年1年の締めの夫婦の(会社夫婦)忘年会を2人でやろうと。
「今年の締めは高崎で」
ジャン妻はちょっとだけ呆れた。
「何で高崎でやるのさ」、
「都内は何処も今日が最後で混んでるからさ」
「・・・」
ジャン妻は、そんな無理くり取って付けたようなこじつけをという表情だが、自分が未だ行ってない和が家、まる飛に興味があるみたいです。和が家だと高崎から信越線や関越バスの本数が少なく20時以降だとちょっと厳しいので、まる飛を20:30に予約した。
ドーミイン.jpg
ジャン妻がひと足遅れて19:30にやってきた。お腹空いてるみたい。予定より早めだがまる飛に電話した。
この店はマスターが必ず出るんです。
「20:30の予定だけど前倒しして20:00でもいい?」
「ええっと、大丈夫ですけど。ちょうど混んでいるお時間なのでお料理お待たせしちゃってもいいですか?」
「ダメ」
「えっ・・・」
しばし沈黙、間が合って、
「が、頑張りますぅ。。。」
「うん。20時過ぎに行くから」
まる飛.jpg
「ダメって・・・ヒドい客ねぇ」(ジャン妻)
「お待たせしていいですかぁなんて客に甘えちゃダメだよ。」
行ってみたらそれほど待たなかった。店内満席だったがほうどカウンターのド真ん前が空いていたので入れ替わったいいタイミングだったんだと思う。
2階の個室は宴会客で埋まっており、1階の小上がりも予約客が入れ替わって入って来て、後から着たお客を数組、お断りしてましたね。
お品書1.jpg
お品書き2.jpg
最初の膳.jpg
巻き貝.jpg
燻製ポテサラがヤマになってたのは残念ですが、燻製コロッケ。
燻製コロッケ.jpg
鯖棒寿司.jpg
鯖の棒寿司
「デカっ!!」(ジャン妻)
「だから半分に切ってあるんだろ。」
「前にアナタ食べなかったっけ?そん時もこんなにあった?」
「いや、その時は2つだけでおそらく大将の気持ちで出してくれたんじゃないかな。真ん中を切ってなかったし、俺に口でもひとくちで入るかどうかギリギリだったもん。」
並べてみた.jpg
燻製ピザ。載っている赤いのは明太子です。円周方向にもカットが入ってるので食べやすいです。
燻製ピザ.jpg
こしょう鯛のお造り。
こしょう鯛刺身.jpg
蕪の柚子塩昆布
蕪の柚子塩昆布.jpg
厚焼き玉子。
厚焼き玉子.jpg
なめろう海苔巻き.jpg
4杯目.jpg
どれも美味しいねぇ。それでいて勘定が高くないの。ジャン妻と2人で生ビール3杯、日本酒4合で、8千円以下でクリアしたのだ。お勘定間違っとりゃせんか?
ただ、ジャン妻は「美味しいね」とは言いながらも、
「七のようにヒネリが欲しくもあるね。」
それは料理のタイプがちょっと違うから好みの問題だが、
「ビールのジョッキは凍らさなくてもいいけど冷やしとくべきだよ。それと横でお皿を洗う音が大き過ぎない?」
厳しいね。カウンター右端に洗い場があって、ガチャガチャ大きい音を立てて興を削いだな。大将も小声で叱ってましたけどね。
この店で使う器はデカい皿というか、ゴツくて重たい皿が多いのです。鯖の棒寿司を載せた皿なんか厚さが2cm~3cmくらいあって殆ど凶器みたいでしたよ。これでブン撲ったら大怪我するなって思ったモン。だから洗うのもタイヘンそうだった。
松の司.jpg
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飛び魚をモチーフにしたこの店は気合が入っていて、
「31日と元旦だけ休んで2日から営業します」
「その間、市場も休みなんじゃないの?もしかして肉が中心になるとか?」
「それもいいですね。そこを見越して寝かせておける魚を仕入れておこうかと」
寝かせておける魚?昆布締めとかかな。

うさこのCafe。
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処理済~ふりむくうさ子.jpg処理済~フムフムと頷くうさ子.jpg
処理済~何を想ううさ子.jpg処理済~笑顔のうさ子.jpg
うさこは鼻の穴を広げ、耳をピンと立て、両手を揃えて前に曲げて、うさぎのようにピョンと跳ねあがりながら、「聞いてください聞いください」
何を嬉々としとるか。またまた移転先が変わったそうです。春からは移転先でCafeを併設したある箱物になる。
ヘタっぴな地図を描いて貰った。
いよいよ来年度、大勝負に挑むうさこはひとりではない。今は昼番の相棒がいる。今夜はいなかった。
ニンジンのなます.jpg
柚子ジンジャー.jpg
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「何処かで見たことあるねあの人形。。。」
「さらの木に置いてあるヤツじゃないかな」
何処かで見たような.jpg
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ここで腰を据えて飲んでもよかったのだが、もう1軒行きたい店がある。私らが上州を去る前、一期一会の歓送迎会を開催してくれたこの店へ。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-20
この店で.jpg
この店はランチ営業(蕎麦)のみですが、夜は週2日だけ会員制なのです。
この記事で再会しました。↓
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-09
ジャン妻は路傍でママとバッタリ出くわしたことはありますが、店に入ったのは2年ぶりです。
処理済~アニさん.jpg処理済~ミドルたち.jpg
あの時のメンバーが皆揃っていた。一期一会の私らを迎えて送り出してくれた人たち。私が最も若いんです。
その一人が何と、上大類町のラーメン屋の出前要員だったのです。
赤いテント.jpg
「来たよね?五目タンメン食べてたでしょ」
「やっぱり?何処かで見たなって思ったの。ヘルメット被ってさ。」
「この人のラーメン屋に行ったの?」(ママ)
「2回行きました。高崎ICに向かう途中でね。角上に行く際の裏道だったので店の前は通ってたんですが。食べたのは今年になって初めて」
「どーでした?」
「何か、荒っぽい店ですね」
「うん。ゴニョゴニョゴニョ。。。」
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ホテルへ戻ったのは0時過ぎ。
だが明日もある。明日の夜はこっちの従業員、娘っ子たちが待っているのだ。
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月輪 [居酒屋]

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この店は公道に面していません。マンションの1階奥にあります。
「何だか高そうで。。。」
「敷居が高そうで。。。」
知らない人からそういう声を幾つか耳にしましたが全然そんなことないですっ。
この店の何処が敷居が高いのか。確かに入り難いかもですが、天然でホッコリしたママがお迎えしてくれますよ。
(ボケママの店とも呼んでおります。)
誘う灯り.jpg
マンションの奥にある.jpg
「アラ」
「どーも」
「お久しぶり」
「ですね」
「〇〇レさんの帰りですか?」
「〇〇レ?」
何故他所様の店が出る。〇〇レはいいものを出す店だが、在住中に夫婦喧嘩の仲裁に入ってから行かなくなっちゃったんだよね。
「ここに来る途中、前を通ったけど満席でしたよ」
「ウチはサッパリです」
そうでもないじゃない。カウンターに私を入れて4人ならこの店とママにとっては満席じゃないの?(笑)
変わらぬカウンター.jpg
ビール1.jpg
ビール2.jpg
肉ジャガか。。。
1軒めの群馬八幡のお通しと被ったか。ここの肉ジャガは箸をひと刺ししたらたちまち崩れしてしまった。
こんなに煮崩れする肉ジャガも珍しいな。2~3回箸でつついただけで肉ジャガの原型を呈していなかった。
やや崩れやすい肉ジャガ.jpg
東京どうですか?」
(どうですかって、東京は東京だろうがよ)
「高崎帰って来たいですか?」
(まぁね)
「じゃぁこっちにマンション買っちゃてください」
(その資金はどっから出て来るんだよっ)
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「熱燗、緑川だっけかこの店?」
「熱くしますか?ぬるくしますか?」
この辺りがママの天然なところで、熱燗っていったら熱燗なの。ぬる燗って言ってないじゃん。(苦笑)
「熱くしてよ。外は寒いからね」
「そうですか。外は寒いですか。でも先日まで暑くて暑くて。アタシ熱中症になったのかって思うくらいに暑かったんですよ」
「熱中症?」
「そう思ってたら急に寒くなっちゃって」
「???」
ワケがわからなくなってきたよ。毎回毎回こんな調子ですからね。で、熱燗が来て、
「お熱くないですか?」
「お熱く?」
「アラヤダ」
おでんと熱燗.jpg
「おでんある?」
「ございます」
(薄味だねぇ。)
「味、薄いですか?」
薄いよって言うと、醤油でも出してきそうだから。
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「奥様お元気ですか?」
(元気だけど。)
「お二人で高崎に住んじゃえばいいのに」
(そういう訳にはいかないんですよっ)
店内.jpg
3700円だった。私は5千円札一枚渡した。
「ええっと、お釣り幾ら渡せばいいんですかね?」
「・・・」
5千円札1枚と500円玉1枚と100円玉2枚渡しても計算できないんじゃないか?あっ、この程度の計算で電卓を叩いてる。
「間違えるといけませんからね」
「・・・」
どう間違えるというのか。
その後、ジャン妻と2人でも行ったんですが、行ったらママは宴会客を帰した後で体力知力が尽きたらしく、疲れてましたね。会えたからいいやって思い、お通しだけと1杯ずつ飲んで出てきちゃいました。
処理済~その後ジャン妻と行った時1.jpgその後ジャン妻と行った時2.jpg
熱燗と煮物.jpg
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和が家に帰ろ [居酒屋]

剣崎の坂を上がると.jpg
あら町銀行前から1時間に1本しかない室田方面のバスで飲みに行く。
下りたバス停は剣崎。八幡方面からも合流するT字路で、割とくるまの走行数が多いところです。コンビニの脇から対向車のライトに照らされながら八幡方面へS時カーヴの坂を上がると灯りが見えてくる。
和が家2.jpg
和が家4.jpg
「傘は見つかりましたか?」
ああ、傘ね。そういうことがあったね。群馬県全体が凄まじい雷雨の夜、ママに八幡駅まで送って貰い、ホームに入ったら傘が無いのに気付いた。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-06
「傘見つからない」
「アラ?あの後くるまの中もお店の中も傘が無かったんだけど」
「いいよいいよ。そんな高い傘じゃないですから」
私はその後9月に1回来て、ヘンな爺さんにカラまれたんだが、その時はママいなかったので確認できなかったの。
でもその日、私はホントは傘を持っていなかったんじゃないだろかと思うのだ。

メニューが新しくなったね。
カレーピザなんってのもあるぞ。でもこの日、私は安中市の104という洋食屋でカレーを喰ったのでパス。
メニュー1.jpg
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キレイに撮れてますが.jpg
この店はカウンターが一枚板ではなく上記写真のように食い違いになっています。左から3席、そこから厨房側に食い込んで3席です。私は左カウンターと右カウンターと呼んでいます。
何でこんな造りにしたのか。どうも開業前の状態をそのまんま借りたらしいですね。前は焼きだか揚げまんじゅう屋さんだったとか。テーブル席のスペースもあるから喫茶店も兼ねてたのかも知れない。
私はいつもいちばん左カウンターの左端(壁側)にだらしなくもたれて座るんだけど、そこに先客さんがいたので右カウンターの真ん中にいたのね。しばらくしたら左カウンター壁際にいた先客さんがお勘定して出てかれた。
この店はTVが右上にある。左カウンターの右端でTVを見ながら飲んでた方が、
「煙草吸ってもいいですか?」
「どーぞ。俺はそっち(左端)に移るから」
これは正解だった。こういうカウンターの構造でお客はTVに目をやりながら喫煙するから、左端ほど煙が流れてこないんです。
もっともこの店、カウンターのド真ん前に焼き場、揚げ場、煮炊き場がL字型に配してるので換気はいいです。
左カウンターに席を移ったら、
「ここでいいのに」
「いやいや、ここは地元の濃いキャラの常連さんの席でしょ」
濃いキャラだけ余計だったかな。この店のお客さんはフレンドリーでいいtちゃぁいいけど。その雰囲気、空気に入っていけるかがネックです。
私は入っていけるように、融け込めるようになったの。
前はそうじゃなかった。私はカウンターでブス~ッとして飲み喰いして、隣りへも周囲へも構わないでくれオーラを出してたんだけど、群馬に来てから変わった。(と思う。)
何故だろう?
群馬の人柄もそうだけど、街や店に人がいないからかな。東京横浜なんか人だらけだから知らない者同士って展開にはまずならないモンな。
「そのカッコじゃね」(ジャン妻)
「・・・」
「その人相風体じゃね」
「・・・」
そういう問題ではない。それだったら俺は何処に行っても一緒じゃんか。東京や神奈川の店で話し話しかけられの展開になったことはまずない。(上大岡はたまにあります。)
和が家に来ると、誰かしら地元の常連さんに話しかけられるんだけど、隣の男性に、「高崎からわざわざ来られてるんですか?」、そう言われましたから。ここも高崎市なんだけどね。
そしたら打ち解けて、私の身上書、海が無いから新潟か茨城まで行って魚を釣ったとか、この辺の食文化とか、天気がいきなり変わるけど榛名や妙義の山の線によって雨が降る地域とそうでない地域があって・・・とか。
私は群馬に来てからそういうさり気ない会話に対応できるようになった。でも私から話しかけたことってないんです。大抵は向こうから話しかけられますね。群馬の人って余所者のお客さんが珍しいのかもね。わざわざ群馬に来てるっていうので歓迎されるんだと思う。
お通しアンコール.jpgギンナンと熱燗.jpg
ギンナン.jpg肉ジャガ.jpg
「最近聞いた話なんですが。。。」(大将)
「何です?」
「最近の若い子って、メイクのノリが悪いからっていう理由で会社を休んだりするそうで。。。」
「そんな理由で?」
そういう事例があったらしい。
「それって若い子?ある程度トシがいったオバさん・・・(失礼)・・・じゃなくって」
「そうなんです。二十代の若い子だって・・・」
「ウチにはさすがにそういう子はいないな。ただ、くるま通勤だから、ノーメイクで眉すら描いて来ないヤツはいるね。夏なんか朝起きてそのまんま下着の上に〇衣を纏ってくるま運転して来るヤツがいた」
「イマドキの子ってそういうのを注意したり強制的に動かそうとすると、やれパワハラだ、労基に相談するってなるんでしょうね。そういうのばっかり覚えてないで仕事覚えろって。」
「メイクというか、お前ホントに化粧してんのか?ってのはいますよウチに。メイクしろよって言ったら、誰も見てないですよって口答えされたからね。俺が見てるから注意してんのにさ。東京横浜にはそういうのはいないな」
「何でです?」
「電車通勤だから」
「ああ、そうですね。こっちはくるまが無いとね」
「電車通勤だと人に見られるからメイクも着る服も意識するんですよ。くるま通勤だったら来る途中で誰からも見られないからね」
その眉を描いて来ない態度の悪いヤンキー娘が、
「何で〇〇さんいつもひとりで飲むの?寂しくない?」
〇〇は私のことね。大きなお世話だっつーの。
「いいの。俺はひとりで飲むのが好きなの。でも最初はひとりでも後でひとりじゃなくなってるな」
「???」
「アタシとガールズバー行こうよ」
「ガールズバー?」
お前とかよ。もちろん遠慮しましたよ。まだまだ若いから賑やかな飲みが好きで、私みたいなひとり呑みが理解できないんだろうな。
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竹輪磯辺揚げ.jpg
竹輪の磯辺揚げ。。。
早いです。この店の料理は決して多くないけどお造りより揚げ物の方が早いね。揚げ油にいきなりボチャンと落としてサッと揚げしてたから常時油温がキープされてるのかも。揚げ饅頭屋を居抜で借りたのも頷けるというもの。
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サヨリです。お造りは若干、時間がかかるね。奥の厨房でさばいているからかな。
これも揚げて貰いました。
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焼き場、揚げ場、煮炊き場がL字型に繋がっていて、大将が左右にスライドするだけの調理動線なんです。火を通す料理の方が早いような気がする。
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「年末はいつまでです?」
「年末年始営りますよ。お正月も。来てください」(ママ)
「元旦も?」
そんなに頑張ってどーするんだ?年末年始なんかこの店、地元の濃い常連さんで貸切状態になるんじゃないか。試に見てみたい気もするが、フレンドリーシップを通り越して凄いことになってそうだな。
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最初は一人呑みでも、いつの間にかひとりじゃなくなってる。隣の男性と握手して店を出ました。
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ボヤきボヤかれた夜 [居酒屋]

