So-net無料ブログ作成

ゼロ [呟き独り言]

原作者や映画化も含めていろいろ言われているが、読んでみました。
ベンチに置いたゼロ1.jpg
現代に生きる若者、佐伯健太郎とその姉が、特攻隊で戦死した26歳の祖父の生涯をたどる旅。
劇中に登場する祖父との軍関係者は9人。戦時中に祖父と関わり合った海軍の同輩たち。当然今は老いているので過去を語る口調、文体になっている。
祖父の足取りを追う過程で孫弟姉の聞き取りが続く。祖父と関わった関係者たちが言うには、あからさまに「臆病者だった」と言う者、「優秀な凄腕だった」と驚嘆する者、「命の恩人だった」と好意的な者、好意的でありながら祖父の考えに疑問符を持ってた者と様々だが、おぼろげながら見えてくるのが、「命を惜しむ男だった」、「生きようとしていた」というもの。
だが、祖父は最後の最後に特攻に志願して内地に帰還することはなかった。

私は公用で電車移動が多いのでその間持ち歩いて少しずつ読み進めたが、文庫本にして600頁近いブ厚い書で、カバンに入れたら重たいし、脇に挟んだら落ちてしまうし、上着のポケットに入れたら上着のカタチが崩れてしまう。上着の上に羽織るコートのポケットに入れて持ち歩いた。
過去の話の語り口調というのは読んでてカッタルかった。近代戦、特に空中戦が難しく馴染めず持て余した。車内で読んでたら寝てしまい、読むスピードは我ながら遅かった。

私は現場にいた頃、都内で足立区や江東区の独居のお年寄り宅に品物を届けたことが何回もあるが、そこで引き留められ、長々と戦時中の談話を繰り返し聴かされたことがある。
お年寄りの戦争談話は長くて同じことを何回も語るものなのだ。この書に登場する語り部たちも同じ話を延々語ったに違いない。本の構成上、話の始めから終わりまでスムーズに語られてるように見えるが、本題から逸れがちになり、なかなか本題に戻らなかったりする。
途中まで、中盤以降もカッタるかった。

だが第十章でいきなり引き寄せられた。
祖父(宮部といいます)を嫌い憎んでいたと語る老人、景浦というヤクザ(元ヤクザ?)の回顧でグングン惹きつけられた。
景浦は宮部の考え方を憎み、戦い方を憎み、己よりも抜きんでた飛行技術を憎んだ。模擬空戦で宮部に実弾を放つほどまで憎んでいた。それは背後からいきなり斬り付けるような忌むべき行為だが、宮部は着陸後、己を背後から撃った景浦に、
「お前は俺を撃った。だが俺はまだ生きている。だから何も言うな」
景浦は宮部に敗北したのを覚った。それは軍人としても操縦士としても対人間としても宮部に敗北したことだった。
景浦はそれを根に持つ。引き摺る。宮部に対して憎悪が募り、宮部を撃墜することができない代わりに、「アイツより長く生きてやる、それまで生き残ってやる」という感情になる。
その憎悪が宮部に対して「死ぬな」という屈折した感情に転化する。離れいても時折思いだし夜空を見上げて「死ぬなよ」と呟く。それは宮部を案じてるのではなく、「いつか宮部が撃墜されたのを知ったら笑ってやる」という歪んだ感情である。

だが、広島や長崎に新型爆弾が投下された終戦間際、宮部と1年半ぶりに再会した景浦は、「よくぞ生きていた」という喜びに変わりかけた。でも再会もつかの間、翌朝未明の特攻隊に宮部の名があるのを発見し、矢も楯もたまらず走りだした。
「特攻に行くのですか?」
「景浦、お前が援護してくれるなら安心だ」
宮部の零銭は旧型機で爆装されている。その機を景浦の直掩機(ちょくえんき、護衛機のこと。)が護衛する。景浦は、宮部を絶対に縁後する、守り抜く、敵弾を一発も当てさせないという決意で付いていく。
だが景浦の機はポンコツで不調、編隊から遅れて離れていく。宮部の機が見えなくなる。景浦は喚き、大泣きに泣きながら宮部に詫びるがその声は届かない。
景浦は終戦の玉音放送を聞きながら、「あと1週間あれば。。。」宮部を想って大地に突っ伏して慟哭した。

私は恥ずかしながら、小田急線車中で私も滂沱の涙が止まらずコートで顔を隠した。冬場なのが幸いした。
私が泣いたのは特攻に対してではなく、憎悪を変えさせた宮部の人智を超えた何かの力と、景浦の感情に同化したのである。
これはその章を読み終えた小田急線某駅のベンチ。
ベンチに置いたゼロ2.jpg
「どうだった?」(ジャン妻)
「中盤までかったるかったが、景浦の語りから引き寄せられた」
「そう。。。」
「似てるな」
「何が?」
「壬生義士伝の斎藤一のくだりに似てる」
「???」
壬生義士伝でも同じような場面があった。これも語り部調で、新撰組存命者の斎藤一(藤田五郎)が、大嫌いで憎悪していた吉村貫一郎を語る。
斎藤はソリの合わぬ者や嫌いなヤツが多い人物に描かれていて、命は惜しいが腕が立つ吉村に対して屈折した感情をずーっと引きずっている。
宮部を撃った景浦と同じように斎藤は京、島原の茶屋の帰途に吉村に斬りつけている。受けた吉村の技量に驚愕した。
その後もいろいろ事件があって、心中、吉村を憎みながら、何処かで認めていく。
鳥羽伏見でたった1個の握り飯を与えてくれた吉村の善意に逆上し、ブン撲って押し倒しながら、「逃げろ吉村」と語りかけ、殿に立つ吉村に、「死ぬな」と絶叫した。
義士伝.jpgゼロ.jpg
「斎藤が語る吉村貫一郎に似てる」
「・・・」
ジャン妻はわからないようだった。
斗南へ赴く途中の吉村貫一郎の故郷、南部盛岡で斎藤はひとりの若侍に懺悔した。「自分は吉村を見殺しにした。死なせてはならない者を死なせ、取り返しのつかない退却をしてしまった・・・」
その若侍を抱きしめ慟哭した。
壬生の斎藤と、ゼロの景浦は似てるように思う。

ゼロの終章、宮部を護衛できなかった景浦らしき者がシルエット調で鮮やかに登場する。後日譚といっていい。
その景裏も老いた。宮部の話を聞き取りに来た孫、健太郎を手元に引き寄せ、短い時間だけ抱きしめている。
でもサングラスで目を隠した景裏の表情はわからない。

ライバル心が昂じて憎悪に変わり、感情が複雑になって気付いたら相手を助ける行動に移る。そういう展開が妙に好きなんですよ。
コメント(4) 

黒田高友(休夢) [気になる人物]

官兵衛.jpg
観てはいるがどーもイマイチしっくりこない。
イケメン過ぎです。アクが無さ過ぎて軍師に見えない。爽やかな小領主でしかない。
軍師ってのは家中から嫌われる役ですよ。それはやってることがアヤしく異能だからです。駆引、謀略、調略、騙討・・・、「兵は詭道也」・・・騙しの達人でなければならない。
それは味方が勝つ為、生き残る為なんだけど、それだけに平時は警戒され嫌われがちである。アイツは何を考えてるのかわからないというわけです。

でも主君には重んじられる。だから余計に家中で嫌われる。軍師が立てた戦略は主君の上意なのだが、命じられた側は承って陣幕を出てから主君に聞こえないようにブツクサ朋輩にコボす。「何であヤツの意のままに動かなきゃならねぇんだ」という屈折した心理になる。
風林火山で内野聖陽さんが演じた山本勘助なんか家中はおろか登場する女性たちに警戒されて嫌われまくってましたね。ジャン妻は「あんなにドラマの中で女性陣に嫌われてる主役も珍しい」って言ってた。
山本勘助は隻眼で片足に障害があった。それが為に異能が研ぎ澄まされるのだろうか。官兵衛も摂津の有岡城で散々な目に遭うのでそれから変わるかも知れないが今のところアクが無さ過ぎる。
天下布武と吠えまくる信長の大根にも苦笑せざるを得ない。
足利義昭も出て来たと思ったらすぐに退場してしまったし。「展開が早いねぇ」(ジャン妻)

結局この時代って知られてるから結果が見えちゃってるんですよね。あまりソソらないドラマだが、それでも気になるキャラはいる。
この人です。
シブい顔の休夢.jpg
黒田休夢。
俗名は高友。通称は千太夫。演ずるは隆大介さん。
隆大介さんは故・黒沢監督の「影武者」信長役、「峠の群像」浅野内匠頭、ワースト視聴率に喘いだ「平清盛」第一話では京の盗賊、朧月役といったところかな。
もう一人の弟友氏と.jpg
出陣前の休夢.jpg
カッコいいねこの人。
異色です。他がアクが無さ過ぎなので、この人を観る為に録画してるようなモンです。
僧形だけど薙刀ブンブン振り回してバッタバッタ薙ぎ倒してます。
官兵衛を助ける休夢.jpg
何故、僧形なのか。
当時、一族の誰かひとりを僧籍に入れるケースは珍しくない。一族が生きていく為に日本人同士で戦う時代なのだがそれは殺らなければこっちが殺られるからです。誰かを僧籍に入れるのは斃した相手や討たれた者を弔い、それによって己が安堵する為でもある。極楽までいかなくても地獄の一歩手前で済むように。
当主自らが晩年に剃髪する場合もあるが、それでいてまだ戦場に出ているのが多い。ホントの出家には程遠い。
隠居して出家するのもそうだが、出家させられたのにお家の事情で嫌々還俗させられたケースもある。この後、上月城で登場するであろう尼子なんかもそうです。
だが休夢は僧形なのに現役である。還俗したワケでも無さそうである。
戦場での休夢2.jpg
休夢は播州増位山地蔵院にいた。それは播但線野里駅というJR姫路駅から2つめで下車。おそらく寺自体が要塞で自衛の為の戦力、僧兵を抱えたたと推察される。
別に珍しくない。寺院はその地の象徴でもあり、領主の菩提寺でもあり、地域に影響力があり、寺院イコール城塞に等しかったり、自衛の為に僧兵を配している場合も多い。
休夢が僧形なのはその辺りに事情があるのと本人も僧になりきれなかったのであろう。休夢という名前からして、「休むのは止めた、夢だった」という半ば自嘲気味、諦めの境地なのだろうか。
戦場での休夢3.jpg
休夢は柴田恭平さん演ずる黒田職隆の一つ下の実弟だという。信玄と信繁の関係に近いのではないだろうか。
晩年は秀吉の御伽衆を務めたというから、そこら辺りは官兵衛を危険なヤツと警戒した秀吉が黒田家を弱体化させようと切り崩しを図ったように感じる。

第二子懐妊の兆しが無いからって、正室にウナギを持って来る辺りは未だ俗世に還りきってないようですが。。。
鰻を持って来た休夢.jpg

戦場での休夢1.jpg
目を剥く休夢.jpg
私の中っでは前半、殆ど主役を喰ってますね。
「またそういうサイドキャラを観てる・・・」(ジャン妻)
「・・・」
「主役を見なさいよ」
「・・・」
コメント(2) 

BREAK [呟き独り言]

千葉の某行政に申請しに行った際、受付窓口で私の隣に他社の方、おそらく私と同じ役回りの男性がいて何かの届出をしていた。
その男性は私と同じタイミングで終わり、二人してエレベーターで1階まで下りたのだが、降りてすぐ私の目の前で会社携帯を取り出して上司に電話報告をしていた。
「もしもし、○○です。今、△△の届出終わりましたのでこれから帰社致します。」
へぇ。。。
マメだな。
私はあまりそういうのをしたことがない。会社側は私に任せっきり。自分でスケジュール立てて自分で完結しています。役所や支店への直行直帰もしょっちゅうあるので、朝、その日のスケジュールを上役にメールで送信するが、返事が戻ってきたことは殆どないです。部署としての上役、上司はいるにはいるが殆ど接点がなく、私が何をやっているのかわからないらしいのだ。
大体がウチの社、私より上の連中は携帯鳴らしても出ないし、メール送信してもレスが超遅い。私自身が貫徹した証拠という意味でメール送信するけど一方通行で殆ど返信はないですね。もちろん労いなんか皆無です。
冒頭の他社の男性は何処の方か知らないが、ちゃんとしてるんだな~と思った反面、同業相憐れむではないが、(相憐れむというか、私が一方的に憐れんでやったという)タイヘンだねイチイチと思ったものさ。
私は上州の窓口、総務の業務もしているがまもなく外れ、(外される 涙)、全支店の様々な行政への届出や申請事項、これが月に平均20件ほどあるのでそれ専門になる。外回りが更に増えます。でも役所なんてのは17時までなのでそう考えると楽と言えば楽。
細かいことにウルサイのがお役人だがこっちもある程度の腹芸はあるし、郵送で済まさずに顔を出してりゃ顔馴染、顔パスも増えて来てスムーズにいくんです。会社側も私に任せている感じ。
相手は役人なので、ヘンな利益提供とか接待とかも皆無です。

役所の窓口によっては12時~13時は昼休憩で対応してくれない部署、窓口もあるのです。
神奈川県政令指定都市の一部がそう。○生区や○原区です。(多○区や○区はどうだったかな。忘れた。)そこの私の窓口は昼休みとかいって受け付けてくれないんです。13時までお待ちくださいというわけです。
私はこれは時代錯誤だと思うのだが・・・。(東京23区はさすがにそういうことないみたい。)
こっちもそれを逆利用します。12時~13時の時間帯は役所から役所、現場から役所、役所から現場へ向かう移動時間帯に充てている。
そうなるとこっちは11時台や13時台に昼飯になるパターンが多い。最も理想なのは11時台に昼飯を喰って、12時前に駆け込む。相手も腹が減ってるから細かいこと言わずにスルーして受けてくれたりする。そして12時~13時の貴重な1時間を利用して次へ移動するんです。

