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岡本屋 [ラーメン]

まだあったのか.jpg
大船駅西口から徒歩15分~20分、まだ営っていたのか?と思うくらい私の中では忘れられた存在だった神奈川県立フラワーセンター大船植物園(民間ではなく公営です)のダダっ広い4車線の向かいに、岡本屋というあまり美しくない店構えの店があります。
岡本家ではなく屋ですが、名前からして家系かと思った。
店構えから想像できないようないいお味を出すこの店は大船駅からかなり離れていますが、店の前に何とか3台分の駐車スペースが確保されています。
道路の向かいに.jpg
大船って駅改札からバスターミナルまでが遠いですが、岡本家へ最寄のバス停は大船から3つめの岡本といいます。なので店主の名字に屋を付けたのではなく、岡本という地名にちなんだものらしい。岡本さんじゃないです。

岡本は鎌倉市内ですが古都のイメージは皆無で、鎌倉というよりは大船近郊、藤沢市寄りと言っていい。
もとは玉縄城下だった。安房から侵攻してきた里見軍が罰当たりなことに鶴岡八幡宮を焼いてしまい、その余勢を駆って北上、玉縄城下に攻め寄せ、岡本から大船観音の麓あたりで激戦になったこともあるそうです。
TBS噂の東京マガジン噂の現場で、大船駅と藤沢駅の中間地点に新駅と新都市の構想があるにも関わらず、それがいつの間にかゴミ焼却場予定地に転じていたというネタが放映されていたが、その現場、駅予定地もこここからそう遠くないところだった。
鎌倉市は鎌倉幕府のあった旧鎌倉市街や神社仏閣のアピールに熱心で、湘南モノレールを境に東側は古都や自然環境をアピールするクセに、西側は住宅開発に熱心だというのは私の穿った見方でしょうか。
岡本地区は住宅地で、大きい病院や大きい商業施設が建っている。ただ、飲食店は少ないようです。
バス亭.jpg
ラーメン、カレーライスが、赤くぶっ太いフォントで堂々と描かれています。餃子他、一品料理は一切ない店なんです。
岡本屋.jpg
引き戸を開けたら中はカウンター14席のみだけ。
左端に食券売機があります。これが古そうな券売機で、「新旧500円硬貨使用できます」なんてのが張られたシロモノ。
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ラーメン600円、ワカメラーメン750円、ネギラーメン800円、キムチラーメン800円、ノリラーメン800円、チャーシューメン900円。。。これにワカメ、ネギ、キムチ、ノリが加わると1000円超過して1050円。。。
私は社で店舗指導時に、「店の釣り銭は50円玉、500円玉は10円100円より少なく設定しなさい」とよく言っていたが、この価格設定だとこの店は釣り銭50円玉が多く必要でしょう。
もっとも今のご時世で、1000円プラス50円、1050円のラーメンがが多く出るとは思えないけど。。。
基本、ラーメンが600円でつけそばも600円、そして店のもうひとつの看板たるカレーライスも600円なんです。ラーメンと同額です。
私はラーメン、プラス、カレーという高カロリーの組み合わせはあまり好まない。どっちかがどっちかをコロしてしまうのではないかと思うからです。
券売機に貼られた白いテープ(紙か?テーピング?)に、「ラーメン類(塩、醬油、味噌)味あります」と殴り書きされているが、ほとんど気付かないくらい。こちらが何も言わないとデフォルトでは醤油になります。
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初めて行った時、初老の店主と白いYシャツを着た若い男性で営っていた。親子か師匠と弟子の関係かと思います。
店内はBGMもなくラジオが流れている。11時台だと、亭主の浮気に悩む妻とか、愛人問題とか、嫁&姑に絡む問題とか、借金とか、ドロッドロの人生相談だった。
シンガポールラーメンラクサを出す店でも全く同じラジオ番組が流れていたが、11時過ぎの時間帯ってそういうのが流れる時間帯なんですね。
海苔が載ってる.jpg
海苔を除けると.jpg
スープ、麺ともにかなり美味しいです。
ラーメンのルックスは家系ですが、油ギットギトという感じではなく、あっさりしたマイルド家系ラーメンでした。
粘度が少ない。サラッとしている。本牧の大将にやや近い感じがして私的にはGOODでした。危うくスープを飲み過ぎるところでしたよ。
マイルドなスープ.jpg
ほうれん草が多いです。茹でて細かく刻んであるので歯間に残る時があるけど。
チャーシューはおそらく肩ロースだと思いますが、味と鼻に抜ける香りが独特でこれは好みが分かれるかも。全体的にやや固い感がした。
麺ウマ~.jpg
麺が独特なんです。
壁にこんな貼り紙があった。
「当店の麺は伝統的製法に基づいて保存料不純物等を一切含まない生粋麺を使用しております」
伝統的製法とはどんな凄い麺なのか。これがその生粋麺をアップしたもの。
四角いのがわかりますか.jpg
妙にエッジが効いて美味しい。どうも麺の断面が四角いようですね。私はエッジの効いてない表面ツルツルの麺は好まないのです。舌で麺ざわりが感じられる方が好み。スープ、ほうれん草と併せて私の中でクリーンヒットした。
私にしては多く飲んでしまった.jpg
次にネギラーメン。
最初、こんな状態で供されたので。。。
ネギラーメン2.jpg
海苔をこうしました。
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野菜高騰の折ですがネギが多かったです。写真撮りながらネギと格闘してたら麺がやや伸びてしまった。
ネギが多いのが嬉しい。台風、豪雨、河川の氾濫とかで野菜が収穫できず、そっち方面の農家の方がお気の毒です。私のよく行く個人の八百屋さんなんか棚がガラガラでしたからね。
まさか閉めんじゃねぇだろうなって言ったら、「それはないけど売る野菜が無いんですよ。農家の方が畑に入れなくって。。。」
雨も必要だけど、そこ一か所で集中して降らないでまんべんなく降ればいいのにさ。
各方面の被災された方はホントお気の毒です。
店内から.jpg処理済~ご夫婦.jpg
この日はご夫婦で店に出ておられた。店のカウンター端に婆さんがいて、先客かなと思ったら慌てて立ちあがって厨房に入ったので、ああ、奥さんかと。
失礼ながら結構いいおトシを召されてましたよ。奥さんの声音は高崎の東竜の奥様に似ていたな。

ではこの店でラーメンと同等の値段たるカレーとはいかなるものか。3回めにオーダーしました。
店主がずんどうからすくったカレーは遠目に見てもドロッとしており、皿に盛ったご飯に向かってボトッと落とすような仕草だったので、まさか私が子供の頃にジャン母に喰わされたような煮詰まったカレーじゃねぇだろうなと不安がよぎった。
私が子供の頃なんか、ジャン母が昨夜の残りカレーをそのまんまで火にくべるからルーが塊になってましたからね。挙句の果てに焦がしちゃったりしてたモン。カレーが焦げた香って凄いですよ。
900円のセットで出されたカレーは。。。
黄色いカレー.jpg
黄色いカレーなんです。
ネットリしてドロッとしている。昨今流行りの雑種多様なカレーが氾濫する前の時代、昭和初期の頃のカレーではないか。
小麦粉が多く入っているようです。だからもったりしていましたよ。ルーの具でハッキリ形になってるは豚肉のみです。ジャガイモもタマネギも煮崩れているんでしょう。
おそらく、店主が子供の頃に食べたカレーではないかなぁ。よくラーメンにソースをかける人がいますが、あれば私も書けてたかもしれない。
甘口ですね。スパイシーさは全くないかわりに、ラーメンのじゃまをしないカレーでした。でも、一度でいいかな。
セット900円.jpg
スプーンですくう.jpg
今のところ4回めはないです。
いつ閉めてもおかしくないようなくたびれた外観、内装に見えるので、今のウチに知り得てよかったと思う。
マイルドな豚骨スープ。。。
タップリのほうれん草とネギ。。。
そしてエッジの効いた四角い麺。。。
ここんとこ、ツルツルしたうどんみたいな麺が続いたので久々のヒットでした。
店構え.jpg
平成26年9月某日、キムチラーメン喰ったので追加します。
キムチらーめん.jpg
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酸味の強いキムキでした。本牧の大将なんかは酸味の少ない若いキムチなんですよ。
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番外編 再会(再開)の日は近い。。。 [ラーメン]

旧ぐみはん.jpg
上の旧ぐみはんの写真はa-r2さんから御承諾を得て借用致しました。
次は現状、平成26年8月29日時点での写真です。
NEWぐみはん1.jpg
何だか接骨院かクリニックみたいですね。
中で作業していた内装業者さんに聞いてみたんですが。。。
「いつから再開かわかりません?」
「いやぁちょっとまだ。。。」
だそうです。

このショート記事は前述のa-r2さんへのお礼も兼ねて急遽、掲載したものです。
後日、文章を書き足して10月以降に番外編として移行する予定。。。
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御苑独歩 [ラーメン]

丸ノ内線を使うことが多いのです。
新宿三丁目で降りたり、新宿で乗り換えたり、西新宿で降りたり。。。
その界隈や沿線で、なるべく歌舞伎町のような人混みの多いところを避けて、何処か好みのラーメン屋さんはないかと検索してたらあるBlogにたどり着き、そこで知ったのがこの店。独歩。。。
独歩2.jpg
素晴らしいBlogです。
↓ リンクはフリーとのことなので貼り付けますね。
http://blog.livedoor.jp/next_step_to/archives/51799641.html
(昨日の鈴蘭もこちらで知りました。ご承諾ありがとうございました。)

新宿御苑駅は相対式ホームで2面2線です。
改札と地上への出入り口が1番(新宿三丁目寄り)と2番(四ツ谷三丁目寄り)と両端に離れている。(3番出口があってエレベーター出口)
何も知らずに四谷三丁目方面へ行こうとして1番出口、改札から入ると、そこのホームは新宿三丁目方面なので、新宿行、荻窪行しか来ません。ホームの途中でまた階段を下りて反対側ホーム(池袋方面)へ歩くんです。めんどくさいけど構造上仕方がないです。
新宿御苑前構内図.jpg
独歩は四ツ谷三丁目側にあるのですが、1番出口だと戻って歩く距離が長い。丸ノ内線は6両編成だからその分を歩いて戻ることになる。
2番出口の方が近いけど、正面の交差点を渡るのでそこで若干、炎天下の下、アタマがジリジリ焼けながら待つことになる。
御苑が正面に見えますが、左折して四谷三丁目方面に徒歩2分たらずです。
この地図の右下、〇久ビルの手前辺り。
新宿御苑前地図.jpg
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白いパリッとしたコックスタイルの店主とアシストの2名で営っていました。(アシスタントは常に募集しています。人手不足らしいです。)
店主はしっかり整髪料で髪を固めていましたね。俺にもそういう時代があったな。。。
薄暗いカウンター8席+小上がり4人卓×2=計16席でした。店内のBGMはJUZZです。
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カウンターに曲線がある。
こういうのって大工さんに注文すると高いのよ。私の着席した位置はカウンターが曲がって私の腹にせり出しているので広いんです。広いイコールカウンター上にある冷水まで遠く、腕を伸ばさないと届かないのだ。しかも氷がたくさんはいっていて重いの。
カウンターは左にもウエーヴがかかっていて、左端に座ったボーッシュな女性客は私の横顔が視界に入るハズです。見ちゃいないだろうけど視線、気配を感じた。
曲線カウンター1.jpg
その女性客は店員さんから、「麺300gで大丈夫でしょうか?」
女性には必ず聞くみたいですね。
「えっ?そんなにあるの?小盛ってありますか?」
「ございます。50円引きです」
小盛の場合はその場で50円玉が返却されます。デフォが300gで、50円引きの小盛で180gだそうです。
300gは多いな。しまったと思ったがもう遅し。ここはそのままいった。
この日、券売機が故障していたのでキャッシュで支払ました。見てると女性客が多く、最終的に私以外の客は皆、若い女性ばっかりで全員が小盛りをオーダーしてましたね。
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魚介中華そばです。
300gのせいか案の定、丼がデカいです。洗面器かよ。
箸が横に置けないです。置いたら落ちちゃいます。箸が短いのか。丼の直系が長いのか。。。
褐色のスープは量が多くて熱々です。海苔の上に魚粉がパラリ。フゥフゥ言いながら食べにかかった。
スープの表面にもたっぷりラードの膜と魚粉が浮いて。ネギは細かいのですすってたらむせた。
動物系よりも魚介の主張がガッツリ鋭く、強く、際立っています。そこへラードで蓋をして最後まで熱々熱々でした。
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麺は中細のちぢれ麺、昭島の鈴めんでした。この店、立川から移転してきたみたい。さすが立川方面出身。
チャーシューもヴ厚い。でも箸でほぐれます。
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カウンターが斜円を描いているので、私の左隣からそこに座ってる女性客がフゥフゥ、ズルズルの音、気配が感じられ、ついつい見てしまった。斜め横顔が丸見えなんです。
こっちから見えるってことは向こうからも見えるので、粗相をしないよう注意して食しましたよ。こっちが気にするほど向こうは私の横顔なんか見ちゃいないだろうけどさ。
曲がったカウンターってBARなんかだとこっちがカッコつけて静かに飲んでりゃいいから気にしないけど、ラーメンだとカッコつけるも何もないし。どうしてもズルズル音がするわけでちょっと気を遣いました。
麺は食べきれたけどスープは飲み干せなかったですよ。
後から女性客2名が来て、やはり麺小盛にしてましたね。300gに「えっ??」って驚いてたモン。
曲線カウンター2.jpg
お店のHPにあったんだけど、この曲線を描いたカウンター、黒くツヤツヤしているカウンターのカタチそのものは前のテナントさん時代からもともとあったもので、それを店主が塗り直したそうです。
最初は白く塗ったんだって。白く塗って店が明るくなった後で塗装屋さんから、「独歩さんの中華そばは熱々だからそれだとダメだよ」みたいに言われ、せっかく塗った塗装を全て剥し、言われるままに塗って削って磨いて塗ってを4回ほど繰り返して完成したとか。
思い入れのあるカウンターのようです。
50円玉.jpg
私はニボニボ系も嫌いじゃないけど、プラス魚粉がキツいのは苦手なようです。2回め、今度は鶏塩にしました。
「小盛でいいよ」
50円返却されました。
「スープも少なめでいいから」って言いましたよ。それでもこれです。
鶏塩1.jpg
おおっ!!これは美味しいですねっ!!
塩って難しいものですがこれは私の好みとしてはパーフェクトでした。今回のシリーズで最も美味しかった店のうちの一つ。。。
鶏塩4.jpg鶏塩3.jpg鶏塩2.jpg
この日も女性客が多く、自販機で購入した後で「300gですけど大丈夫ですか?」って問われて小盛りに切り替えるので、その度に180gに変更、変更が繰り返され、50円玉が返却されてた。
販売店でお店に常備する釣り銭は、5円玉、50円玉、500円玉は10円玉、100円玉より少なくていい筈なんだけど、この店は50円玉を多く置いておかなきゃならないだろうな。
麺300gは昭島の鈴めんのパケージ量かもしれないけど、いちいち「300gですが・・・」って確認するのではなくて、思い切ってデフォを180gにして券売機にも設定したらどうでしょ。300gは大盛りにしてさ。