公用で武州と上州の支店行政に全て廻ることになり、〇長に1泊2日で出張申請したらアッサリ許可が出た。
ここが大事です。〇長は私に1泊2日をOKしたんです。でも、朝9時から現地で動かないとやや時間的にギリギリなので自費で前夜入りした。2泊ですね。遅い時間に高崎入りしてまる飛に行った。(昨日の記事)
翌朝、現場に出向いた日の夕方、女性店長・・・(仮にEとしておきます。過去に登場しています)・・・が私に言うには、
「今日って夜に店長会議でその後忘年会だよ。来るの?」
「???」
泊まるんでしょ?」
「うん。今回は宿泊OKが出た」
「だったら出たら?東京からは〇長と〇務が来るって言ってたけど・・・」
「???」
その会議は、私がこっちに住んでた平成24年と、東京から定期的にこっちに来てた平成25年は私が手配していたんです。会議室の予約とか各支店参加者への連絡とか会場費の支払とかもね。今はその役は東京の誰かかこっちの誰かがやっているみたいだが。。。
会議はともかくも、忘年会?
俺は憮然とした。
「聞いてねぇ」
「来ればいいじゃん。アタシがバラしてあげるよ」
「バラす??・・・」
「1人くらい何とかなるんじゃないの?平気だよ~」
Eはお喋りなんです。もちろんEは私への気遣い、好意で言ってくれてはいる。本社のおエライさんの隣になるくらいなら、気心知れた私が近くにいた方が気楽だし、固い空気が薄まるのでしょうよ。
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「場所は〇〇だって」
「〇〇って俺が泊まるドーミインの前の通りの店じゃないか」
「ああそうかな。田町から~下ってきてぇ。連雀よりちょっと駅寄りにある店だよ。。。」
「俺は止めとく」
「何でさ?」
「呼ばれてもいないのにノコノコ行けるか。俺は行かない」
プライド優先にした私はEに口止めした。Eは何でそんなことに拘るの?と怪訝そうな表情で、じと~っと私を見てる。
だけど気配りが無いというかイヤな野郎だな〇長は。俺の出張申請見て印鑑押したじゃないか。社内のボードに行き先だって書いてあるんだぜ。俺が宿泊するのは明白なのにさ。そういう無神経さが多々あるんだよ。なるべくその辺で会わないようにすっか。
だが待てよ。こっちは出張申請して来てるんだぜ。何でコソコソする必要があるんだ。ニアミスでもバッタリと出っくわしてもいいから堂々としてりゃいいんだ。
開き直って街に繰り出した。
蒼白い灯2.jpg
最初の膳.jpg
「昨夜、混んでましたよね?」
「昨夜は。。。」
「外から覗いたらカウンターに4人くらいいて、座敷の前にも履物があったけど」
(なので私は通町のまる飛へ行った。)
「ああ、そうそう。昨夜は満席だったんですよ」
(かなり思い出すのに時間を要してたが大丈夫かな?)
「カウンターも座敷も全部埋まってたし。で、今夜はこんな(ガラガラ)でしょ。もうちょっと毎日のように均等に来て下さればいいんだけどさ。消費税率が上がってからサッパリですね。魚なんか軒並み仕入れ価格が上がりましたから。すると出す側も多少は(値段)上げなきゃならないし」
大将のボヤきが始まったぞ。
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お品書き1.jpg
「キンメあります?」
「ございますが、脂のノリがイマイチですよ」
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そうでもないじゃない。
イマイチどころか凄いアブラのノリであった。ワサビ足りなかったくらい。
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「昨日は混んだけど、普段はお客さんサッパリです」
「月イチの定例宴会のお客さん、まだ来てるんでしょ?」
「ハイそれは助かってます。企業さんメーカーさんの接待みたいなのが減ったんですが、その宴会のお客さんは何しろ短い時間でたくさんお酒を飲んで下さるので。でも定例のご宴会のお客さんって、少しは前と変わったものもお出ししなきゃならないんですよ。」
「同じものじゃダメなの?ここへ来ると必ずこれが食べられるってのがあるじゃない。今日のキンメとか。まぁキンメはない時もあるけど。そういう店って強いのでは?」
「そう言ってくださるお客さんばかりじゃないですから。何か前より変わったものがないと来てくれなくなったりもするんです。今日のキンメもイマイチ納得いかないんですよね。どうですか?」
「そう?脂のってて美味いけど。だって私がキンメの刺身なんて喰えるのってこの店ぐらいですよ」
[わーい(嬉しい顔)]
「こっち(東京)でもキンメがあると食べますけど、やっぱ脂のノリがイマイチなんだよな。やはり群馬のキンメはサイコー」
[わーい(嬉しい顔)]
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「身体が動かなかったり。身体が動いてるつもりでも実際動いてなかったり。やろうと最初に思ったことがアタマん中で忘れてたり・・・」
「焼いてた穴子をパーにしたり、その日仕入れたものが全部ダメになったり、痛いですよ」
「こっちはこの子らに(傍らのYさんを横目で見る)介護して貰ってるようなモンだから」
2人いた女性スタッフのうち1人が療養中で、もう1人が、「毎日働いてます」
そりゃタイヘンだな。入院~療養中なのはもう1人のしっかりした方で今日いるもう1人は天然なんです。
「何しろ彼女1人だけだといろんな意味でタイヘンです。でもこっちは助けて貰う立場だし。労働組合が強いからウチは・・・」
「だったら時給上げてぇ~~~」(Yさん)
途端に大将は黙っちゃった。
「・・・」
「前は17時に入ってた時は簡単なまかないが出てたんですよ。でも今は18時からでいいよってなっちゃってまかないも出なくなっちゃったしさ~。この店締めて家に帰って遅い時間に食べると身体に悪いからこの店に入る日は朝昼2食なんですよ~」(Yさん)
「・・・」
「1日の時間数減っちゃって~、時給も少し下がっちゃって~」(Yさん)
「・・・」
「上げてぇ~」
「・・・」
Yさん.jpg
「お通しででたシラスおろし、まだあります?」
「ございますよ。いきます?お~い、シラスおろし。多めに盛ってあげて」
「じゃぁキンメと同じ値段(1200円)で・・・」
シラスおろし.jpg
「胡麻の香りがする」
「そう。サッとゴマ油で炒めてあるんです。前はカリカリになるまで炒めてたんですが」
「フライパンにこびりついたりしないの?」
「サッと。ホントにすぐ引き上げて油を切って冷やすんです」
西京焼&群馬泉.jpg
西京焼.jpg
蒼白い灯1.jpg
ボヤキはまだ続く。
「日曜も予約が入っちゃって。七五三の後のお祝いだったかな。そういうのを断ったらもう来てくれないからやるしかないし、やるからにはいい加減なもの出せないし・・・」
「世間で株が上がった上がったったってウチには何にも関係ないからね。サラリーマンの給料が2%上がったったって消費税が3%上がってるんだからさ」
「今度の選挙はホント何処の政党に入れていいのかわかんないですね。安部さんはホント勝つ自信があって解散したとしか思えないですよ。だってこれが解散しないで税率上げて来年になったら任期云々・・・」
既に衆院選は終わってる。大将は何処に一票を入れたんだろう。
今夜は冒頭のように、私もボヤきたい気分だったのだが、それは2軒め、NANAに持ちこされた。
2軒めに流れて.jpg
行燈.jpg
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「それってヒドくないスか?」マスター
「まぁな。人間性を疑うよ」
実際、その会場はこの店から徒歩圏内なのである。
「如何に俺が会社から煙たがられてるってことさ」
こういうボヤきにいつものマスターだったら何も考えてないて、「そうっスね」って返すことが多々あるが、今日は反応が違った。
「フツー、声かけますよね」
「まぁそうだよな。さっきまでその辺りで待ち伏せしてたんだけど〇長のヤツ出て来なかった」
「そ、そうなんスか?待ち伏せって。。。??」
「いやいや、待ち伏せったって往来で胸倉掴んで締め上げたりはしないよ。ああど~も~、来てたんですか~ってイヤミ言うだけさ」
それぐらい言ってもいいよね。翌日に支店で聞いたんだが〇長は30分もいなかったらしい。すぐに東京に引き上げたそうである。命冥加なヤツめ。
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もう22:30を廻った。
ここに来る前、田町の〇潮を出てから、そろそろ〇長が出て来る頃だろうと往来で待ち伏せしてたの。
だが出て来ない。寒いしアホらしくなって22:30を廻った時点でここに流れて来たのである。前にこの店の2階で宴会が開催されたがその時も俺は呼ばれなかったことがあったので、マスターには何とはなしに通じるからね。
上げた拳の降りおろし様がない私は、
「肉が喰いたい・・・」
腹たつ時は肉がイチバンだからね。
「肉っスか?和牛タタキとか。あっ、赤ワイン煮込みありますよ」
「うん。それそれ。。。」
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「悪かったね。遅い時間なのに」
「また、年内、何回来られるんでしたっけ?」
「1回は確実に来るけど。来て2回かな」
「またその時にでも。。。」
「うん、ありがと」
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翌日、別の女性店長が、
「ええっ!!昨夜泊まってたんですかぁっ!!」
「そうだよ。〇長だって俺がこっちに泊まるのは知ってる筈だよ。だって申請出してOK貰って、行き先ボードにも書いて来たんだから」
「来ちゃえばよかったのに。ヒド~い。信じられな~い」
「そういうヤツなんだよ。」

別の支店で男性の管理者から、
「何で昨夜、来なかったんスか?」
「呼ばれてもいないのにノコノコ行けっかっ」
傍らにいたヤンキー娘が、
「アタシだったら呼ばれなくても行っちゃいますけどっ」
「ちっぽけなプライドがじゃましたんだよっ」
「・・・」
ヤンキー娘はそれには答えなかった。
「でも〇長、30分くらいで東京に戻っちゃいましたよ。その後に来ればよかたのに。。。」
「〇長が残した料理なんか喰えっか」
「・・・」

「普段、本社でそういう態度を取ってるからだよ」(ジャン妻)
「・・・」
「上と馴染もうとしないじゃん」
「・・・」
確かにそうなんだよな。こっちから擦り寄らなけりゃ向こうも声掛けないかもね。
そう言われたら腹の虫が治ってはきたよ。忘れよっと。◯長より私の方がこっちの社員どもと信頼関係バッチリなんだから。ふんっ。
コメント(2) 

まる飛 [居酒屋]

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最初はビール.jpg
ズワイガニのおとおし.jpg
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まる飛は天然の魚介をウリにする居酒屋です。
でも今日は、何故かピザ、カレーピザ!!
ただ、ピザってそれなりの大きさがあるから、私ひとりでフツーサイズを喰えるかどうか。
「カレーピザってこ~んなにデカいの?」
私は手で輪を形作ってみた。
「ハーフにしますか?」
「うん。ハーフで」
臨機応変、ハーフに対応してくれましたが、供されたものは。。。
!!!
カレーピザハーフ.jpg
カレーピザ拡大.jpg
私は丸いピザ生地の径が短いピザを想像してたのだが、供されたのは半月ピザだったのである。
まぁハーフはハーフですけどね。味?もちろんカレーの味です。
店が空いてたのもありますが、生ビールがあるウチに供されたのがGOODです。東京のどっかのよく載せる店なんかピザを最初にオーダーしても、こっちがビールから日本酒に移行した頃にピザを出して来やがって、仕方なく再度ビールをオーダーしなきゃなんない。
お品書き表.jpg
次に燻製のポテサラ。
燻した香がする。大人のポテサラです。
ポテサラの燻製.jpg
蕪の柚子塩昆布。
これは塩加減がヒジョーによかった。造り置きではなく店主自ら目の前で蕪をブッた切って、塩で揉みこんでましたよ。塩昆布のアクセントが効いていいです。
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仙台牛のタタキが終わってしまってたので。
釣り鯵ってまだある?」
「ございますよ」
「じゃぁそれ」
「ハイ。釣り鯵入りました」
若いのが、ありがとうございますって返事が返って来た。でもサバくのは店主です。
「やっと魚の注文が入ったって思ったでしょ」
「いやぁ、ちょっといつもと違うなぁとは思いました」
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この店、カウンター中央は厨房に面してオープンキッチンなんですが、左壁際は厨房の壁に面してるんです。年配の女性客が2人いた。こんな感じ。
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これだと喫煙の煙が俺んトコに流れて来るんですよ。
彼女らにしてみたらカウンター前が壁になってるから、そりゃ必然的に右側、厨房に近い側に灰皿を置くわけでさ。これがちょっとキツかったな。
「あの・・・煙が・・・」って言ってもよかったんですが、どうも初めてこの店に来たようなので、私はちょっとずつ席を右にズラして煙から逃れた。
でも煙草吸うお客、特に女性客ってのは少食なのか話に夢中なのか、あまり料理を食べないってホントなんですね。私のハーフカレーピザのもう半分がそっちにお裾分けされてそれは何とか完食してましたが、鯖の棒寿司を喰いきれなかったらしい。
サバ棒寿司.jpg
この棒寿司、デカいです。
私の口の大きさでギリギリ。
処理済~店主1.jpg処理済~店主2.jpg処理済~店主3.jpg
「私の部下の女性がひとりで移転前のまる飛さんに来たことがあるんだけど・・・」
「えっ、そうなんですか?ホテルの前の?」
「そうそう。カウンターに座ったって。よく女ひとりであんな遠いカウンターまで靴を脱いで上がったよな」
「確かにあの店は奥まで距離がありましたからねぇ。今はあの店、テーブルだけにしてカウンターを撤去しちゃったとか・・・」
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-10-24
この女性は最近、地方都市に転勤した。
「私は群馬に来いって言ったんですよ。社でも群馬で働こうって募ったんだけど結局は他所の地方都市へ行っちゃった。でもアナタのことをイケメン店長って言ってたよ」
「ええっ!!」
ジャン妻も、「カッコいい店長さんねぇ」と言ってたが、どうも羅漢町のCafe、うさこの同級生らしいんだな。
「昔の彼氏?」
すぐそういう発想をするのは低度が低くないか?
「うさこの店、移転してこれこれこうなるらしいですね」
うさこが異種業に鞍替えしてCafeを併設し、大勝負に出るのもご存じだった。
「うさこの店に男性がいますね」
「そうそう。うさこんトコのフードって後ろにある魔法の冷凍庫から出したヤツを、チン!!って音出してから何か加えて炒めたりして供してるけど、あの男性は大鍋で根気よく炒めたり、何か仕込んでましたよ」
「料理人なのかな。。。」(呟くように言う店主)
「かも知れない。常連さんが言うには弟以上恋人未満だって。。。」
「弟以上・・・恋人未満って・・・笑。まぁ移転先でも成功して欲しいですよね」