だが、昼を11時台に喰うと午後か夕方どうなるか。
腹が減るに決まっています。公共交通機関を利用して長い時間乗車している時は車内で軽く午睡したりしますが、駅からは歩いたり、小走りに走ったりするので、午後3時か4時に小腹が空くことになる。
そういう日、ジャン妻の帰宅が早けりゃいいが、「今日は遅くなるわよ。20時か21時かな」なんてことになると耐えられない。
せめてそれまでの間を持たせる為に軽く腹に入れるか・・・というわけです。
ラーメンとかじゃないですよ。例えば冬場は寒いので、モスのコーンスープ。
北海道産コーンスープです。
コーンスープ.jpg
以前のモスのコーンスープはイマイチだった。サラサラし過ぎてたんです。こりゃぁ粉末じゃぁねぇかって思ったモン。
今はHPその他で、「北海道産トウモロコシを玉ねぎとじっくり丁寧に炒め時間をかけて煮込みました。さらに、粗めに砕いたトウモロコシを加えることで、トウモロコシの旨みと甘味を凝縮したスープに仕立てました。」と謳ってますね。この冬に初めて口にしてみて、おっ、こりゃなかなかイケると思った。スープの上、ポタージュですね。濃厚になった。温まる。
結構、出てるみたいですね。「コーンポタージュ残りワンです」なんて言ってたこともあるしね。
260円だったかな。セットだとプラス20円くらいだったと思います。
オレンジジュースとコーンスープ.jpg
コーヒーとコーンスープ.jpg
フィッシュバーガーも追加したりします。
贅沢にフィッシュ追加.jpg
ポテトも。
私はモスのぶっ太いポテトより、マックの細いポテトの方が好きなのだが。触感がね。
モスポテト.jpg
これはサラリーマンご用達のチェーンCAFEのサンド類。
ドトールだったかな.jpg何処かの駅CAFE.jpg
私はこういうおやつ時間は外回りの特権と開き直ってもいます。ただし、昼飯を含めて1時間のウチと決めています。
こういう軽食を店で喰うのはいいんですが、駅の売店でバタピーを買ってコートのポケットに入れ、「坂の上の雲」の秋山実之が空豆齧るみたいに時折ポケットから取り出してボリボリ喰ってたら電車内で女性客にシロい目で見られたことがある。
なので電車内で喰うのは止めた。会社支店の控室にあるお菓子を勝手にボリボリ摘まんで喰ったりします。50台の大人がですよ。

前に呟きⅠで載せたが、上州の支店で控室にあったカルビーのスナックを喰い始めたら止まらなくなり、壁越しに「食べてるよ」、「音がするよ」って女性社員の声が聞こえたからね。
ネズミを罠にかけるみたいに、わざと置いてあったりもします。
一度か二度、気が引けて1000円札をポンと置いといたが、そのうち現場は私から受け取らなくなった。かわいそうなヤツと思われたのかも。。。

では出勤します、

コメント(0) 

本牧マリンハウス ラーメン処 [ラーメン]

マリンハウス.jpg
大将2.jpg
タイトルのマリンハウスラーメン処はあくまで仮称です。
大将錦町店のある本牧マリンハウスは公団住宅だと思っていたら、築35年以上する分譲マンションだという。
そのマリンハウスは1番館と2番館とある。上州から帰還したら2番館に飲食店が増殖していた。たいしたものである。ここ以外の飲食店だと、本牧通りまで行かないとないから需要は充分あるのと、産業道路沿いなのでトラッカーが停めやすいのもある。
大将以外の店には殆ど入ったことないけれど、潰れたら大将にも影響ありそうなので(相乗効果という意味で)エールを込めて外観だけ掲載します。

大将と張り合うように朝7時から営ってるAOZORA。前にも載せた。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-04-06-2
AOZORA.jpg
大将の隣、廊下を挟んであるカルチェ。定食他、品数が多いです。
カルチェ.jpg
これはカルチェを大将側から見たところ。オバちゃんがディスプレイをセッティングしている。
カルチェをマンション内廊下から.jpg
大将と同じフロア、廊下にある台湾料理、百鶴楼。この店は○○ログにオモシロい評価が散見されます。
百鶴楼.jpg
日本で二番目に美味い立ち食い蕎麦と豪語するそば坊主。
そば坊主.jpg
海鮮丼や刺身の店、たて丸、ニューフェイスだと思います。
たて丸.jpg
榮濱楼、ここは一度だけ入ったが、あまり記憶にないのだ。
榮濱楼.jpg
韓国料理の莉新、何て読むのかワカラン
莉新.jpg
何をやらかしたのかYARAKASITEI、やらかし亭??
YARAKASITEI.jpg
これらの店は○○ログなんか見ると大将より遥かに高得点が多いです。大将は最近の家系から見たらマイルド過ぎてやや中途半端な印象があるようです。ワン品目の厳しさもあって評価はそう高くない。
大将さえなければこれらの店にも日参してみたいのだが、20数年、全く黙殺して今日に至ったといっていい。
結局、ここにしか来ないのだ。
大将1.jpg
今年は正月休みが長かったので、世間と同じ1月6日からの営業だったようです。
大型トレーラーに踏み潰されないよう慎重に運転して路上に停めます。
券売機.jpg
オーソドックス.jpg
今から20年前の正月休み明けに行ったらお店が正月休みだったことがある。
店内に従業員、若いのがいた。こっちを見て両手でバツ印を形作ったんです。「今日は営ってませ~ん」という表示であった。1日か2日置いていったら営っていたので、「先日はスミマセンね」って言われた。
何してたんだろう。店の営業を翌日に控えて前日はスープを仕込んでいたのかも知れない。
キムチワカメ.jpg
昨年のいつだったかジャン妻と行ったらゴマシオアタマのおやっさんがいなくて、若い衆、新人さんとパートさんだけだった。
「まさかオヤっさん・・・?」
「休みじゃないの?」
でも若い衆3人いたから人員的には足りてる。11時台でそんなに混んでる時間帯でもなく、出勤してきたパートのオバさん2人が賄いランチで余裕でラーメンを喰ってた。
だけど手違いがあったようで何やらモメ始めたぞ。俺らは東側のカウンター席にいて、厨房の向こうのフロア、テーブル席でのオーダー何かミスったみたいで、賄い喰ってたオバさんたちも食事そこそこに再起動してた。
「やってるやってる」
「そう観察しないの」
「や~っぱオヤっさんいないとダメだなぁ。締まらないよ・・・」
だが最近のおやっさんは手よりも口の方が動くようで、ラーメンに具を載せたりはしているが、麺を茹でるのは若い衆に任せちゃっている感もする。
それでいて若干、私語が多くなったかも。
若い衆は、しょうがねぇなぁ、まぁおやっさんだから好きにさせるかぁ、といった表情でしたよ。
ワカメ中盛り.jpg
ミネラルがたくさん.jpg
ネギ増しです。
ネギ多め.jpg
ホウレンソウ増しです。
野菜が高騰しているが大丈夫だろうか。
ホウレンソウ増.jpg
処理済~ラーメンで丼飯を喰らうジャン妻.jpg
ラーメンで丼飯を喰うジャン妻です。
凄い形相で私を睨んでいます。
コメント(2) 

営ってた周玉 [ラーメン]

周玉.jpg
ラーメンシリーズはそろそろ一旦はお開きにしますが、番外編というか、この店が急遽飛び込みました。
カテゴリは単純にラーメンではなくグルメですがね。
過去記事です。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2010-12-12-2
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-07-08
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-09-19-3
大好きだったこの店、2011年のある日突然、消えた。
隣で共同営業してたモツ屋さんとともに消えた。店の跡は現在大手コンビニになっている。

大手コンビニ.jpg
コンビニ脇に.jpg
「どっか移転しちゃったのかねぇ」(ジャン妻)
「勝負に出たはいいが、上手くいかなかったのかな」
「人も雇ってたしね。移転前は娘さんかな。家族だけで営ってたし」
「モツ焼き屋と同じでどっかの傘下に入ってた感じだったよな。店の壁越しに隣からの声が聞こえてたし。」

過去記事の通り、この店は長後街道拡張前から地元にあって2回移転してるんです。
道路が拡張され住宅地から駅の近くに移転して大勝負に出た。ホテルのレストランみたいな服装したスタッフが入り、BGMはマスターが大好きだったレゲエからフュージョンになり、もともと安くなかったのもあって見ためだけは高級中華料理店みたいになった。
でも若いスタッフは紹興酒の燗の付け方を知らないし、ボトルキープしてた俺らの紹興酒をすぐに出せなかったり、早く帰りたいのか「ラストオーダーは21:00ですが。。。」とやらかしたり、笑える許容範囲ギリギリでしたね。
後でママに聞いたら隣のモツ焼き屋さんとの共同スタッフで行ったり来たりで一緒の会社だって言ってた。個人商店じゃなくなったのである。

他にない独特なお味で気に入ってたのだよ。サンマーメン、鶏肉とカシューナッツ炒め、エビ焼きそば、もやし焼きそば、春巻き、炒飯、ガーリック炒飯、牛肉の旨煮、チンジャオロース、唐揚げとか。特に炒め物が美味かったね。
「残念だね」
「紹興酒のボトルも流しちゃったしな。そんなに残ってなかったけど。何処へ移転しやがったんだろ」
「何処かで営ってると思うよ。だってああいう人(マスターのこと)は人に使われるタイプじゃないし。料理で食べていくしかないモン」
私もそう思う。料理人は料理で喰っていくしかないのだ。未だ包丁置くには早いさ。
そりゃ店ってのは、形あるものはいつかは無くなるよ。存続するのって大変なんだからさ。ったく立場の藍庵、中田の鈴乃屋は諦めて久しいが、ここにあった「周玉」は何処へいっちゃったのだろうかと。時折思い出してはボヤいてたんだが俺らもそのウチ上州に転勤になってしまい一旦は忘れたんです。

上州から戻って年が明けたある日。
このコンビニの前を通った。相鉄線の弥生台方面へ走ったんです。
その時、妙なことに気付いた。
変だぞ?.jpg
コンビニの袖に周玉の看板が取り忘れたように残っていたのである。
私はハンドル握りながら、「あれは何で取り外さないのかな」
「残ってるね」
「撤去し損なったのかな」
「大手コンビニって普通はそういうのって許さないと思うんだけど」
この後で弥生台方面の買い出しを済ませて戻る途中、私の脳裏に閃いたことがある。あのコンビニのあるマンションは横の道が坂になって地下1階がある。そこは道路に面していない。
もしかして裏に移転してるってことはないか。。。
くるまをコンビニの駐車場に停めた。そしたら電光文字の「周玉」がくっついていたのである。(写真は2月のものです。)
おやぁ?.jpg
「なんだぁ???」
「どういうこと?このマンションのどっかにあるのかな?」
「ちょっと待ってろ」
私はくるまを降りてコンビニの坂を下った。そしたら。。。
営ってるじゃないか1.jpg
営ってるじゃないか!!
裏の地下1階にあったのである。私は驚いたのと感激したのと、2年か3年知らなかったもどかしさ、周玉もそうだが自分に対して腹立たしくなった。でも嬉しい気持ちの方が勝った。
駐車場に戻り、「営ってる。下に移ってる」
「そうなの?」
既に他でランチは済ませて来たのだが、二人で扉を開いたらママが出て来た。すぐには思い出さなかったみたい。
「アラ?」
「前に来てた者ですが。営ってたの?また移転したのかと思って」
「アラごめんなさい。モツ屋さんが引いちゃった時にここに移ったのよ」
「探したんですよ。こっちも転勤してたけど」
この時は挨拶だけで夜にいった。3年ぶりです。
店内2.jpg
エビとゴーヤとトマトの卵炒め.jpg
もやし焼きそば.jpg
鶏肉とカシューナッツ炒め.jpg
春巻き1.jpg
春巻き2.jpg
メニューなんかロクすっぽ見ずにオーダー。
喰いながらも懐かしさに目が熱くなったね。3年間を無駄にした、なんだったんだと叫びたい気持ちもあってついつい言ってしまったよ。
「遠くへ移転したのかと思ってさ」
「ゴメンナサイ。でも他にもわからないお客さんっているの。ここで営ってたの?って」
そりゃそーだよ。まさか道路の面してない裏の地下1階に移ったなんて誰も気づかないよ。表から誘致してないじゃんか。
道路に面してる大手コンビニ脇に1枚だけ取り外すの忘れたみたいな縦看板と、
コンビニ脇の袖看板.jpg
風が吹けばトンじゃうような二つ降りの看板はマンション階段の扉に隠れちゃってるし、階段は落ち葉と埃だらけで薄汚れてるし、正面から入って階段下りる客なんかいないだろ。
公道に面した側.jpg階段を降りる.jpg
これじゃ見えないじゃん.jpg夜はこうなります1.jpg
チクショウ、2年か3年無駄に過ごした。
ブツクサ言いながら懐かしの料理を喰いまくったが2人では喰える量に限りがある。
先日の昼に行った写真も追加します。
店内1.jpg
サンマーメン.jpg
黄金色のスープ.jpg
麺.jpg
炒飯.jpg
紹興酒のボトル入れたら、「お名前何でしたっけ?」
ママは俺らの名前を忘れてたのもある。2年か3年の空白は大きいぜ。
紹興酒.jpg
会計時、思いっきり下手なジョークを放ってしまった。嬉しさのあまり、「死んだと思ってたのが生きてたみたいだよ」って言っちゃったんです。
ママは笑ってたけど、「行方不明者が見つかった」・・・これもよくないな。「地下に潜伏していたのを摘発した」・・・あまり上手に言えないな。
「探していたモノが見つかった」って言うべきだったかな。
取り繕うように、「再会こそ人生のドラマさ」と言い捨てて店を出ました。上のコンビニ開いててよかったではないが、営っててよかった。
夜はこうなります2.jpg
夜はこうなります3.jpg
コメント(4) 

高社楼 [ラーメン]

高社楼1.jpg
朝から営っている中華食堂が横浜市泉区和泉町に2軒ある。そのウチの1軒。
(もう1軒はダイクマ近くにあるラーメン屋さん。)
市営地下鉄立場駅方面からかまくら道を瀬谷方面へ北上、松陽高校入口の交差点にある。
最寄りの駅は相鉄いずみ野線の弥生台駅がギリギリでしょうか。横浜市営地下鉄立場駅からバスという手段があるが、行くならくるまでしょう。歩こうったって歩道にガードレールはありません。
店の周囲は変電所だったり、開発するでもない雑木林、少ない住宅、そんな立地で長年営っているのはここが阿久和、瀬谷方面へ抜ける鎌倉街道と、大和方面へ抜ける街道のクロスロードで、くるまの通る台数が多いからだと思う。
近隣の人以外、歩いて行く人はまずいないんじゃないかな。私の中学時の成績では入学が無理だった松陽高校の生徒たちが来るのかも知れない。