店を出る時、厨房から店主が扉を開けてくれるんだけど(遊園の七志もそうだけど、そこまでしなくてもいいんだけどさ)、私はわざとニヒルにニヤっと笑って「美味しいワ」って言い捨てたら店主の喜んだこと。。。
「あ、ありがとうございますっ。またよろしくお願いしますっ」
嬉しさで語尾が震えてたような。
苦労されたんだろな。
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ここんトコ魚介系が続きましたが、ニボニボしててもいいけど魚粉がキツイのは苦手なのを覚りました。
動物系、鶏ガラ醬油か塩が今の私にはいいみたいです。
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鈴蘭 [ラーメン]

新宿三丁目構内図.jpg
新宿三丁目のE1出口先にある区役所分庁舎によく行きます。担当者ともまぁまぁ顔馴染。
そこへ行く際、新宿駅から新宿三丁目駅まではメトロ丸の内線で300mしかないので、新宿駅を起点とした時だけメトロプロムナードで歩いています。
新宿駅から新宿三丁目までメトロ乗って清算したのを知ってる人が見たら「それぐらい歩けよ」ってなりますよ。地上は暑いけど地下は涼しいもんです。
丸の内、副都心、都営新宿、3線がくっついている駅なので、構内はあっちこっちに枝分かれしていて出入口がとても多い。A1~A7、B1~B11、C1~C8、E1~E10まである。自分が何処へ行くのか、その際はどの出口から地上に出るのか事前に検索しておかないと無駄足をするハメになる。
前を歩いてた人が突然立ち止まって出口を確認したりする。急に立ち止まるんじゃねぇ。
この放射状シェルターのような駅のC6出口近くに、とても攻撃的なニボニボ系の中華そば専門店、鈴蘭があります。
鈴蘭1.jpg
縦看板.jpg
この店は私が時折覗いてるラーメンブログで知りました。
リンクはフリーとのことなので掲載します。
http://blog.livedoor.jp/next_step_to/archives/51787435.html
(御承諾ありがとうございました。)
鈴蘭2.jpg
11:35分。既に先客5名いた。
カウンター10~13席か14席程度で、店側には男性スタッフが3人。
入り口左手に食券自動販売機があって、1日30食限定の煮干しラーメンをGET。
隅っこに煮干しのダンボールが数箱山積みにされていた。
煮干しが山積み.jpg
真剣に調理しています。私語が全くない。
湯切もいい意味でしつこいくらいに振ってました。お客さんに見せつけてましたね。
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ニボニボしていますね。
かなり鋭角、攻撃的な味です。シャープです。
具はチャーシュー1枚、メンマ、海苔、ナルト、ネギとタマネギ。
麺は低加水の細くもないが太くもない麺だった。コシが強く、前歯で噛み切りました。
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この店はヤバいです。タマネギのみじん切りがた~くさん入ってていいアクセントになっていますが、これをレンゲですくってたらどんどんスープが減っていくぞ。自分でも気づいたが、いつもよりついスープを多く飲んでしまったようだ。
30食限定だけにそんなにスープの量は多くないし、30食じゃぁ残したら店に悪いなとも思ってしまうのだ。
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チャーシューがほとんどレアで、オードブルの生ハムかベーコン、ローストポークみたいでしたよ。お中元の高級ハムにありそうなヤツ。
中華そばに合っているかというと疑問だった。チャーシュー単体でそれだけ食べたら美味しいので、酒が欲しくなる美味さだったよ。

2回め。中華そば。
これは魚粉が大量にバラまかれた凄いものでした。ほとんとブチ撒いてますねこれ。吹いたら飛び散りそうです。
魚粉=フィッシュミール、魚を乾燥して粉状に粉砕したもの。これってその辺のスーパーなんかで市販されてるの見たことないから業務用なんでしょうか。
原材料はカツオ、アジ、イワシ、ムロアジといったところだが、じゃぁ家でミキサーで鰹節や鯖節を粉砕してもそれは魚粉とも言い難い。それはこういう店で提供する魚粉にはダシの側面もあるので、魚以外のもの、例えば昆布とかも混入しているからです。
中華そば1.jpg
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魚粉拡大.jpg
しかしちょっと魚粉が多過ぎますね。
事前に知ってたら、可能なら、「魚粉は少なめで」って言うかも知れない。

私は魚粉系だと高崎の屋台村にあって今は撤退した某ラーメン店での「カツオ風味ホンダシ事件」が記憶に生々しい。
前にも書いたけど、店のスタッフが上の棚から私の目の前でホンダシの箱を落としたんです。落ちて来た箱に描かれたカツオ君の目と私の目が合ったからね。
でも魚粉とダシの素は似てるようですが違います。昆布や椎茸ならまだしも、それ以外に食塩や砂糖、化学調味料、旨味調味料も加わっているからです。
私は齢50になって重い豚骨がキツくなり、中華そば系に目が行くようになり、そこには魚介系もあるからそれまで見向きもしなかったクセについついオーダーしてしまうのですが、真剣勝負のこの店、鈴蘭は個人的に「どう?」と問われると、どうしても魚介系の主張が強過ぎて、尖がった印象はぬぐえない。
魚粉が目に鼻に吸い込んでくしゃみがでそう。口のまわりにザラザラコビリついてたかもしれないね。
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スタイルに好感は持てますが、齢50にもなってから私には魚粉系は合わないのを痛感した店です。
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麺や幸村 [ラーメン]

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店頭に自転車が停まっておりますが高崎ではありません。戸塚です。
この店は噂には聞いてたがこれまで足が向かなかったのは駅から遠くて歩くのが億劫だったの。徒歩10分もしないですけどね。戸塚小学校辺りの国道側の裏路地にあります。

戸塚西口界隈で家系以外のラーメン専門店としては、亡くなられた佐野実氏の支那そば屋、しんのすけと並んで有名店BEST3といっていいのではないか。(味じゃなくって有名なという意味でね。)
場所が遠いので、いや、夏場だから遠く感じるだけか。炎天下を歩くので結構な距離に感じた。
真夏の太陽が眩しい。ジリジリする。アタマの天辺から、額から、玉のような汗が噴き出す。
わざわざ歩いて来るほどの店だろうか。やっぱ止めときゃよかったかな~と迷いながら歩く。
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クラッとして意識が薄れかける。気が付いたら保育園?幼稚園を過ぎてモツ居酒屋の辺りまで来てしまい、我に返って振り返るとそこにあった。
国道側からだと消防署前の交差点を小学校方面に下ればすぐわかります。

店の引き戸を開けると中はダウンライトで薄暗い。
立川の鏡花ほどではないけど暗いです。
入って右側に券売機があります。魚介を購入して紅一点で何も仕事をしていない女性スタッフに券を渡します。
入ってすぐの席が空いてたが、そこは外からの陽射しが当たっていたので背中や後頭部が暑そう。。。
「奥へ行ってもいいかな?」
息も絶え絶えに言ったら、「どうぞ~」と優しいお声が返って来た。
奥へ行く途中、L字型カウンターに沿った通路、Lの角っこに給水器があった。そこは頭上にエアコンが出っ張っており、照明を遮断しているんです。見えないの。
コップを手に取り給水器に突っ込んだら凄まじい勢いで冷水が飛び出した。慌てて引いたら勢い余った水飛沫が床に飛んだね。勢いが凄過ぎて水切りが悪いんです。
2度めからは中を覗き込んでゆ~っくり補充したけど、眩しい外から暗い店内に入って目が慣れないと難しい。
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店内はカウンターだけです。14席ぐらいかな。
天井高く、カウンターが板張りで、なかなかシブい造りですよ。若い男性で営ってるようです。でもキャパからして3人も人は要らないんじゃないかなぁこの店。

魚介醤油と魚介豚骨、この2種が基本ベースになっています。出来上がりは早いです。
魚介醤油.jpg
魚介醤油です。
魚粉の効きはどうか。まぁ無難ですが、スープの表面に油膜が浮いていた。
最初は油膜の油がやや強く感じたが、マゼマゼしているウチに気にならなくなってきた。まぁまぁ美味しいですね。
チャーシューはバラ肉で5mmくらいの厚みがあってしっかりした食感。煮崩れもせず、煮過ぎてパサついてもいない丁度いい煮込み具合です。バーナーで炙ってあってやや香ばしい。
メンマは無難。
細いストレート麺もまぁまぁ無難。
麺は細麺.jpg
岩海苔みたいなのが浮いてたが、これは無くてもいいかな。
汗をかいたのもあって身体が塩分を欲していた。危うく全部飲み干してしまいそうになった。
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入店して喰い終わって出るまで10分も要したかどうか。店を出て思ったのは、スープの表面に浮いてた油膜と魚粉の香が結構、胃に、喉に残った。ウップ。

2回め、豚骨魚介です。
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これは魚介だけど魚粉の主張は抑え気味で、マイルドな動物ダシが合わさっている感じだった。やはりスープ表面に香味、揚げネギかなぁ。チップが軽く浮いて少しオイリーな感じだった。こっちの方がいい。
どちらも粘度のやや濃いスープです。
魚介豚骨スープ.jpg
ビジュアル的にイマイチ美しくないですが、さすが有名店だけあってそれなりのもの、店独自の力は持っていました。駅から遠いのと、メイン通りから一本離れた路地にあるので、そんなに激混みって感じでもないと思います。
でもボリュームはイマイチ。大食いを自称する方は何か別のモノ、小さい丼ものと組み合わせてください。
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有名店なので2回行きましたがそれきりです。暑いし、遠いんだモン。

幸村といえば。。。
再来年の大河が真田丸でしたね。
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でもこの店は全然関係無さそうです。六文銭も出てないし。
YouTubeにあったぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=rBzw16QsmEU
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高伸 [ラーメン]

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目黒区役所に行く際に利用しています。
東急中目黒駅から目黒銀座商店街の中ほどの路地を左に入った左手にある街角大衆中華なんですが、中華屋さんに見えない。
BbrApartmentというアパートの1階にあって、隣もそうですがこの店もスナックに見えますね。外にメニューが出てなければ入り難いかもね。
狭そうな店に見えますが入ってみると店内は意外と広く、正面奥にカウンター4席、フロアに4人テーブル席×7つ、2人テーブル席×1つ。
オバちゃんの「っしゃーせー」に迎えられます。
必ず開店早々の11:30に入るようにしています。というのは混むんですこの店。
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外のお品書き.jpg
厨房には男性2人とお母さんぽい女性が1人。フロア担当、「っしゃーせー」のオバさんと併せて計4人。
必ず11:30に入るのは、開店早々に入った私の後からどんどんどんどんお客さんが入って来て、その度、「っしゃーせー」、「っしゃーせー」が響き渡り、一気に混むんです。
オーダーが立て込んで来ると、セットものか単品かが混在してウエイティングになるのですが、
「タンメンセットギョーザヒヤシミツオネガイシマス」
「あ?もういっかい」(厨房の男性)
「ア、スミマセン、タンメンセット、ギョーザヒトツ、ヒヤシミッツデス」
そして入店して喰い終わるまでず~っと、「っしゃーせー」、「ざーしたー」が繰り返されます。
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入ったオーダーはセットなのか、単品なのか、ご飯は大盛りなのか、軽めなのか、ミスないようにタイミングを見てご飯を炒飯皿に載せ、餃子を焼き、麺を茹で、茹であがったらその上に今まで炒めてた具がドシャーッと載る。そして「これ〇〇番さんへ、これとこれは〇〇番さんへ」
ミスもあるのかも知れないけど私は見たことないな。凄い連携プレー。
私はカウンター席で厨房に向いてるから振り向かない限りフロアの様子は見えないけど、オバちゃんがテーブルの常連さんにつかまっちゃうと厨房のお母さんがたまりかねたように渋滞しかけた料理を自らフロアに持って行ったりする。
単品だったりセットだったり、ご飯軽めだったり大盛りだったり、よく覚えてられるなと思うのだ。
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半チャン.jpg
ラーメンの味は。。。
特筆するほど覚えていません。悪くなかったですよ。暑い日だったので、これが寒い日に喰ったら濃い味、塩気が強く感じるかもしれない。
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私は店のいちばん奥、厨房前のカウンターで喰ってるが、レジは入口そばにあるんです。だから会計時の動線は遠く、カウンター席から立ちあがって入口にあるレジに向かおうと振り返ったら・・・
フロアは満席だった!!
私は11:30に入っている。まだ時刻にして12時前なのに全部埋まってましたね。「っしゃーせー」が幾つも繰り返され、バラッバラにオーダーが飛ぶから、結構混んで来たらしいのは背後の雰囲気、背中で感じてたつもりだが、こっちも喰うのに夢中になり喰い終わって振り返ったらこんなにお客がいたのかとやや仰天した。いつもこうなんです。
それから私は入店前に必ず外のメニューを見て、今日はこれにするぞって決めてから入ります。入ってすぐさま番号で注文するんです。
「定食の8番。。。」
必ずメニューを指して言います。
「エエト、ニクタマキャベツ・・・」
「そう、その肉と玉子のなんとか定食」
肉と玉子キャベツ炒め1.jpg
肉と玉子キャベツ炒め2.jpg
キャベツやタマネギ、ニンジンが多いけど、細かく切り刻んでいるので喉にひっついたぞ。
「ゲェホッ、ゲホゲホゲホッ」ってむせたよ。
ゲホゲホしてたらオバちゃんがニコニコしながらティッシュを4枚もくれた。ボックスから引きずり出した4枚です。
喉にむせたのに何故ティッシュをくれたんだろうか。喉にティッシュを詰めろってか?窒息するぢゃねーかっ。詰まって吐き出すとでも思ったんかい。
その後で水をくれました。(苦笑)
順番が逆だと思うんですけど。
炒飯.jpg
餃子.jpg
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キャベツの千切りにつけるマヨネーズはフルボトルで出してくれました。
ジャン妻なんか最近、家で出すサラダ(こっちは飽きてるのに毎日のように出すトマトとキュウリのサラダ)にマヨネーズちょっとしかつけてくれないモン。
生姜焼き2.jpg
いつ行っても、
「っしゃーせー」
「っしゃーせー」
「ざーしたー」
が繰り返されている。
いつも振り返ると満席なんです。
確か13:00過ぎると喫煙可になります。