移転前のまる飛跡には焼肉屋さんが入っている。
かつてのまる飛跡.jpg

店主は2階を片付けに行った。
1階が若い衆だけになったらまた私の悪いクセが始まった。
「ここでどれくらい?」
「移転してきてからずっとです」
「給料ええんかい?」
「う~ん。まぁ今の自分にとってはそこそこいただいていますが。。。」
マスター厳しい?」
「ハイ。厳しいですね。。。」
モツ煮丼.jpg
モツ.jpg
「モツ煮丼は汁抜き?」
「いえ。でも軽めにしました」
「じゃぁ次回は汁だくで」
「ハイ」
その場は笑いで和んだが、若いのは後で店主に叱られたかもしれないね。汁だく、ぬき、軽め、そういう好みを聞けって。
いいですね.jpg
この店ね、私の中ではNANAより安いですよ。
あっ、燻製コロッケをオーダーし忘れた。
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NANA [居酒屋]

2階も点いてるぞ.jpg
「早く撮りなさいよ」
「ちょい待て。記録だから」
「アタシャ講義でずっと喋ってたから喉も渇いてるしお腹空いてるのよ」
「・・・」
NANA2.jpg
NANA3.jpg
「あっ、お久しぶりです」(マスター
「俺も久しぶりだな」
「アナタは昨日ショウさんと来たんでしょっ」
おとおし~塩辛.jpg処理済~マスター.jpg
まさか昨日の今日で同じおとおしじゃねーだろーなと思いきや、今日のおとおしは塩辛だった。柚子の皮がちょっと載っていた。
「いいねぇ」
美味しいねぇ」
お替りしてやろかと思ったが、タッパ見たらあまり在庫無さそうだったので止めといた。
お品書き1.jpgお品書き2.jpg
お品書き3.jpg
昨日の今日だからメニューは全く同じでやんの。
それでも昨日は無かった牛タンの赤ワイン煮があるじゃないか。お品書きの隙間に無理くり書き足してある。
「それ、今煮てるんです。もうちょっと。。。」
「どれくらいさ?」
「あと50分くらい」
また50分かよっ。
いつだったかショウさんの記事で、「しめ鯖は今締めてるところなので後50分くらいかかります」って言ってたことがあったね。その時の皮肉で昨夜の締めサバは、「俺は生でもいいよ」って言ってやったんだけどね。締めサバでも赤ワイン煮でも何でも50分って言っときゃいいと思ってんだろ。
「じゃぁ入れといてタイミングを見て出してよ」
「ハイ。じゃぁ後で」
「シメサバがいい」(ジャン妻)
「昨日、喰ったよ」
「アタシは食べてないっ!!」
牛タタキ.jpg
締めサバ.jpg
ここへ来るまでに連雀町の交差点でヤンキー娘2人に会った話をした。
「Yの説明はわからんてよ」
「アタシの説明はわかりやすいって言ってくれたんだよね」
「そうだけど。やっぱり〇〇さん(ジャン妻)の説明でなきゃ~ってさ」
[わーい(嬉しい顔)]
「嬉しそーだな」
やって当然、いれば便利、そういうヘンな誉め方?しかされてないジャン妻は、上州の社員でもっともアタマのいい子たちの感想を聞いて嬉々としてやがる。
だけどそれでいいんか?昨日も載せたが、連雀町の交差点でヤンキー娘2人はこう言っていた。
「あの、あの、今日の説明会なんですけど・・・。Yさんの説明ってわっかんな~い」
「Yの説明がワカランだと?」
「聴いてて全然わかんなかったよね」
「やっぱ〇〇さん(ジャン妻)の説明の方がわかりやすい~。言っといてくださいよっ」

喜んでる場合じゃないぞ。
「言っといてって言われたのは、お前を誉めたり、わかりやすいって伝えることよりもさ、Yの説明がサッパリわからないってそっちの方が問題なんじゃないのか?」
「そっちの方を?Yちゃんの方を言っといてくれってこと?本人に?」
「だって今日の講習は、原則お前はこっち上州だけで、東京神奈川はその説明がヘタなYがするんだろうがよ」
「じゃぁアナタがYちゃんに言ってよ」
「俺はYには言えないよ」
「だってアナタが言っといてくれって言われたんでしょ?」
「本人に言えっか。俺は今日の説明聞いてないし、それは俺の役目じゃない」
講習の終わりにアンケートを配布すればいいのにさ。今日の講習は如何でしたか?わかりやすかったですか?わかりにくかったですか?今後、要望はありますか?そういうのをやらないで、頑張ってるからで済ませたら次につながらないさ。自己満足でしかない。
本番前のリハーサルで、VTRを撮るっていう手法もある。自分で自分の説明を見るんです。もしくはひとつ上の上役に見て貰うか。
時間が無いのはわかるが、そういう努力をしないんです。

さて、料理である。
和牛焼きって例のタマネギ刻んだヤツがパラパラパラッって載ってるヤツ?」
「ええ、そうっスけど」
「じゃぁそれ」
「ところが出て来たのは単に焼いただけで、タマネギは載ってなかった。
「ちょっと嗜好を変えてみました」
前に私は、タマネギがパラパラしてて箸で喰い難いって文句言ったんだよね。
和牛焼き.jpg
糸より鯛のフライ。
またトマトをこんなに切り刻んでからに。
糸より鯛フライ1.jpg
糸より鯛フライ2.jpg
「麦豚と黄色いニラの玉子とじ」
「それは昨日喰った」
「アタシは食べてないっ!!」
麦豚黄韮玉子とじ.jpg
そしてそれをご飯に載せる。他人丼である。
ミニ他人丼.jpg
壁の絵.jpg
混んで来たぞ。カウンター満席。2階も2組入った。マスターもバタバタしてきた。
「こういう時ってお手伝いのバイトの女性がいなかったっけ?」
「逃げられたんだろ」
「???」
どうも事前予約ではなく今日当日の予約みたい。見るからにバタついてるので、牛タン赤ワイン煮がようやく出た時点でお会計しました。
赤ワイン煮.jpg
さすがに申し訳なさそうに、「スミマセンバタバタして」
「年内、後2回か3回は来る予定なので、そのうち1回くらいは来るよ」
「1回っスか?」
「まぁ1回はね」
「いいなぁ」(ジャン妻)
そして次に向かった先は。。。
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まる飛 [居酒屋]

高崎駅ロータリーから発するバスを見たら。。。
バス広告1.jpg
バス広告2.jpg
まる飛か。。。
ホウ、頑張ってますね。バスの窓、外側に向けて貼ってある広告とバス車内に貼ってある広告とある。でもバス車内に出したってガラガラでこんな感じですよ。
でもガラガラ.jpg
私はこの日、某所まで乗車したが乗降者は足腰の弱いお年寄りばかりで、まる飛に興味を持つような、飲みに来るような年齢層のお客さんはいなかった。
でもバス広告を打ちだしてるところを見ると勝負に出てるようですね。
通町.jpg
まる飛.jpg
ドーミインの向かい、あら町から通町に移転してきた「まる飛」です。
前はここに「やたい屋」があったが、NANAのすぐ近く、IKEIKESTREETに移転した。移転後のやたい屋は店を拡張してモダンチックになったが、私の知人の感想を見るとイマイチだな。
まる飛移転の理由は、「今の時代、居酒屋って個室が無いとダメなんですよ」というものであった。私はカウンターにもっともっと力を入れて欲しいのだが、前回、いきなりグループ10人で当日予約したら即座に対応してくれて個室を利用した。突然だったので、「ちょっとお料理お待たせしてしまうかも知れないので・・・」・・・刺盛だけ先にお願いした。仲間は料理の7割以上(タコ以外)に感嘆しきりだった。そんなに待たせなかったし。
今回はわざと時間をズラし、20時前に電話してみた。
「20時から1名、カウンター空いてます?」
「大丈夫です」
名前を言ったら覚えてたのかどうか、すぐ通じましたよ。
店の引き戸を開けたら、
「あ、どーも毎度・・・」
「お世話になります」
カウンターの奥にまず通された。そこは目の前が厨房の壁になっている。後で調理場が見える真ん中のカウンターが空いたのでそこに移った。
処理済~カウンター.jpg
お品書を見てください。2枚あって、本日の旬で使ってる魚は天然ものだという。
お品書き2.jpg
白子と下仁田ネギのくずあん蒸・・・どんな料理か見えなかったが、小上がりで女性客から感嘆が上がってた。
カキの季節なので、カキと下仁田ネギのフライ盛りとか。ソソりますね。
お品書きはもう1枚あって。。。
お品書き1.jpg
くんせい3種、明太子、コロッケ(これがサイコーです)、ポテサラ。。。
サラダは他に4種あって、若い子向けにピザも、くんせい、カレー、キムチと3種類もある。
グラタンも3種類あって、カキのトマトソースグラタン、北寄貝のグラタン、安納芋のグラタン。。。
この店の趣旨とはちょっと違うけどハムカツも。。。
いろいろチョイスしたいが、とてもひとりでは無理だな。おや?モツ煮がねぇなと思ったら、お通しにモツ煮が出たからね。
最初の膳.jpg
お通しがモツ煮.jpg
ブリです。
10きれもある。そんなにあったら最後の方には飽きちゃうし、金沢のブリには敵わないけど、それでも地元の魚屋のブリなんかより甘くて生臭くない。
ブリ1.jpg
ブリ2.jpg
北寄貝。。。
手前にある小っちゃいのはつぶ貝。オマケです。
北寄貝とツブ貝.jpg
北寄貝.jpg
ツブ貝.jpg
燻製のコロッケ。これは美味いよ~。具はジャガイモと挽肉だけど燻してあるの。香がいい。
これぞ燻製コロッケ.jpg
6月に来た時、高崎BARだったんです。私はBAR客ではないですが、BARはバタバタするし、そういう時期の一人客は迷惑かな~と思って電話したら快くカウンターに通していただき、BAR客は2階に通してましたね。
その時にBAR客のメニューだった燻製コロッケを「俺も。。。」強奪して始めて喰った。
その時は今より小さかったような。
今日のはそこそこの大きさで腹にタマるゼ。
巌と燻製コロッケ.jpg
これはお隣の常連さんのオーダーのおまけ。。。
気持ち.jpg
カウンターで気付いたんだが、スタッフがその頃、6月と同じなんです。
男性が店主含めて3人いて、ウチ2人は前もいましたね。まだまだ修行中という感じでぎこちないところもあり、店主に小声で叱られてたりもしたが、隣の常連さんが、
「前よりそういう返しが来るようになったか~」
「顔つきがよくなった」
「いい女性(ひと)できたんかな?」
まぁ突っ込むワ、イジるワ、見てて気の毒なくらい。私もよく行く都内の酒場で若い衆をからかったりすることもあるけど、自分もそういうオヤジになっちゃったから気を付けないとな。
処理済~若い衆.jpg処理済~店主.jpg
目の前で若い衆が、ピザをバーナーで炙り始めた。
そういう仕事を見せられたらオーダーしたくなるが、ちょっとひとりでは無理だなぁ。
ピザを炙るところ1.jpgピザを炙るところ2.jpg
さて、オーダーしようかどうしようか迷いに迷った挙句、思い切ってイッちゃったのがコレ。
鮟肝と大根のステーキ.jpg
鮟肝と大根のステーキ
これは最初、若い衆がやろうとしてたんだけど、途中から店主自ら焼き始めましたね。焼き加減やタレを浸み込ませる加減が難しいのかもね。油とタレとの絡み具合がいい。油も味付けの一つであるからね。
だけど中性脂肪が低くないのにこういうのをひとりで喰らう暴挙。
でもいいか。毎日毎晩喰うわけじゃないし、せめて上州に来た夜くらいは忘れましょう。
ロゴ.jpg
まる飛は私の中ではちょっと隅におけない店になって来た。ドーミイン前にあった頃とは格段に進化しています。
そして、同じ通町、路地の角を曲がって。。。
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カウンターが禁煙に [居酒屋]

ライバル.jpg
なんとっ!!
この店が店内禁煙カウンター席のみ)になりました!!
「本日(11月20日)よりカウンター席が全席禁煙となります。テーブル席は今まで通り喫煙可です。愛煙家の方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。なお、店舗入り口に灰皿をご用意しておりますので、そちらをご利用くださいませ」
とあったよ。
マスターが私に、「カウンター禁煙になりました。どうですか?」
空気がキレイになった.jpg
確かに空気が気持ちキレイになったような気がする。
冒険か改革か、思い切ったことに踏み切ったものである。いずれはテーブル席もALL禁煙になるのかも知れない。
「煙はどーしても厨房側に吸い込まれて行くようにしてあるからね」(ジャン妻)
「そうなんですよ~。自分ら誰も喫煙しないんですが。自分なんかも軽い喘息みたいになっちゃって・・・」
「スタッフ誰も吸わないんだ?」
「4人全員吸いません」
厨房で若い料理人さんが煙草を吸ってたりする店はちょっとなぁ。この店のスタッフは童顔ばかりなので煙草は似合わない気がする。
「それでいてお客さんの煙を吸ってましたから。このスペースだと分煙ってのも難しいんで・・・」
ある意味で賭けでもある。http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-11-20に載せた藤沢の店は店内ALL禁煙で、外階段に灰皿が用意してあり、そこの女将さんが言ってた台詞・・・「喫煙する人ってあまりお料理頼まないのよねぇ・・・」
私はこれを言い換えて、「煙草吸えなくなると料理の注文が増えるかもよ。売上が上がるね」
「そうなるといいですねぇ。。。」
でもまだ施行始めたばかりなので、うっかりカウンターで火を点けちゃうお客がいるみたい。常連客が1回転してこのお達しが浸透するには半年くらいかかると思いますね。
お品書き.jpg
カニコロ.jpg
「何故かカニクリームコロッケが先に出ましたぁ」(ママ)
もちろんタルタルソースも付いている。
「タルタルタリル(足りる)?」
「充分です」(ジャン妻)
「足りねぇ」
「足りなかったら仰ってくださいねっ。(厨房の)K君の気持ちですから・・・」
タルタルは最後までチビチビツマんでたら、結局はお会計の直前、最後の1杯でようやくなくなった。
タルタル.jpg
穴子白焼1.jpg
穴子白焼2.jpg
穴子の白焼き骨煎餅付。
「珍しいわね穴子なんて頼むの?」
「そうだな。あまり頼んだ記憶がない」
「骨煎餅があるから?」
「それもあるけど、これをやりたかったのさ」
私は穴子を摘まんで・・・
やっぱこれでしょ1.jpg
・・・タルタルソースに浸した。
穴子の白焼き、タルタスソース添でございます。
「そんな勿体ないことをっ!!せっかくKさんが遠火でじーっと焼いたのにっ!!」
「Kさん見てこの斬新なメニュー」
それを見た厨房のKさん(スタッフ)は苦笑いするしかなかった。
やっぱこれでしょ2.jpg
骨煎餅付.jpg
「この間は奥様(ジャン妻)に助けていただいたの」(ママ)
「何をやらかしたのさ?」
「お店ん中、ホントお客さんいなくってガラガラで、最初奥様ともうひとりの女性の方だけだったのに、見かねて後から2名呼んで下さったの」
売上が4倍になったってわけか。でもそりゃいつの夜だ?
「〇〇日よ」(ジャン妻)
「〇〇日?」
ああ、俺がショウさんと会ってた夜か。だが待てよ?その女性の中に、派手子というケバいキャラいて、若い頃は相当なヤンキーだったんだが今でも本社で女性社員唯一の喫煙者。
「派手子は外で煙草吸ったのか?」
その時はカウンター禁煙施行前で、
「テーブル席だったから。でもそんなに吸ってなかったよ」
「言っとけ。外で吸う際、ヤンキー時代みてぇにしゃがんで吸うなって」
「・・・」