昭和、古きよき昭和の香がプンプンする食堂です。
朝7時から営っています!!
暖簾.jpg
この店は交差点の角に面しているので、入り口が北側と東側の2つあります。
時刻は9時過ぎでした。カウンターに座ろうとしたら、天童よしみ風の女将さんが、「いいわよ空いてるんだからテーブルへ」と誘う。
こういう店ってなかなかなくなりましたね。何処かの店じゃないけど、ここへ座れって命令するように指す店の何て多くなったことか。
私は北側入口際のテーブル席に陣取って、「サンマ」
入口のマットを取り換えてたマット屋さんが私の椅子下にあったマットを取り換えようとして、「すみません、取り換えますのでお席を上げていただけますか?」
「あいよ~」
私は腰を上げた。
そのマット屋さんは若いルート営業マンだった。今日は月初なのでマット屋さんにこの店に月々のレンタル料を徴収するらしい。支払いの場面でこんな遣り取りをしてた。
「2100円なの?2000円じゃないの?(笑)」
「いやぁ、2100円でお願いしますぅ」
「2000円にしてよ(笑)」
「私が偉くなったら2000円でもいいんですけど・・・」
「でも偉くなると他所へ転勤しちゃうんでしょ(笑)」
言うなぁ。。。
最後にはさすがに「しょーがない。いいワ払ってあげる」
レジから支払ってた。それを白い口髭を伸ばした味のあるご主人は見てニヤニヤ笑い、換気扇が稼働し、中華鍋が動きだした。
女将さん.jpg冷水を出してくれた.jpg
店内1.jpg店内2.jpg
店内をジロジロ観察した。いい雰囲気、味をだしている。
カウンター4席、4人掛けテーブル3卓、座敷に4人用座卓が3卓。
奥に2席あるなと思って見たら、遥か昔の喫茶店においてあったテーブル式のゲーム機、インベーダーゲームだった。
私はインベーダーゲームが苦手でねぇ。
カッカして力任せに動かすから誰よりも下手だった。向いてないって思ったモン。
この店のゲーム機は今でも使えるのだろか。

お品書きはヒビ割れたクリアケースに入っていました。価格はまさに昭和価格。
ラーメンが430円ですからね。
お品書き.jpg
これ以外にA定食B定食・・・があって・・・
ラーメン、ご飯、生卵、お新香、650円
豚汁、ご飯、生卵、お新香、450円
豚汁、ご飯、納豆、お新香、630円
餃子、ご飯、スープ、お新香650円
目玉焼き、ご飯、スープ、お新香、450円
麻婆豆腐、ご飯、スープ、お新香650円
朝定食ってのがあって、豚汁、ご飯、生卵、納豆、お新香450円、これは11時までです。
単品で目玉焼き250円、納豆120円、豚汁300円。。。
サンマ1.jpg
サンマーメンがキタキタ。
お味の方はですね。濃く見える醤油ベースのスープ。麺は中太縮れでやや固め。小麦のいい香りがした。
サンマの具は、細いキャベツ、もやし、人参、ニラ、豚肉はあったかどうか。
丼の円周を見たらスープに脂、油が付着していない。ヘンな油も浮いてない。スタンダードなお味でござんした。
サンマ2.jpg
まだイケそうだな。
炒飯もいっちゃいました。
再び換気扇が稼働し、中華鍋が動きだした。
炒飯.jpg
処理済~主人.jpg街中の大衆中華に長年通ってると、客の自分もそうだけど店側も年齢を重ねます。
すると哀しいかな、店主がトシとって筋力が衰えてるのが、中華鍋を振る勢いの音でわかるんです。
それは味を見ればわかる。あれ?こんな味だっけかと思う時があります。店主が健康をやや損ねたのか、味覚も薄味嗜好になってくるんです。
するとラーメンはまだしも炒飯の味、炒め具合がマダラになってムラが出がちなんだな。
でもこの店は大丈夫。
シットリ、パサパサの中間といったところであった。




この日の勘定は、サンマーメンが550円、炒飯が470円、合計1020円か。
さっきのマット営業マンじゃないけどさ、「1020円?1000円じゃないの?1000円にしてよ」って・・・
言えないですねぇ。
高社楼2.jpg
後日、再訪しました。
この日は12時半頃で、店内のお客さんは労働者、工務店さんぽい人、くるまのルートセールス業の方ばかり。3人連れ、何処かの女性社員さんもいましたね。
またまた天道よしみさんに似てるオバちゃんが、「テーブル座っていいわよ」
でもカウンターにしたのはテーブル席は先客たちのタバコの煙が漂ってたからね。
A定食.jpg
この日はA定食ラーメン、ご飯、生卵、お新香、650円です。
青物ではなくワカメ、チャーシューでなくハムが載ってました。これにはちょっとガッカリしないでもなかったが、まぁ安いわけですよ。
麺.jpg
スープ.jpg
生卵には醤油ではなく、ラーメンのスープを移して飯にブッかけた。
玉子にスープを混ぜる.jpg飯にかける.jpg
ラーメン単品が470円だから、この組み合わせで650円だと何だか割高な気がしたのは気のせいか???
せめてお新香が、どっかで仕入れてバサッと出したようなものではなく、白菜漬やタクアンだったらなぁ。
冬空に映える看板.jpg
この店、朝7時から営っているのが最大のウリだが、この辺りは他に競合店がないから美味しく感じたったってのはあるかもね。
もちろん悪くないですよこの店。先日載せたプレハブの「美山」と路線は同じですね。

さて、ラーメンシリーズもさすがに飽きてきたな。そろそろフツーの飯が食いたくなってきました。n
コメント(6) 

美山 [ラーメン]

新春箱根駅伝で、往路2区→3区、復路8区→9区に襷を渡す戸塚中継所辺りから西へ坂を下り、カーヴを減速して走ると1軒のラーメン屋さん・・・大衆中華食堂が営っている。
まず店のルックス、面構えを見て欲しいのですが。。。
プレハブ3.jpg
プレハブ!!
工事事務所!!もしくは飯場か!!
プレハブ1.jpg
若い女性なんか絶対に入らない。見たら逃げ出したくなるだろう。

周囲の立地を見ても、何だか入ってはいけないような、無断で停めてはいけないような、工場敷地内と青果市場が隣接していて、その詰所のように見える。
敷地内1.jpg敷地内2.jpg
敷地内3.jpg満車なんです.jpg
11時にはガラガラだったが、12時前以降はくるまがどんどん入ってきた。くるまで来店されたお客は殆どが工務店関係。中にはタクシー運ちゃんも。タクシー運ちゃんがわざわざ喰いに来るならこの店、過剰な期待さえしなければハズレでもなかろうと思い、意を決して入ってみた。
店内1.jpg
なるほど。プレハブである。
安い内装費でギリギリ清潔に仕上げたといった感である。工事現場か、北の果てで操業している漁師さんの詰め所みたいである。
店内2.jpg
この後でお客がどんどん入って来たのだが、年齢層を見ると高めで、若い女性なんかゼロ。
店内はやや寒い。換気もそれほどよくない。でもガラスが曇ってきた。調理場の熱気やお客さんが食べてる麺類の熱気で温まって来た。
テーブルはピカピカだった。水とお茶はセルフです。
厨房を見たら、広島東洋カープの伝説、衣笠祥雄選手みたいに精悍なルックスのオヤッさんと、無口でおっとりしている女将さんの2人で営っておられた。
セルフ.jpgご夫婦.jpg
献立表1.jpg
献立表2.jpg
正直言ってあまり期待しなかったのだが。
見て下さいっ!!
ラーメン.jpg
このラーメンのクラシックな素晴らしさ!!
スープ.jpg
デカい丼からスープが溢れそうです。実際、溢れます。その為か皿の上に丼が載っています。最初にスープをレンゲで3杯くらいすすらないと確実にこぼすからアブないです。
熱々で琥珀色、薄めながら旨味のあるスープ。具はチャーシュー2枚にナルト、青物も入っている。
表面に浮いてる薬味ネギが多く、深いスープから麺が見えているので相当なボリュームかと。私はこの古典的なラーメンのルックスに固まってしまった。これぞ昭和のラーメンではないか。
最初は油が浮いてないが、中から中太麺を引っ張り出したら丼の底からスープが冷めるのを防ぐかのように適度に油がジワジワ浮いてきた。
ワンコインですよこれで。
麺.jpg

これは2回めのもの。
原則は横浜、もしくは神奈川にしかないサンマーメンです。
サンマーメン.jpg
野菜ドッサリ.jpg
サンマーメンの麺.jpg
決して美しくはないが、ま~たアブないくらいに溢れそうなスープに具野菜がドッサリ。キャベツ、モヤシ、ニンジン、キクラゲ、タマネギ、青物、バラかロースの豚肉も4~5キレ入っていた。刻みネギも多い。
大盤振る舞いではないか。

3回めに炒飯を喰った。これは格別感動するものではなかったけど、ハムではなく荒切りのチャーシューだった。パサパサ系です。
炒飯.jpg
この炒飯の日、日本列島を寒気が居座っていて私は店内にコートを着て入った。
この店は立地的にまずくるまでしか行けないが、駐車場からプレハブまで徒歩10数歩、そんな僅かな距離なのにコートを着て入ったの。脱げばよかったんだけど。
プレハブなので最初は店内寒いんだが喰ってるウチに温かくなったのでコートを脱ぎ、カウンター下にあるウーロン茶の箱上に丸めて置いといたの。
喰って支払って家に帰ってからコートを忘れたのに気付いた。
慌てふためいて取りに戻ったら駐車場満車。端にギリギリ停めた。そしたら店の勝手口から女将さんがニコニコ笑いながら私のコートを持って外に出て来た。
「店に入る前は外が寒かったんだけど、喰ったら温まっちまってコートを忘れちまって・・・」
「笑」
コートはビニール袋に包んであった。店内に充満しがちな炒め油の臭いが付かないよう気を遣ってくれたんでしょう。
後でジャン妻に「このビニール袋は何?」と問われ、説明するハメにはなったけど。

そして4回め。
肉そばです。
肉そば.jpg
横から見た肉そば.jpg
供されたのを見て、これは広東麺ではないか?と疑った。
具が野菜ドッサリなんです。デカくブツ切った白菜、タケノコ、ニンジン、タマネギ、青菜、キクラゲ・・・
麺が見えないんです。熱々で10分間、野菜と格闘した。白菜の芯で口ん中を火傷した。
麺が見えないぞ.jpg
白菜.jpg
タケノコ.jpg
10分したら、野菜に隠れてた豚肉が大量に浮き上がってきた。確かに肉そばだった。
肉が出て来た.jpg
麺を捕まえたのは13分過ぎ頃。それだけ時間がかかっているのに全然伸びていないんです。
やっとこさ麺が.jpg
750円だったかな。器を上にあげ(常連さんはテーブル席でも食い終わったらカウンター上に下げてますね。)1000円札支払って250円の釣り銭を受け取り、自嘲するように「今日はコート来て来なかったしな」と自分に言うように、オカミさんに聞こえるようにわざとらしく言ったらオカミさんは微笑んだ。
(レジはないようです。)

如何ですこの店?
私的には大袈裟に言えば脳天を感動が突き抜けた。
確かにプレハブという店の外観で見た目は美しくないですよ。若い女性や嫌煙者には向いてません。でもラーメン屋に高級感や能書きはいらないの典型ではないか。勇気を奮って一歩店内に入ればガラスが曇るほどに暖かい空間。
外見で判断してはいけないと思ったよ。昨今流行りの小さい器、コケそうな高い器に少ないスープ、奇をてらった具で850円から1000円もとるラーメン、エラっそうに客を睨みつける職人風ポスターを張り付けた高いラーメンと比べてみてこの店はどうです。唸った。素晴らしい。
プレハブ2.jpg
はたはた.jpg
燈台もと暗しとはこういうのを言うのだな。いつ頃からこの地にあったんだろう。
コメント(6) 

でくの坊 [ラーメン]

でくの坊2.jpg
でくの坊?
俺に言ってんのか?なんちゅう名前だい。
町田駅からほど近い商店街にあるこの店は混む店で、店内は入口正面の横カウンター4席と右奥に2人用テーブル4卓と4人用テーブル1卓。ギリギリの配置になっています。
店名からしてさぞかし若い者が陽気に営ってる店かと思ったらシブい店で、ゴマ塩アタマの頑固そうなオヤジさんと、ホッコリした優しいママの二人で営業している店。まれに若い衆もいます。
初めて行った日は日本列島に寒波が居座り寒かった。手をこすりながら店に入り、カウンターに座ってからも「寒ぃ~寒ぃ~」口に出しながら、「醤油ラーメン。。。」ボソッと言った。
「ハイ。お醤油でございますね。今日はホント寒いですからねぇ」
ママはホッコリしてます。主人は寡黙です。
『昔なつかしい支那そばの味。心を込めたでくの坊の味!』書いてあったのでらーめん600円にした。
でくの坊の味.jpg
店は狭い.jpg
お品書きは店の壁に列挙されていた。
気難しそうな主人に似合わず、種類が多くて柔軟、斬新な品々が並ぶ。
らーめん600円、塩らーめん600円、味噌ラーメン650円、ちゃーしゅーめん750円、味噌ちゃーしゅうめん800円、唐し味噌らーめん750円、ねぎらーめん750円、納豆らーめん750円、海苔らーめん750円、昆布らーめん800円、じゃじゃめん850円、わんたん500円、わんたんめん800円、もやしらーめん700円、
韮玉らーめん800円、でくの坊らーめん900円。。。
ちゃーしゅう丼スープ付800円、ちゃーしゅう丼半らーめん付1000円、でくの坊丼900円、たき込みご飯100円。。。
ざるらーめん、しょう油&味噌750円、唐し味噌ラーメン750円、納豆ラーメン&昆布ラーメン850円、ねぎ味噌ラーメン850円、ざるちゃーしゅうめん900円、辛さ際立つ冷し韮玉麺800円。。。
半熟卵のあんかけスープ丼400円、(麺と注文の場合300円)。。。
味付たまご100円、きゅうり漬200円、コーラ&ウーロン茶200円、生ビール400円、ビール500円、お酒400円。。。
餃子350円、かわり餃子400円。。。
かわり餃子とは何だ?
HPを見たら、紫蘇が1枚入っているそうです。
醤油ラーメン1.jpg
スープは、やや油膜が多めな醤油味で甘みも。。。
私が昨今、ありつけた中華そば、醤油味としては上位にランクされました。
麺は細めのちぢれ麺。チャーシューは箸で掴むとボロッと崩れるタイプです。
どちらかというとやや濃い味付けだが、しっかりした一杯でござんした。
醤油ラーメン2.jpg
この店には冬場だけの究極メニューがあるんです。
これです。鰊ラーメン!!
ニシンラーメン.jpg
身欠きニシンは棒ダラと並んで海産物が取れない山里の貴重なタンパク源だと思ってたが、発祥は北海道の江差、留萌だという。明治~大正の頃がニシン漁の最盛期で、ニシンで蔵が建ったの御殿が建ったのと言われたくらいだが、昭和30年頃から漁獲高が激減した。今は外国産の方が多いのではないか。
かけそばに身欠きニシンの甘露煮を載せたものがニシン蕎麦だが、でくの坊で供されるのはラーメンバージョンです。
ニシン蕎麦は北海道江差では濃い醤油味、京都では関西風の薄味。そこに目を付けた辺りは斬新だと思う。
魚が嫌いな人には向かないかも。間違っても塩ラーメンや味噌ラーメンには合わないだろうね。