これはこの地に移転前の高伸。
移転前の高伸.jpg
以前は東急高架ガード下にあったそうです。2008年頃から始まった中目黒駅の改良工事と高架下の耐震補強工事に伴いガード下の店は閉店に追い込まれて現在の地に移転して来た。
暖簾も赤提灯もない街角中華、高伸です。
高伸1.jpg
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七志 [ラーメン]

今年の1月、多摩区役所近辺の登戸グルメを取り上げた際に、取材スケジュールの都合から洩れてしまったのがこの店、七志(ナナシ)という豚骨ラーメン屋さん。
七志1.jpg

http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-01-06

当時のシリーズです。

七志は登戸よりもむしろ向ヶ丘遊園に近い。
店内、カウンター7席、二人がけの小さいテーブル席が3つしかない。ひとりでギリギリ営っていけるかどうかのキャパです。
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
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この店は何系なのかよくわからないのです。ベースは豚骨なんだけど何か独特な味なんですよ。
メニューを見ると如何にも複合商業施設のフードコートにあるような安っぽい俄かチェーン店のように見えるし、小さい丼にここまで具を無理無理載っけなくてもいいじゃないかと。全部のせなんて丼からハミ出してますからね。
こんなに載せたらスープが冷えてしまうんじゃないかと思うので私はオーソドックスに最低限の具だけ載っているものしかオーダーしません。具の追加はしたことないです。あんまり載っけると食べ難そうだからでね。引きずり出す際にシャツに汁がとんだら汚れが落ちないし。
またまたこの店でも必ず聞かれるのが、
「大盛りになさいますか?」
そうやって聞かれるのがだんだんウンザリになって来た。
「フツーでいいよ」
私はそんなに大食いに見えるんだろうか。いつも聞かれるんですが私は大盛りはしません。
大盛りありきの店って増えましたね。遊園は学生さんが多いので大盛り無料でないと営っていけないのでしょうな。
大盛りをオーダーした学生さんはそれ以外に更に半餃子や半丼と組み合わせてましたね。器がそれほど大きくないので、麺大盛りでもそれほどのボリュームでもなさそう。
スタッフ.jpg処理済~女性スタッフ.jpg
処理済~店内.jpg
ベーシックの豚骨スープから二派に分かれる。こくまろ、七志の二つ。
初めて入ったお客さんがクビを傾げてたので、お店のスタッフが、
「こくまろ、七志、どちらになさいますか?」
「どっちがおススメ?」
「どっちもおススメですよ」
答えになってるようななってないような。言ってることが上州安中市のあってりめんこうじみたいですね。店側にすれば、どっちがいいですよとも言えないでしょうけどね。
ザックリ言うと、こくまろはまろやか、七志はガーリックの香、主張がやや際立っていると思っている。
豚骨ベースの店にありがちな獣臭がしない代わりにガーリックの香がします。

これはこくまろ。
まろや~かな味です。
こくまろ1.jpg
こくまろ2.jpg
これは店名の七志ラーメン。
七志1.jpg
麺は中太です。
チャーシューの上に何やらドロッとしたのが載っている。焦がしニンニク油なのか、揚げたガーリックチップを砕いたような。。。
これだけすすると「ウッ」となるけど、混ぜると最初は力強く、そのうち慣れてきて何ともいい味わいになるの。
卓上に生ニンニクとプレス器が置いてある。足りない人は潰すんでしょう。
ガーリックプレス.jpg
具もちょっと変わってまして。メンマではなくホントのタケノコなんです。ゴツく切ってあってコリコリした食感、味は甘辛い煮物の様な味付けだった。
細い茎ワカメと思って侮ったらこれがこれもコリコリした食感で美味しい。多少、磯の香が残っています。
ネギは青ネギ。
チャーシューは箸でほぐれるヤツ。
七志2.jpg
七志3.jpg
ガーリックのほのかな香が漂うので、「これって公用中に喰って大丈夫だろうか?」と心配したが、マゼマゼしているとまろやかになる不思議な味。上手く言えないのですが、混ぜる前と混ぜた後、2種類の味があるような錯覚に陥って、そのうち、じんわ~りしたコクになる。
ついつい飲み干してしまう。
雨の七志.jpg
この店、他にない味なので好きなんですが、最期にひとつだけ苦言を呈します。
お会計して出る際、店員さんが入口まで来てさっとドアを開けてくれるんです。
私はこれに抵抗がある。そこまでせんでいいっていっつも思うの。マニュアルというかそういう内規になってるのかも知れないが、そうされても私は重役でも老人でもないし、ひねくれ者なのでそこまでしなくていいよ自分で開けるさ、ひとりで営ってるんだから他のお客さんのラーメン優先しなさいっていっつも思うんです。だって調理中のラーメンを放り出して来るわけですからね。
「またお願いします」
このひとことで充分でさ。遊園店だけかも知れないけどドアを開けてくれるのは逆にうっとおしい。この辺りが私の難しい性格なんですがそんなことされても嬉しくも何ともないのです。そうされるのイヤになって最近は行かなくなっちゃった。
お店のHPです。(上大岡にもありますね。)
http://www.nanashi-food.com/
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笑丸 [ラーメン]

暑い日が続いた。
でも私の公用は外回りが多いので、冬場に比べてややペースを落としながらも出ないわけにはいかない。
一旦帰社してアタマっから水を浴びてたら、総務の女性が言うには、
「○○さん(私のこと)って会社のくるま使わないんですか?」
「・・・」
「いつも暑そうだし。。。」
「・・・」
「体調崩しません?」
「くるまねぇ・・・」
「都内は乗らない主義とか?でも都内走れますよね」
「走れるさ。でもなぁ。。。」
彼女が言う社用車は都内某所に駐車している。2台あるんです。
社用車を使用するのは本社中枢のエラそうな連中である。何もくるまで行かなくてもいい距離でも、電車で行ける距離でも必ずエラぶってくるまを使用している。
「だけど俺の外出先ってのは分庁舎が多いから、駐車場が完備されてない場合があるのよ」
今日の記事、このラーメン屋さんのすぐ近くにある板橋区役所もそう。
「板橋区役所前(都営三田線)っていう駅がちゃんとあるんだぜ。都内は電車で充分さ」
中枢部の幹部にアタマ下げて、くるまを使わせて下さいってアタマ下げるのがイヤなのもある。
社用車を使うとその日じゅうにくるまを戻さなくてはならない。私は神奈川県民なので、都内にくるまを戻すのも迂遠なのだよ。
その日の最初の訪問先が神奈川でも、最後の訪問先が神奈川でも、結局は都内にくるまを取りに、戻しに行かなきゃならないからね。電車だったら直行直帰で済む場合があるから。
「都内は電車だよ。連中はくるまで行くのは勝手だけど、公共交通機関があるわけだからさ(ニヤリ)」
「・・・」
私を心配してくれた?女性は、私のニヤリの本当の意味を知らない。そんな会話をして突っ張って外出した。
汗だくです。アタマの天辺から湯気が出そう。板橋区役所の分館に行く途中に、こんなラーメン屋さんがあった。
笑丸.jpg
ワライマル?
ショウマルらしい。山小屋のような外観。模擬店のような入口。
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昭和時代に戻ったような店内はカウンター席10席程度。先客が3名いて工事関係の男性だった。
店内もスダレ1.jpg店内もスダレ2.jpg
クーラーが殆ど効いていません。垂直の扇風機が稼働しているが少し暑い。でも内装が昭和レトロなので、あの頃はエアコンなんてなかったな、扇風機か団扇だったな、まっいいかと納得してしまった。
席に着くと、トテモ感じのいい店主が氷の入った冷水を出してくれました。麺の固さを聞かれ、麺を茹でにかかった直後、いきなり小ライスと冷奴が出されたのである。
ご飯とヤッコ.jpg
まさかこの冷奴はトッピングではないよね?
めにゅう.jpg
先客さんのひとりが、「灰皿ないの?」
「ランチタイムは禁煙なんですぅ。外に灰皿ございますのでぇ。すみませぇん」
その方は出て行った。
「あ、閉めなくっていいんだけど・・・開けといて・・・」
でも先客さんは出て行ってしまった。
残ったカウンターの工事現場の人が締めてくれた。
「すみませぇん。ありがとうございまぁす」
人の好さ丸出しな店主である。

これは美味しい。豚骨の塩です。
笑丸ラーメン.jpg
スープ.jpg
麺.jpg
懐かしいBGMが流れていた。
ペガサスの朝(五十嵐浩晃さん)
恋人よ(五輪真弓さん)
さよならの向こう側(山口百恵さん)
懐かしぃ~~っ!!
私が大嫌いだったオフコースなんかも流れてたね。昭和の歌ってこんなによかったんだなぁと感慨にふけった。
でもノスタルジーに浸ったのはたった3曲か4曲程度の時間です。如何に待たずに供され、食べるペースも早かったかがわかるでしょう。
「美味しい・・・」
「あ、ありがとうございますっ。またお願いしまっス」
最後の方は語尾がやや震えてたような。。。(^^;
http://www.youtube.com/watch?v=Yj-hLy2hnEw

今日も暑い.jpg
そして別の日。。。
今日も暑い。三田線で下車して地上に出たらゲンナリ。。。
あまり長距離を歩かないで簡単にランチにありつこうとすると、この店と、デニーズしかないのです。
スダレ.jpg
入ったら店主がいない。
いないのではなく、爺さん婆さんで営ってた。店主のご両親らしい。
「今日は暑いねぇ」と言いながら、またしてもご飯と冷奴が出てきたぞ。。。
またもご飯と冷奴.jpg
もやしらーめんをオーダーした。
爺さんが麺を茹で、モヤシもサッと茹でにかかった。
この日も懐メロが流れてた。それも爺さん婆さんの趣味なのか、昭和初期のもの。
楽し都♪
恋の都♪
夢の楽園(パラダイス)よ♪
花の東京♪
東京ラプソディーですね。そしたら爺さん、曲に合わせて、麺を茹でる長い箸で茹でてる鍋の蓋をチャンチャン叩きだしたんです。
幼い頃、食事中に箸で茶碗を叩いて怒られたことってあるでしょ。行儀が悪いって。
爺さん、そのウチ歌でも歌いだすんじゃないかって思ったよ。お客さんがいない時は歌ってっかもね。
リズムを取る主人1.jpgリズムを取る主人2.jpg
リズムを取る主人3.jpgリズムを取る主人4.jpg
昔の曲って短いから、茹でながら2曲めに突入した。
これは懐メロとはいえないかも知れないけど。
花が咲き♪
花に酔う♪
お江戸の名残りの仲見世は♪
ホラ今宵も更けゆく提灯(あかし)に揺れて♪
浅草パラダイスですね。氷川きよしさんか。何か最近、週刊誌の見出しにありましたね。爺さんはまたまた箸でリズムを取りながらチャッチャッチャッ。。。
私は苦笑した。そういうことしてるとお孫さんが真似しますよ。
BGMが終わった。
カセットテープかCDかわからないけど、そしたら婆さんがガチャガチャやってたので、もしかしたらカセットだったのかもね。
またBGMが始まった。
私も昭和初期の音楽はさすがに詳しくないですよ。
もやしらーめん.jpg
コーン.jpg
突然、カウンターと厨房を仕切るスダレが開いて、爺さんが顔を突き出して言うには、
「お客さん、辛いの大丈夫?」
「う~ん。。。余り辛いのはちょっと苦手」
「よかったらこのスープにそこのツボに入っえるのちょっとだけ入れてみて」
「激辛?」
私の辛いのが苦手なのが少しだけ伝わったが、爺さんは意に介せず。。
「ちょっとだけなら大丈夫」
何かと思って蓋を開けたら高菜だった。つまんでボトッって入れようとしたら、
「あっ、そんなに入れたら辛くてしょーがないよ。ちょっとでいいの」
ちょっとだけ入れたつもりなんだけどね。辛い。激辛じゃないかぁぁぁぁ。
「辛かった?」
「辛いですよ」
「苦手なんだね辛いの」
だから苦手だって言ったじゃんか。
スダレの向こう側.jpg
「お口に合いましたでしょうか?」
私は苦笑したよ。最後の高菜攻撃さえなけりゃね。まぁまた行くとは思いますけど。
マンションと一体に.jpg
この店、ライオンズマンションと一体化してました。
出っ張ったテナント部分はマンションの一部だったんです。
それにしてはイヤにくたびれた内装だったな。閉めそうな雰囲気が丸出しなんですが頑張って欲しいもの。
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ほりうち [ラーメン]