コーンと水菜の明太子マヨピザ。
まだ秋に大量に仕入れたトウモロコシが余ってるのか?
ピザ(これでもハーフ).jpg
コリコリせせりとニンニク芽のオイスターソース炒め。
コリコリはしてなかったね。やわらかかった。
セセリとにんにくのオイスター.jpg
甘口.jpg
ピザとオイスター炒めが来た時点で俺らは日本酒に移行している。
今日は週末で混んでるし、厨房の手が2本しかないのはわかるが、ビールに合う料理を後に持ってきやがってからに。。。
チェイサーでグラスビールを2杯飲むハメになった。
チェイサー.jpg
「おビールは小さいのでいいの?」(ママ)
この辺りはしっかりしているなぁ。
「あのさぁ。ビールに合うこういうヤツ(ピザ&オイスター炒め)を何で後の方に出すかなぁ。さては店の作戦だろ?後からビールを飲ませようという。。。」
[わーい(嬉しい顔)]
図星らしい。

マスター、ママ、スタッフのKさんともうひとり、Dさんというのがいて、2人は最初はこの店のお客さんだったという。
「カウンターのこっち側だったんだ」
「そうなんです。自分もあっちこっちの店で働いてたんですけど、この店に飲みに来て、ああ、いい店だなぁ、こういう店で働きたいなぁって」(Dさん)
「ふぅん。。。Kさんと喧嘩とかしないの?」
「またそういうことを聞くっ!!答えなくていいから!!」(ジャン妻)
「いえっ、喧嘩なんてそんなっ、Kさんの方が自分より幾つか上の先輩なので。よく飲みにも行くんですよ」
「2人で飲みにぃ?(気持ち悪ぃな)さては飲みに行ってママの悪口とか給料安いとかクダ撒いてるな?」
「いやいやそんなことないっス」
「まぁこっちは顔触れが変わらないから安心ではあるな」
マスターが前に言ってたが、この界隈この店もそうだが土日祭日完全休みなので、「そんなに高い給料は出せないんですよねぇ」と言ってたから、店内の関係、雰囲気がいいんでしょうな。

雪割おろしの揚げ餅、なめこおろし。
餅がご飯の代わりになったので、いつもの締めの炒飯はパス。
雪割揚げ餅.jpg
お会計の後で出たら誰かひとり外で喫煙してた。でも雨が降ったらどーすんだろう。吸わない私が心配することじゃないが喫煙者にとっては酷かも知れない。
次回行く頃には喫煙者からブーイングが出てるかも知れないから、「その時はこう言えばいいんだよ」っていうのがあるのでそれを伝授してあげよう。(内容は簡単です。)
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やがて町はクリスマス。
去年と同じSo long
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コラボレーションその後 [居酒屋]

赤い看板が見えてきたぞ。
今日は給料日後の金曜日だから混んでるだろうなぁと思って引き戸を開けたら右暖簾が空いていた。
4号店のクラシック演奏会コラボ以来の本店です。
金曜21時45分.jpg
マスターがサブに立っている。
若い衆の焼き加減を監督している。
若いのが焼き上げた鶏ネギを噛んでみたら、おっ、外側はカリッ、中はジューシーだった。マスターより美味いぞ??
鶏ネギ.jpg
アスパラ.jpg
ニンニク.jpg
クロムツ.jpg

ワカサギ唐揚げ.jpg
時間も遅かったので、煮込み、ポテサラがヤマになっていたので、ワカサギの唐揚げをいただいた。
ワカサギを唐揚げても、鶏の唐揚げは頑としてやらないのです。
処理済~今日はサブ.jpg
「今度の休みは3連休?」(マスター)
「そう。することなくて。何して過ごそうかと。。。」
「そういえばスキーややるの?群馬ってスキー場たくさんあるでしょ」
「もう引退しました」
「まだ若いのにもう引退?」
「板も処分しちゃったしね。雪は見るだけでいいです。そういえば今度の正月は9連休だって?そんなに休んでもすることないし」
「ウチみたいな商売営ってると3連休がイヤだなぁって言うのが信じられないんだけどねぇ。ウチは今度の。。。」
。。。の先は現時点ではカット。私が「それってホントにやるの?」って問い返したくらいの驚くプランが明かされたのですが、まだ決定ではないのでちょっと伏せます。
チロリと焼きお握り.jpg
こんがり.jpg
スープ1.jpg
スープ2.jpgスープ3.jpg
天然看板娘のAさん(この日は歌舞伎役者みたいな隈取りメイクだった)と目が合ったので、
「行ってきたよ」
「???」
「これ」
私はバイオリンを弾く真似をした。
「ギターですか?」
「!!!」
「ギターじゃねぇよっ。(4号店の方を指して)、あっちでやったクラシック・・・」
私が気を悪くしたとでも思ったのか、慌ててMさんが会話に入って来た。
「どーでした?」
「まぁオモシロかったけど・・・」
「上手なの?」
「ヘタじゃないけど。曲が軽かったな。クラシックってもっと固くて重たいものかと思ってたけど。あれは二次会パーティーのノリですね。企画はもちろんよかったけど私の想像していた本格的なリサイタルっていう雰囲気じゃなかったなぁ」
「音楽関係者が多かったんでしょう?」
「そう。あっちのファンが多かった。皆で彼女たちを応援していこうという空気を感じたよ。こっち(本店)から参加したのは私らともうひとりだけだって言ってた」
Vallote.jpg
軽かったんですよ。イベントではわかり易い曲、路線を選んだんだろうけど、その曲が収録されたCDを聴いてみて思ったのだが、あの若さで自分たちだけで演ってるだけだとそこで停まってしまうかも。ポップクラシックというジャンルだけにわかり易いが、半面、私が聴いてても難曲はなかったように思うのだ。若いだけにオリジナル曲や同年代のアーチストとのコラボが続いてるようです。やはり著名な演奏者は海外のコンクールで難曲を競わないとハイレベルにならないんだろうな。
おっと、私は音楽評論家ではなかった。
きっかり1時間で出ました。
店に近づくところ.jpg
見送ってくれたMさんに、
「あっち(4号店を指す)でKさんにAさんのことを告げ口してしまったよ」
「何を言ったのぉ?」
弦楽四重奏ってバイオりンが四十人いるんですかぁ?って言われたよって言っちゃったの。それを聞いたKさんが、ったくアイツは・・・何でもそうなんですよって苦々しい表情になっちゃって。アイツはしょうがねぇなぁってうんざりしたカオになって、他にもいろいろ思い出したみたいでさ。言っちゃマズかったかな。。。」
「う~ぅん。大丈夫ぅ~」
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コラボレーション [居酒屋]

今日は貸切1.jpg
今日は貸切2.jpg
今日は貸切3.jpg
今回の焼き鳥屋とクラシックのコラボは、ディナーショーといった性質のものではないけど、私は飲み食いしながらのミニコンサートというのは初めてなのだ。
だが、19:00開店で先にワンドリンクを頂いてしまうと、開演の19:30まで手持無沙汰なのである。
この待ち時間が退屈でさ。音楽関係者やファンは、彼女たちと和んでるけど、配られたレリーフを見てボケ~ッと待ってるだけ。開演までの30分がエラく長く感じた。この辺りは一考を要すな。
「先に料理出しちゃえばいいのにさ。普通は先に食べて、後でゆっくり聴くんだと思うけど」(ジャン妻)
「ディナーショーに行ったことあんのか?」
「アタシはあるよ」
「誰の?」
「欧陽菲菲」
「オウヤンフィフィ??」
「雨の御堂筋」
「いつ?幾らした?」
「バブルの頃よ。当時の価格でうん万円だったかな」
「・・・」
「アタシが支払うわけないじゃん」
どうも当時に接待を受けたらしいですね。私はバブルの恩恵は一切受けていないのです。
ワンドリンク.jpgスタンバイ中.jpg
開演と同時に料理の提供が始まった。まず小皿に盛った刺身が配られ、焼き場に煙があがった。案の定、先方の関係者から先に配られてましたね。
既に飲んでしまったワンドリンクの後はワンコインのCOD(キャッシュオンデリバリー)です。
刺身.jpgレバ.jpg
何だったかな1.jpg何だったかな2.jpg
つくね.jpg鶏ネギ.jpg
ししとう.jpg巻きもの.jpg
煮込み1.jpg煮込み2.jpg
ここまでがコース料理。
その間、演奏はオリジナルと有名曲のメドレーを交えた構成だった。
それほど速弾きの曲は無かったように思う。若い割にそれなりの域だが、惜しむらくは2人の生演奏だけではなくオリジナルを交えたPOP-Classical-Musicだと、BACKに流れるINSTのPianoSoroの方がバイオリンより目立ったり、コントラバスもBass音とカブってしまうのだよ。
演奏中は撮影禁止なので、チューニング&挨拶の写真を1枚だけ。。。
リハーサル&挨拶.jpg
演奏そのものの時間よりTALKの方が長いな。
演奏曲は6曲くらいで、2人のTALK、次回LiveのPR、クイズ形式のゲームとかの方に時間を費やしていましたね。
例えば、「クラシックだとどんな作曲家を思い浮かべますか?」、「焼き鳥屋さんだと何を最初に思い浮かべますか?」を彼女たちがボードに書いて、観客が支持した数が多い方が勝ちとかね。まるで結婚式二次会のようで、演る側の方が楽しんじゃてる感はあるな。
初心者へのクラシックの解説とかもあった。例えば有名なビバルディの四季から一部の数小節を抜粋して、ここはどういう場面を描写していますとかね。
「へぇ。そういう場面だって知ってた?」(ジャン妻)
「知ってるよ」
ホントのクラシック演奏家は公演中にベラベラ喋ったりしないのだ。彼女らはPRに懸命だが、いつか言葉で説明しないで、観衆や聴衆が五感で感じて、演奏側がどういう世界を描いているのか、創造を湧き立たせるような粋に達すればいいのだが。
ディナーショーもTALKが長いらしいね。ディナーショーってのはある程度の熟練MusicianがMCに向かうので、観客を笑わせるツボを心得ている。若い彼女たちにそこまで期待するのは酷かも知れない。
私らはカウンターなので演奏中の彼女たちに背を向けて、飲み喰いしながら聴いてたが、中央テーブルの音楽関係者たちはさすがにマナーがいい。演奏中は飲み食いしないでじーっと見入って聞いてましたよ。
休憩時間に、バイオリンの方だったかコントラバスの方だったか、カウンターに来て、
「本店の方からいらっしゃったんですか?」
お店の人も、私のことを本店から本店からって彼女らに紹介してた。「いや、俺はここ(4号店)の客だ」って言ってやればよかったな。
「2人で喧嘩とかしないのか?」って無粋な質問をした私。
「喧嘩はしませんけど・・・」
・・・・のところがよく聞き取れなかったのだが、ジャン妻が、「それって喧嘩じゃないのぉ?」って笑って返してた。
次に、プロデユーサーさんか事務所の方が、私んとこに営業挨拶に来た。
「本店からいらっしゃたんですよね?」
どうも本店本店言うね。「ハイそうです。本店で乗せられて今日来ました。バイオリンの音が大きいようだが、あれってピックアップついてるの?」
「ハイ、小さいのをつけているんです」
弦楽器は生のままだとPAから出る他の音に負けてしまう。
KANSASの初代バイオリン&Vocalのロヴィ・スタインハートはバイオリンにピックアップを付けてPAに通してたし、現在のバイオリン、デヴィッド・ラグステールはエレクトリックバイオリンそのものを使用していた。
ロヴィ.jpgラグステール.jpg
「本店から来てるのは私だけ?」
「ええっと・・・もう一組いらっしゃるんですが・・・」(店側のリーダー、Kさん)
だが、時折本店でみかける筋金入りの常連さんが見当たらなかった。
どうも音楽関係者を優先してもてなしてるように見えたので、私は皮肉を言ってしまった。
「何だか俺だけ場違いなような・・・」
「そんなことないですよぉ。俺らもいるじゃないですかぁ」
これのどこかフォローになってるのだろうか?俺らと一緒で野暮だと言ってるようなもの。
「そういえば本店でAさんが、弦楽四重奏ってバイオりンが四十人いるんですかぁ?って俺に聞いて来たぞ」
「ったくアイツは・・・」
その時のKさんの、しょうがねぇなぁといったうんざりしたカオと言ったら。。。言っちゃマズかったかな。

お開きのあと、演奏していた場所にグッズが並んでる。
普通の居酒屋タイムに戻った。
「これだけで出るのはカッコ悪いから追加頼もうよ」(ジャン妻)
そういうものなのか。では2串と、群馬泉を2合追加しました。
アスパラ.jpgうずら.jpg
席で追加のお会計して、グッズ売り場に行った。買ってくださいと言われてるようなものだがこっちも素通りできるわけがない。
「今日、演奏したのが入ってるCDはどれ?」(ジャン妻)
とはいうものの置いてあるCDは3種類しかないので、
「全部くれ」(ボソッと)
「ぜんぶっ??」
彼女たち目を見開いた。
ジャン妻は店を出てから、「アナタってそういう人だよね」
私はそれには答えず、今宵の売上の何%が彼女たちの収入になるんだろうとそんな無粋なことを考えてた。
3枚のCD.jpg
「しかし大変だな」
「何が?」
「演奏するだけではなく、合間に客と会話して、商品並べてPRして、客の機嫌取らなきゃならないんだからな。まるで○○みたいだ」
この○○はヒドい表現なので伏せます。
「でもそれが仕事なんじゃないの?」
手作りの演奏会は、人前で演奏できるのが嬉しいソウルに溢れていた。また何処かの路上で再会できるだろう。
ゆるクラ.jpg
処理済~ミーティング中.jpg
最期に余談。
これは演奏会Timeが終わって通常の営業形態に戻る前のミーティング光景。
ジャン妻が言うには、かなり厳しい意見、指示が飛んでいたそうである。皆、目線が真剣だった。本店以上の凄味すら感じられた。
演奏者の2人も店側も、まだまだ発展途上中ですね。
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コラボレーション [居酒屋]

左暖簾.jpg
右暖簾.jpg
アスパラとサガリ.jpgアスパラ.jpg
新もの銀杏.jpg鶏ネギ.jpg
豆鯵唐揚げ.jpg
ちょっと前のネタです。10月だったかな。
この日も私は看板娘、Aさんの天然TALKにズッコケた。