余談ですが、横浜が発祥といわれるサンマーメン、これを、「ラーメンにサンマ(秋刀魚)が載ってるの?」と言った女性社員がウチにいました。
何それ?どーしてそういう発想が出るのさ?って聞いたら、「だってニシン蕎麦ってあるじゃない」と言うんですな。
その女性は先日、退職されたが、この鰊らーめんがあったらオーダーするだろうか。

店の外で身欠きニシン売ってました。
大丈夫?ネコが持ってったりしない?
入口にあるもの.jpg
店を出てから鰊ラーメンに気付き、じゃぁ次回はTRYしてみるかと期するものがあったのだが、残念なことに2月に行ったら、「スミマセン、ニシンは1月で終わっちゃって。。。」(寡黙なご主人)
たった1ヶ月の限定バージョンだったらしいのだ。しゃーない。
「じゃぁ、塩」
「ヘイ」
塩1.jpg
塩もなかなかイケましたよ。
塩2.jpg
塩3.jpg
これは味噌。
醤油や塩に比べるとイマイチだったかな私には。
味噌1.jpg
味噌2.jpg
この店の客層が幅広く、若い男女はもとより、ひとりでフラッと訪れるご年配客も多い。
ご年配客は私と同じで昔ながらのスタンダードな醤油味の中華そばをオーダーしてますね。でも町田市は学生さんも多いので、塩、味噌他、前述のような変わりメニュー、例えば、韮玉らーめんやでくの坊らーめん(ニラ、もやし、挽肉を炒めた具が載っている)、炊き込みご飯やオリジナルご飯ものも多く出ています。やはり最近の若い衆はオーソドックスな中華そばでは物足りないんだろうな。
カウンターが狭く隣の人と触れ合うくらいに窮屈で、後ろの通路も擦れ違いができないくらいにトテモ狭い店だけど、外が寒いだけにその狭さが逆に功を奏し、皆さんとてもマナーが良く、肩を寄せ合うようで暖かいのです。「町田商店」、「町田だけど鎌倉らーめん」のすぐ近くにある店。
でくの坊1.jpg
寡黙な主人ですが、HPもあります。
http://www.ne.jp/asahi/ra-men/dekunobo/index.html
コメント(0) 

麺番館 [ラーメン]

雪の麺番館1.jpg
前Blog船山史家の呟き1の初期に登場したこの店は世田谷区役所別館近くの郵便局隣にある。
ご夫婦(兄妹、姉弟?)で営っていて、寡黙な男性が調理、アタマのてっぺんからペターっとした甲高い声が出る女性店員さんがフロア係。
営業時間は11:15~14:45までという至って中途半端。夜営業はなく、夕方から夜にかけては何をしているのかわからないのだ。
店内1.jpg店内2.jpg店内3.jpg
店内4.jpg店内5.jpg
店内は喫茶店みたいな内装でテーブル席のみ。客単価が1000円弱として1日の集客数30人あるかどうか。800×30人×25日=60万円程度。。。これで営っていけるのだろうか。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
この店、つけ麺とぶっかけがメインなのだが、私はこの店の限定10食カツオタンメンをチョイスしていた。
カツオタンメンはそこらにあるしょっぱいタンメンと違って薄味。茹で野菜です。炒めてないので油っ気皆無。スープはカツオだしと中華ダシの合わせでカツオの香がプンプン。ご丁寧に鰹節まで載っけてある。
茹でたキャベツ、タマネギ、ニンジン、細いもやし、豚肉と小海老、浅利もちょっとだけ入ってる。
インパクトはない。健康そうなだけです。女性向きです。
呟きⅠの頃、通う回数を重ね重ねしてようやく自分の好みの麺の固さになった。かた麺、ベリカタ、チョ~固めと続いて店側と真剣勝負の様相を呈し、最終的には「超スーパーウルトラ固めで野菜200円増し」までこぎつけた。(野菜は100円マシ、200円マシが可能です。)
記事にしなくなった最後の頃にになると、「いつもの?」、「うん。いつもの」で通るようになった。
上州に行って1年のブランクがあって、その間は全く思い出さなかった。帰京してまた世田谷区役所にも顔を出すようになったが、失礼ながら、もう潰れただろうと思って足を向けなかったのだが。。。

営っていた。。。

先日の大雪の日、店主が11:15に幟を出していたのに出くわしたのである。
2年以上のブランクが開いている。覚えてくれているだろうか。
ドアを開けた。
「いらっしゃいませぇ~~~。こんな雪の日にありあとうございまぁすぅ」
相変わらずどっから声を出してんだいという女性店員さんです。
「カツオ」
「ハイ、カツオタンメン、ベリベリスペシャルスーパーかた麺」
何をワケわかんないこと言ってるのか。でも覚えててくれたんです。こんな俺を。ちょっと感動した。再会こそ人生最高のドラマである。
前も付いてきたサービスのミニサラダにはリッツが添えてあった。
ミニサラダ.jpg
いいねぇ。私、リッツ大好きなんですよ。チーズ乗せてツマミにしたりします。
カツオタンメンがきました。
久々のカツオタンメン.jpg
美しいスープ.jpg
カツオタンメンヌードル.jpg
2年か2年半ぶりの再会。久々です。マイルドで優しいスープ。野菜を麺を口に運ぶ。そこらのタンメンと違って健康そのものです。入院食までいかなくても女性向き、病人向き。
カツオ節がやや少なくなったな。何か全体的にボリュームが足りないような気がするが。。。
でもまぁ満足した。「ありがとうございましたぁ。またよろしくお願いしますぅ」女性の甲高い声を後頭部に浴びて雪の中に出て世田谷区役所へ向かって公用を済ませる。
窓口がいつもの俺の知ってる人じゃなかったので若干の時間を要した。気が付いたら昼12時になったところ。待ってる間に感じたのだが、何故か腹持ちが足りないぞ。
オカシイと思って閃いた。そうだ、前は大盛りだったんです。しかも小さいご飯が付いていた。今はそのサービスはなくなったらしいが、私はさきほどフツーサイズしか喰ってないので腹持ちが足りないわけです。
世田谷区役所別館を出てこの後、東急世田谷線で小田急線経由で某所に向かうので再度、麺番館の前を通った。そしたら雪のせいか店内ガラガラだった。もうランチタイムなのに。
外にあるお品書きを見た。
外のお品書き.jpg
麺小盛りがあるぞ。
それを確認のうえ、またドアを開いて入ったんです。この店のドアは上に鈴が付いているので開けるとチャラチャラ音がするので女性スタッフが振り向いた。
「アラ?お忘れものですか?」
「違うよ。いや、何か足りなくってさ。もう一食。醤油ラーメン小盛り」
女性はすぐさま、「ハイ醤油ラーメン麺小盛り、ベリベリスペシャルスーパー固麺」と厨房に叫んでから俺の方に向き直り、「こんなお天気ですからウチとしては大歓迎、助かりますぅ~。いっぱい食べた方が身体が温まるんですよぉ~」と甲高い声を挙げた。
他にお客が誰もいなかったので私も恥ずかしくなかった。
厨房から確認の声が聞こえた。
「小盛り?」
「そう。さっきも来られた人」
ご丁寧に、小盛りなのにまたリッツ入りのミニサラダが付いてきた。初めての醤油ラーメンです。
醤油小とミニサラダ再び.jpg
醤油ヌードル.jpg
醤油スープ.jpg
喰ってたら別のお客さんがひとりで来られたぞ。
「いらっしゃいませぇぇぇぇ、こんな寒い日にありがとうございますぅぅぅぅ」の後で、そのお客は私の後ろの席に座られた。
「いつもの?」(女性スタッフ)
「いつもの」(女性客)
「ハイカツオタンメン麺小盛ぃぃぃ」
女性客だったんです。いつもの?で通じてましたね。私以外にカツオタンメンが出たのは初めて見た。
麺番館暖簾?.jpg
2回めのお勘定の際、言いました。
「ええっと・・・今日の3回めはないからな(ニヤッ)」
[わーい(嬉しい顔)]
コメント(0) 

支那そばや [ラーメン]

今から数年前の民放TV、何かの番組で有名なラーメンの鬼、佐野実氏が新店OPENに向けてお弟子さんを指導している場面を見た。
指導というよりも叱責だった。
「ダメだダメだ。こんなのお客さんに出せない。こんなんじゃお店OPENできねぇや」
罵倒までいかなかったけど、画面から氏の姿勢が観てる側に伝わって来た。
何処にOPENするお店なのかロケ現場を見て驚いたのは、再開発された地元戸塚駅西口の一画だったのである。殆どウチの地元じゃないか。
氏が出店した店の前の道は横浜市営地下鉄が通る前、私が酔っぱらって歩いて帰宅するルートの入口だったのです。
昼の支那そば屋.jpg
佐野実氏.jpg
この店のOPENは地元でも話題になった。
戸塚在住や戸塚駅で乗り換えする社員と、「有名なラーメン店が出来たんだって?」、「行った?」、「いやまだ行ってない」の会話をした覚えがある。
ではまずは私が行ってみましょうと意気込んで初めて行った時、オーソドックスに醤油ラーメンをいただいたのだが、私の印象ではフツーのお味でしたね。味の割に麺の柔らかさと、850円という高値にちょっと驚いたものである。
現在でも最低料金ほぼ850円を維持している。高いのは再開発地のOPEN価格かなと思った。
その後、私の同輩がこの店に行ってやはり醤油ラーメンを喰ったところ、「思ったほどでもないね。高いな~」という私とほぼ同じ印象だった。
私はそれきり行かなくなった。いつまで持つだろうかと危惧もしたが、そこはさすがにラーメンの鬼、今日まで営業している。

でも皆、口を揃えて言うのは「高い」というもの。
近年、私は都内でいい値段のラーメンに出くわしていて中には1000円を超えたのもあった。
それは東急線沿線だったり、小田急線沿線の渋谷区だったり。そりゃ財布の中身や支払感覚は人それぞれだが、知らない人が訪れて850円~1000円前後もするラーメンだと期待度は相当高まり、相当な美味しさなら許せるであろうけど。
そこはラーメンの残酷さ。己に合わなかったり、期待に反してイマイチだと酷評モンである。それがこの店にも当てはまる。
夜の支那そば屋2.jpg
上州から戻った昨年、久々に行った。駅から近いからね。行きやすいんです。
店内は黒を基調にしたカウンターやテーブル。行き届いた清掃。ラーメン店としては相当綺麗な店です。
券売機で購入する際に左頬に視線を感じる。スタッフが水を持って立っているんです。券を手にして店内に身体を向けるとスタッフがカウンターに水を置いて、如何にも「ここに座りなさい」と言わんばかりなのだ。(苦笑)
もちろん私はカウンターでいいのよ。でも客に対して圧迫感を与えてどーするって。
カウンター.jpg
スタッフは厨房に男性3人女性のフロア係1名だが、私は4回ほど行ったがいつ行っても入店時の「いらっしゃいませ」、退店時の「ありがとうございました」という挨拶がヒジョーに聞き取り難いのだ。言ってるのは言ってるようだが小声なのかな。
行くと3人か4人中、必ず何人かは下を向いて無口無表情でニコリともせず黙りこくっている。笑顔は殆どゼロ。あっても僅かな微笑程度。
ああそれとこの店、麺は柔らかめです。固麺はできないようです。私は塩ラーメンをオーダーした際、「固麺できるか?」って訊いたら、「ゴニョゴニョゴニョ」
どうも「麺の調整はできません」って言ったような・・・それすら聴き取れなかった。蚊の泣くような小声で言われるからね。店内、BGMないんですよ。なのに聞き取れないってのは店内が悪い意味で静かで暗いんです。

薄暗いのは間接照明かも知れないね。お客さんは皆、私語することなく黙々と・・・というか、粛々と喰っていますね。何だかお通夜みたい。
師匠の佐野氏は移転前の鵠沼で営っていた時は殆ど私語禁止の掟があったのは有名だがどんな店だったんだろうか。そのスタイルを踏襲してるのなら受け入れるしかないが、この店、相当無口で暗いですよ。

そりゃぁ町田商店みたいな居酒屋スタイル?威勢良すぎの接客も耳障りではある。あの店は「楽しくなけりゃ仕事じゃない」と堂々銘打って求人してるくらいだからね。反面、私語が多くて耳障りなのは前にも書いたが、この支那そば屋は活気そのものがないんだな。TVで観たように師匠に叱られたのをずーっと引き摺って毎日仕方なく営っているみたいな重い空気なのだ。
これだけ薄暗いなら昭和の懐メロか、JUZZでも流せばいいのに。
塩です.jpg
塩ラーメンが来ました。
細麺だからそんなに待たない。っていうか、待つほど客がいない。(笑)
なかなか美味しいスープでした。刻んだネギの他に揚げネギもまぶしてあって、インパクトという点では過去に喰った醤油よりこっちの方がよかったですね。塩だけ際立ってるということもない。刻みネギや揚げネギがやや出しゃばってる感じもするが私は嫌いではない。
何ともいえないスープ.jpg
細い麺.jpg
何だこのメンマは?.jpg
青物.jpg
脂身多いチャーシュー.jpg

先日、1300円するラーメンをオーダーするという暴挙に出た私。
最高値の食券.jpg
何とか豚のチャーシューメン.jpg
チャーシューメンです。
チャーシューはものによります。高けりゃ美味いのが肉だが、1300円する金華豚チャーシューははイマイチだった。それがこれ。
スープは上品といえば上品。悪くないと思います。でも過去に喰った中華そばでここより遥かに安くて美味しい醤油スープのお店がありましたよ。
それでも綺麗な醤油スープだと思います。細麺は相変わらず柔らかいな。にゅうめんみたいです。
問題の金華豚チャーシューはデカいだけであまり美味くなかったの。別に金華豚じゃなくってもいいやって思ったモン。
醤油スープ.jpg
これがその高いチャーシュー.jpg
静かにいただきました。
「ごっそさん」
「ありがとうございました」
と返して来たのは4人いるスタッフのうちひとりだけです。それも小せぇ声でポソポソと。言うのが惜しい、口に出すのが惜しいと思ってないだろうねぇ。
でもこの店、こんな高いラーメンを喰わせてやってるんだという上から目線ではないです。だってスタッフはほとんどが客と顔合わせず下向いてますから。(爆笑)
夜の支那そば屋1.jpg
厨房のスタッフ、緊張感アリアリに調理してましたが、遊び無駄が全く無い代わりに見ててこんなに楽しくないラーメン店は他にないんじゃないかと思った。私は地元だからいいけどこの店、遠方からわざわざ来るほどの魅力は・・・。
以前は行列もできたらしいが、私が行く時間帯は客入りスカスカで何だか寂しい店だった。結局はいい意味での荒さが無く、価格のインパクトほど味の印象がないんだな。やはりこの種のラーメンにしては高価格なのと、佐野氏のスタイルの厳しさが裏目に出てるとしか言い様がない。楽しく仕事してるように見えないんです。
その証拠に戸塚駅から近くまぁまぁの立地と、氏の系列というブランド、高い知名度なのに、あまり混んでるのを見たことがないのだ。