ヒロさんが新橋に来られてUpされたほりうちという店、私は全くのノーマークだった。
新橋駅烏森口改札口から出て、線路に沿って2本めの路地を浜松町方面へ歩いて、「新橋大勝軒」の向かいにある。
ほりうち1.jpg
ひとりで静かに飲む私はこの界隈で飲んだことはありません。むしろ、敬遠してました。
(あっ、一度あった。魚金という店に行った。私が指定、予約したんじゃないです。)
夜はサラリーマンの巣窟です。男性は背広のネクタイを緩めに緩め、下役は上役にカラみ、上役は部下にあーだこーだ、先に出世された同期をやっかんだり、日ごろの悲憤慷慨をアルコールで紛らわし発散、快気炎を挙げる、女性も嬌声を上げる、そういう界隈でしょう。
飲んだ後、ラーメンで締めるのも不自由しません。それも遅い時間、時計の針が0時を回ってもOKです。
通り1.jpg通り2.jpg
ほりうち2.jpg
ほりうち、もうそうですが、この界隈はランチ時に混むのは必定なので、11:00過ぎを狙って来た。
券売機でオーソドックスならぁめん690円をオンして、満面の笑みの女性店員さんに食券を手渡します。
「大盛りになさいますか?」
私は苦笑いしながら、「いやぁ・・・フツーで」
私らしくないが、昨今は麺大盛りもライスも遠慮するようにしています。大盛りは無料だそうです。私がそんなに大食いに見えますか。

厨房には男性スタッフ3名、女性1名、フロアにさきほどの女性1名で営っていた。
待つことしばし、続々とお客さんが入って来る。こんな風景になった。行列である。厨房を囲むコの字カウンター、奥にテーブルが数席あるようで、4人さんは奥に案内されてた。ただ、回転は早いようです。
厨房のスタッフは一流割烹か寿司屋の板前さんみたいだった。白衣も帽子もパリッとして清潔そのもの。腕を前下に軽く組み、謹んでお客さんを迎える体制を散っている。挨拶もハッキリ快活でラーメン屋のスタッフに見えなかった。やたらと大声出したり、気合を入れたりするラーメン屋とも一線を画してた。私語も皆無。
処理済~カウンター.jpg処理済~黙々と。。。.jpg処理済~行列に。。。.jpg
BGMがクラシック音楽だった。それも一つのソロが際立つ協奏曲ではなくシンフォニーのようで、ハッキリ言ってラーメン屋にクラシック音楽は似合わないと思うけど、これも他とは違う雰囲気を醸し出す演出の一つかと。
これぞらぁめんである.jpg
スープ.jpg
スープのベースは鶏ガラ主体。香り付けにカツオかサバ節を少々といった構成でしょうか。
メンマもいい味付け。
青菜は小松菜だった。ホウレンソウと違ってシャキシャキした歯応え。僅かな苦み。
麺はやや中太です。エッジはイマイチでした。細麺の方が似合うようにも思った。後から隣に座った会社員さんがざるを喰っていたが、同じ麺でしたね。
チャーシューは・・・
豚のテキかよってくらいに大きくて厚いロースだった。脂は少ない。噛んで味と食感を楽しむタイプ。
ずるずるっ.jpg
チャーシューという感じではなかったね。このチャーシューでチャーシュー麺喰えるだろうか私?しかもこのステーキのような肉厚のチャーシューメンは1300円という高価格は如何なものかと思うが。。。
ハーフで1100円、ざるで1050円だからねぇ。
ランパスばっかり行ってるウチの上役連中はまずこの店の暖簾を潜ることはないだろうな。

喰い終わってカウンター上に器を載っけた時、
「あっ、ありがとうございますっ」
「おそれいりますっ」。。。
固ぇなぁ。

さて、別の日です。
再訪したからには同じものはオーダしません。ヒロさんに教えていただいた店なのに、このメニューでお返ししたら大魔神の如き形相でお怒りをかうのは必定だが敢えてそれを承知でいってみました。
おそらくヒロさんはここから先にいかず、画面の×をクリックしてしまうだろう。
納豆ラーメンです。
手で無造作にちぎったような海苔の下に納豆が隠れています。
納豆ラーメン.jpg
私はこの邪道系を高崎中央ぎんざでTRYしている。納豆は醬油に合うに決まっているんです。プラス、このほりうちの納豆ラーメンは嬉しいことに溶き玉子が入っていたのだ。
穴空きスプーンで納豆をすくっては口に運びます。
飯にぶっかけたいなぁ.jpgグチャグチャ.jpg納豆をすくう.jpg
美味しぃ~。
飯にぶっかけたかったね。
この店で納豆ラーメンを、わ・ざ・わ・ざ、喰う必然性があるのかい?と言うそこのアナタ、是非いちどTRYしてみてくださいよ。これはイケます。
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ラクサ [ラーメン]

細長いマンション.jpg
横浜元町のすぐ西隣を流れる運河と上空の首都高を挟んで対岸の山下町外れに細長いマンションが建っていて、そこの1階に小さい小さいラーメン屋さんがある。
中華街の山下町、元町、石川町、吉浜橋の境目、西の橋交差点です。
かめせん1.jpg
この通り沿いに私が担当する行政があるので、JR石川町駅や横浜市営バス吉浜橋からこの店の前をテクテク歩いてるので以前から知ってたお店ですが、失礼ながら外見がパッとしないので長年無視して通り過ぎていた。上州に行く前からありましたね。
キャパも殆どないようで、昼時に通り過ぎてもいつもガラガラなのでいつか潰れるだろうと思ってた。(ゴメンナサイ)。でも上州から帰還してこの隈の担当に戻ったらまだしぶとく営っていた。
その日は1日のスケジュールが押せ押せだったのと、ここで喰いそびれたらランチ難民になりたくなかったので、かなり強い決心をして暖簾を潜ったら。。。
カウンター8席しかなかった。
隣客との余裕が全くない。椅子は高くギシギシ鳴るのでセルフの水を汲みに店内を移動するのも隣客への気遣いが必要な店だった。
見るからに枯れたオヤジさん(というかジイさん)がひとり営っていた。
「豚骨醤油」
「細麺と太麺がございます」
「細麺で」
最初は無難にオーソドックスにいきました。
豚骨醤油1.jpg
豚骨醤油2.jpg
値段の割に具の種類が多く、お味もまぁまぁでした。具だけ見ると博多系ですがスープは白くないんです。
細麺.jpg

これは2回めの味噌。
ちょっと失敗だった。やはり具が多いのだがそのせいかスープがぬるいんです。
豚骨味噌1.jpg
火を入れて間もなかったのかな。でも私が最初の客ではなかったぞ。察するに味噌が冷蔵庫から出したばかりで冷えてたんでしょうな。
ぬるくて味の濃い味噌ラーメンって結構苦痛ですよね。初回の醤油の方がよかった。後悔したが完食しました。
「毎度どうもありがとうございます」と言われて公用を済ませ、30分後にこの店の前を通ったらマスターがガクンと首を前に落としてうなだれていた。
夏バテか?疲れたのだろうか?
しばらく見てたら突然クビを、カオをグイッともたげて私と目があったんです。私は頷いてその場を立ち去ったが、枯れ具合といい表情といい、突然にクビを上げた動きは近未来映画のクリーチャーみたいでギョッとした。

そして3回めの訪問です。
ネギです。
ネギ1.jpg
「ネギは青ネギ、白ネギ、辛味ネギとございますが。。。」
「白ネギで。。。」
「スープは?」
「醤油」
「麺は細麺?太麺?」
「今日は太麺で。。。」

そういえば、真夏なのにこの店ってエアコンは効いていないようです。店の扉は開けっ放しで自然の風が入るのと扇風機が廻っている。
ジイさんがひとりで営っているので水はセルフです。入口の左に給水器と冷水ボトルがあって私はすぐ水ボトルを取りにいった。3回めなのでこの店に慣れてきたのもあるが、ラクサとやらはマイルドだけどやや辛そうなので水が欠かせないと思ったの。入口左にあるボトルをカウンターへ持って来ようとしたらジイさんが枯れたお声で、
「あっまだ氷しか入ってないんで。水を入れますね」
カウンターには布巾がたたんで置いてあり、その上にボトルを置くんです。
水と扇風機.jpg水は欠かせない.jpg
ネギ2.jpg
ホント、ネギだらけでした。野菜スープならぬネギスープといっていい。
ラーメンを喰ってる感がしなかった。途中経過でまだこんな状態ですよ。ネギが減らないの。
でも私はネギがないと生きていけないくらいにネギが大好きなので、この異常気象野菜高騰の折、嬉しい気がしました。
ネギ3.jpg
処理済~店主2.jpg処理済~店主1.jpg処理済~女性客.jpg
これでもう暖簾を潜ることもないかなと思ったのだが、L字カウンターの向こう側でひとりのアジア系美女が何やら白い麺をすすってたのが見えた。
中華街に近いので場所柄中国人のお客さんも食べに来てもいい立地だが、どうもその女性がすすっていた白い麺が気になる。後で調べたら、その白色のラーメンはラクサというシンガポール系ラーメンらしいのが判明。。。
それってもしかして辛いのだろうか。
酸っぱいのかも。だったらパスだが、もうちょっと調べてみたら、日本人に合せたのかそんなに辛くもなく酸っぱくないそうなので、4回めの暖簾を潜りました。
「ラクサ」
「ラクサね」
枯れたジイさんは「よくぞオーダーしてくれた」という表情でもなく淡々と調理にかかったが、内心ではイチバンのおススメのようです。
ラクサとは何だ?.jpg
ブラ下がるメニュー.jpg
さっきから私、ジイさんジイさん言ってますが年配のオヤジさんはいい枯れっぷりです。そのジイさん・・・失礼、オヤジさんがラクサを作ってくれるのを観察したが、細く枯れた腕で中華鍋を振ってたが何を入れてるのかサッパリわかんなかった。
出て来たラクサを見ると。。。
小さいけどやや深い丼に黄金色のスープ、赤いのはラー油???
ラクサ1.jpg
ラクサ2.jpg
具はエビ、ホタテ、あさり×3個、もやし、たけのこ、揚げが入っていた。イスラムも絡むのでチャーシューなんて入ってないですよ。
緑色の葉っぱ(バクチー?)は独特な香りがした。ガキの頃の庭の草むしりを思い出した。チリソースは入れませんでした。
ラクサ3.jpg
おおっ!!これは他では経験ない味ですね。マイルドでちょっとだけ辛いスープ。麺は細くてストレートな米麺です。エッジが効いて太くて固めのハルサメのようでポキポキした食感だったね。コシが強いの。
米でできた麺だから、ライスラーメンなんですな。
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「ご飯にスープつけて食べて・・・」
ご飯との相性がいいです。
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干しエビのダシ汁にココナッツミルクを加え、アサリやエビから出る味が更に加わりマイルドな海鮮風味でした。ゴクゴク飲めます。
慣れて来るとジンワリ美味しいのだ。これがイチバン美味しかったですね。
私は本場のラクサなんて知らないので、もしかしたら酸っぱくて辛いのかなと心配したんだが、イケます。
かめせん2.jpg
ラクサは東南アジアの麺料理。マレーシア、シンガポールの麺類で、宗教上の理由かダシも素材も肉は使わないとか。
この店のラクサがシンガポールやマレーシアで食べられている本場のラクサなのかどうかはわからないよ。でも気に入りました。飲み過ぎた翌日にいい。それとこんな狭くて小さい店で、枯れたオヤジさんが出す東南アジアのラーメンのマッチングに唸った。
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蒔田そば [ラーメン]

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横浜市南区役所近辺へ行く際、市営地下鉄の蒔田駅で降りますが、ここも周辺をパッと見てあまりいいランチが無さそうに見えます。
公用を済ませて京急井土ヶ谷駅方面へトボトボ歩いてたら、大岡川に架かった井土ヶ谷橋を渡ってすぐ、カウンターだけの街角中華に出逢った。
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西遊記1.jpg
西遊記?
よくこういうポピュラーな店名で許認可がOKになったね。筋斗雲まで描かれている。
では店内に、孫悟空、三蔵法師、猪八戒、沙悟浄といった輩が、それに酷似したスタッフがいるのかなと。
扉を開いたら、L字型のカウンター10席程度の小さい小さい店で、11時過ぎで半分強埋まっており、お店は初老の店主、ご主人と奥様の二人で営っていた。