「マメアジの唐揚げって大きさどれくらい?」
「これくらいです。」と言いながら、両手の人差し指の幅で大きさを教えてくれたのは、焼き場の若手、Tさんという男性。
マメアジというか、ゆうに小アジの大きさであった。
「それが3匹出ます」(Tさん)
「じゃぁそれいきます」と私。
しばらくしたら奥で揚げ油の音がする。持って来たのは天然のAさん。
「マメアジで~す。揚げたそうですよ・・・」
このとボケたTalkにTさんが目を剥いた。「そりゃ揚げてなかったらどーすんだよっ。〇〇さん(私のこと)は唐揚げをオーダーしたんだから」
ボタンエビとアカハタ.jpg
「ええっと・・・」(説明できないAさん。店に貼られたお品書き、本日の美味を見ている。じ~っと見たまま固まっちゃったので、「ボタン海老だよ。甘海老じゃないよ」と私。
「アワビ?」
「アワビじゃなくてアマエビっ」
最近、こんな調子です。だから4号店から異動させられたんだろ。いい子だけど天然だな。
煮込みと熱燗.jpg
熱燗に移行してから、調整役のMさんが朗らかなお声で私に1枚のチラシを手渡した。
チラシ.jpg
「このイベントなんだけど・・・奥様とどうですかぁ?」
「何ですこれ?」
「4号店で不定期でこういうイベントをやることにしたんだってぇ。今月の最初の(お笑いLIVE)は終わったんだけどぉ、2回めが再来週でもうすぐなんで・・・」
Ellegant music night???
えれがんとみゅーじっくないと???Valloteのゆるりクラシック♪
Vallote???
私は、ベローチェと読んでしまったのだがさにあらず。それじゃサラリーマンご用達駅前のビジネスCafeじゃないか。
バロテというそうです。
http://ameblo.jp/vallote/
Vallote.jpg
最初、弦楽四重奏かと思ったが、後で調べたら20台女性の2人組、バイオリンとコントラバスだった。CDも3枚出リリースしていて、主にLiveは横浜市内や川崎市内らしい。
この企画の前では京急百貨店の18周年記念で野外Liveを演ったそうです。川崎、横浜、鶴見とかの路上ライブ。ゲリラLiveとかも。
戸塚駅のオープンデッキでも、その他大勢と演ったとか。
4号店でのイベント当日は19:00開場で19:30開演、ワンドリンクセットの前売り4700円、当日5200円だとまぁ妥当な金額ではありますが。。。

私もクラシック音楽にはややウルさい方ですが好みが偏っておりまして。大規模な管弦楽を好むのですよ。古典派はイマイチ聴かないのね。ソロ(コンチェルト)や声楽は好まないの。
交響曲なんかでも終楽章しか聴かない。第1楽章から終楽章まで全部通しで聞かないです。
交響詩だと各章に副題が付いていて、その中から気に入ったのだけ抜粋して聴いてます。例えば有名なホルストの惑星だったら、火星と木星しか聴かない。

最近聴いたオーケストラだと、アメリカンプログレハードKANSASが、地元カンサス州のウオッシュバーン大学オーケストラと共演したDVD、There'sKnowPlaceLikeHomeを購入しました。
KANSAS2.jpg
ヴァイオリンはオリジナルメンバーのロビィ・スタインハートではなく2代目のデヴィッド・ラクスデールという人。脱退したケリー・リヴグレンやスティーブ・モーズ(現在はDeepPurple)もゲスト参加。
でも最近になって、ボーカルのスティーブ・ウォルシュが脱退したらしいぞ。

私は弦楽四重奏って、「聴こう」という気にはならないが、もちろん聴いててジャマにはならないジャンルだとは思うよ。
4号店の規模、内装だと4人だと結構なスペースをとるし、居酒屋の室内だから防音壁になってない。満席だと騒がしい店だが、そんなにデカい音、鳴り物は出せないのではないか。
でも焼き鳥屋とクラシックのコラボか。良く言えば斬新ですね。
すすめられた時点で、Valloteが2人組だと知らなかったので、
「弦楽四重奏かなぁ?」
そしたらスタッフのAさんが、
「弦楽四重奏ってバイオリンが四十人いるんですか?」
「なんだって???」
「???」
マジで言ってんのかな。説明するハメになったよ。
「バイオリンが2人、ビオラとチェロの4人だよ。四十人もいたらオーケストラ(室内管弦楽レベル)になっちまうじゃないか」
25年目の弦楽四十奏.jpg
Mさんのセールストークに乗せられつつある私。
「奥様と如何ですか~?」
「う~ん・・・」
ちょっと躊躇した。
ジャン妻はクラシックコンサートだと寝るんですよ。ジャン母がその昔、某県のピアノコンクールで3位、今でも某合唱団のレギュラーメンバーで、ドイツ語の歌詞(ブラームス、ベートーベン第9、誰かのレクイエムとか・・・)を謳いまくっていて半ばセミプロの域。私らも強引に交響楽団プラス、ジャン母の所属する合唱団のコラボに付き合わされたことがある。それはグスタフ・マーラーの交響曲第2番「復活」だったかな。私は最終楽章だけ知っていますが、ジャン妻は最前列の席で大口開いて爆睡していたからね。
ジャン母が演奏後の感想を求めたのよ。「○○さん(ジャン妻)どーだった?」
そしたらジャン妻は、「う~ん。。。寝てたんでよくわかりません」
この遣り取りがあってからジャン母は二度と誘わなくなった。そん時はデカいコンサートホールだったからまだ目立たないけど4号店の規模だとライブハウスよりも演奏側と客側の距離が近いので寝たらバレるぞ。寝させないようにしないと。。。
煮込みを飯にぶっかけたのと熱燗.jpg
本店スタッフはどの顔触れを見てもクラシック~♪というカオをしていないメンバーばかりで(失礼)、そういう異種の世界に憧憬でもあるのか、観たい気はあるようである。でも営業時間が重なるので観に行けない。
だが本店のメンバーは私にススメときながら、このクラシックイベントの詳細をあまり知らないようである。サッパリ要領を得んのだ。
「どういう内容なのか、細かいことはよくわかんないのよねぇ」
「先客40名までってなってるよ。もう完売なんじゃないの?前売り券がここにあるの?」
「ううん~。ここじゃなくて・・・」
4号店への電話予約だけなんだと。電話すればあらかじめ人数枠を確保してくれて、表示された前売り料金で入れるという。本店やすぐ下にある2号店にチケットを割り振ってノルマを課してるんじゃないようです。
「企画ものって予算が幾らで収益がどれくらいでっていう企画書か稟議書をあげるんじゃないの?それに最終的にマスターが承認印を押してさ・・・」
ここでマスターはニヤッと笑ったようだが焼くのに忙しいようでこっちの会話に割って入ってこなかった。
「ウチはそういう会社じゃないんでぇ。やってみたらぁってそんなノリなのよ」
煮込みを飯にぶかっけたもの.jpg煮込みネギ入り.jpg
「ああっ!!また煮込みに赤いの入れてないですね?」(Aさん)
「酸っぱいのと辛いのは苦手なの。わさびとか生姜とかならいいけどさ」
「辛いのと酸っぱいのはダメな人はダメですよね」
「このトシまで苦手なんだからもう無理。好きな味だけしか無理」
こんな一連の遣り取りの間に私はジャン妻にメールしている。「いついつの夜は空いてるか?早くあがれるか?」って。
返信が来た。
「大丈夫だと思うけど・・・」
「だったらクラシックコンサートにつきあえ」
「何のコンサート?」
私も現時点では上手く説明できないし、説明したってジャン妻は理解できないからね。
「いいからつきあえ」
「ハイ」
何で行く気になったのか後で聞いてみたら、最近になって上田千華とKARYOBIN(知ってますか?)の復刻盤をⅰ―Phoneにダウンロードして聴いているそうです。
今回、行く気になったのは、私はKANSAS、ジャン妻は上田千華とKARYOBIN、それがシンクロしたんだと思う。
復刻盤.jpg
4号店のイベントやValloteについて本店スタッフはよくわかってないので、その場で4号店に電話を廻して貰った。電話には本店から異動したKさんが出て説明してくれたが、弦楽四重奏ではなく2人組のペアで、バイオリンとコントラバスなのがここでわかった。
チェロじゃなくってコントラバス??
私の社にも趣味でビオラやチェロをやってるヤツはいたが、コントラバスってデカいぞ。電車とか公共交通機関で運べるのか?
後でわかったのだがチケット枠はもう5人くらいしかなかったらしい。
「さては招待客をバラまいたな。」、私は悪態をついたが、そうではなく、「演奏する側の関係者さんも呼んでるみたいなんだよねぇ」(Mさん)
その場で2名分、予約しました。
夜はこれから.jpg
「あの店のどの位置で演奏するのかな」
フロア中央で演るみたい」
4号店は入ってすぐ右後ろにもテーブル席があり、そこは死角になってしまうかも知れない。本店は狭いから、バイオリンはおろか、流しのギターやアコーディオンも無理だが、4号店では今後もそういうイベントを不定期に開催するそうである。広いからね。
「和太鼓とか。ブラスセクションとか」
「いいっスねぇ」
そんな鳴り物を鳴らしたら1階の2号店からクレームが来るだろう。

この後、4号店でもっと詳細を聴けるかなと思い、行って飲み直したのだが、週末でもないのにまぁ混んでること。ようやくお客が定着した感があるな。
「〇〇さん(私のこと)が来たら急に混んできましたよ~」
イベント当日の話は殆ど聴けなかったな。
群馬泉山廃.jpg飲み直し.jpg4号店へ誘う.jpg
鳥火1.jpg鳥火2.jpg
ゆるクラ.jpg
焼き鳥と弦楽二重奏のコラボは如何なるものだったでしょうか。。。(続く)
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いもんこ [居酒屋]

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秋田、岩手では里芋のことを芋の子というそうだが、店名のいもんこ、これも里芋のことらしいです。
「アタシはまだ行ってない」
「・・・そうだったかな・・・」
「行くまで認めない」
何を認めないのか。いもんこは案外と料理数、種類が多い店なので、2人で行くより3人以上で行くのがいろいろ食べれて望ましいのだが。。。
通勤快速で大船に着いて、
「〇〇やまは?」
「ちょっと高いから」
いもんこと道筋は全く同じです。場所は大船駅の東口を出て、モノレールの改札辺りで商店街に下りて横断歩道を渡り、クランクのように右折左折した先のハニービービルの2階です。少しわかりづらい。
この辺りは小さいスタンド酒場が多いようで、路上に置く大きさの外看板がた~くさん出ている。
あまりに多過ぎて、どれに入るにも多少の勇気が要るだろう。
スタンド1.jpgスタンド2.jpg
2階というのがミソ。2階も6軒くらいの酒場が詰まっている。
この暖簾も、路地に出てるならまだしも、2階ですからね。ちょっと初めて入るには勇気いるかもね。
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お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
お品書き3.jpg
おとおし.jpg処理済~生ビールを飲むジャン妻.jpg
旦那さんが北海道、ママが九州の何処か(長崎か鹿児島だったかな)の出身です。
前回の記事でポルポさんからコメントを頂いてわかったのだが、お店のご夫婦は脱サラらしいね。確かにそういう雰囲気は出手います。客あしらいが上手いのは会社員の悲喜こもごもを知ってるからでしょう。
料理はいい意味で何処か素人っぽいというか、割烹のようなプロの料理ではないけどあたたかい。
でも見てると、料理はもっぱら女将さんだけで、サポートの女性・・・(・・・3回行ったが3回とも違う女性だった。それも美人揃い・・・)はまだしも、旦那さんは飲み物を出すかカウンター客に冗談ばっかり言ってるか、しめ鯖をバーナーで炙るだけ。
シメサバ.jpg
ファイヤー!!
炙る1.jpg
炙る2.jpg
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「何でここで炙るのかな?」(ジャン妻)
「・・・」
最初、しめ鯖がデンと置かれて、しばらく待ったのです。
目の前で炙るのはイベントかも知れないが、
「炙ってから持ってくればいいのに。。。」
「・・・」
もしかして浜松の貴田乃瀬の炙りしめ鯖と比べてます?どうもジャン妻はやや機嫌が悪いようである。実は彼女、社内で上層部のシステム部門とトラブっている。システム導入のノルマだけ課されたが、全店に設定して回るにはちょっと不具合があって延期になりそうな気配なのである。
延期は延期で別に白紙に戻ったわけではないが、ジャン妻はうるさ型でシステム部門に煙たがれ、その導入スケジューリング会議にジャン妻は呼ばれなかった。
これには後で社長から、「呼ばれなかったんですか?」怪訝そうに言われたが、当事者を呼ばず上だけで決め、「アタシたちは結局は作業員」、という位置づけにプンプンである。
このせいでジャン妻との群馬合同出張も来年に延期になってしまった。その辺の憤懣が出ている。

ちゃんぽん麺の焼きそば。
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この時、私らを含めてグループ3つから、私らのちゃんぽん麺焼きそば、ホントのちゃんぽん麺、皿うどん、3つの長崎ヌードルメニューが一気にオーダー入りして他の2組はちょっと時間がかかってましたね。別グループの皿うどんを見たら凄いボリュームだった。
ズルズルッ.jpg
生タコの刺身。
ジャン妻は生タコが好き。タコみたいだからね。
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鶏ネギのピリ辛炒め。
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馬刺。
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やはりカウンターと、こっちの座敷、別の店に見えて仕方がない。ママは調理人だから仕方がないが、主人もカウンター客にベッタリなの。カウンター席はお一人様ようの特等席なので、2人でも小上がり、座敷に通されます。そういうのもあって店側との距離を感じるのは仕方がないかな。やはり3人以上、できれば4人いればそういうのが気にならなくなるんだろうな。
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特製豆腐の冷ややっこ。
何がどう特製なのかようワカランが、これを持って来たマスターがボヤくには、
「今度、句会があって、お豆腐を季語にした句を出さなきゃならないんですよ」
私もそういう世界は得意じゃない。そういうのって考え考えてひねり出すんではなく、自分の番が来たら即座に詠まなくてはいけないんでないの?
「そういう会に入ってるんですか?」
「いや、入ってないですよ。組合のお付き合いみたいなものでね~」
句会ってことは、一句二句じゃないだろうと思ったら案の定、
「十句作らなきゃならないんです」
「じ、じゅっく??」
得意な人、造詣のある人はそういうのって十句でも二十句でもその場でアタマに浮かんで作れるんだろうけど。
「お帰りになるまで何でもいいから一句考えていただけませんか?」
「!!!」
そう来たかい。
でも私はそういうのって頼まれたらイヤとは言えない。金や手間がかからなければいいのである。

チーズ入りチクワの磯辺揚げ。
チーズ竹輪.jpg
やはり2人だと胃袋に限界があるな。お会計をお願いする頃にようやく下手な一句が浮かんだよ。

湯気向こう 絹つつく先に 恋女房
下手な一句.jpg
笑うなよ。
「湯気の向こうに・・・何て詠むんです?」
「絹ですよ」
「???」
「絹。絹ごし豆腐のこと。木綿じゃ字余りになっちゃうからさ」
「これ、いただきますっ!!」
「・・・」
「いやぁ助かりました」
「でもあと最低、九句必要なんでしょ?」
「まだ当日まで時間あるんで何とか・・・」
そうやってトボケた口調であと9人のお客さんにお願いするんかな。小上がりから降りて靴を履いたら旦那さんも女将さんも満面の笑顔で見送ってくれた。
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ジャン妻の感想は、
「美味しいよ。遅いけど。やっぱ2人より3人か4人の方がいいね」
だから言ったジャンか。
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三ツ境の隠れ優良店 [居酒屋]

横浜市瀬谷区は私があまり行かない市の区域。公用がないの。相鉄線で通過するしかない。
東西に走る相鉄線戦三ツ境駅に降り立った。その名のとおり、過去の村割で二俣川村、都岡村(下川井)、鎌倉郡中川村(阿久和)の三つの境だったので三ツ境という。
三ツ境駅はバリアフリー工事化された近代的な駅に生まれ変わっていた。現在、相鉄は西谷駅から東海道貨物線羽沢駅までの間に連絡線を新設工事中で、そこから更に東急東横線日吉駅までを結ぼうとしている。途中駅は羽沢駅、新横浜駅、新綱島駅。
そこかしこで工事中です。相鉄線車両がいつか中目黒駅から日比谷線に入って都心を走るのだろうか。