佐野氏は体調悪いせいか、お店に立ってないようです。(※)
でもこういう商売は店長がお店に立ってないと売上下がってしまうものなのだが。。。
はて?.jpg
氏のラーメン屋というよりは、氏のお弟子さんが営っているお店という位置づけでしょうな。

(※)佐野氏は4月11日に亡くなられた。
この店はどうなるのか。お弟子さんに譲渡されるのだろうか。
コメント(6) 

新のすけ [ラーメン]

店内1.jpg
店内2.jpg
サーファーショップ?
南国を思わせる店内?(南国なんか行ったことないけど)
これでもラーメン屋なんです。
カウンター3.jpg
カウンター1.jpgカウンター2.jpg
武蔵小杉近くの中原区役所に行く際、JR南部線が車輛トラブルで武蔵新城駅で停まってしまい、途中下車して駅からやや離れた裏通りを歩いて偶然、見つけた店。
前に横浜市戸塚駅近くで同名の店を見つけたので、それで興味を惹いたのもある。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-11-11

店内、カウンター7席と4~6人掛けテーブルが4卓。そのカウンターから見回したガラガラの店内は比較的広い空間で各テーブルが配されていた。
冬なのにBGMでハワイアンが流れている。ここは何屋なんだ?
メニューを見たら。。。
メニュー1.jpg
まず、ブルーに縁どられたメインメニューがあって。。。
特製タンタンメン700円、○○○○(判読不能)チャンポン価格不明、北海みそらーめん800円、うわさの醤油らーめん700円、札幌みそらーめん700円、挽肉スパイシーみそらーめん750円、熊本とんこつらーめん700円、とん辛らーめん659円、豚ポンらーめん750円、○○○タンメン価格不明、○○長崎皿うどん価格不明、○○にんにくらーめん800円、醤油・塩とんこつらーめん600円、ホタテクリーミーみそらーめん800円、つけ麺700円、磯浜らーめん650円、ミニらーめん380円、磯浜ホタテらーめん750円。。。

メニュー2.jpg
次に如何にも自信の無さそうな正統派メニューが一行ずつあって。。。
タンメン750円、モヤシソバ(サンマー麺)750円、ウマニソバ(カントン麺)750円、エビ天津麺750円、梅らーめん(塩・とんこつ)650円、ワンタン麺(しょうゆ、塩・トンコツ)750円、ワンタンスープ(しょうゆ・塩・トンコツ)600円、焼ソバ(塩・しょうゆ・ソース)750円、味噌キムチらーめん850円、豚味噌野菜らーめん900円、辛ねぎ味噌らーめん900円、○○○(判読不能)らーめん(和風塩味)780円、豚汁味噌らーめん800円、ざるらーめん650円。。。
入りきらなかったのか入れ忘れたかのように、チャーシューメン850円、ねぎとろ味噌らーめん750円、海鮮焼ソバ900円。。。

メニュー4.jpg
裏メニューが物凄い。
冷やしタンタンメン750円、冷やしトマトタンタンメン800円、とん辛冷やし麺700円、冷やしらーめん(梅・醤油・塩・とんこつ)650円、五目冷やし中華800円、チャーシュー冷やし中華900円、冷やしチャンポン麺800円。。。
つけ汁、温・冷OKのつけ麺系が、ザルらーめん(1.5玉)650円、ザルチャーシュー麺850円、具だくさんザルらーめん(チャーシュー・メンマ・味玉・もやし)980円、つけ麺(とんこつ・醤油・塩・味噌・梅)700円、明太子マヨorチャーシューマヨ豚骨つけ麺750円、とん辛つけ麺700円、辛味噌つけ麺750円、具だくさんつけ麺(チャーシュー・メンマ・味玉・もやし・わかめ)980円、スパイシー挽肉つけ麺(味噌・とんこつ)800円、パルメザンとまとつけ麺750円、醤油タンタンつけ麺750円。。。

まだ続きます。
汁無し(麻婆orカレー)チャンポン麺550円、熊本とん辛らーめん700円、熊本とんこつカレーらーめん800円、とん辛カレーらーめん750円、ネギorニラソバ800円、あさりorえびらーめん800円、海鮮あんかけ焼きそば(太or揚麺)900円、スタミナマウンテンベジタブル麺900円、(肉orえびorホタテ)ウマニ麺900円、焦がし味噌らーめん800円、豚汁味噌らーめん800円、豚汁味噌キムチらーめん900円、あんかけトマトチャンポン麺850円、(カレーor梅風味)チャンポン麺850円、(カレーor梅風味)皿うどん850円、カレータンメン800円、麻婆(豆腐or野菜)麺770円、(あさりorベーコン)チーズトマト麺850円、新城白味噌らーめん850円、味噌キムチタンタンメン800円、焙煎にんいくタンタンメン(各味)800円、あんかけトマトタンタンメン800円、(あさりorえび)とまとタンタンメン850円、ベーコンエッグスクランブルらーめん(醤油・塩・とんこつ)800円。。。
疲れて来た。
誤字脱字打ち間違いはご容赦ください。
ニラ包み焼350円、豚ポン300円、末っ子餃子300円他の酒肴系やご飯もの、定食やサイドメニューは省略させていただきます。
メニュー5.jpg
メニュー3.jpg
この店のメイン1.jpgこの店のメイン2.jpg
この店、変わり種、異次元ラーメンのオンパレードです。
まぁ節操のない店ではある。正統派ではない。邪道かも知れない。良く言えば創作意欲旺盛ともいえる。あれもやっちゃえ、これもいっちゃえ、がエスカレートして何でもありといった感がある。
だが私は見ててアタマがクラクラしてしまい、どれにしようか迷う以前に数々ある豊富な変わりダネラーメンにどれもTRYする気になれず。。。
噂の東京マガジンじゃなかった・・・噂の醤油ラーメンにしました。
噂の醤油ラーメン1.jpg
結果ツマンなかった。
奇をてらったメニューのあまりの多さに度胆を抜かれ、そっちのインパクトが強過ぎて、肝心の醤油ラーメンの味、記憶にないのです。
噂の醤油ラーメン2.jpg
この店でマトモなラーメンをチョイスしたことがそもそもの間違いか。
喰い終わった後で、豚汁味噌ラーメン、豚骨カレーラーメン、カレータンメンなんかにソソられ、私は消化不良な気分になってしまった。
ラーメン屋に見えない.jpg
この店、かなりオモシロいと思いますよ。「さまざまなアレンジ、ご自由にどうぞ」とまで書いてあったからね。例えば前述のサイドメニュー、右頁の具を麺に載っけてくれって要求したらやってくれそうですよねこの店。

でもこれだけあると、どれにしていいのか迷宮に迷い込むは必定ですな。店にあるもの、できるものを兎にも角にもそのまんまラーメンに載っけたような試験的、冒険的、蛮勇奮ったメニューの数々。。。
全部喰った人っているだろうか。

でもここまでやったらメニューを絞るこたぁないでしょう。どんどん増殖すればいいです。でも何がイチオシなのか解らないまま異次元から脱出した私は一期一会で足が遠のいたのです。

(仕込みはどーなっているんだろう。
この店は最初の店内写真の通り、カウンターから厨房は全く見えません。調理も仕込もうかがえないんです。企業秘密を超えた何かがありそうです。)
コメント(4) 

博多一風堂 [ラーメン]

博多ラーメンの店です。これは代々木上原店。
一風道代々木上原店.jpg
代々木上原界隈は高級住宅地だがラーメン屋さんが少ない。ラーメンだと井の頭通りや代々木八幡駅方面に歩いて行くしかないかも。
改札を出ると駅ホームの下の細長い駅ビルコンコース、飲食店モールになっていて、ラーメンに拘らずそこで食事を済ますのがまぁ無難です。雨に濡れなくて済むしね。

駅周辺は坂が多くて道が狭く飲食店そのものが少ないようです。でも路地裏に突然イケそうな居酒屋、小料理屋があったりする。太田和彦氏の紹介で有名になり高級感アリアリの「笹吟」、カウンター8席だけの「さかな幸」が有名。。。
(さかな幸は数年前に辞意を表明した女性社員と行ったことがあるが、相手は辞めたい、こっちは辞めさせたくない、そういうシチュエーションで行くもんじゃないな。領収書はきりませんでした。)

一風堂、前は「五行」といって、ラーメン屋とは思えないスタイリッシュな店だった。40台前半の頃に一度だけ入ったことがある。
地下にあるんです。階段を降りたらそこは地下室、大雨降ったら浸水しないのかと心配になる。
店内に降りる階段.jpg
この階段を下りると、ガラス越しに店員さんが見えます。
店員さんからもこちらが見えるので、「おひとり様ご来店です」の声がハッキリ聞こえました。お客が店に入る前から客を意識するようです。いいと思います。
店員さんは厨房に3人、レジ&フロアに2人、計5人もいましたよ。

博多ラーメンって豚骨らしい臭みがあったり、床が脂で滑る店を知ってますが、ここはそういうことは全部排除されている。入ってみたら相変わらず清潔、スタイリッシュな内装で平日は女性客が多いです。
一風堂1.jpg
一風堂2.jpg
お品書きは。。。
白丸元味
赤丸新味
辛い麺もある。ランクがあって、普通3辛、8辛、特辛、超特辛。。。
白丸と赤丸の特製ラーメン
白丸と赤丸のチャーシュー麺
焦がし味噌、この店はこれが有名で、イカスミとまで言わないがスープ真っ黒。白いYシャツ汚すかもよ。
そして、替玉&小替玉です。
ご飯ものについては省略します。平日ランチ限定で、プラス100円で餃子と小ご飯のセットになる。
100円の餃子ぁ???
ご飯込みで100円の餃子ってどんな凄い餃子なんだろ?

ランチメニュー.jpg
トッピングは海苔、ネギ、キクラゲ、半熟玉子、モヤシ、タンメン野菜、博多らしく明太子、そしてチャーシューです。
薬味がいろいあります。
薬味いろいろ.jpg
私は無難に定番の白丸をオーダー。
サッパリしてマイルドな味噌スープ。ストレートの白い細麺。
素麺みたいな極細のストレート麺、粉っぽくて僅かにコシがあります。
ハリガネみたいだが伸びやすいのが特徴です。悪く書いてるのではなくそういうものなんです。写真なんか撮ってるとみるみるウチに伸びてくる。
だから最初は少な目に見えるのかな。替え玉があります。100円だったか150円だったか忘れた。
白丸味噌.jpg
私が初めて博多ラーメンを喰ったのは亀戸駅の四神というスタンドだった。(金町にもできました。)
その店は今でもあって、駅スタンドだけに2分くらいで供されたが、一風堂はオシャレなので女性客が多くてかなり混む店なので提供は早くない。博多ラーメンとしては遅い方です。
茹でてから供されるまでは早いけどね。速いといってもいい。
細麺.jpg
私は博多ラーメンだけは固麺って要求したことない。
そんなことしなくても固いと思うから。固さの準からいくと、コナオトシ、ハリガネ、バリカタ、カタ、ヤワ、バリヤワ・・・という。
バリ、とは、超、のことかな。博多ではバリというそうです。
スープ.jpg
まぁまぁ美味しいがやはり麺が伸びるな~。
それでも一杯だけじゃ物足りないので替え玉小をオーダー。止せばいいのにもやしも追加した。
替え玉ともやし.jpg
替え玉投入.jpg
もやし投入.jpg
結果、薄くなった。もやしと細麺の和え物みたいになっちゃった。
偽りの満腹感みたいになったが夕方には腹が空いた。
処理済~カウンターから.jpg処理済~カウンター.jpg
2回め、赤丸にしてみました。
プラス、セットの100円餃子とはどんなものなのか。
100円Aセット.jpg
結果。。。
失敗しました。[たらーっ(汗)]
何だか泥粥みたいなドロッドロの粘土の高いスープだったんです。
何これ?.jpg
最初は白がベースで、何だか粕汁みたいに見えましたね。だけどスープをすすっているうちに丼の底から黒いヘドロ(失礼)・・・イカスミみたいなスープが湧き出てきたぞ。
なんちゅうスープ.jpg
何だか美しくないスープですね。
濃くて甘辛い独特のコクがありましたがもてあました。良く言えばかき回す前と後で二種類のスープが味わえるというわけですが、しまいにこのラーメンは醤油なのか味噌なのかわからなくなってきたからね。
スープの色が変化.jpg
細麺.jpg
100円餃子のちっちゃこいこと。(曝)
そりゃ100円だから文句言う筋合いじゃないけどさ。如何にもショボかったですね。100円は所詮100円でしかないのだ。
100円餃子1.jpg
100円餃子2.jpg
餃子を浸す.jpg
この日には子供連れがいた。子供らが元気に、「ごちそうさまでちたぁ」
お店のアンちゃんが、「ハ~イ、ありがとうぅ~」

次回があるか??
う~ん。。。もうないかも。人気店だが私には合わないかなぁ。それと代々木上原という駅は小田急線~千代田線の乗り換え駅でしかないのでねぇ。
家賃が高いと思いますよこの界隈は。だからラーメン屋が少ないのかもしれない。居酒屋も高いしね。(笑)
コメント(6) 

びなウォークらーめん処 [ラーメン]