私はお品書きを見たら、蒔田そばというのに惹かれた。
「蒔田そば」
「おそばね?」
「うん」
おそばね?と聞かれたのは、蒔田丼というご飯ものもあるからです。麺か丼か要確認です。
蒔田そば。。。ネーミングからして日本そばのイメージですがさにあらず。。。この店が謳うところのオリジナルメニューで、山菜が入ったサンマーメンなんですよ。
これぞ蒔田そば.jpg
おおっ!!これは美味しいですねっ!!
まぁサンマーメンに山菜を加えただけといやぁそれまでですが、ナメコや山菜のぬめりがあんに絡んでマッチングしております。(私は山菜に詳しくありません。)
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ズルズルッ.jpg
山菜1.jpg
山菜2.jpg
そりゃ山国じゃないし、朝採れの山菜というわけではないよ。どっかからか事前に大量に仕入れたんだろうけど、それをアンに絡めて炒めるという発想。
何で蒔田そば=山菜なのかはわからないけど。
オリジナル.jpg
もう一つのオリジナルメニューで西遊記そばというのがあって、あさりが入った塩ラーメンだそうです。まぁそういうのはラーメン激戦区の東京、文京区で見たような気もしますが。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
この店、フツーのラーメンは全く出ていなかったですね。サンマーメン、タンタンメン、パイコーメン、野菜ラーメンといった、何がしか炒めたヤツが載っかっているものばかり出ています。餃子も殆ど出ていなかった。
ご飯大盛りだけでなく、肉大盛り、料理大盛りといったバリエーション?があるのもいいですな。

炒飯よりも玉子チャーハンの方が出ているのに気付いて、2回めにTRYしてみたら。。。
これぞ玉子炒飯1.jpg
これ、美味しいです。
タマゴがフンワリしています。アフアフ言いながら喰った。
玉子炒飯Up.jpg
フワフワ玉子.jpg
フワフワ玉子の下には.jpg
この店の名物はこの蒔田そば、西遊記そば、玉子チャーハン、そして630円で喰えるパイコーメンですが、もう一つあります。
それはご主人と奥様の厨房内バトル。いさかい。。。(笑)
ご夫婦は必要最低限の会話で時折ピリッと張りつめた空気を醸し出している。それでも和やかに手際よく連携プレーが繋がって、さすがご夫婦と唸っていたら、店内のお客さんが注文したものがひととおり出し終わったタイミングで何が気に障ったのかご主人が突然奥様にブツブツなじるような口調で「○○○しときゃいいじゃねぇかよっ」と怒り出したの。
怒鳴ったりはしていないです。ボヤイてる感じだった。こっちも何て言ってるのか聞こえないくらいだが、何が原因なのか、言ってる内容は不明。
奥様は言い返すでもなく、じっと耐え、やんわりとかわそうとしてるのだが、そこへまたご主人のガミガミが追い打ちを。。。
この写真は主人がムクれて奥に行ってしまい、それを追っていった奥様の後姿。いじらしいなぁ。。。(笑)
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クチコミを見たらこの夫婦バトルはこの店でよくある光景らしいですな。忙しくなるとこうなるとか。
この夫婦間の折り合いが悪い場面を見て、オモシロいと思うか、勘弁してくれと思うか。私は上州の某有名酒場で、お客の前ではフツーありえない店側のご夫婦バトルに遭遇した経験があるので何とも思わなかった。
私が思うに、おそらく主人は何か病気をされて身体が以前より動かないのだと思う。そこを先を読んで奥様がサポートしようとするのだが、主人の癇に障るんだと思う。
お店を閉めた後で、さっきはゴメンねって謝ってたりしてね。(爆笑)
旦那さんムクレた.jpg旦那さんの背中には?.jpgサポート.jpg
主人の背中に、ゼッケンのような値札のような、変なモノが貼り付けてある。
見たら、「明日定休日です」とあった。
カウンターに座るお客さんに背中で告知しているわけですな。(笑)
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鮭節ラーメン [ラーメン]

東急世田谷線の山下駅に隣接して小田急線の豪徳寺駅がある。
この界隈は意外に飲食店が少ないような。。。宮の坂方面へ歩いてランチ難民になりけたら、モダンな外壁面のテナントにそぐわない赤提灯があって、車屋ラーメンとあった。
店頭1.jpg
車屋?
会社更生法から立ち直ったロードサイドのくるまやらーめんではない。明らかに個人で営ってる店である。
店頭がやや雑然としている。車屋と描かれた赤い提灯、黄色い紙に殴り書きされた道東(北海道の東)の味のおススメ、白いボードに殴り書きされたこれまたおススメと招き猫、傘立て、大小ある植木鉢、ベンチ。ベンチに乗っけられた鮭の置物が置かれていた。木彫りの鮭はよく民家の囲炉裏に釣り下がってるようなヤツです。
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店頭4鮭.jpg
道東の味と謳ってるので北海道のラーメンらしいのはわかった。窓一面にデカく貼ってアピールしているポスターにはこの店特有のダシがアピールされていた。
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鮭節なんだそうです。
北海道標津産鮭使用、無添加、自然食品とある。
標津産鮭節の特徴や手火山造りという製造法、グルタミンやアミノ酸といった栄養成分が解説してある。しばしそのごたくを読んだが、鰹節ではなく煮干しでもなく鮭節とな??
ちょっと躊躇した。
北海道に疎い私だって標津町が鮭がたくさん獲れる町なのは知ってますよ。ただ、そういう特異で希少なものをアピールする店って、失礼ながら肝心要の部分で外すケースがある。
自家製や健康志向に拘るあまり、コスパが悪く味も薄く、そういうアピールが鼻につく結果になりがちである。
でもこの店がそうとはわからないし、店の前の道をちょっとその先にも行ってみたのだが、他に目立つ店はなく引き返した。ここで小田急線に乗ってしまったらそれこそその日の目的地・・・何処だったか、町田だったかな・・・に着いたら2時頃になりランチタイムを過ぎてしまうので、意を決してハズレ覚悟で入店した。
店主の後姿.jpg
店主がひとりで電話していた。
目が合って慌てて電話を打ち切り、店内の照明を入れ・・・もしかしたらランチタイム開始早々だったのかも知れない。
素人接客ながら穏やかに迎えてくれた。
店内は厨房に面したカウンター6席、カウンター席の背中にカウンターを向いたテーブルが8席ほど、奥には4人掛けテーブルと全部で18席くらい。
店内.jpg
待ってる間、標津という街について思い出したことを。
標津といえば、故・宮脇俊三氏の終着駅を取り扱った著書が自室にあって、そこに標津線の根室標津駅が取り上げられていた。
終着駅へ行ってきます.jpg
本文中に、氏の乗車したタクシー運転手が実はもとカニ漁師で、色丹島沖で旧ソ連監視船に拿捕された話が載っている。
何でそんな目に遭ったのか。
転載で恐縮ですが、こっち(日本)の領海とあっち(旧ソ連)の領海では水揚げ量が全然違うそうである。危険覚悟で無理してあっちの領海に入ってイカとかを水揚げする。旧ソ連の監視船に見つかったら停船を命ずる照明弾が炸裂し、それでも停止しないと実弾が飛んで来るとか。
小さい漁船でも馬力の強力なエンジンを装備して領海内に韋駄天の如く逃げるんだと。
くだんのタクシー運転手は半年間も国後島に拘留され、機関銃を突き付けられながら石切作業をやらされたという。
タクシーは故・宮脇氏を厚床駅まで送り、そこから標津線で根室標津駅にたどり着く。その日の夕食の膳には、コマイ、天然ホタテ、そしてサケの刺身が供されていた。
標津線は平成元年に廃止になっています。
在りし日の標津線.jpg
では標津で獲れた鮭節をベースにしたラーメンとは如何なるものか。。。
これぞ鮭節ラーメンである.jpg
これぞ鮭節ラーメンです。
これはセットで、「その方がお得だよ~」と店主がススめてくれたの。
ひとくちすすってみて、おっ、なるほど、これは鮭節だね
そんなんわかるわけねーだろ。
鮭節醤油スープ.jpg
一見、濃く見えますがしょっぱくはなかった。鰹節鯖節と違っていい意味でバタくさいような香りと甘みが感じられた。
ニボニボ系を想像しても裏切られますよ。全然違います。
セットの方がお得だよ.jpg
ラーメン単品だとボリューム的に物足りないです。餃子があってよかった。餃子には鮭は入ってないですねさすがに。
どうせなら、ご飯も鮭混ぜご飯にすればいい。でもそれだと高いかな、鮭節を乗っけるとか。
サッポロラーメン、旭川ラーメン、函館ラーメンとも違う。知床のラーメンなのだろうか。おそらく道東にしかないものだと思います。
ズルズルッ.jpg
お品書き表.jpg
お品書き裏.jpg
東京受けするかどうか。
普通のラーメン各種、肉野菜炒めや生姜焼きもあるところを見ると、鮭節だけだと営業が厳しいのかもね。
鮭節のTシャツ.jpg
店主のTシャツの背中にも標津町がアピールされている。
鮭の水揚げ日本一と謳うだけあるが、最初っからラーメン路線ではなくて、鮭節は和食やそば汁からスタートしたのではないだろうか。
カツオ節の伝統製法を手火山造りというそうだがどういう製法なのか。簡単に考えたら干して燻して乾燥させ、冷蔵庫で寝かせて熟成させるんだと思う。
それをサケ節にも応用した。カツオ節の製法は主に荒節だがだいたいひと月かかる。鮭節は50日かかるという。
先日、NHKのキッチンが走るという番組で、高知県のカツオ節でダシをとってましたが、鮭節はカツオ節ほど生産量は多くはないそうです。そりゃ北海道でしか獲れないからね。
旨味成分たる、鮭節のグルタミン酸、カツオ節のイノシン酸、ラーメン喰っててそういうのがわかる人っているの?いたらその人、凄いな。
店頭6.jpg
山下駅と豪徳寺駅は公用でよく乗り換えるのです。再訪は???
今んとこないです。
う~ん。鮭節ラーメンはこれとつけめんしかないし、この店で他のラーメンを食べても意味が無さそうですからねぇ。
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ととホンテン [ラーメン]

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立川駅から徒歩10分弱、八王子ラーメン丸幸の先にあるとと(魚魚)ホンテンです。
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この店、厨房が全く見えない造りになっています。ちょっと変った配置で、厨房に背を向ける形でカウンターがあるんです。
店主の表情も殆ど見えないけど、時折のぞくその表情は穏やかで寡黙な感じがしました。フロアには若いオバちゃんがいて(奥さんかなぁ)穏やかでニコニコしてこっちもホッとする応対です。
フロアから見えない店主、オーナーさんはスゴくコダワリがあって、HPからの転載で恐縮ですが。。。

ラーメンを《食》として再構築してみました。
「濃いスープ」、「たっぷりの脂」、「化学調味料」、そして「中毒性」。。。
現代のラーメンはこれらの要素により嗜好品として不動の地位を築きつつあります。
しかし本来ラーメンは嗜好品以前に料理であり、食です。
幼少の頃より食にこだわり続けてきたとと(店主の本名)が自らも大好きなラーメンを食として再構築いたしました。
例えばととホンテンの料理はラーメン以外もすべて化学調味料無添加。野菜はほぼすべてが有機無農薬野菜です。素材本来もつ味わいをギリギリまで引き出し調和させることで特徴のある味に仕上がっています。
一般的にラーメンというと毎日食べるのはためらわれがちですが、当店のラーメンは安心して毎日召し上がっていただけます。どうぞ平日はご同僚様と休日はご家族と一緒にお越し下さい。
すべての料理で化学調味料を使用していません。素材本来の味を堪能いただくための工夫です。
深みのある味わいで、ひとくち目から最後まで飽きることなくお楽しみいただけます。

へぇ。。。
スゴイ拘りですね。再構築とは大仰な。アナタの食べてる濃いラーメンや、化学調味料は悪と言わんばかりではないの。
でも能書きが長過ぎないか?これでも私、転載とはいえ途中カットしてますから。
まぁ否定はしないですよ。拘るのもいいでしょう。でも私はたかがラーメン、所詮ラーメンと思ってるので、化調が入ってようと無かろうと美味けりゃいいの。
でもまだ続くんです。

ととホンテンが考える無添加とは野菜のみならず、動物の飼料も無添加であるべきというこだわりがあったためです。
たとえば鶏。天然飼料のみで地飼いされた鶏などはなかなか仕入れることができません。でも化学調味料無添加でもパンチがあるラーメンを作るためには欠かせない要素でした。
鶏以外でもいろいろと仕入れが困難な食材があったので、興味がありつつもラーメン作りは諦めていましたのですが・・・(途中略)・・・それらすべての食材を揃えることができるようになりました。 こうしてできあがったのがととホンテンの真髄ともいえる中華そばなのです。
肥料を使わないと美味しい野菜はできない・・・一般的にはそう思われていますがそんなことはありません。肥料を吸収した農作物は葉からその肥料を蒸散させます。その蒸散された肥料の臭いに釣られて虫が寄ってきます。その虫を避けるために農薬が必要になります。そして安全とは程遠い農作物ができあがります。
でもそんなことをせずとも土がよければ安全で美味しい野菜を作ることができます。ととホンテンではそういう発想で作られた野菜を使っています。
もちろんコストは掛かります。旬の時期しか使うことができません。でもこれがいちばん美味しいと知ってしまったら、使うより他ありません。妥協して作った商品をお客様にお出しするわけにはいきませんから。