この駅に降り立ったのは、社内で私らと仲いい某店長・・・(・・・女性です。社内では私が上役、彼女が下役の関係だが、社内で2人だけだったり時間外になったりすると、おい、アンタ、の関係・・・)・・・が言うには、
「三ツ境駅で美味しい居酒屋を見つけたから飲みに行こうよ」
ジャン妻もその女性とは私抜きでよく飲みに行っている。その女性とジャン妻ともう1人の女性社員、3人の女性と私の計4で飲みに行くことになった。
だけど瀬谷区にお住まいの方には失礼ながら、こっちは三ツ境駅界隈の居酒屋などという予備知識は皆無。
「どんな店なのさ?」
「えっとねぇ~・・・中華があって~・・・焼き鳥も肉もあって~・・・味が濃くって~・・・絶対アナタに合うと思うよ」
そう言われて期待した。ところが予約した当人が当日、
「ゴメンなかなか業務が終わらなくって。30分ほど遅れます。先に飲ってて」という。
店を知ってる当人からそう言われたのである。困ったモンだなと。
先に行けと言われても俺はその店を知らないぞ。
ジャン妻も遅れるって。
もうひとりは大丈夫か。まさか私ひとりで先んじて初めての店に突撃するハメになりゃしないだろうな。でも辛うじて私よりも先に三ツ境駅に着いたもうひとりの女性は、
「道に迷いました・・・」
駅に引き返したところでバッタリ。私は事前にⅰ-Phoneで場所を確認してあったので、出逢ったを幸い、店の方面へ歩いた。
ファミマの脇の商店街を歩いて坂を下り、知ってるかのようにズンズン歩いて行く私に怪訝そうに、
「お店、知ってるんですか?」
「まさか。初めてだよ」
同行者、それも女性に心配させないようにするのがカッコいいというもの。

実はですね。
過去に三ツ境駅で一度だけ降りたことがあります。でもあまりいい記憶ではないのだ。
もう時効だから書いちゃうけど、10年前に社内で私によくゴマすり寄ってくる女性店長さんがいてその女性に訓諭に行った。
別に悪いことをやらかした訳ではなく、外部からの接待を受けてその見返りに相手に便宜を図るような条件を呑んだんです。期末に大量に仕入れて翌月の始めにまた返品する、私の業界で言うところのアカクロ伝票を切ったの。
これは今となっては旧いやり方。現在は期末に徹底的に在庫を絞るようにお達しが配信され、全店長それに従って血眼になって在庫を落として計上しているが、10数年前はそうではなかった。
その接待を自分の職権で自分だけで受けちゃったもんだたら、やっかんだ他のスタッフから私宛にタレこみがあったんです。自分だけ職権乱用して飲み食いしてズルイって。
私はその店の仕入伝票をチェックして、卸の営業に、「これは何だ?」問い詰めた。その後、当人を呼び出して三ツ境駅界隈のどっかの喫茶店で説諭した。
別に会社に損害を与えたわけじゃないが、接待される側、しかも己だけ、こういうことを繰り返してクセになるといつかは破滅しかねない。貰うものが飲食物ならまだしも贈答品がエスカレートして金銭の応需、下手したら収賄に繋がるから将来を戒めたんです。
当時は私も相手を傷つけないような言葉遣いをしたものです。今はもう「証拠は挙がってんだよ」
その喫茶店は何処だったかわからない。バリアフリー化の工事でなくなってたのかも知れない。

それはさておき。目指す店が見つかった。
店構え.jpg
如何にも創作料理居酒屋といった趣でちょっと引いたのと、これは女性客、主婦層の好きそな店だなとすぐわかったよ。
重たい引き戸を開けて、予約者の名前を出したら4人テーブル席に通された。
ギョッとしたのは、店内4人テーブル×2、6人テーブル×2、私らは4人だから残り16席のお客は全部埋まっていて、予想通り全員が女性客、私以外はALL女性客、それも若い女性ゼロでオバさんばっかり。
店の入口を向いてる女性客、全員が私に視線が来た。場違いなオヤジ客が来たという視線である。
まぁ嬌声が凄いこと。
最初は居心地が悪かった。おしぼりを持って来た若いイケメンの男性スタッフに、
「この店は男子禁制なのか?」
スタッフは店内を見回して、私の驚愕に同調するかのようにおどけたジェスチャーをした後で、「いえっ、そんなことはございません」
ははぁん。アナタがフロア責任者だな。信頼できそうです。
私は初めて。連れも初めて。周囲はキャァキャァ声が凄くてやや落ち着かない。
「来るまで待つ?」
「待たねぇよ」
こういう時はすぐさま飲み始めた方がいいの。飲んだら気にならなくなるからね。
馬刺です。
馬刺し.jpg
コロッケ。
コロッケ.jpg
焼き鳥盛り合わせ。
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この辺りまでは及第点のお味だが。。。
この辺りでこの店を指定した前述の女性がやってきて、最後にジャン妻が到着した。
ガーリックポテト。。。
ガーリックポテト.jpg
厨房は見えない。
時折、ジャーッという炒め音がするぞ。スタッフが何人いるのかもわからない。
私らとカウンター客以外は皆さん宴会コース料理のようで私らはアラカルト。前述の背の高い男性スタッフは私の視線を見るんです。オーダーするタイミングが私とバッチリ合うのは先方も相手を見てるんだろう。
「空いてるお皿お下げします。もうすぐ八宝菜来ますからね~」
「八宝菜なんて頼んだの??」
ここは中華料理屋ではないが、味は専門店クラスのものだった。入ってる具も多い。
八宝菜.jpg
チーズオムレツ。
4人いるから独占できないのがウラメシイくらいの味。
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ソーセージ盛り合わせ。
そこらのビヤガーデンを超えた脂のノリ。
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ベーコンの入った何とかサラダ。
私は既に燗酒を飲んでいるのだが、(会津の酒でした。)ここで耐え切れずにビールをお願いした。
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おそらくこの店でいちばん高いメニュー、仙台牛のステーキ。
ステーキ.jpg
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時間が経ったが、店内、凄い賑わい、嬌声である。
何せ見るからに主婦層なので、育児、亭主の世話から解放され、声高に喋ってる。
後から入店された2人連れが道路側、入口側にあるカウンター4人席に通された。そこしか空いてなかったのである。その2人組は男女ペアで私以外の男性客が2人増えたことになる。これ以降のお客は全部お断りしてましたね。店内満席。席数は24で女性客が21で男性客3という比率に。。。
カウンターは道路側なので、そこは引き戸が開閉するから外からの風がすぐ来て寒いかもしれない。誰かが入って出る度に男性スタッフが、扉は閉まったかな?確認するように押していた。
熱燗のお替りも、目でサインを送り、徳利を指して、人差し指を立てるだけで通じたし。

五目焼きそば。八宝菜とかぶりますが。
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締めの五目おこげ。
五目おこげ.jpg
この店の名物は、牛タン煮込み、ワタリガニのパスタ、エビマヨです。腹が膨れてそこまでは至らず。。。

話題は内々の話なので書けないのが多いけどひとつだけ。
私が上州まる飛で現地のリーダークラスと宴会に呼ばれた記事で、その席に、かつては社内で困ったちゃんのヤンキー坊やだったのが、今は更生して出世頭になっている男性がいる。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-10-26-1
その男性は後輩を冷やかしたら私にツッコまれ、
「自分、あん時、〇〇さん(私のこと)に引きとめられなかったら、この会社、辞めてました。。。」
その男性を異動させ、何とか更生させてくれって引き渡したのが今日のスタッフなんです。
「そんなこと言ってたんだ」
「彼も出世したね」
「注目されてるからね」
「私らの上司になったね」
女性だからってのもあるが、かつて面倒を見た彼が今は上役になったのを誰も妬まない。嫉まないメンバーです。

この店は和食、中華、韓国、イタリアン、創作料理とメニューはバラエティに富んでいるが、多国籍料理店や中途半端な創作料理店にありがちな、やっつけ料理や店側の押しつけを喰わされたりする店ではなく、どれも専門店で通じる味、ボリュームに驚嘆しきりであった。
これだけ喰って2万円でお釣りが来たよ。4人でビール×8、日本酒×6、サワー系×3だったと思う。
(実は勘定が間違っていて、俺は日本酒を3杯飲んだのに、1杯しかチェックしてなかったのが後で判明したけどまぁいいや。)
週末は予約しないとムリ。
ひとりで来る店ではないな。最低でも3人いないと料理のアラカルトチョイスに限界があるな。少食者は止めた方がいいかも。
まさかと言ったら失礼だが、三ツ境に意外な優良店を発見したよ。
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すがの [居酒屋]

「今夜、どーする?大船まで行くか?」
「う~ん・・・。今から大船だとキツいかなぁ。戸塚辺りでないの?」
ここ数年、戸塚駅で途中下車して飲みに行かなくなってきた。すぐに市営地下鉄に下りて家に直行か、丸井か東急で食材を買い込んでいく。
再開発後の戸塚界隈はあまりいい酒場が見つからないのだ。新しいハコものに入ってる無機質なチェーン酒場が目に付くが、それ以外の店は再開発を免れた暗い路地にあって、ちょっと入るのに躊躇するような小料理屋とか。
ウロついて探してみたのだが、過去に地元の現場の社員の宴会で利用した店が数軒ある。いずれもたいした料理内容じゃなかった。
駅前が再開発する前に呑兵衛になりたかったね。
でもそうなってたら再開発で幾つかの店との別れを経験したに違いない。

一皿ひと皿が安い小皿の中華料理酒場があったりする。でもこの時間帯に中華は重いという理由でパス。やや諦めかけて自分の中でランクを落とした。トツカーナを抜けて、ラーメン屋つくもと松壱屋に挟まれた路地を図書館に向かって歩いた右手にこんな店があった。
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串揚げ屋らしい。千山閣の前です。
最近、ジャン妻は家で串揚げ・・・じゃなかった、揚げ物を全くしてくれないので食指が湧いたが、外から見るだに若い男性スタッフばかりで営っていたので、よくある威勢のいいうるさ系の居酒屋かなと推測しながら引き戸をガラガラ開けたらやっぱり威勢のいい声が返ってきた。
「いぃらっしゃいませぇ~。ご新規2名さまでぇすぅぅぅ」
天井が高いのでよう声が響く。中央の揚場をコの字に囲んだカウンター席、左手に入口からテーブル席が奥まで続いていた。
最初の一杯を飲むタイミングで、「おぉつかれさまでぇす~」
注文の度に威勢のいい大声が飛び交う。
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おとおし。。。
ホタルイカの沖浸。塩辛ですな。これがいちばん突び抜けて美味かったのだが。
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ポテトサラダは二種類あった。大人とそうでないの。子供のポテサラとは明記していない。
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サンマの炙り。
薄っぺらなサンマだな。これだったら丸井の中の鮮魚店の方が肉厚だよ。でも味は悪くない。
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串揚げはまぁまぁ美味しいよ。でもアタリマエだよな。串揚げ屋さんなんだからさ。
串揚げ1.jpg
串揚げ2.jpg
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串揚げはオーダー表に希望数を記入して渡すのだが、オーダーすると店員さんが各自、クビからブラ下げたⅰ―Phoneをタッチするんです。勤務中にⅰ―Phoneで遊んでんのかと思いきや、これでオーダーが飛ぶらしい。
天井が高いので換気がいい。衣が細かいので油っ気を全く感じさせない串揚げはうすい衣をつけてさっと揚げるだけ。
でも逆に言えばそれほど手間がかかってないってことだよね。割と広い店なんですが、こんなに店員が必要かなぁ。若い男性5人いたけど喋ってばかりいたね。
客層も圧倒的に若い女性が多く、内装が昭和チックなのに、イロの付いた酒を飲んでるのを見て若干の違和感があった。若い女性客は顔が真っ赤になっていて、若い店員さんもその若い女性客とペチャクチャ話してばかりいるのだよ。私らにも愛想はいいのだが、まぁ私語の多い店ではあるよ。
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若いアンちゃんばかりで愛想のいい店ではあったよ。私ひとりで来ることはないけど、誰かを誘うとしたら、主婦で家で揚げ物したがらない30台半ば~40台の女性でそれほど味にウルサくなくて、この店の若いスタッフを値踏みしそうな主婦どもを連れて利用するのにいいな。店のスタッフとはおそらく、母親と息子ぐらいの差があると思う。
スタッフ数が多くて余裕があるので、会計後にひとりのスタッフが店の外まで出てきてフレンドリーに見送ってくれた。お客とスタッフの比率は15対5=3対1くらいでした。
いろいろ言ったが悪くはないです。若い男子スタッフが、若い女性客と喋る店。串揚げはまぁまぁ美味しい店。
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すぐ近くにこんな店があった。雅心というこれも串揚げ屋です。ご近所同士で強気だね。じーっと見てたらスタッフが出てきそうになったのでさり気なくこの界隈を後にしました。
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かみ村 [居酒屋]

JR南武線の鹿島田駅から新川崎駅に乗り換える途中に、前から気になる酒場があった。これです。
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会津屋2.jpg
会津という名前だけで前から意識していたのですが、会津に関係あるのかどうかを確認したかったのです。でも会津という名前だけで、メニューはおそらく定食ものがメインで、こづゆとか、鰊山椒浸とかそういうのはないらしいんだな。
行くチャンスが到来した。川崎市中原区で公用がエンドになり、ジャン妻は月の締めで遅くなるので、「先に晩ご飯を済ませてよ」と相成った。
ところが。。。
好事魔多し。中原区役所の最寄駅、武蔵小杉で南武線に乗ったはいいが、間違えて一つ先の向河原駅で降りてしまったのだよ。会津食堂の鹿島田駅は3つめで、向河原~平間~鹿島田なんです。
何でこういうことになったのか。アタマの中で鹿島田駅イコール武蔵小杉の次の駅に変換されてしまったとしか思えない。しかもマチガイに気付いたのは駅の改札を出て踏切から通り沿いを歩いて、再開発地の片隅に肩を寄せ合っていた飲み屋の通りを歩いて「???」アタマの中に疑問符が付いた。
向河原踏切.jpg
向河原駅2.jpg
向河原駅1.jpg
駅に戻って駅名表示を見てようやく向河原駅に下りたのに気付いた。
普通は車内アナウンスを聞いた時か、ホームに下りた時か、それで気付かなくても駅改札を出た時点で気付くよね。ちょっと考え事をしてたのもあるけど迂闊だった。大ボケをかましたのである。
出鼻をくじかれた私は再度乗車して鹿島田駅に行く気が萎え、せっかく向河原で下りたのだからこれも何かのお導きであろうと、負け惜しみをプラス方向に転換して、何処かいい店ないかなとブラついた。
ひとつの小さな店が目に留まった。
かみ村1.jpg
個人で営っているのが外から窺えた。女将さんぽいのが狭いフロアを闊歩していたのである。
意を決してい引き戸を開けたら狭~い店であった。カウンター6席。テーブルが入口側に4席×2つ、2席×2つ。奥に4席×2つか、4席×1つと2席×1つ。私はカウンター右端に座った。
かみ村3.jpg
奥に男性サラリーマングループが3人で小宴を開催しておったので、その喧噪(そうでもなかったけど)を避けたのと、常連さんばかりだったので気を遣った。
そのグループは先に来たメンバーで既に乾杯した後の2杯3杯めを飲っておったよ。時刻は18:25だから随分早い時間から飲んでたんだね。
気になったのは私の右側、入口側フロアのテーブル席。入口側に4席×2つあったが、よく見たら幾つかの小テーブルを繋ぎ合わせてこれまた小宴会の予約席になっておった。カウンターにいる私は左右から小グループとはいえ宴会客に挟み撃ちされたのである。
早く済ませて出ようと思った。
テーブル席.jpg
カウンター.jpg
まずアジフライ。
これ200円なんですよ。数字、値段間違っとりゃせんか。
アジフライ.jpg
やきそば。ソース味。(東京焼きそばといって醤油味もあります。)
締めにどうぞとあったが、ボリューム、味ともいいですね。
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焼きそば2.jpg
ママは奥の常連さんには愛想がいいなぁ。
私は黙々と飲み食いするだけである。料理は主人ひとりでこなしているんですが、料理に徹して無愛想というかかなり無口です。
ママの後姿.jpg
厨房の店主.jpg
この頃になって入口側右テーブルの予約席がドカドカ埋まって小宴会が始まった。狭い店だから仕方がないが、営業マンたちが悲憤慷慨侃侃諤諤とウルサいこと。
私に最も近いテーブル端に座ったイキがった若いのは左手で煙草を持つから煙がこっちにくるじゃないかと言いたかったが、煙は天井上から吸い込まれていった。この店、炒めものや串揚げ、油ものが充実しているので換気はいいようです。
私の後ろの通路が最も狭く、後から入店したカップルの男性のカバンが俺の背中にぶつかり、睨んだつもりはないんだけど目が合っちゃった。その男性はドン引いてしまい、相方の女性は彼氏をガードするようにこんな感じ。
処理済~背を向ける女性.jpg冷酒.jpg
私だけ店ん中で浮いているのが自分でもわかったぞ。
それでも追加料理をオーダー。瑞々しい北寄貝刺身。大きいのが2個載って550円です。
上州のNANAや〇ツレでも北寄貝刺身を喰ったがヌメリをぬぐってあった。この店の北寄貝は空輸してるのかヌメウメしてる。(丸飛びの北寄貝は新鮮です。)
ホッキ貝1.jpg
ホッキ貝2.jpgホッキ貝3.jpg
どっかの地鶏・・・確か、最近、よく見る大山地鶏だったと思いますが、その胸肉の刺身です。これが500円で、さっぱりしてクセがなく、白身のような味でござんした。
胸肉の刺身1.jpg
胸肉の刺身2.jpg
ツマが美味しいんです。どっかのスーパーで売ってるような同じ長さ太さの大根ではなく、大根、タマネギ、ニンジン、すべて店主が切ったツマです。無愛想な主人ですが仕事をしてます。ツマも残さず全部完食しました。
ツマも完食.jpg
かみ村2.jpg
料理は平均点レベル以上の美味さで低価格だが、右は営業マンたちのグループ宴会、左奥も宴会、カウンター左は私を怖れて?背中向けっ放しのカップル。
ママも常連さん相手に談笑してるけど、(私が話しかければ明るく応じてはくれます。)、私は最後まで浮いていた。一見なのでそれ以上それ以下にはならなかったのは仕方がない。これが上州だったら、ひとりで飲んでてもひとりじゃなくなるんだが。。。
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SHOW [居酒屋]