海老名駅ぞろぞろ.jpg
横浜駅方面から相模鉄道線に乗車して、終着駅の海老名駅に近づくと、乗客がゾロゾロと先頭車両に向かって歩いて行く。
海老名駅ホームは閉塞されたドン詰まりで、改札が先頭車両の先にあるからです。改札を抜けて正面のエスカレーターを上がり、右折すれば小田急線&JR相模線と連絡します。
私にとって海老名駅は公用上の乗り換え駅で、エリアとしては最も西端です。駅南口に、ビナウォークという複合商業施設があって1番館から6番館まである。ビナは海老名のビナ、自然礼賛のVINA NATUREの略です。
ビナウォーク.jpg
デッキを歩く.jpg
館に囲まれるように公園(・・・というか公開空地・・・)、噴水があって、異質なのが相模国分寺のミニチュアがある。
これだけ場違いに見えるが海老名市は国府、国分寺のあったところなんです。
相模国分寺ミニチュア.jpg
近くまで行って下から見上げたところ。
相模国分寺.jpg
遊ぶ子供たち.jpg
噴水には鳩が水を貰いに飛んでくる。
それを追っかける園児のママに、「鳥インフルが流行っているから近づけない方がいいですよ」と余計なお世話をしてそのママに変な目で見られたことがある。(苦笑)
地上を歩かなくても駅から直接VINAに向かって横断するテラス、デッキが完成したので、駅からロータリー、信号や横断歩道を横断せずに空中を歩いて行ける。
各モールには、こんなキャラが。
ザリガニ.jpg
ザリガニか?
海老名だからエビです。エビワン、エビツー・・・エビセブンまである。海老名・・・エビナだからエビが7匹??明明白白だがヒネリも何もないキャラですな。
モール館は1番館から6番館まで。館のない7番、エビセブンがリーダー格らしいのだが、その子は奥の端に立っている。
ナイフとフォークを持って正面に立っている目立つエビ君はエビスリー、3番館です。
ビナ.jpg
食品売り場や若者向けのショッピングモールを横目に見て東へ歩き、テラスの終わりにパーキングとシネマズの建物があってどうも6番館らしいのだが、その辺りで地上に降りると道路向かいに「ビナウォークらーめん処」という7匹のエビ・・・7軒のラーメン屋が寄り添っている一帯がある。
らーめん処.jpg
富山ブラック麺家いろは
博多豚骨らーめん二男坊
たんめん専門店百菜
つけ麺中華そば清勝丸
鶏白湯らーめん古寿茂
自家製麺松任製麺
ラーメン専門店虎節

前にあった店と入れ替わったな。ラーメン屋ってのは居抜で賃貸できるけど入れ替わりが激しいですね。栄華盛衰の世界といっていい。
複合商業施設だと賃料も安くないし、マージンとかもあるんだろうな。

どれにしようか見て廻ったのだが、富山ブラック麺とは何だ?スープがイカスミみたいなのかな。パス。
富山ブラック.jpg

博多豚骨二男坊というのは黒田藩の家督を継げない二男三男が集まって作ったのかな。博多ラーメンは代々木上原の一風堂で喰ったのでこれもパス。
二男坊.jpg

たんめん専門店百菜・・・「野菜足りてますか?」と呼びかけてる。450gの野菜が載っているそうです。興味が湧いたがこの時は、「野菜ぃ?足りてるよ」・・・声には出さないが要らぬお世話と心中で呟いてしまった。
百菜.jpg

自家製麺松任製麺・・・これもソソらなかった。松任さんには悪いけど、店に掲示してある赤い丼のラーメン写真が美味そうに見えなかったの。他になくてこの1軒だけなら賭けで入ったかも知れないが、自家製麺の店というのは私の経験上だとスープがアタリかハズレか微妙な経験を積んでいるので今回は避けた。
松任製麺.jpg

虎節は二郎系インスパイアだろうか。
ブ厚いチャーシュー、ドカ盛の野菜、丼からハミ出しそうな太麺、7軒の中で最もド迫力だがこれもパス。
虎節.jpg

残るは2つ、つけ麺中華そば清勝丸と、鶏白湯らーめんの古寿茂・・・何て読むんだ?
古寿茂.jpg
清勝丸.jpg

中華そば??.jpg
ドロドロスープ.jpg
麺は太いです.jpg
何故に大根おろしが.jpg
つけ麺中華そばの清勝丸です。
この店はつけ麺の店です。中華そばという表示はマチガイではないにしろ外した方がいいのではないか。
ひと通り載ってはいる。ドロドロ濃厚だがコクが薄いな。大根オロシが入っているからかな。
麺は太い。大勝軒みたいだった。
店内、満員でしたよ。麺が太いから茹でるのに若干、時間を要するので回転が遅いのかも。私はサラリーマンさんと隣相席でした。彼らは味噌をフゥフゥ言いながら熱々喰ってました。
でもラーメンに大根オロシが必要ですかね。
私は無用だと思う。日本そばならともかくも、ラーメンには合わないなと思った。それ以外は悪くはないんだけど、二度目はここでなくってもいいかな~。
駅に戻る.jpg
次に別の日に鶏白湯らーめん古寿茂へ。。。
店の名前は今でも知りません。何て読むのか?
能書き.jpg
塩です.jpg
スープ.jpg
鶏白湯といやぁ解説は要らないでしょう。美味しいですよ。胃に優しいの。
私はこの店がいちオシです。若者2人で営ってた。ちょっと私語の多い店だが元気がある。
麺.jpg
以上は塩味です。以下は醤油味。。。
醤油1.jpg
優しい醤油味ですなぁ。
スープも麺も優し過ぎです。
醤油2.jpg
醤油3.jpg
店構え.jpg
ビナウォークらーめん処まではデッキテラスを歩いていると直線的にたどり着けない。
商業施設に引き込もうとするのがミエミエの動線で、クランクに曲がったり、階段で下りてまた上がったりを繰り返すので、買い物をしないでラーメンだけを目指すなら地面を歩いた方がいいかもです。
私がビナウォークを訪れるのは平日の昼だけなのでそれほど利用客が歩いていないように見えます。この辺り海老名駅周辺って案外渋滞するので、駅から離れた郊外の商業施設の方に客が流れちゃってるのかもです。
びな.jpg
ラーメン処のテナントは何年かをサイクルにまた入れ替わるでしょう。5年か6年したらね。

ラーメンと全然、関係ないですが。
私は五輪は結果しか見ないけど、金おめでとうございます。
金の羽生選手.jpg
コメント(12) 

町田だけど鎌倉 [ラーメン]

先日UPした町田商店の近くにあります。
鎌倉1.jpg
町田だけど鎌倉ラー麺です。
ラーメンではなくラー麺と銘打ってあります。
お品書き.jpg
~鶏ガラ魚介スープ~
鎌倉醤油ラー麺750円
鎌倉醤油チャーシュー麺980円
鎌倉塩ラー麺750円
鎌倉塩チャーシュー麺980円
鎌倉タン麺750円
鎌倉チャーシュータン麺980円
つけ麺800円
チャーシューつけ麺980円

~とんこつスープ~
ラー麺680円
チャーシュー麺960円
みそラー麺750円
みそチャーシュー麺980円
野菜みそラー麺900麺
替玉・中盛・大盛・150円です。
チッピングは味付温泉タマゴ、ノリ5枚、メンマ、温野菜が150円で、チャーシュー300円、餃子が5個で250円
この店、屋号に“家”が付くけど家系ではなかった。豚骨ラーメンもあるが、店名の鎌倉ラー麺シリーズがメインのようだが、昼にもっとも多く出るものは。。。
。。。???
後で触れます。

店内は男性2人で営っている。愛想はまぁまぁいいです。カウンター10席~13席くらいだったかな。道路側の壁に2人テーブル席が1つと、4人テーブル席が1つある。
カウンター左端に厨房との出入り口があって、そこからのそのそ出てテーブル席に運ぶか、カウンターが1席でも空いてればそこの一旦置いて、厨房からいそいそフロアに出て、一旦置いた丼を運んでいた。極めて動線の悪い店ではある。
何で町田なのに鎌倉と銘打ってあるのかはワカラン。私は家系と勘違いして鎌倉醤油にした。鶏ガラと、ほんのりと魚介の香がする。麺は中細縮れ麺で、やや加水率が高い麺です。
鎌倉醤油.jpg
具はチャーシュー、やたらと多いメンマ、青葱、海苔、チャーシューは薄いけど大きく、チャーシュー麺じゃないのに3枚か4枚くらい入ってましたよ。
鎌倉醤油スープ.jpg
中太麺.jpg
スープもまぁまぁ。具も多くてお得だなと思ったのだが。。。
気になることに気付いた。
後からお客が入って来てALL会社員もしくは工務関係者で満席になり、その人たちがオーダーするものは。
「ランチ大盛り」
「ハイ、カウンター○番さんランチ大盛りいちです」
「ランチ中盛り、固麺」
「ハイ、カウンター○番だんランチ中盛りいち固麺です」
テーブル席なんぞは4人一声に「ランチ」、「ランチ」、「ランチ」、「ランチ」・・・
「ハイテーブル席、ランチ普通いち固麺、ランチ中盛り二普通、ランチ大盛り普通いち」・・・そこらじゅうでランチランチが飛び交うようになったの。
らんち???
そんなんあったか?どんなランチなのかと他所様に運ばれるランチを見たら、金色に輝く豚骨系のラーメンだった。ランチと名の付くからには、ご飯、小鉢、漬物でも付いてるのかと思ったら、単にラーメンだけ。。。
ランチなんて何処に表示してあったか?私は外のお品書きを見て鎌倉醤油に決めて入店したのだが気付かなかったぞ・・・そんなことをブツクサ考えてたら自分が喰ってる鎌倉醤油のお味から集中力や意識が遠退いてしまった。
店を出てから再度、店壁に掲示してあるお品書きを見たら、下にあった。
これか?.jpg
ワンコイン.jpg
これか。。。
ランチらー麺500円、大盛り中盛り無料、AM11:30~PM3:00までの1日限定30食だったんです。皆、これを喰ってたのか。
気付かなかった自分を恨んだよ。悔しいじゃないか。アタマん中に「ランチ、ランチ、ランチ・・・」ぐるぐる回転して歯ぎしりしたものです。
後日、再訪した。
これがそのランチ。
ランチラーメン.jpg
マイルドでサラサラした豚骨ベースでした。
ワンコインだから文句言えないけどボリューム的にはイマイチだったな。大食いの方は中盛りか大盛りをどーぞ。
笑っちゃったのは1枚だけのチャーシューが紙みたいに薄っぺらで、風でも吹いたら吹き飛んじゃうくらいなシロモノだったぜ。
でもスープが美味しかったし、この値段なら文句言う筋合いじゃない。
ランチラーメンのスープ.jpg
この後、私は意外な展開を目撃した。
店内が混んで後から入ったお客さんが券売機の前で立ったままウエイトになった時、突然カウンター右端の背後のドアが開いて隣のテナントから女性が顔を出した。
厨房の男性が、「そっち、大丈夫~?」
隣から覗き込んだ女性は「平気ですよぉ~」
何と!!店内のドアで続いている隣のCAFEに誘導されたのである。この店、店内が混んできて隣のCAFEが空いてれば誘導が可能なようです。数人が案内されて移動してました。
外から見たらこんな感じです。
繋がってる?.jpg
確かにCAFEですね。
珈琲、サンドイッチって描いてあるし。こん中でラーメンを。。。
隣のCAFE.jpg
だがCAFEにいた先客、特に女性はビックリするのではないか。軽食、コーヒー、スイーツとかをいただいてたら突然ドアが開いて隣の店からラーメン客がドヤドヤ入って来て、コーヒー飲んでる傍でラーメンをズルズルすするわけだからね。
ここってCAFEじゃないのぉ?ってなるでしょう。
ラーメン客だってそっちへ案内されたら勝手が違って居心地悪くないか?
CAFEの女性店主は自分トコのCAFEが空いてたので顔を出したのだろうか。
CAFEで誘導した客のオーダーを取るんだろうか。醤油、塩、味噌、豚骨、大盛り中盛りってね。
私は目が点になったが斬新でオモシロい連携、協力体制ではある。
私は未だ案内されたことはない。されたら逃げ出すかも。もしかしたらラーメン客ひとり辺り、幾らか席料を徴収するのかなとコセコセしたことを考えて思わずニヤリ。
コメント(2) 

たかさご家 [ラーメン]

良くもないが、決して悪くない。
インパクトは殆どない。
まろやか過ぎるくらいの豚骨醤油で尖がっていない。
これでも家系かい?という店がある。
昼のたかさご家.jpg
小さい店で、関内駅~横浜市庁舎、スタジアムを右手に見て通りを渡ったところにある。古い個人事務所か選挙管理事務所をそのままラーメン屋にしたような飾り附けゼロの店内。
10年以上前からここに営っていて、むか~し一度か二度食べた。失礼ながら、「こりゃいずれ潰れるだろうな」というくらいに印象が残らない店だった。
久々に行った。

近所には横浜市庁舎、厚生局神奈川事務所等、私がよく足を運ぶ行政があってそこの担当官とはすっかり顔馴染。今日も待たずに顔パス、早く受理された後のランチです。
この界隈には月に4回くらい足を運んでいるのですが、このラーメン屋さんは、ああ、まだ営ってやがるなという程度で殆ど気に留めなかった。再訪しないまま10年近く経った。
私は家系は卒業したつもり。久々に行く気になったのは、先日載せた町田商店もそうだがマイルドな家系、ガツン系には物足りない☆3つ以下の家系なら今の私でもイケると思い直したのです。
サラリーマンの外食ランチは急ぎ足で時間に追われるからじっくり座って食べる和食、ナイフ&フォークの洋食というワケにいかないのだ。サラリーマンにとって駅のスタンドやカレー、ラーメン類は無視できない。醤油豚骨がラーメンを占める割合は大きいのです。無視したら選択肢、枠が狭まってしまう。
私のBlog、ラーメン記事が少なくないのは単に急いでるからなんですよね。

それと実は前夜、上州でやや飲み過ぎ、胃癖が荒れている。
野菜不足でもある。豚骨醤油系にトッピングが多いのは、激戦区での他社との差別化、もしくはトッピングがあってアタリマエだからである。野菜の具は限られ、ネギ、ホウレンソウ、コーン、あってキャベツ&モヤシというもの。ラーメンを喰うと言うよりは野菜スープを喰うと思うのです。炒めた野菜より少し茹でた野菜の方が胃に優しいからね。
昨今は野菜高騰の折。その意気、維持する志やヨシとも思う。
あっさり醤油系は具が少ないものが多い。やはり豚骨醤油の方がトッピングが多いのである。先日無理して喰った魚介系が奇をてらったものだったし、何だか豚骨醤油が恋しくなった。