いやぁホント拘りが凄いですね。何かこう確固たる揺るぎない精神で営んでるんですね。店主のご尊顔は殆ど見えないだけに、この拘り、自己主張に驚いたよ。
あまり長いので悪いけどヒネクレ者の私は鼻白んでしまった部分もある。サラッと短く、ウチは化学調味料無し、無添加素材です、だけでいいと思うのだが。。。
この店、南口にあるラーメンスクエアから独立したらしいが、この拘りや主張がいろんなラーメン屋さんの集合テナントと相容れず独立したってことはないだろうか。
でも駅から遠く、昨日述べたように店の前が片側一車線の不利な立地条件のこの地によく出店したものである。昨日載せた丸幸から見たら殴り込みに等しいからね。
電信柱.jpg
では今回頂いた新潟味噌はというと。。。
新潟味噌1.jpg
う~ん。。。
私的には失敗でした。濃いんです。ドロッドロ。
HPでの主張からして、もうちょっとサラッとしたものを想像したんですが。。。
新潟味噌2.jpg
かなり重量級のスープでしたね。
新潟味噌3.jpg
背脂なんか挽肉の塊みたいでしたよ。
冒頭で述べたように、この店は厨房に背を向けて座るカウンターなので、スープをすすった私の苦虫噛み潰したような表情は店員さんにも厨房にも見えなかったハズ。
でもこの味噌ラーメン、お客さんによく出てるんですよ。
薄暗い店内.jpg
女性スタッフ.jpg
オマケにオーダーした玉子ご飯の方が美味しかったな~。
黄身が黄色いんです。そりゃ黄身だから黄色いのはアタリマエだけど、薄く輝く黄色、中尊寺の金色堂みたいでしたよ。
卵かけご飯&超濃いめの味噌汁と意識して完食しました。
卵かけご飯1.jpg卵かけご飯2.jpg
卵かけご飯UP1.jpg卵かけご飯UP2.jpg
卵かけご飯UP3.jpg
この店の主義主張はよくわかりました。仰せごもっともであります。でもそのいい素材云々というのが私の貧乏舌ではわからないのだ。
卵かけご飯の卵は確かに他で見ないものだったけどね。卵の黄身の色と粘着度、ああ、店主の拘りの素材だなと。シンプルでわかり易いですからね。

焦がし荒煮干しらーめんです。
焦がし醬油1.jpg
辛味のない刻み玉ねぎです。細切りのメンマ。ほうれん草が少し。
魚節&背脂の甘みが口中に染みわたります。
焦がし醬油2.jpg
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この店、他にも辛味噌、鶏トマト、野菜盛り、とかあるけど、フツーにオーソドックスに魚介&鶏の醤油、または塩スープの方が美味しいですね。
何しろ私、初回訪問日の前回記事で醤油&塩、二杯食べてますから。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-16
醤油.jpg
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初回、感動したけど、2回3回と訪れたら感動が薄れて来たのは仕方がない。立川駅近辺で上位にランキングされます。南の鏡花、北のとと。。。
立川駅近郊はこれ以外に取材中の宝華(このシリーズに間に合うかどうか。。。)、そしてラーメンスクエアもあるから立川駅近辺はラーメン屋の激戦地です。いろいろあって侮れない。
私的には昨日の丸幸のラーメンが気に入っているんですが。。。
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丸幸 [ラーメン]

丸幸2.jpg
立川駅北口からトボトボ歩いて約10分、L字型に16号が折れた東橋という交差点の少し先に、ややくたびれた昭和レトロな中華麺専門店がある。
丸幸(マルコー)といいます。前に載せた「とと本店」の手前です。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-16
行ってみると??と思うのが、丸幸、とと、両店の前の道は下の地図のように中央が分離してパーキングになっていて、店に面した道路は片側一通なんです。
片側一通とパーキング.jpg
東橋交差点橋.jpg
その先は行き止まりで、Uターンしてもう片側の一通でここ、東橋交差点まで戻って来ざるを得ないようです。開発途中で頓挫したか、4車線に拡張し損ねたとしか思えない。こんな片側一車線しかない道に面した不利な立地に丸幸、とと、二軒のラーメン店が営っている。                 丸幸はこの矢印先です↓  ととはもう少し→
丸幸の辺り.jpg
看板.jpg
とと本店に初めて行ったとき、丸幸を横目で見たら店の引き戸が開けっ放しで、カウンターには労働者っぽいお客の背中ばかり数人いた。
開けっ放しってことは空調が壊れてるのか、節電営業なのか、店に中には団扇でもあるのかと変な勘ぐり方をしてしまい、無視してとと本店に行った。
ところが。。。
ととの帰途は嫌がおうでも丸幸の前を通らないと立川駅に戻れないのだが、写真のような高級車が駐車しており、中からスーツに身を固めた相応の地位と思われる立派な会社員さんが丸幸に入っていったものである。
ひなびた店の前に。。。.jpg
くたびれかけたらこの中華麺専門店は外見で判断してはいけない店なのかなと脳裏に刻まれ、行く機会を待った。
その機会を得たのは梅雨の合間の暑い晴れた日、確かワールドカップで惨敗した日本の第3戦、対コロンビア戦だったと思う。店内で録画中継か、ダイジェストで流れてた。
店主.jpg
店内1.jpg
店内はカウンター8席、4人掛けが3卓くらい。
昭和のニオイと生活感がプンプンした雑然とした店で新聞やマンガだらけだった。
セルフの給水器の隣にマンガ棚がありましたよ。高崎の飲食店みたいだ。
マンガ棚.jpg
高崎にもやたらとマンガが置いてある飲食店があったのを思い出した。
マンガは主人の趣味らしいが、ラーメン屋さんでマンガなんか置いたらお客の回転悪くない?
カウンターやテーブルの下にもマンガや雑誌が詰まっていた。ラーメンができるまで漫画や雑誌を読んでお待ちくださいといったところである。
壁にTVが架かっててそれだけ新しかったね。コロンビア戦がダイジェストで流れていた。この時間帯だと既に結果が出ているのだが、お客さんから「あ~あ。。。」ため息が洩れていた。
私はスポーツは結果しか見なくなっているので知らんカオしてた。
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中華麺と銘打ってあるからどんなラーメンかおよそ想像がついたが、出て来たラーメンに白いものが浮いている。
大根おろしかと思ったらタマネギだった。八王子系だったんです。
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立川で八王子系か。まぁ近いですからね。醤油スープは動物魚介の旨味がたっぷり。麺は中細の縮れ麺です。
具はチャーシュー、刻んだタマネギ、のり、メンマ。
チャーシューはバラで、箸でほぐれる。
でも勢い込んでスープをすすると、細かく刻んだ玉ネギが器官に入りかねないですよ。
タメネギ&スープ.jpg
私は八王子系ラーメンを川崎駅の乗り換えコンコースにある直久で喰った。
その時の記事です。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2014-05-18
この時はタマネギのみじん切りなのに辛味が全く無いのが不思議だった。その秘密はラードにあるらしいが、今思えば喰った後、胸やけまでいかないが、胃がもたれたのね。
この店はそんなことなかった。オーソドックスで美味しくいただきました。
細麺.jpg
私の右隣には30台の女性がひとりでラーメンをすすってたが、喰いながらずーっとマンガ読んでました。
ラーメンを喰い終わって、少しだけスープが残った器に割り箸を横に置いた状態でマンガ読みふけってましたね。読み終わるまで帰らなかったんじゃないかな。
世田谷区の松陰神社前に辰屋という有名なラーメン屋があって、そこは、「ウチは(読み)ながら禁止ですよ」ってはっきり店主が言うんですが、読みながら食べる、食べながら読む、行儀が悪いといえば悪いけど、この店はそういうの関係ないみたい。店ん中が雑然としているので、自然とお客も肩肘張らずに雑然と喰っています。
扉は開けっ放しで外から風が入って来ます。でも前の道路は冒頭で述べたように行き止まりの一通だからくるまなんか殆ど走らないから騒音も排気ガスもないです。
明るく開放的で雑然とした昭和スタイル。上品さやカッコつけを全く排除した空間なので、昨日載せた鏡花とは全く対極の店ですね。鏡花なんか暗くってマンガも新聞も読めないからね。

8月のお盆中に立川に公用ができて再訪したんだけど、駅から莫大な距離を歩いて行ってみたら盆休みだった~なんて結果だと悲しいので、行く前日に店に電話して行った。ネギラーメン。。。
ネギを和えたタレがちょっとしょっぱかったな。
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ネギでもタマネギがある.jpg
処理済~ニコニコした店主.jpg
この店、気にするほどのこともないのだがちょっとだけ難があって。
厨房に立つ若旦那はマジメで丁寧で穏やかでニコニコしてるんだけど、オバちゃん(お母さんかな?)がちょっと表情や目の辺りと口元、言い方が険しい時がありますが気にしないように。
愛想もあまりない。愛想が悪いんではなく愛想が少ないんです。
初回、ラーメン650円を千円札で出したら目つきがやや険しくなったの。一瞬、めんどくさって思ったんだろうね。でもカオに出すなよって。なので今日のネギラーメン700円はピッタリ500円玉と100円玉2枚出してやったよ。
でもこの日、オバちゃんは私がオーダーした後に遅れて出勤して来たので、私が何をオーダーしたかはオバちゃん知らないんです。なので私は支払いながら、「ネギラーメンだよ」って口頭で自己申告したら、しっかりキツい目つきで息子さんの書いた伝票(メモ?)をジーッと見て確認してましたね。穴が開くんじゃないかってくらいにね。さてはオバちゃん俺を疑ったな???
券売機導入した方がいいんじゃないのこの店?(苦笑)
丸幸1.jpg
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鏡花 [ラーメン]

公用で立川駅で降りることが増えました。
いつ見ても多摩モノの軌道はブッ太い。
モノレールのスカートから下にPC桁が見えるから、縦の曲げに強い構造になっている。
いつも思うんです。横浜にかつてあったドリモノがこれくらいの桁の太さだったらって。。。
多摩モノ1.jpg多摩モノ2.jpg
おっと、今日は多摩モノのネタではなかった。立川ナンバーワンとも言われるラーメン屋さんのお話です。
場所はJR立川駅南口を出て、真上を多摩モノが走るデッキを南に歩き、多摩モノ、立川南駅の突端で降りて西へ歩くと、左手の角地に窓が一切なく全て板で目張りされ、幾つかのラーメンの写真がデカデカと張られた店がある。
鏡花5.jpg
鏡花2.jpg
「鏡花」です。
○○ログでも250件を超える口コミ数です。
鏡花1.jpg
闇に光る券売機.jpg
暗がりに不気味に光る券売機を見てください。
これって夜じゃないですよ。昼です。
入ってすぐ正面の薄暗い廊下にあるんですが、この店は入って目が慣れるまで時間を要します。真っ暗なんです。
床に小銭か鍵を落としたら見つけるのがタイヘンそうな暗さです。
店に入る動線も長く、左手に壁があって、店の中が全く見えない仕切りになっていた。
入店したら奥から、「いらっしゃいませ」の声が小さく聞こえたが、その声が誰が言っているのか、何処から発しているのかもすぐにはわからない。こっちからは店ん中が見えないのに、店側は俺が入ったのをどうしてわかったんだろう。
券売機を見ても暗くて目が慣れず、何がどんなラーメンなのかイマイチわからず、無難な中華そばをオン。
壁に沿って左に入ったら、コの字型の黒い木目のカウンター席が広がっていた。厨房も仕切られ、黒い衣装をまとったスタッフがロボットのように調理している。
処理済~店内2.jpg
店内は黒が基調で、黒子のような衣装をまとったスタッフに指定されたカウンター席に着く。こういう店にありがちな席のルールがあるみたいです。そういうのに抵抗ある人もいるでしょうけど、私は目が慣れてないので、席を案内されたことで気持ちがやや落ち着いたくらいです。
席に着くまでと、食べ終わってから再度、動線を短時間で観察したら、民家の土間に待合のような空間があった。
控の間.jpg
WCも厠と表示されていた。

目が慣れて来た。
入ってすぐ見えなかったものが見えてきた。店内を見回すと、良く言えば民家風の内装。もしくは和風BAR。
意地悪く言えばお化け屋敷のような空間。特に廊下ね。厠の扉を開けたら妖怪が出て来そうでしたね。
黒が基調になっているから、黒は汚れが目立たないからなぁとイヤミに思ったりした。
BGMもない。スタッフの調理と、小声でかわす業務上の会話がBGMといったところ。殆どヒソヒソ話でしたよ。お客さんはALL一人客の男性で、場の空気を読んでるのか私語が一切なかった。
こういう店にオバちゃん軍団やチャイルド連れたママがゾロゾロ入店したらどうなるんだろう。嬌声が沸き起こって雰囲気がブチ壊れる光景も見てみたいね。
店内1.jpg
カウンター席にはペンライトが伸びている。
ウルトラQに登場する貝獣ゴーガの目みたいだ。先が光ってなければマイクみたいにも見えるし、内視鏡?SF洋画で異星人が地球人の体内にアヤし気なチップを装着される場面のセットか。。。
前述の写真のように待合が別にあって、カウンター席の背後には待ち椅子はない。ってことは入店しても食べてる風景が見えない、食べてる最中に待ち客から見られないという構造になっているんです。
暗いので隣の人が何を食べているかも見難いです。
供された状態.jpg
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スープ美味しい.jpg
スープがスバラシイです。
鶏と魚介に、上品で香ばしい醤油の香り。旨味がハンパじゃなかった。
だけど、だけど、麺は平らな中太麺なんだが、う~ん、平打ちのエッジが全く立っていないのです。麺もエッジが効いてなくてチュルチュルって入ってしまう。ラーメンって感じがしない。これって細いうどんじゃないかなぁ。
具にネギが無いんです。三つ葉が入っていた。雑煮みたいだです。いい意味で鶏肉、カマボコ、餅が似合いそうですな。
スープが美味しいのに麺が私の嫌いなタイプだったので残念。ボリュームもイマイチだったな。でも粛々と上品に(私にしては)いただきました。
摩擦係数の少ない麺.jpg
私は最初から最後までラーメン屋でラーメンを喰ってるという気がしなかった。
喰い終わって廊下に出て外の明かりが眩しい。お化け屋敷の出口、外の明かりが見えたらホッとしたって経験ありませんか?
長い隧道を抜けたら陽射しが眩しかった。
鏡花3.jpg
鏡花4.jpg
独特な雰囲気と空間だったが、店内にいた30分、今が昼だというのを忘れるくらいです。
外の明かりも一切入らない店で、入る前にどんな店内なのか、混んでるのか空いてるのかもわからない。躊躇せずに飛び込むしかない。
あの暗さで店員さん、目が悪くならないだろうか。帳簿なんかつけられないですよ。外に出たら紫外線で目をヤラれないか。まぁ私が心配するようなことじゃないですけど。
ラーメン屋さんもイロイロですね。
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一般常識?敵は〇〇寺にあり。。。 [コラム雑記帳]