ディスプレイ.jpg
この店のUPは7月以来です。
写真撮らなかったけど、グループで3階を利用したことがあります。その後、9月の日曜に電話したら、
「ごめぇん。。。今日は貸切なのぉ。。。」
アッサリフラれちゃったのだよ。ったく女将さんは普段愛想が無いクセに、こういう時だけブリっ娘みたいな甘え口調で言うんだからもうっ(苦笑)
前述の3階を利用した時も締めの親子丼や高菜炒飯がご飯が足りなくって全員分用意できないらしく、
「ごめぇん○○さぁん。ご飯がもう終わりかけて、人数分ご用意できないのぉ。。。」
そういう時だけ可愛い声を出すんだから。(苦笑)
その時のメンバーは一部を除いて東京人が多かったのでご飯類はそちらへ譲り、私はアサリとワカメのにゅうめんをひとりですすった。
秋の献立.jpg
定番献立.jpg
食事献立.jpg
10月に入って秋の献立になった頃を見計らって木曜の夕方に予約電話した。行ったら平日の木曜なのに、給料日直後のせいか「只今満席中」の貼り紙が貼ってあったよ。
満席です.jpg
繁盛して結構なことです。
マンボウ.jpg
女将さんが一生懸命描いたこのマンガが無かった。
「フグのヒレ酒っていかれます?」
「いや~、そういうのは。フツーの熱燗でいいよ。。。っていうか、これってフグだったの?」
「何に見えます?」
「マンボウかと思った」
「ええぇぇぇ~っ!!ヒドぃぃぃぃぃ~」
こういう時もやや可愛い声を出すんです。
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
おから。久昇時代からの定番です。
おから.jpg
メカジキの刺身をタタいて締めあ和えた物。
もう廃業してしまった近所のスーパーの魚屋が晩秋~冬にかけてメカジキとマカジキを刺身、サクで売っていた。
どちらも刺身で喰うと美味いんだけど、メカジキはピンク色、マカジキはオレンジ色で、マグロと違って主婦がイロで敬遠するらしいんだな。
メカジキの和え物.jpg
調理場からガーリックの香りとジュウジュウ音がカウンター越しに漂ってきたらこれです。
カツオ塩たたき.jpg
カツオの塩タタキ。
オリーブオイルで焼きつけ、揚げガーリックと白髪ネギがたくさん。
カツオ.jpg
鰆とキノコのグラタン風。
鰆とキノコのグラタン風.jpg
揚げシラスの焦がし醬油和え。これは久昇時代は揚げシラスの香り和えという名前だった。
揚げシラス.jpg
キノコのガーリック炒め。
キノコバターガーリック.jpg
欠かせない定番の塩肉ジャガ、レンコンピザ、ジャガセロリは敢えて注文しなかったのだよ。(ジャガセロリは秋の献立にも載ってたね。)でもイモチーは欠かせない。
イモチー.jpg
錫のチロリで金鶴の熱燗を飲む。まだおとおしのイクラが残ってますね。
錫のちろり.jpg
締めの親子丼。
上大岡の焼き鳥屋の親子丼とどっちがいいかなぁ。
親子丼.jpg
あまりお客さんのことを書くのはよくないんだけど。
カウンター、ジャン妻の隣のサラリーマン客(上司と部下のようだった)のウチ、上司さんが携帯でどっかと声高に話してたのね。
「るせぇな」(ジャン妻)
これが部下の方に聞こえちゃって、その人は私に向かって片手を立てて一礼(スミマセンの意)したんだけど、ふとカウンターから厨房を見上げたら、女将さんが携帯で話してる上司さんをじーっと見つめ、ため息を2回吐き出してた。
「女将さんため息ついてたんだ?」(ジャン妻)
「困ったお客さんだなぁ、お店ん中で携帯止めてくれないかなぁっていう表情だったぞ」
「アタシがるせーなって言ったの聞こえたのかな?」
「多分ね」
「外の階段で電話すればいいのにさ」
この店、店内は完全禁煙です。タバコは外の階段で。雨降ったり寒かったりだと喫煙者は可哀そうだけど、女将さんが言うには、
「お煙草お吸いになるお客さまって、あまりお料理を注文しないんですよねぇ」
しょーじきに答えてくれた。
店内禁煙にプラスして、店内携帯禁止の貼り紙が加わるかも知れない。
忙しいマスター.jpg
2階です.jpg
店は2階にあります。
3階はグループ向けの宴会用です。3階に灯りが点いてる日は店全体が混んでるので、マスターがちょっとイラちょモードになるんだよね。女将さんもややつっけんどんな時があるし。
逸品揃いの料理居酒屋でどれもハズレがないけどマスターも料理で忙しく、あまりカウンター越しにお客さんと会話するような店じゃない。
1人で行ってカウンターに座ると余計、愛想が少ないのが見えちゃうので、3人か4人で行った方がいいですよ。
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ライバル店(後編) [居酒屋]

店頭.jpg
夕方、この店の前を通ったらママがお客を見送った直後で外に立ってた。ママは私に気付き、
「最近他で浮気してるんでしょっ!!」
まぁ声のでけぇこと。
「そう言われたからって、そうだよってこの往来で言えっか」
少々辟易した。ママの大声は往来に響き、通行人は私を見るし、見送られたばかりのお客も私を振り向き、「コイツ浮気者か?」と思ったに違いない。
ほうほうの体でその場を退散した。

家に帰って、「ママに浮気してるんでしょってデェぇ声で言われた」
ジャン妻はケタケタ笑い出した。
浮気するほど甲斐性無いと思ってるに違いない。
しゃーない。行きますか。
空いてる.jpg
「この間はごめんなさい・・・」
「何がさ?」
(ジャン妻を指して)「奥様に言ってないの?」
「ああ、あれかぁ」
「聞いてるわよ」(ニヤリと笑うジャン妻)
「後で〇〇さん(この店の店主、板場に立つ旦那さん)に言われたの。お客さんに向かって往来であれはマズいよって・・・」
「アタリマエだっ。ああ言われたら通りすがりの人にまる聞こえで、歩いてる連中は皆、俺が浮気してるんだと伝わったさ」
「店の戸も開けっ放しだったので、お店のお客さんにも聞こえちゃったのよね」
「!!!」
「ゴメンナサイ」
「そりゃそーだろあの大声じゃぁ。どんな悪質なキャッチバーのママでもああは言わねぇよ。あの台詞は自分の亭主(お店の板場に立つ旦那さん)に言いなさい」
「ウチの旦那はそういうヒマは無いって」
「じゃぁ俺はそういうヒマさえあれば浮気してんのかって?」
「ゴ、ゴメンナサイ」
「謝らなくてもいいけど・・・」
「反省してます。。。」
別に怒っちゃいないさ。反省もいいけど美味いもん出してくれよ。
お品書き.jpg
最初の膳.jpg
おとおし.jpg
おとおしは白菜の巻物をサッと煮て、少~しさけカニが入った餡をかけたもの。
塩気が利いてビールにも合う。
でもおとおしはこの後で登場するライバル店には敵わないなぁ。

カワハギの季節になりました。肝で和えて。
カワハギ薄造り.jpg
高菜と挽肉と里芋を丸めたコロッケ。
高菜挽肉里芋コロッケ.jpg
ここまで出て最初にオーダーしたポテサラが来ないので確認したらどーも忘れてたらしい。多少他所で浮気したからってそういう仕打ちを・・・。
出て来た安納芋とカリカリベーコンのポテサラは忘れた詫びを兼ねて2皿あった。
安納芋ベーコンポテサラ.jpg
ポテサラUP.jpg
ポテトサラダってジャガイモだろ。安納芋はジャガイモというより鹿児島の種子島方面の薩摩芋の仲間ではなかったかなぁ。
高水分で糖度の高い芋です。カロリーは低い。色もそうだが味はカボチャに似て甘いの。

カツオと米茄子のガーリックステーキ。
カツオ米茄子ガーリックステーキ.jpg
美味しいけどネタの割に皿がデカ過ぎないか?凶器のような重たい皿でこれで殴ったら羽生君じゃないけど流血するは必定である。
カツオガーリックUp.jpg
平目と秋野菜の揚げだし。
これも美味しいけど別に平目でなくてもいいかもね。さては刺身で出すのに厳しくなったネタだな。(笑)
平目と秋野菜の揚げだし.jpg
昆布と高原レタスの炒飯。
塩昆布なんて何の意味あるのかと疑ったが、これのおかげでちょうどいい塩加減であった。
「塩昆布ってアクセントになって便利なのよ」(ジャン妻)
塩昆布と高原レタスの炒飯.jpg
「ラストオーダーに・・・おとおし」
「また!!これから来るお客さんの分が無くなるでしょ」
「もうこの時間帯だから客来ねぇよ」
白菜煮物蟹あんかけ.jpg
「お二人分お持ちしました」
こうなると立派な逸品料理である。白菜の煮物蟹あんかけといったところ。おそらくおとおしの価格じゃあるまい。
「アタシはいい」
要らないの?嫌いなんではなく、おとおしをアンコールするという不作法なオーダーをみっともないと思ってるらしい。
「ホントは喰いたいんだろ」
「・・・」
「せっかく2人分出してくれたんだから・・・」
ジャン妻の鼻っツラに突きつけて、
「いいわよアタシは」
「これは俺のだ。美味そうだろ。ホレ」
「!!!」
UP.jpg
「たまには本妻(この店のこと)に帰って来てね」
イヤミか。ホントに反省したのかな。水商売の女性から、「お金持って来てね」と言われてるように聞こえたが、どーも情が濃くなって来た感がある。やはりライバル店は必要だな。
そして数日後、そのライバル店へ。。。
ライバル店.jpg
今宵のおススメ.jpg
最初の膳2.jpg
おとおしとは思えん.jpg
美味しい。
おとおしとの域を超え過ぎです。
甘塩味。塩気もほどよく効いてビールにも日本酒にも合うのだ。
最初のこの時点で、最後にアンコールしようかなぁと考える。

蕪と塩昆布の和え物.jpg
塩昆布と蕪の和え物。
何でそんなツマんないものをオーダーするのかと思ったが、これもいい塩加減でいい味でね。
「塩昆布って便利でね。アクセントがつくのよ」

イカゲソさつま揚げ.jpg
イカゲソさつま揚げ。
何処にイカゲソがあるんだ?と探したら、ねりものの中に刻んだゲソが隠れてました。
さつま揚げUP.jpg
「あっ、マヨネーズが添えてある(喜)」
ベチョ~ッ。
マヨネーズに浸ける.jpg
「みっともないわねぇ。」
「合うよ」
「べっとり浸けるのよしなさいよ」
この店はまだ私らとは関係が浅いので、私がタルタルソースを好きなのを知らない。

カツオの竜田揚げサラダ添え。
ちょうどよかった。野菜が不足してたんですよ。昼はテキトーだったし。
牛か馬になったつもりで野菜をムシャムシャ喰い始めた。
カツオ竜田揚げサラダ添え.jpg
裾の野菜を引っこ抜くように摘まんだらサラダの山がドッと崩れてきて、喰えども喰えどもカツオが出てこないぞ。
カツオを引き摺り出す.jpg
サラダの下にカツオがたくさん隠れてた。
サラダの下にカツオが.jpg

粗挽き大根おろし.jpg
箸休めに粗挽き大根おろし。
私は大根おろしが天ぷらや焼き魚に添えてあっても殆ど無視して今日まで生きて来たが、この店で粗挽いてガシガシした歯応えの大根おろしにハマった。ベチャベチャしてないんです。
誰が言ったのか、大根おろしに医者要らずっていうから体にいいらしい。焼き魚や天ぷらに添えてあるってことは消化を助け、焦げた部分や油分に抵抗する成分でも入ってるのだろう。
いぐすり.jpg私は日頃、胃腸薬に左写真の製品を飲用している。
消化を助けるジアスターゼ(アミラーゼ)のみ。これは殆ど大根おろしだけといっていい。でもこの商品はあまり売れ筋の棚(客の目線の位置)には置いてなくって、棚の下の方や上の方に仕方なく置いてある店が多い。一般用医薬品です。

地鶏一枚焼き.jpg
じ~っくり焼くのでちょっと時間がかかる地鶏の一枚焼き。
デカい地鶏だな。肉厚、表面パリパリで中身はジューシー。
地鶏UP.jpg
この店は知ったのが今年の初秋なので、まだ慣れ慣れしい関係にはなっていない。
「いつもいつもありがとうございます」
いつもと言われるほど未だ頻繁に来てませんが。
「何を喰っても美味ぇな」と言い捨てて出ました。

どちらの店も美味しくて。。。
ただ、店側と会話がある無いの差はまだまだ開いてますね。

これら店のせいで割を食ったのがこの店。
新潟料理、地酒がかぶるんです。
お店の入口.jpg
ここもいい店なのよ。でも、
「来なくなっちゃったねぇ」
「う~ん。そうだなぁ」
あまり義理立てするのもねぇ。まぁ行きたくなったら行くでしょう。
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ライバル店(中編) [居酒屋]