たかさご家は私が卒業した家系なのだが特徴がないくらいにマイルドなので、ああ、ここなら大丈夫と久々に思いだし、11時過ぎに入った。
変わらない内装造作。L字型カウンター11席のみ。入ってすぐ右側に券売機があって、L字型の角に座ると開け閉めする時に外の風が入ってきて寒く、すぐ傍に購入客がスッ立っているので狭く感じるのも以前のまま。。。
メニューも変わらず。ラーメン(並600円、中700円、大800円)、チャーシューメン(並800円、中900円、大1000円)、ネギラーメン800円、キャベツラーメン700円。。。
メニューが少ない店は仕事が丁寧・・・と私は勝手に思っている。
先輩後輩か?上司と部下か?.jpg
狭い厨房には店員さん2人。
力関係か番付はすぐにわかった。若いのが店主の背後を歩く時、一旦立ち止まって、「後ろ通ります」必ずひと声かけて歩くんです。「後ろ通ります」、「後ろ通ります」これを数回、繰り返してました。それぐらい狭いんです。
この時間だけのサービス、「お好きなだけどーぞ」と示されたのが茹でたゴロチャーシュー。山岡家のネギラーメンに載ってくるような四角いヤツ。
キュウリのキューちゃん漬物も丼で。。。
さーびす.jpg
このサービスは、採り終えてしばらくすると、「もうヨロシイでしょうか?」と声がかかり、他のお客さんのところへ運ばれます。

キャベツ.jpg
キャベツラーメンです。
ホウレンソウはまだしも、前は豚骨にキャベツなんてマイルド過ぎて邪道だって思ってましたからね。
麺.jpg
麺はツルッツルです。
若い女性の肌のような麺は・・・(ヘンな意味ではないので誤解しないように。。。)割箸だからいいけど摩擦係数の少ない出来上がり箸だと滑り落ちてしまうだろう。(酒井製麺の麺です。)

店内、やや動物系の獣臭がしなくもないがスープはマイルド。
ゴロン.jpg
相変わらず尖がった個性が無く、やや控えめな塩分とマイルドな動物系のコク、粘土がサラッとしたスープ、でも薄いという感じではない。

これはネギラーメン。
デフォルトのネギラーメンは辛いタレで和えたもの。私の前の客が、「タレで和えないネギもできる?」と訊いたところ、「和えない白髪ネギもできますよ」とのことだったので、「俺も白髪ネギにする」
白髪ネギ.jpg
10年前は私も若かったので、この店のインパクトゼロ、尖がった個性が全くなく、アッサリした豚骨醤油が物足りなく、ツルッツルの麺が喰い難くかった。その時は「もう行かないだろうな」って思ったものです。
だが私もトシを経た。今の私には優しい味だった。胃に負担がないです。
無難です。濃い家系が好きな方には全然物足りないですよ。でも私には飽きない味になるだろう。
夜のたかさご家.jpg
小さく狭い店だがこの地で10年頑張っている。夜はなんと27時まで。
日の出町、曙町にもあるようです。
コメント(4) 

優創 [ラーメン]

東京都庁にあった某窓口が、JR新大久保駅から徒歩15分ほど高田馬場寄りに出来た新しい箱モノに移転してしまい、JR新大久保駅か大久保駅かどっちが近いのかわからないままテクってたら、S保険中央総合病院の斜め前に堂々とした縦看板が目に入った。
本気のラーメン.jpg
本気のラーメンと謳っていて嫌がおうにも目につく。何が本気なのか。
覗いてみたら結構混雑してる。外に出てるボードを見たら決して安くはない。でも興味を惹いたので公用を済ませてから帰路に立ち寄ってみた。
引き戸を開けたら。。。
甲殻類の匂い(敢えて臭いとは表現しませんが。。。)が凄まじいのだ。魚介系、もしくは甲殻類系エビカニでダシを取っているのがすぐにわかった。(というか、店外に表示してあります。)
一応は豚骨や鶏ガラも使用しているらしいが、それより遥かにエビカニの匂いが勝っている。
MENU.jpg
処理済~店内盛況.jpg店内はL字カウンター8席と、堀炬燵の座敷が2卓あった。小さい蕎麦屋か居酒屋のような内装である。
カウンターが妙に高く、椅子も高く、私の短足は床から宙に浮いてブラブラになった。セルフの水も高いところに置いてある。
その向こう側、高さのある厨房(水回りの関係らしい)にいる店主とその相棒の男性は愛想と造り笑顔がトテモいいが、「お客さんウチ初めてですよね、ウチはちょっと他にありませんぜ、イケるかな~」・・・試されてるような視線も感じたよ。

女性店員さんはコリアンガールかな。やや日本語がたどたどしいがそこは新大久保なので珍しくないです。
意を決して魚介味噌をオーダーした。何しろ店内、エビカニの匂いが凄いのでこれは賭けといっていい。カニ、伊勢エビ、フグといった高級食材に縁のない私の舌にそういうのが合うだろうか、一抹の不安もあった。
処理済~店のアンちゃん.jpg落下しないように.jpg
出て来たラーメンを見て唸った。
美しくない。匂いもカニ味噌かエビのアタマで取ったんかいといったキョーレツなものが鼻に付き鼻腔を襲った。赤味噌・・・??八丁味噌かな・・・カレーうどんのようにドロドロした見るもいやらしいスープ。(笑)
ひとくりすすって・・・「う~ん。。。」
何というか・・・美味しいとか不味いとかじゃなくって、これはラーメンのスープというよりブイヤベーススープではないだろうかと思った。こんなん他で見たことないな。
ゲッ!!.jpg
具はムキエビ、浅利、チャーシュー、ノリ。。。
チャーシューも申し訳程度に1枚、載っていたが、これは余計だなって思ったくらい。(でも味は悪くないです。)思い切ってお頭付きのブラックタイガーエビでも載せりゃぁいいのにね。
麺は喜多方ラーメン、佐野ラーメンのような平打ち系のピラピラ麺だった。きしめんの細いタイプのようなもの。スープパスタってこういうものだろうか。
私はこういう麺はイマイチ好まないが、普通の麺だと合わないだろうな。
ワインが合うかも知れない。フランスパンをちぎってスープに浸して喰ってみたいもの。
甲殻類、エビ&カニで出汁をとって麺は自家製の平打ち麺か。なるほどいい値段してるワケです。
凄い香です.jpg
万人ウケするかはわからない。好き嫌いは分かれるだろうな。私は別にエビやカニがなくても生きていけるが、甲殻類はそれだけで料理コースが定まるくらいの高い素材だから好きな人はホント大好きなのは理解できる。
エビカニの香(匂いから香に昇格)が苦手な人もいるだろう。でもエビカニのダシですよという解説はちゃんと店頭にあるのでいきなり入店せずに一考を要する。

私の印象は、最初はこけおどしかと鼻で笑ったが、ひとくちすすってゲッと思い、完食して驚嘆、支払しながら考え込み、結果これはあくまでも変り種であって、別に日常的に喰いたいと思うラーメンではないが、こういうのもあっていいのではないかというもの。独特さ、オリジナリティーが引き立っているのは感じた。

お会計は店の奥だが、支払って店外に出ようとフロアをゆっくり歩きながら、私は眉間にシワを合ってながら苦笑しながらクビを傾げ、天井を睨み、考え考え歩いてたら店主、相棒がニコニコ笑いながら私の表情を見てるようだった。視線を感じたんです。声には出さないが、「如何でしたか旦那?懲りずにヨカッタらまたどうぞ」という声を聞いたのである。自信満々だったね。
私は振り向かず、店主のカオも見ず、苦笑いしながら黙って左腕を上げて店外へ出た。

珍しいラーメンだった。
何でコリアンタウンからちょっと離れた住宅地でエビカニラーメンを出店したのかその意義はようワカランが確かに独特です。正統派でなく亜流で、カニエビといった高級素材を惜しみなく用いたジャンクといっていい。
価格は高めです。

だが、甲殻類アレルギー、アナフィラキシーがある人は絶対に厳禁です。私の知人に呼吸困難になって入院したヤツがいる。それまで何ともなかったのにある日突然発症したという。
中華料理や居酒屋料理でカニはまだしもエビが入ってる料理って少なくない。だからそれ以降、かなり摂取する枠が狭まって不便とは言っていたね。
店にはそこまで書いてなかったようだが、何かアレルギーをお持ちの方は避けた方がいいですね。

ビジネススーツやシャツに、己の鼻に、口の周囲に、八丁味噌を纏ったカニ味噌かエビのアタマがくっついてるような気がしながら駅まで歩いた。歩きながら、味噌の次、醤油いってみようかどうしようかと。止せばいいのに再訪したんですよ。そしたら、トッピングにエビとアサリがなくなってたんです。
笑止.jpg
原料価格の値上がりらしい。笑止の限りである。それじゃかフツーのラーメンと同じではないかい??
でも入ってしまったので、魚介醤油にTRYした。
私は別にエビやアサリがなくたって生きていけますがね。

後ろが狭過ぎる.jpgこの日、珍事が起きた。
私が座った席は店に入ってすぐ正面から右横へ延びるカウンターなんだが、背後が異様に狭いのだ。
左隣に韓国人のカップルが座ったんだが、背後がこの通り。
すぐ左隣の女性が椅子を後ろに付き出して、疲れているのかカウンターにもたれてグダ~ッとしているんです。
それと扉が緩いのか、開け閉めでちゃんと閉まらないんだな。隙間から外の冬風が店内に、私にも吹き付けてくる。寒くてしょーがない。

店員さんはその女性の後ろ、狭いカウンター後ろからラーメンを私に渡そうとするんだが、女性が椅子を前に引かないから私ん前のカウンターに手が届かず、女性の背中越しに私に手渡しました。私も身体を左に捻ってバケツリレーのように受け取った。内心、左隣の女性に対して、「コイツ気付よ、椅子引けよ」って思ったモン。
店員さんは私のラーメンを持って来た時、やはり緩い店の扉に身体が触れてしまい、ま~た扉が開いて隙間風が吹き付けてきた。
私は憮然としてアサリもエビも入ってないラーメンをすすった。凄いニオイ、香です。
醤油(エビとアサリがなくなった).jpg
スープ.jpg
改めて麺を見るときしめんみたいですね。
きしめんかよ?.jpg
初回ほどインパクトはなかったな。喰い終わって、さぁ、椅子を後ろに付き出したままのこの女性をどうやって退かそうか。このままだと私は出れないじゃないか。
ハングル語に詳しいウチの社の従業員にメールした。
「訳して欲しいんだけど。椅子を前に引いてくれって」
そしたら返信には。。。
「うぃじゃるるあっぺたんぎょじゅせよ。。。合ってるかな?韓国人がいるのですか?」
うぃじゃるる。。。何だって?
追加、追伸のメールが来た。
「うぃじゃるるあっぺいどんはせよ。。。でもいいと思います」
うぃじゃるる。。。ねぇ。
まぁ正しいんでしょうけど私に上手く言えるかな。これを言っても相手が反撃してきたら二の句が継げない気がしたのだ。
いいや、自己流で対処しよう。私は立ち上がって椅子を突き出してる女性の椅子、背もたれを叩いた。
「おらっ、椅子引いてくんねぇかっ」
女性はギョッとしてましたね。連れの男性が慌てて介添えしながら椅子を前に動かすよう言ってましたよ。
いい外観です.jpg
ハングル語を教えてくれた女性社員にはお礼の電話をしました。
「いやぁ、新大久保でラーメン喰ってたらさぁ。これこれこういうことがあってさぁ。教えてくれたのに悪かったけどハングル語は使わなかったよ。自己流で対処したから。。。」
誤解しないで欲しいんだけど、ウチの社に韓国人さんもいます。偏見はありませんので。
コメント(0) 

天道 [ラーメン]

天道1.jpg
この店にわざわざ行くにはヒジョーにタイヘンである。
京浜東北線の蕨駅東口からバス。もしくはくるま。県道111号線です。
蕨駅東口から徒歩23分なんて表示されたデータベースもあったな。23分歩いて行く人なんているのかな。
このラーメン店の道路向かいに見えるデカい商業施設、イオンモール川口前川までの路線バス本数は1時間に5本くらいあるけどバス停が何処にあるのかわからないのです。そこまでバスで行っても降りてからイオンモール敷地内をトボトボ歩いてこの店に来なきゃならない。
私は3回行っています。いつもタクシーです。わざわざ?

この店はステテコみたいな薄汚い暖簾??が下がっているのを見て、これは止めた方がいいかなって思ったの。
何で埼玉県蕨市の郊外までわざわざ行くのかというと、このラーメン屋すぐ近くに川口市の行政があって、そこに公用があるのです。そこに行かなかったらこの店とも縁がなかったろうな。

私は今までバスで行ったことないです。いっつも往路復路はタクシー。今んところ私は〇部長の権限で社内で精算してるけど、あまり続くと「バスで行け」ってなるかもしれない。
とある日、JR蕨駅でタクシー乗車、車内で流れたラジオ放送、都で24時以降のダンスホールの営業を禁止云々が施行されたにも関わらず深夜営業したとして摘発された報道が流れていた。
運ちゃんが言う。
「この条例は、ダンスホールを風俗と一緒くたにしてるんじゃないですかねぇ。」
「そうだと思うよ。猪瀬さんでしょ?」
この時は猪瀬氏が現職中だった。
「お客さんもこれからそういった関係の申請に行かれるんですか?」
「いや、私は〇〇関係だから。食品衛生の方。。。」
あっこの運ちゃん、俺を風俗営業関係者と誤解しやがったな。見た目で判断するんじゃねーっ。