軍師官兵衛第28回放送当日、夏季休暇で京都にいる社員(女性)から写メが届いたです。
本願寺.jpg
京都府の西本願寺らしい。だけど添えられたただ1行のメッセージに吹き出した。
「京都のこのお寺にいます。」の後で、敵は本願寺にあり!!とあったのです。
オイオイ[あせあせ(飛び散る汗)]
ジョークかな?ジャン妻に見せたら絶句した。
「???」
「これってわざと言ってんのかな?」
「いやぁ。でもちょっと。。。(困惑)」
こういうヤツでも選挙権があるんだよな。突っ込んで訂正しようかどうしようか。自分で気付くことを期待して放っとくか。
「でもさぁ。幾ら何でもこれは。。。」
「教えた方がいいかな」l
「知らないと彼女が他で恥かくかもよ」
まさか現地の観光ガイドさんに向かって、「ここって信長公が横死したところだよね?」なんて問いたださないだろうな。では簡単に、自分で調べなさいという意味を込めてただ1行、
「敵は本願寺?違うよ」
とだけ返信した。
そしたら気付いて調べたらしい。次のメールは、「あっそうかそうか。本能寺だね。えいけいだよね?
ホントに間違えてたらしい。だが、えいけい?
えいけいとは何だ?顕如と間違えてないか。
毛利の外交僧安国寺恵瓊のことをえいけいと言ってるんだろうか。

影慶(えいけい)っていったらこれじゃないか。。。
影慶.jpg
ジャン実家には影慶さんが登場する本宮ひろ志さんのマンガがズラリあります。
まぁそれはいいや。恵瓊はこの人。。。
外交僧.jpg
この恵瓊という人は大名だったのか?毛利や豊臣政権の雇われ官僚に過ぎなかったのか?という論議がある。
居城が不明で、それでいて関ヶ原でそれなりの軍勢を率いてたからね。(戦線は傍観してたけどね。)
まさか恵瓊が本願寺の住職だと思ったんじゃないだろうな。私は「恵瓊は毛利の外交僧だよ」って返信した。

「本願寺ってこの写真なの?」(ジャン妻)
送られて来た写真を見ながらジャン妻が言うのは信長に敵対した摂津石山本願寺のこと。現在の大阪城のある場所にあった。再興後、時の権力者が東西に分けて弱体化を図ったもの。

俺らの職場はこういうのを知らなくたって全く日常に支障ない。でも知ってる人から見たらそれは常識だろって言っても、知らない人、興味が薄い人は本能寺も本願寺も同じ世界なのかも知れないですね。ジャン妻だって最初の頃は、信長、秀吉、家康の順番がよく把握できてなかったし。
だからそういう人を振り返らせる為に、カオの売れた役者を起用するのもわからないではない。さすれば演じた役者さんと史上の人物が広く知られるようになるから。
でも学者さんに言わせると、映像よりも活字として後世に残るものでないとダメだと仰る。それも小説や脚本はおもしろくても創作でしかないので、そっちを信じてもいけないんだと。
敵は。。。.jpg
実はこの「敵は本願寺」ネタはここでUpできない伏線があるのです。
それらを時系列に全て網羅すると、それこそ私らだけでのプチ大河(というかロング人間ドラマ)が形成されるのだ。もちろんオチはメデタシメデタシなんですが。。。
届いた写メは後日譚でしかないのです。
「ダメよ載せたら。。。」(ジャン妻)
「・・・」
先日、記事が手抜きだと責めたクセに今度はSTOPがかかりやがった。是非に及ばずである。
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That reminds [人間ドラマ]

空。。。。.jpg
残暑お見舞い申し上げます。
暑くて蒸しますね。午前中は晴れてたと思ったら午後か夕方には雨。気温が下がっても生暖かい湿った空気が停滞するからムシムシする。
ジャン妻と、部屋にクーラー入れる入れないの諍いになったりします。そのジャン妻が言うには、
「最近、Blog手ぇ抜いてない?」
「そうか?」
「やっつけ記事に見える」
「・・・」
「気が入ってない」
「まぁな・・・」
痛いことを言うなよ。確かに最近、自分でも思うけど記事内容が薄い。
「あまりノラないんだよな。。。いっとき先日、もう毎日Upすんの止めちゃおうかって思ったもんな」
「でもアナタのリズムになってるんだからさ」
「・・・」
「後になって、続けててよかったって思えるといいね」
前にもチラッと触れましたが、群馬というアイディンティティが遠ざかったのも影響してるんだよね。群馬に拘らず、東京神奈川での人間関係を見直そうとは思っています。

手抜きなんて言われたモンだから昨日の記事に文章書き足しましたよ。

では挿話をひとつ。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-10-26に登場したU君という女性から、
「Mさんが入籍しました」
「Mが?」
「ハイ」
「そりゃ何かの間違いではないのか?」
「またまたまたっ、何でそういうことを言うんですかっ、ほんとうですよっ」
「ふゥ~ん。。。」
「何ですか?」
「いや。。。」

。。。の後に去来したことは。。。
そうか、あれからもう8年経ったのか。。。

Mは女性です。30台半ば過ぎたかな。
8年前、私が大阪に転勤の内示をしたことがあるんです。
今はクローズしてしまったのだが、当時、大阪市内の現場で急な欠員のアクシデントがあった。
現地で新規採用しようとしたら上から待ったがかかったの。今期はこっち(東京)から派遣しろって。
となると人選と、その候補者への説得が必要なんだよな。
それと、Mはこっち、東京の支店で若干、浮いていた。今でもそうだがセレブな環境に似合わないキャラだった。下町向きなんです。
当初、転勤期間は最初の話だと2年だった。1年だとすぐ過ぎちゃうからね。私はMにある程度の覚悟を持たせる為で2年行けって言い放った。Mは若干グズったが社命に従うしかない。関西のお笑いキャラに通じるMのキャラクター性を見て、行ったら一皮むけるなって思ったのもある。
Mのヤツ、行ったら行ったで大阪の水、空気が合ったらしい。こっちでくすぶってたのが水を得た魚のようになった。口調は関西弁になり、「大阪はオモロいなぁ、食べ物が安くって美味しいわぁ」と言う。キャラ的に友人知人もできたみたいですね。
その頃の私は関西方面のマネージャーを兼務していたので、大阪、神戸、和歌山他、出張に行く途中で現地にカオを出して様子を伺った。
そこの第三者からMに彼氏ができたって噂を聞いた。彼氏もしくは彼氏未満か将来的に発展する可能性を示唆されたんです。それは行った先がMの生活圏になっちゃってそこから離れたくない希望的心情や、会社に対する牽制もあったと思う。「東京に戻さないでくださいね」っていう現場の空気だった。それはそれでMの為に喜んだ。すぐに1年経ったですよ。

だが。。。

当初は2年の予定がわずか1年で東京に戻すことになった。行かせた○長が私に、「Mを戻せ」って。
「Mには2年行けって言ったんですが。。。」
「○○さんよ、(○○とは私のことね)、Mは会社の都合で行ったんだから、その必要が無くなったら戻すのは当然だろ」って冷たく言われた。
それを本人に言うのは私ですよ。Mに「帰って来い」って言ったらMは抵抗した。やや憤慨してた。せっかくこっちに馴染んだのに、いい人もできたのに・・・とは言わなかったが周囲からそういうニュアンスで言われたね。
「○○さん、2年って言ったじゃないですかぁ?」
「それは最長2年だ。お前は自分の都合で行ったんじゃないっ。会社の命令で行ったんだぞっ。だから今回も会社の命令で帰って来いっ」
結局は冷たく「戻せ」って言った私の上司の命令で帰京した。Mは憤り、陰で泣いたと思う。私や会社を恨んだかも知れない。彼氏を含む現地の人間関係と生木を裂くように別れさせたわけだからね。
もっとも話がそこまでいって将来を誓い合ったのなら距離なんか関係ないって私は割り切った。
戻ったMを私は冒頭のU君の支店に預けた。これも欠員が出たからです。
私は私を恨んだかもしれないMとしばらく接点をもたなかった。いつかフツーの会話に戻ったが、私は会社の命令を実行したに過ぎないので、そのウチ忘れた。

それから数年。。。
Mを大阪にとばして僅か1年で戻した冷たい当時の上役は私を呼び出し、上州に「2年行け」って。
ここで疑うべきでしたね。前にMん時も2年って言わせて1年で戻したんだからね。1年後の平成25年春に上州から帰還したらその上役は更迭されてたが、後日会ったのでイヤミを言ってやったよ。
「2年行けって言いましたよね」
「またまたまた・・・なぁにを仰る○○さん(私のこと)。アナタみたいな性格は1年って言ったら行かなかったんじゃないの?」
ここでようやく久々にMのことを思い出したんです。「そうだった、Mのヤツも2年の予定を1年で戻したんだった」ってね。

そのMが結婚か。相手は引き裂いた?かもしれない大阪の人だろうか。
そうあって欲しいという気持ちも何処かにあったのだが、周囲に聞いたらお相手は全く違うこっちの人らしいのだ。
私はMにボソッと言った。
「おめでと」
「へへへへへ(笑)」
Mはデレデレである。さすがに相手は大阪の人か?とは聞けなかったですね。
「お前の気持ちがやっとわかったよ」
「???」
「俺も1年で(上州から)帰らされた。もっとあっちにいたかったんだ」
「ああ、ああ・・・なるほど・・・」
Mは思い出したようです。「でしょ?でしょ?でしょ?アタシの場合だっていっきなりですよぉ。あの時せっかく向こうの水に慣れてきたところでさぁ。。。」
勢いづくなよ。
「そうだったな。あん時は酷いことをした。」
「もういいですけど。でも○○さんの場合、群馬は東京から近いじゃないですかぁ。」
コイツまだ根に持ってたか。思い出させてしまったか。でもこっちで決まったんだし、俺だって同じ思いをしたんだからもう勘弁してくれないかな。

Mは相手の男性と半年たらずで入籍した。
相手に、「結婚してくれなきゃ付き合わない」って付きつけたんだって。それって私が聞きだしたんじゃないですよ。私が冒頭のU君他、周囲から聞いたの。
でも何でそんなことを周囲が知ってるんだ?浮かれたMが周囲に喋くったんかな。
「結婚してくれなきゃ付き合わないって??そ、それじゃぁ脅迫じゃないかっ。俺だったらドン引きになるよ。相手の男性もそれがイヤなら何故断らなかったんだ?」
「あの。。。」(U君)
「???」
「Mさんの相手の方、別にイヤだって言ってないですよ。入籍したんだから」
「ああそうか。。。」
「お祝いしてあげてくださいよ」
そりゃぁその大阪の一件があるから気持ちの上では祝うよ。

失礼ながらMは横綱白鵬関にちょっとだけカオが似てるんです。ふっくらしてる。
体格じゃないですよ。表情です。
住友林業のビッグフレーム構法木造住宅CMに横綱が出て来るでしょう。あれを見ながらジャン妻が、
「そいえばMさん、結婚したんだよね?何て名前になったのかな?」
お前なぁ。何て発想をするか。
これをU君にバラしたらU君は目を剥いた。
「もうっ夫婦揃ってぇ。。。言い付けますよぉ。。。」
そういうU君も今年の春に入籍済み。ようやくにして夢がかなった。
「U君も、結婚しなきゃ付き合わないって相手の喉元に匕首付きつけたんか?」と言ったら眦が釣り上がった。そんなことしてませんって。
M君やU君だけではない。雪子も。。。
地味になったハデ子も。。。
昨年入社した新人さんも2名入籍しましたね。
何だかここんトコ続いてるんです。私から見てまず(嫁に)いかないだろうなとタカぁ括ってたのが次々と。(笑)
Congratulations。。。
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居酒屋も盆休み。。。 [居酒屋]

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お盆休みだとぉ.jpg
「やややっ、閉まってやがる」
「休み前に行ったでしょ」
「普段から土日祭日休みのクセに盆休みなんかとりやがって・・・」
「そう言わないの。休ませてあげなさい」
お店1.jpg
その盆休み前のこと。
私の社には盆休みはないのだが、各支店では休業中の店舗もある。本社でも帰省している社員が多く、出社人数は1/3~1/10程度だった。
だって世間一般でこの週は新幹線や幹線道路(高速)で帰省ラッシュのUターン。あの渋滞を報道で見てるとハンドル握ってるおとーさんはタイヘンだと思う。
神奈川県在住の私は帰省も何もないので通常通り出社していた。通勤電車がガラガラでしたね。いつもこれくらい空いてるといいのにね。
通りも人が少ない。ビジネス街が閑散としてるのにお盆前の夜この店は満席だった。明日っから休みだからその前に駆け込んで来たお客さんが殆どで18:30~19:30に来客が集中して板場はてんてこ舞いだった。その後は入れず諦めた人たちもいた。
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明日っから休みなので、あまり仕入れをしてないせいか、19:30の時点で、
「イワシ、ヤマでお願いします」
「レタス温野菜サラダもヤマでお願いします」
カウンターにいた私らは、
「もうヤマかよ。早くねぇか?さてはお盆前の在庫一掃セールだろ」と悪態をついた。
「・・・」

おとおし。。。
これは美味いな。後でおかわりしようと決めた。
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スルメイカと夏野菜の下足わたホイル焼き。
スルメイカと夏野菜の下足わたホイル焼き.jpg
ビールに合わなくもないが。。。
「これはお酒でしょう」
「汁飲んでもいいか?」
「ダメっ」