週半ば過ぎてジャン妻が疲れてしまい、冷蔵庫の材料も乏しくなった木曜日、
「今日は外で済ませて行こうよ」
「じゃぁどちらにする?」
ここで私は本妻?2号?と答えたらジャン妻はムッとした。私の表現が気に入らないらしい。
ジャン妻は昨日も載せた下写真の店に問い合わせた。この店は私らの今年の居酒屋訪問回数MAXなのです。
お店2.jpg
残念、カウンターが満席だった。じゃぁ次へ行こう。満席という大義名分を得たので私は嬉々として次写真の店に流れてきました。
2店ともご近所さん同士で、私らの中ではライバル店の位置づけになっている。
店構え6.jpg
この店について調べてみたら、2011年11月に新規OPENしており、その前は現在の店主じゃなかったそうである。
2011年といえば、私らが上州に行く前の年。でもこの店は知らなかった。私らは前の店主は知らない。今の店主は強面だが、声音は丸く優しい。
ママはくノ一みたいなカッコして獅子奮迅である。和太鼓が似合いそうである。
処理済~くのいち-1.jpgくのいち-2.jpgくのいち-3.jpgくのいち-4.jpg
料理はどれも美味しい。刺身、煮物、揚げ物、焼き物、平均点70以上の満足が得られますよ。なんてったっておとおしから楽しみな店です。
今日は冬瓜に餡のかかった煮物。おとおしを超えた逸品。
おとおし.jpg
枝豆とか、どっかの酒場みたいに酢の物、胡麻豆腐とか出さないところがいいね。
この煮物、適度な塩味で、日本酒、ビールにも合う。こうでなきゃ。最近は出なくなったが、会津湯野上蕎麦宿湯神にこのタイプの煮物(蕪、冬瓜)が出たのを思い出したよ。
最初の一杯.jpg

粗挽き大根おろし1.jpg
何の変哲もない大根おろしですがこれが美味いのよ。粗挽きなんです。ジャリジャリした歯応え。醤油をちょっとたらすと甘さが引き立つ。
「家でもできるよ」
そりゃおろし金の荒い面で摺りおろせばできるだろうがよ。でも家ではしなくていいよ。
粗挽き大根おろし2.jpg

長ネギの一本焼き。醤油タレ。
長ネギ一本焼き.jpg
焼き鳥屋だと串に刺して筏のように供されるが、そういうのってたいてい細い長ネギなんだよね。この店のはブッ太い長ネギです。

揚げだし豆腐。
今は引退したプロレスラー、スタン・ハンセンの今の奥さんは日本人で、スタン本人も揚げ出し豆腐が大好きなんだそうですね。(今は廃刊した週刊ゴング、スタン・ハンセン引退記念号から)
揚げ出し豆腐.jpg
肉豆腐。これは肉じゃが風の醤油味で、豚バラ肉とタマネギにしっかり味が浸みています。
肉豆腐.jpg
鶏唐揚げ.jpg
鶏の唐揚げ。
唐揚げにはやっぱビールでしょうがぁぁぁ。
惜しむらくはビールがあるウチに先に欲しかったね。
ビールでしょう.jpg
これは豚の角煮です。主役を張るのはデカい大根です。長さ10cm。直系5cm。
バラ肉はトロトロです。
豚角煮.jpg
玉子雑炊ぃぃぃ。
こういうのは見るだけでどんな味か想像つくでしょ。
玉子雑炊.jpg
新潟県魚沼産の青木酒造の鶴齢、熱燗を飲りながら、アタマん中では、さっきのおとおしアンコールか、粗挽き大根おろしのアンコールを狙ってたが、玉子雑炊と焼きお握りで締めました。
焼きお握り.jpg
カウンターに並ぶ焼酎にこんなのがあった。
焼酎たち.jpg
晴耕雨読.jpg
晴れた日は田畑を耕し、雨の日には家の中で読書をする意味ですね。
諸葛亮、字は孔明が、劉備玄徳の三顧の礼に招かれるまで。
無言でじーっと見てた。「・・・」
「アナタはまだ早いよ。」
「・・・」
「定年伸びるかもよ。家のローンが終わっても、家に入れる金は最低でも65歳までは同じ金を(家に)入れて貰うからね」
私のアタマの中では都会の(世間の)煩わしさを離れて群馬の田舎で心穏やかに暮らすことを考えてたのだが。それは無理そうだなぁ。
ボケてますが.jpg
ライバル.jpg
店を出て、上写真の店の前を通ってひやかしてやろうかと思ったらジャン妻が制止した。そういう無粋なことは止めなさいって。
ところがその後のある夕方、その店のママから逆襲を喰らったのである。(続く)
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ライバル店(全編) [居酒屋]

お店2.jpg
1ヶ月ぶりです。
ジャン妻はランチには来ていたらしいが、ご無沙汰だったのは、すぐ近所にあるこの店通いが続いたせいです。
店構え6.jpg
この記事で私が余計な捨て台詞を残して立ち去って以来です。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-25
何を喰っても美味いのですよ。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-09-26

「お・ひ・さ・し・ぶ・り・っ」
ママの目が白いぞ。
「そういえば1ヶ月ぶり。。。」
「他で浮気してたんでしょ?」
「そうだよ~。いい店みっけてさぁ」
「前にああ言われて(過去記事の捨て台詞)気になってどこどこ?って聞こうと思ってたの。でもマスターがそういうヤボなこと聞くなよ~って言うからさ。で、どこなの?」
「〇〇〇〇」
「???」
「背脂ギットギトのラーメン屋の隣ですよ」
「新しい店なの?」(ジャン妻)
「あの店はウチらがここにOPENする前から営ってますよ」(マスター)
「!!!」
それは知らなかったな。裏通りだから前を歩いたことなんて無かったからな。
「あのお店、ウチと一緒で土曜は営ってないんでしょ?気になるワ」
「営ってない・・・と思う。この界隈は皆そうだし」
美味しいの?」
「うん、ここより・・・」・・・の後、美味しいと言いかけてジャン妻に制止された。
新潟の食材だから長谷川さんとカブるんだよね」(ジャン妻)
「長谷川ともカブるけど、創作料理はここともダブる部分があるぞ」
「ふぅ~ん・・・(またしてもママの白い目)・・そんなに美味しいんだ。。。」
「でも俺らもまだ行き出したばっかりでこの店ほど関係できてないし。ワガママ言えないからさ」
「ホントっ??そう思ってくれるっ??」
ここで機嫌が直った。ったくオンナって生き物は。。。
お品書き.jpg
まずは.jpg
いいお通しです。
塩加減がいい。ビールにも日本酒にも合う。
おとおし.jpg
刺身盛。。。
新サンマ、アジ、しめ鯖、カツオ、ブリ、タコ。。。
刺身盛.jpg
新サンマなんかすぐにヤマになるからね。「サンマとアジ」って言ったらジャン妻が「何で同じような系統の魚を」ってヘンな物言いをツケやがった。
「アジが少ししかないんで。。。」
「じゃぁ盛り合わせ。それにしめ鯖入れてね」(ジャン妻)
「ちょっと待てよオイ。今お前は俺に、サンマとアジぃ?同じものをって物言いつけたじゃねぇか。それにサバかよ?サバだって・・・」(ここで遮り)
「サバはいいの。別なのっ!!」
この後で案の定、サンマがヤマになった。

焼タコとパクチーのポテサラ。
焼蛸とパクチーのポテサラ.jpg
う~ん。これはイマイチだな。タコは合わないよ。潰して練ったジャガイモは舌上でとろけるけどタコだけ残ってしまうのだ。歯茎にも。ベーコンやハムの方がいいな。
パクチーも香が強いし好き嫌いあるしね。
「パクチーよくご存じですね」
「ラクサっていう米粉ラーメンに載ってたよ」

豚トロと小松菜の塩炒め。
小松菜だけじゃなくニンジン、シメジも。ご飯が欲しくなるほど良い塩加減。
豚トロ小松菜塩炒め.jpg
スルメイカとエリンギの肝バター炒め。
これは美味しいです。イカだけじゃなく、ジャガイモ、レンコンも入ってた。
スルメイカとエリンギの肝バター炒め.jpg
肉詰め蓮根ステーキ
これも美味しいんだけどここまで喰って気付いたのは、いい意味で味が濃いのねこの店。
肉詰め蓮根ステーキ.jpg
「お待たせしましたぁ。蓮根と里芋饅頭かにあんかけでぇす」
「これの何処がカニなんだ?」
「あっ」
デケぇ声で間違えやがって。
「・・・ええっと・・・海老です」
「そうやって他のテーブルでも間違えて叫んでねぇだろうな」
「・・・」
里芋蓮根饅頭海老あんかけ.jpg
自家製チャーシューとししとうの炒飯。
これをオーダーする前、辛いのが苦手な私は、両手の人差し指で長さを形作り、
「まさかししとうが炒飯の上にこ~んな感じにデンと載ってるの?」
「いやいや、刻んでありますよ」
それがこれ。
自家製チャーシューとししとうの炒飯.jpg
悪くないんだけど、自家製チャーシューを謳ったって、細かく刻んじゃったら自家製の良さ、特徴がわからないけど。

さっきからレンジの上のリッツが気になる。これ見よがしに置きやがって。
「リッツにタルタルいきます?」
「止めてっ!!」(ジャン妻)
レンジの上のリッツ.jpg
今宵の捨て台詞。
「ちょっと浮気してたけど、たまには本妻(この店)もいいなぁ」
「!!!」
「たまに来ると美味しいのかも」
「!!!」
見送りに出たママは目をひん剥いて見送ってくれたが。。。(続く)
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通町の夜 [居酒屋]

武州~上州の行政廻り&支店廻りの途中で、現地の男性リーダーから電話が。。。
「今夜は泊まりですよね?」
何で知ってるんだ?
「Mさんも初めての夕食だからご一緒しませんか?」
あっそうだった。私とは別に東京からもうひとり、Mという応援者(男性)が3泊4日の行程で来てるんです。そヤツの歓迎会じゃないけど顔合わせ会が開催されるんだと。
私はMが来てるのは知ってたし、東京でMに、「現地で会おうぜ」とは言った。おそらくMは群馬の飲み屋にそこそこ詳しい私にご相伴に預かろうという魂胆があったのではないか。私がMを誘う前にMが周囲に、「○○さん(私のこと)からも何となく誘われてるんです」ぐらいは言ったかも知れない。

もうひとり、別の男性リーダー(あまり酒癖がよくない)からも連絡があって、
「今日の今夜でなかなか予約が取れなくって・・・笑笑とか和民でもいいですか?」
「いいですよ」
「いやぁすみません。○○さん(私のこと)ってグルメだって皆が言うんで・・・」
「???」
私は傍らにいた女性店長に聞いた。
「俺ってこっち(上州)でグルメになってるの?」
その女性店長は「そうですよ」と涼しい顔をしてた。もしかしたらMが言い触らしたのかも知れない。
でもいきなり今日の夜で予約が取れないらしい。またしばらくして電話があって、
「〇〇さん(私のことね)、どっかいきなり行って10人可能な店、ご存じないですかねぇ」
自分らはこっちに住んでるクセに店を知らないらしい。でも俺に聞くか。俺だって都内から来ているお客さんじゃないかよ。
でも私も10人いきなり可能な店って知らないのだ。
「今、誰々から電話があって、笑笑か和民だって・・・」
「いやぁ、自分はそういう店嫌いなんで・・・」
どうもリーダー同士、幹部同士で意見が一致してないようですね。
「自分が知ってる店はひとりでフラッと入れるような小料理屋のような店ばかりなんですよ・・・」
と言いながらもアタマの中で、どっか宴会慣れしてスタッフの数がそこそこいて、対応可能な店はないかと。
梅ふく、GETUなんか絶対に無理だし。
開いてるぞ.jpgあんどん.jpg
〇潮、NANAは事前に予約してあれば人数的には可能(NANAは2階)だが。。。
蒼白い看板.jpgNANA2.jpg
和が家?
なすび?
だがMが泊まるビジホは高崎駅前だし。。。
私を誘う看板1.jpgなすび.jpg
KAMIKAZE?
鳥久?
KAMIKAZE.jpg鳥久2.jpg
う~ん。。。無理だな。。。
味一味やも10人はキツイな。くいもの屋はキャパはあるけどマスターひとりだし。
味一味.jpgくいものや.jpg
写真を並べてたらハシゴしたくなてきたぞ。でもあまりいきつけの店に社の連中を連れていきたくない気持ちもあるしなぁ。
普段は滅多に行かない店で、料理が美味く、皆を連れてって恥ずかしくない店ってないか考えてたら、ある店を思いついた。
「通り町のまる飛はどうです?」
これはもしかして.jpg

まる飛の前で待っていた後輩連中です。
右端がMという男性。真ん中がMが育成した後輩。
処理済~後輩たち.jpg
Mは10年前、社内でグレてた時期があって周囲が見離しかけ、辞める寸前でダメ元で私が出向き、都内の飲み屋で説得慰留した。でもその時はウンでもスンでもなくラチ明かないのでこりゃ口で言ってもダメだなと。環境変えるべく強引に異動させたの。
そしたらMはその後、周囲のフォローもあって更生し、新しい家族が出来たことで不良社員への道を諦め、私に向かって堂々こう宣言したものである。
子供が出来ました。もう自分の人生終わりです。今後は会社の為に働きます」(@@;)
それから順調に出世して、私が一段階職位が下がったのもあって、いつか職制上は私と同格になった。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-14-1の記事で、俺を超えていけ、って言ったらホントにそうなっちゃったのである。

通町のまる飛.jpg
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-07-05
BAR(バル)以来です。
まる飛のマスターは私を覚えててくれたようで。。。
「ああどーもぉ」
「お世話になりますぅ」
の後で、「もうすぐ秋BARですが、もうBARは参加しません」って言ってた。
2階に案内された。個室になっており、そこに私やMを含めて男女合わせて10人。「時間がかかるかもなので先に刺身盛を入れておきました」とのこと。
刺盛.jpg
燻製コロッケ。
BARの時よりサイズが大きいぞ。美味しいって皆さん驚嘆してました。
燻製コロッケ.jpg
写真は撮れなかったが、モツ煮、ポテサラ、明太子の乗ったピザとかが美味かったねぇ。

Mが後輩の男性社員(前述の写真中)に向かって、「彼は新卒で入って来たんですが、彼と同期が悪ガキで・・・」
私はその後輩の挙式に出て、最初で最後の主賓というものを経験している。最初に祝辞が廻って来て、「新郎とその同期は悪童だったが、俺は企業舎弟にしたかった」と毒舌をば吐いたよ。
私はMに向かって、口を挟んだ。
「おまえだって人のこと言えっかよ」
「あっ、ええっと・・・」
「そうだったの?」皆がMを注目した。Mは今はマジメ人間でとおっていて、とても過去にグレてたように見えない。
「そうなんス」
「何だかトンがってて、変に冷めていて、こりゃどーすりゃいいんだって途方に暮れたモン」
「・・・」
Mはちょっと項垂れてテレていたが、こう言ったものである。
「自分、あん時、〇〇さん(私のこと)に引きとめられなかったら、この会社、辞めてました。。。」

「へぇ。そんなこと言ってたんだ」(ジャン妻)
「俺は会ったことはないがMの嫁さんに感謝してるよ。よくぞヤツを選んで家庭人にしてくれたってな」
守りに入って不良を卒業させてくれたという意味です。
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