カツオと揚げジャガイモのステーキ
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美味しいです。
私の悪態、「これは刺身で出せなくなったカツオだな」にジャン妻は眉をしかめてる。この後も悪意のこもったジョークが続く私。

板場は忙しそう。
「明日っから休むからだよ」とまたまた悪態をつく私。。。
幸いこの店、男性3人ママ1人のうち、男性3人は全員が調理できるんです。ママは調理しないの。もしかしたら料理できないのかも知れないね。してるの見た事ないモン。
店主とママはご夫婦なのだが、土日休みのクセにママは家でも料理しないそうです。店主が家でも手際よく作ってしまうのでママは手ぇ出す暇もないらしいのだ。
「一度、家で目玉焼きを作ったら〇〇さん(店主のこと)に、ありがとう、って言われてショック。。。」(ママ)
「ありがとうって?」
「たかが目玉焼きでさ。ありがとうって言われて。アタシ、申し訳なくなっちゃって。。。」
まぁそういう関係、条件で一緒になったんでしょ。あとは研究がてら料理を食べ歩いているみたい。
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トウモロコシ天ぷら。
かき揚げを想像していたらこんなのが出て来た。ヤングコーンじゃないですよ。コーンのつぶつぶに細い楊枝を通して揚げ、揚がってから楊枝を抜くんだそうです。
そこまで凝るか。こんなめんどうくさそうなのを誰が考案したんだろう。
「これって仕込みしてる時にやっててイヤにならない?」
「ずーっとやってるとイヤになりますね」
「スタッフのペナルティにいいかもね」
「・・・」
「何かヘマやらかした時に、トウモロコシの天ぷら仕込み100個とかね」
「・・・」
「こうして見るとトウモロコシというよりは、何か螺旋状のデカいイモ虫の天ぷらに見えるぞ」
「止めなさい」
私は手先が不器用なのでそういう芸当、技は無理。楊枝でコーンを潰してしまうのがオチです。
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前の記事で、とうもろこし豆腐のようなお通しが3回続いたことがある。さすがに言いましたけどね。「またトウモロコシかよ」って。
「そん時仕入れたトウモロコシがまだ余ってるんじゃないの?だからこんなめんどくせぇ天ぷらを。。。」
「・・・」

アボガドとベーコンのトマトピザ。
出るのが遅いよ。もう俺ら日本酒に移行してるんだぜ。
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この店のピザはオーダー入ってから生地をコネコネした手作りなんです。だから提供は早いとはいえないけど、私らは既に日本酒、群馬の巌に移ってるのに今頃ピザを出したわね。
角切りベーコンが美味しいけどさ。ビールが欲しいな。ジャン妻は日本酒に移行した後でビールを飲むのを「カッコ悪い」と嫌う。でもピザはビールでしょう。
結局もう1杯ビールを飲むハメになった。敢えてビールをもう一度飲ませる作戦だな。
だがこの店、激辛挽肉のデスピザという凄く辛そうなピザが登場する時がある。そんな激辛っぽいピザをこのタイミングに出されたらタイヘンだ。日本酒の味がトンでしまう。
私は言いますよ。「先に出してくれ「」ってね。
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京揚げとわけぎのサッと炒め。
これもヒット。油っこくなくさっぱりしている。
京揚げとわけぎのサッと炒め.jpg
20:00前で満席になり、その後はお客が入れず、ようやく落ち着いた感がある。店主が手ぇ空いたみたいなので聞いてみた。
「将来、どっか他へ移転するなんてことある?」
「いえっ、全然そういうのは考えてないです」
「2年前からずっとスタッフが同じだけど、いつかは暖簾分けするのかな?」
「いやぁ、まだまだ」
料理人ってのは流れ流れて修行し、いつかが独立する夢があるものなんだって。そういう夢があるから辛抱できるんだとか。
「辞めないのは給料いいのかと思った」
「この店、土日祭日休みなのに、そんなに(給料)出せないですよぉ」
そうだそうだ。この界隈は土日祭日は営ってる店は殆どないぞ。加えて明日から盆休みだとぉ?休み過ぎだっ。

おとおしをアンコールした。
「何でそういう恥ずかしいことをする。他のお客さんの分が。。。」
「他のお客さんの分?明日っからこの店休みなんだから大丈夫だよ」と店側に聞こえるように言う私。
「だけど最初はおとおしでも、こうやってアンコールするとおとおしより高くなるって」
「・・・」
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「リッツいきますか?」
「いくいく」
「ちょっとっ!!」(ジャン妻)
「いいじゃないかよ」
ここでまた、「明日から盆休みなんだから」って言いかけた私だが、それと何の関係があると睨むジャン妻は、「だったらちゃんと注文しなさいっ。レーズンとクリームチーズもっ」と言い残してWCに立っていった。
マスターはニッコリ微笑んだ。結局は店側の戦略に乗せられている私たち。
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リッツとクリームチーズ.jpg
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お盆休み中に何処へ行くのかは言葉を濁して教えて貰えなかった。
「どっか他でバイトでもするんだろ」
店を出てもまだ悪態をつく私。。。そしてこの店の前を通る。
「中を覗かないのっ。他で飲んで来たんだから」
「・・・」
そしてこの店の前を.jpg
翌日、翌々日も店の前を通った。休みか。。。
休み明けに新作が登場するのを期待しようか。
今日も休みか.jpg
こちらも。。。
こちらも.jpg
やれやれ.jpg
ここを開けてくれよ。一杯だけでいい。
暗い夜から逃げてきたの~さ。。。♪
居酒屋難民になってもしゃーないから真っ直ぐ帰ろっと。お~いジャン妻、今宵の料理は何かな?
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いつもの大船酒場 [居酒屋]

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ひと月に1回のペースで居酒屋の激戦区大船で下車、この店通いが続いています。
最近、あまり串焼きはオーダーしなくなった。でもサーロインだけは欠かさない。舌上でとろけてしまう逸品で、感激は一瞬でしかない。
でも幾らするかわからない。高級肉を串に刺して炙ってるんだろうな。
「サーロインを注文するから高くつくんじゃないの?」(ジャン妻)
「幾らするんだろうな?」
サーロインとビールだけでお会計しないとわからないかも。でも「サーロインって1本幾らなの?」な~んて恥ずかしくって聞けないし、聞いて「止~めた」って言ったらカッコ悪いし。
この店のサーロインは私の中で永遠の謎になっている。
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この店、和歌山の黒牛を常備しています。
私は数年前、関西方面担当だった時期があり、なんやかやと理由を挙げて出張して現地の居酒屋に入り浸った。その期間は半年くらい。
(和歌山市内だけです。海南市から先は知りません。)
黒牛.jpg
和歌山市の有名居酒屋で毎日浴びるように黒牛を飲んで週の中日に在庫が無くなったことがある。(ホントですよ)私がもっとも酒に強かった時代です。
大船で飲む和歌山の黒牛。この店では主にこればっか飲んでいるので、私は和歌山に住んでたことになっています。
大皿に目がいった。
「カレー煮込みは注文しないでよ」
「何でさ?」
「お腹いっぱいになっちゃうモン」
この店でカレー煮込みで黒牛を飲んでからそういう水と油?酒とカレー?異種格闘技戦のような組み合わせに全く抵抗がなくなった私。群馬八幡でもTRYして違和感なかった。
「じゃぁ煮魚は?」
「煮魚ならいい」
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炙って煮てあります。
ゲンゲだったかな。

順番が後になりましたがこれはおとおしです。ししゃもとタコ。
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これは何かのチーズ焼きでした。
何かのチーズ焼き.jpg
ねーさんがチャチャチャッと手際よく仕上げたオムライス。
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この店は焼き場で目を光らせるマスターと、もうひとり、店を仕切るねーさんがいます。そのねーさんにはマスターの指示も飛ばない。
頼もしいねーさんです。どんなに客やオーダーが立て混んでも動じない。
「どんどん言っちゃってくださいねぇ~」
余裕しゃくしゃくです。カウンター上の大皿料理もそうですが、仕込がしてあってすぐ調理できるようになっているようですね。
時折バイトの若い衆(今風の女性、大柄のボーッとして見える男性)を叱咤しています。
「あまり変わらないねこの店のスタッフも」
「給料いいのかな?」
「またそういうことを言う。聞いちゃダメよ」
「ここでもまれて就活ん時の履歴書にこの店を書けばいいさ。採用担当者がこの店を知ってたら一発で合格するだろうよ」
そんな甘くないですよ~と言いながら満更でもなさそうな表情だった。
気が利く若い衆は動きに無駄がなく手を休めない。声も大きい。親の仇のように氷をカチ割ったり、洗い物にいそしんだり。汗をぬぐいながらグラスに入ったドリンクをグビ~っ!!
飲み終わったら私と目が合った。
「まさか酒かい?」
「お水です(笑)」

どっかの焼き鳥屋さんみたいに私語が・・・なくはないけどあまりお客の前では私語しない店ですね。
箸入れ.jpg
お会計は1万○千円でした。いつもあまり変わらないねこの店。
「酒が高いのかなぁ」
「さぁなぁ・・・」
店の内装とスタッフのラフな普段着に惑わされないように。この店は案外と高級店だと思いますよ。
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本日の美味 冷やっこ [居酒屋]

まだ明るい.jpg
牛さがり.jpg豚肩ロース.jpg
鶏ネギ.jpgレバ.jpg
アスパラ.jpgつくね.jpg
ネギ.jpgジャガイモとトウモロコシ.jpg
うずら.jpg厚揚げ.jpg
ひととおり焼き物をオーダーして、「本日の美味」というのを見たら。。。
冷やっこ???
本日の美味冷奴?.jpg
本日の美味イコール本日のおススメでもある。それに冷やっこって?
どんな凄い豆腐なんだ?

本日の美味は佐島かどっかで朝採れた魚の刺身だったり、流通に載らない規格外野菜の焼き物だったり。
この日は快晴だったが前日と前々日の天候があまりよくなかったせいか魚が少ない。あお鯛刺身、すずき刺身とあって、二種類しかないのに「お刺身三点盛」だって。
「これってさ。二種類しかないのに三点盛なんてどうやって???」
「隠し玉があるのよ」(Mさん)
馬刺かなぁ。二種類しかないけど三点盛の質疑応答は後から私の隣に座った常連さんも仰ってましたね。「何これ?もしかして馬刺だろ?」って。
馬刺は保険みたいなもの。供された三点盛はこんな感じだった。イカとマグロは朝採れでないにしろ悪くなかった。
三点盛.jpg
焼、串とあって、サイドに冷やっこねぇ。
ジャン妻が豆腐が好きで豆腐にうるさい。絹ごしが好き。
私だって嫌いじゃない。私は頑として木綿でなきゃダメ。絹は箸で崩れちゃうから。
家で味噌汁の具にも賽の目に切った豆腐がドカドカ入ってる時がある。これじゃぁ汁が冷めてしまうじゃないかってくらいにね。
「冷やっこ」(ジャン妻)
「何でそんなツマンないものをオーダーするか」って言ったら狭い店だから聞こえちゃったのね。
「いいじゃない。冷奴って美味しいのよ。」(Mさん)
そりゃ私だって日本人だから豆腐は食べますよ。
「だって冷奴って単なる豆腐でしょうよ。定番ならともかく何で本日の美味??どんな凄い豆腐なんだろ」
「定番にないの?」(ジャン妻)
どうもないらしいです。さては魚が少ないから、他に出すものがないから冷やっこ??
「家で俺が何かもう一品ないか?って言うと、出し忘れたかのように冷やっこ出すんですよ。これで文句ある?みたいにね。たかが冷やっこぐらいで品数稼ぐなよって言いたいね」
これはジャン宅のことを言ったつもりだが、本日の美味も冷やっこで品数稼いだなと伝わってしまった。[あせあせ(飛び散る汗)]
「豆腐は体にいいの。いいから食べてみて」(Mさん)
これぞ本日の美味冷奴である.jpg
すぐに出ましたよ。
「お待たせしました。本日の美味、冷奴です」(私)
からかうような私の言い草にMさんは目を剥いた。「いいから食べて」
一口食べたら「ん??」美味しかったんですよ。
「あれ?美味しいね」
「あれ?じゃないの?(笑)美味しいでしょ?」(Mさん)
「うん。美味しいね」(ジャン妻)
何処の豆腐なのか。旨味があるんです。
「さすが本日の美味だけある」
[パンチ]
煮込み.jpg
錫ちろり&お猪口二つ.jpg
親子丼1.jpg
親子丼2.jpg
件のカバン.jpg突然マスターがジャン妻に、「そのカバン、高いでしょ?」
「よくわかりましたね?○万円くらいかな」(ジャン妻)
「???」
私はマスターとそんな話したことないけどカバンや革製品にちょっとウルサいらしいのだ。マスターとジャン妻がカバン談義になったが私はチンプンカンプンであった。私は話についていけず置いてけぼりになり、私の知らないところでそんなカバン買ってたジャン妻に憮然。。。
「お前そんな高いカバンだったのか?」
「アナタがそういうのに興味ないだけ」
「俺に内緒でそんな高いものを・・・」
狭いカウンター席で夫婦の軽い諍いが始まった。「まぁまぁまぁ」ってなもんである。
「では今日の支払いはこのカバンで」
[わーい(嬉しい顔)]
夜になりました.jpg
「次からお前の買い物は家内稟議をまわすように」
「・・・」
無視しやがった。

ジャン妻から抗議と訂正依頼がきました。
カバンのメーカーは土屋鞄というそうです。特に高級品というものではなく、店を通さず直で買えるとか。
「ブランド品ばっかり漁ってる女だと誤解されかねないから訂正しといて」
「・・・」
「訂正してっ!!」
「ワカリマシタ」
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