天道2.jpg
その行政に風俗・・・じゃなかった、〇〇関係の申請を済ませて12時前、昼時になった。そしたらこのステテコか古雑巾みたいな暖簾のラーメン屋を発見した。。
このラーメン屋に入ったのは単に喰い物やが見当たらないというだけの理由です。イオンモール前川の中にはレストランもあるがそういうのはソソらないな。平日の昼間に会社員がショッピングセンター内をウロつくのはちょっと抵抗があるし。
狙って行ったわけじゃなくホント、タマタマなんですよ。
見ためがイマイチだが意を決して入ってみた。
L字のカウンター8席か9席と、テーブル席×2席。調理場が客席より低かった。これは水回りの関係だと思う。
私は調理場がカウンターより高いところにあって、出て来たラーメンをこっちが両手を掲げてカウンター越しに上から受け取るのは嫌いなんだな。50肩が痛いのと上から目線に感じる。この店はそんなことない。
メニューはこれだけ.jpg
基本メニューは3種で、塩らーめん、からし塩らーめん、魚介とり白湯らーめん。
塩だけなんです。醤油はない。
からし塩ラーメンにしようか。でも私は辛子が苦手なので塩らーめんだけにした。5分足らずで出てきたのは九州豚骨ラーメン路線の細麺です。
塩ラーメン.jpg
キレイな塩スープ.jpg
アッサリ塩味過ぎてインパクトは薄かったが、ひとくちふたくちすすってみて、ああ、これは辛子や柚子胡椒が合うかもねと思いました。
チャーシュー、青ネギ、川海苔が浮いています。脂はそんなに感じなかった。海苔もどっかのラーメン屋さんみたいに塩っ濃くなかったですね。
青ネギと海苔.jpg
でもまぁ如何せんボリューム不足、他のお客さんは皆、替え玉を頼んでましたね。私は替え玉って無駄な満腹感と思っているのでこの時はオーダーしなかったの。
店内1.jpg処理済~店内2.jpg
後から来店された二人組の労働者さん、その辺りの工事関係者が入店してきて、
「魚介!!」
「俺はつけ麺の300!!」
店主が言う。
「お二人様のうちつけ麺の方がお時間かかりますけれどもよろしいですか?」
野外作業中の限られた休憩時間を気遣う店主の声音、TALKがソフトでとても優しいのだ。
優しい店主は2人客のオーダー、魚介とつけ麺の時間差を考えて、相棒に「つけ麺300お願いしますね」、先に指示を出していたが指示する声音も優しい。
麺.jpg
まぁまぁ満足して出て、さてどーやって帰ろうかと思案したら、ラッキー!!こっち側の車線に蕨駅方向に向かうタクシーが来たぞ。
そしたら。。。
「あれ?」
「ああ、どーも」
往路で私を風俗関係者と誤解した運ちゃんだったんです。
「無事、済みましたか?」
「うん。大丈夫。受理された」
苦笑しながら蕨駅に戻った。

冬空と天道.jpg
今年になってまた行った。
この時も往路のタクシー運ちゃんは後部座席の私に対して運転しながらあーだこーだといろいろくっ喋ってましたね。そういう運ちゃんに当たるんです私。要は駅から遠いのと、信号が少なくない一車線なのであまりスピードを出せない道で、何かしら喋くってないと眠くなるんだろうな。
実は私、白状するとこの日は上州からの朝帰りだったんです。
朝帰りというか午前帰京ね。前夜T埼市内に泊まって朝、蕨に直行したんですよ。だって前夜に横浜の自宅に戻って翌日蕨まで来る(戻る)のがバカバカしかったの。
そしたら運ちゃんが、「お客さん何処から?」って聞いてくんのよ。「T埼から」って言うとまた受け応えが面倒だから、「東京から」って答えましたけどね。

公用を済ませてその日オーダーしたもの。魚介です。赤いのは柚子唐辛子のペースト状のヤツ。
魚介です.jpg
やはりボリューム不足なので替え玉いっちゃいました。
替え玉は100円で、何とチャーシューが1枚入っていた。
替え玉.jpg
チャーシュー1枚.jpg替え玉をまぜまぜ.jpg
この日も店主は穏やか~で優し~い声音で接客していましたね。いつもニコニコしていますよ。俺だったらストレスたまるだろうな~。
美しくない店構えを見てあまり期待しなかったのだが意外なヒットだった。女性にも向いているでしょう。
天道3.jpg
この店、YoutubeにUpされてるのを発見しました。
http://www.youtube.com/watch?v=d5NxEn1BM-U
コメント(0) 

町田商店 [ラーメン]

ネギラーメン.jpg
ネギバサバサ.jpg
ネギラーメンの山盛ネギと格闘していたら、
「あいりやすっ!!」
???
なんだ?
私はギョッとした。
何を叫んでやがるんだ店主さんは?
それは客が注文したラーメンができあがります、あがります、の意味、叫びなのがわかった。
まるで二郎系ラーメン店の気合いみたいでしたよ。この店、店外に聞こえて来る時もあるモン。
わからなくはないが・・・.jpg
小田急線町田駅西口から徒歩3分の商店街にあるこの店は営業時間が長くて人手が足りないらしく求人貼り紙がいっつも貼ってある。それには「楽しくなけりゃ仕事じゃない」って書いてある。
へぇ。。。
そりゃ楽しけりゃそれにこしたことがないが。楽しい=明るい=威勢がいい=やかましい、がこの店の特徴でもある。
町田商店.jpg
スタッフの平均年齢は若そう。勢いを感じる。
ひとり、若いねーちゃんがいて歌舞伎の隈取みたいなメイクしてましたね。目の周囲が真っ赤だった。店主がその隈取ねーちゃんに麺の湯切の仕方を丁寧に教えてた。そんなんじゃ甘い、もっとこう何回も大きく振らないとだめだよって。

11時半前になって店内、パラパラと混んで来た。
「ネギかた二丁で固めと濃いめ・・・」
「何だって???」
「ネギかた二丁で濃いめとちょいこい・・・です」
この遣り取り、店主が若いねーちゃんスタッフをからかうような口調なので、お前らマジメにやれよと思ったりする。
トッピング前.jpg
第一印象!!丼が小さい。
麺はやや太い麺。いわゆる家系の麺。スープには合っています。
スープは豚骨醤油で脂もそれなりに。塩気、旨味も適度に。マイルド家系かな。ガツン系には物足りないかな。
チャーシューは薄めでトロトロ。

ネギラーメンの時はネギがバサバサっと載って麺が見えなかったのだが、フツーのラーメンを見たら麺がスープに沈んでない。スープから麺が出ている。スープが少ないんです。深夜まで営ってる店によくあるタイプです。営業時間が長いからスープを小出しにしえやがるな。(笑)
卓上には調味料、薬味が幾つか置いてあって、自分好みに味をアレンジできるのがこの店のいいところ。豆板醤、とうがらし、おろしにんにく、刻みにんにく、刻みタマネギ、刻みネギ。。。
薬味の数々1.jpg薬味の数々2.jpg
刻み玉ねぎだと。。。???
私はこれにハマった。刻んだタマネギをスープに浸す。
タマネギのカタチ、大きさは不揃いでバラバラ。幾つか生のタマネギを口中に入れた。スープに浸す時間が短いとタマネギは辛いがしばらくすると甘味が出て来る。
反面、少なめのスープがぬるくなるのが難。
刻みタマネギは一応はお世辞にも微塵切りとはいえないはハンバーグの挽肉に入れても馴染まないだろうというくらいの荒い切り方、荒微塵といっていい。でも私はこの不揃いのタマネギが気に入った。
生のタマネギ、デカイ破片をカジってしまった。辛っ!!慌ててスープを吸い込んだ。
この荒切りに笑ってしまう.jpg
二郎系インスパイアのラーメン屋で、刻んだタマネギが100円でトッピングできる店を知ってるけどこの店では無料です。
タマネギは血液をサラサラにする働きがある。血栓の代謝を促進するんです。箸でタマネギを摘まんでたら時間がかかるし面倒クサイので、レンゲでタマネギをよそって口に運んでたら結局はスープを多めに飲むことになる。豚骨スープで血液ドロドロ、刻みタマネギで血液サラサラ、方向性がケンカして結局は元の木阿弥でしょう。
トッピング後.jpg
ラーメンを喰ってるんだかタマネギスープをすすってるのかわかんなくなってきた。ラーメンとしての印象よりもタマネギのトッピング=無料(タダ)の方が印象に残った。スープとタマネギ、ほうれん草のコンビネーションは絶妙絶品で、タマネギのトッピングだけで全体の印象がだいぶ変わりましたね。

帰り際、自販機をじーっと眺めてたら店員さんの視線を感じた。
「まぁたお願いしやすっ!!」

しかしうるせー店だな。(笑)
店内、威勢のいい掛け声がずーっと飛び交ってましたね。「あいりやすっ!!」この声、心臓が悪い人は胸を抑えるだろう。若者向けの居酒屋みたいな接客で良く言えば元気がいいのだがこの店はやかましいくらい。気合は町田駅近くの麺屋では最強ではないか。
家系を超して体育会系の空気である。活気があるのはいいがちと私語が多かったりする。自分で喋っていた私語を遮るように自分で「あいりやすっ!!」気合でシャットダウン、強制終了してる店です。
まぁ暗~く挨拶されるよりはいい。こっちも町田商店に感化されちゃって、前の通りの飲食店に査察に入ろうとしている町田市の職員さん2人を発見して声掛けしてしまったよ。
「あのっ、町田市の方ですよねっ、これから届出しに行くんですが、どなたかいらっしゃいますかっ?」
職員さんはいきなり背後から、町田市の方ですよねっと声掛けされてギョッとしたようである。
「あ、ハイ、窓口に数名、おります。よく私たちのことがわかりましたね?」
「人を覚えるのが商売なんで」
アナタたち、誰が見てるか知ってるかわかりませんよと半ば脅したようになってしまった。私の声掛けは町田商店ほどではないが大きい声を出したので、周囲の通行人に「この人たちは町田市の公務員さんなのか」とバレバレになっただろう。

町田商店め。さっきまで「うるせー接客だな」と思って出た私を感化しやがって。でも明るい挨拶は接客の基本ではあるし、それが町田商店の店のポリシー。せいぜい貫いてください。
コメント(2) 

烈士殉名信濃神麺 [ラーメン]

新年早々この店を目指して意気込んで行ったらいきなり定休日で無念な思いをした。結果、ラッキー飯店という意外性の大ヒットで溜飲を下げたのだが、オトシマエをつけるべく後日に行った。
凄い名前だな.jpg
いきなり喰い終わったフォトを載せます。
喰ったあと.jpg
器がデカいのに、アナタはスープを殆ど全部飲んじゃったの?と思ったででしょう?
そうじゃないんです。デカく見えるだけ。

これは真横から見たもの。
真横から見る.jpg
昔のSF空飛ぶ円盤かヘンテコな帽子みたい。真横から見て、如何にスープが少ないかというのが察せられると思います。

ヒロ斉藤に似てる店主はラーメン屋さんにしては凄く丁寧口調な接客言葉で、「申し訳ございませんがカウンター席でお願いいたします」という言葉に席指定されて座った。もちろんカウンターでいいんです。背もたれがないのでうっかりフンゾリ返るとバックドロップよろしく後ろにひっくり返りますよ。

細麺にしたが、若干待った。待ち時間に壁に貼ってある掲示物をジロジロ見たが。。。
太麺は大麦焙煎麺とはなんじゃい?
私は細麺にしたが、細麺は信濃Siley麺(スペル正しいですか?)とあった。何のこっちゃ。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
能書き.jpg

こんなのが貼ってあった。
貼ってある1.jpg
「紙エプロン、おしぼり、髪どめ、膝かけ、ご用意しております。ご利用くださいませ」
そういえばおしぼりは出なかった。そんなん出なくてもいいし、髪どめ?そんなん俺は必要ないし、膝かけも要らんです。でもこれって申出があればお出ししますよと言いたげである。逆に言えば言わなきゃ出さないと言っているようなものだよね。

豪華に見えますが.jpg
特製ラーメンにした。
スープは魚介鶏ガラ系その他でしょうか。悪くないです。
具と丼がね。。。
まず海苔がハンパなくデカい。缶カラで市販されている20cm×20smのデカい海苔。
デカい海苔.jpg
ネギはともかく岩海苔が浮いていた。この岩海苔、最初にすくって飲んだ時は「おっ」と思ったが、最後の方になると塩分が浸みだして若干クドく塩からくなる。
スープとネギ.jpg
チャーシュー、煮玉子はまぁまぁいいです。
チャーシュー.jpg
煮卵.jpg
ところが、メンマがエリンギなんですよ。エリンギメンマ。
私はタケノコメンマがいいなぁ。
それとやはりスープが少ない。器がヘンな形してるからです。麺を押し込んだか、スポッと入ってしまい、後からスープを足したのだろうか。こんな帽子みたいな器のヘリがスープで汚れてないので、小さい注ぎ口の容器であとからスープを注いだのかな。

こんなのも貼ってあった。
貼ってある2.jpg
「丼ぶりから直接スープを飲まれる場合、大変こぼれやすくなっていますのでお気をつけくださいませ」
この帽子のヘリみたいにペタッとした丼に直接口をつけてスープをすするヤツがいるんかい?そんなことしたら口の両脇からこぼすに決まってら。口の小さい人は絶対に無理です。

レンゲ?ありますよ。でもこういう形状の丼だとレンゲが垂直になりがちでスープをすくうのが難しいんだろな。過去にホントにこぼしたヤツがいたに違いない。
帽子のヘリみたいにヘンな形した丼は、空気に触れる面積が広いからそこから店内の空気が伝達され、ラーメンが冷めちゃった感もある。こういう奇をてらった丼に何の意味があるのか。普通の丼で、普通の具で、普通に出せばいいのに。

接客言葉はトテモ丁寧だった。
「いらっしゃいませお待ちしておりました」
「ありがとうございましたまたお待ちしておりますお気を付けていってらっしゃいませ」
こうやって文章に打つと何だか船山温泉のT館長みたいですね。(笑)
だけどこの店は殆ど口先だけです。コートを預かってくれたんだが、私のコートを何処に掛けるのかと心配したらなんとカウンター後ろ、テーブル席の壁際だった。
テーブル席の壁際の客は私のコートの袖に若干肩が触れている。そりゃぁ安いコートとはいえ気にならないのかな。
私のコートをかけてくれた店員さんは、「カウンター1番さんのコート、架けてあるからお願いします」と言って休憩にでも入ったようだが、私が席を立っても誰もコートを取ってくれないのだ。仕方がなく私は自らテーブル席に歩みより、喰ってる最中の男性客にひと声かけて除けて貰い、架けてあるコートを手に取ったよ。押し退けたようなもんです。

何を求めているのかようワカラン店だった。やや呆れた部分もある。
出る前に見上げたら、これが貼ってあった。
ああこの人ね.jpg
佐野さんかぁ。
前に載せた魚雷も同系列店です。私はこの人の本店、支那そば屋にも行きました。地元なので。後日Upしますが。。。
店構え.jpg
暖簾.jpg
文京区はラーメン激戦区ともいえる。
今回の店、○○ログの評価は高いものがトテモ多い。でも私は???疑問符だらけでした。
奇をてらい過ぎですよ。凄い店名の割にたいしたことなかったなぁ。
コメント(4) 

ラッキー飯店 [ラーメン]

2014年のラーメン探訪記事としては今日ご紹介するお店がトップバッターです。新年早々の1月6日(月)、文京区に所用があって都営地下鉄の春日駅で降り、公用を済ませて11時。。。
文京区役所駅から春日通りを北へ徒歩10分、西片の交差点を左折したところにある「烈士殉名信濃神麺」という凄い名前のラーメン屋さんを探訪しようとテクテク歩って行ったら。。。
凄い名前だな.jpg
定休日だった。
月曜定休日でこの時は無念の涙を呑んだ。(明日、Upします。)
う~ム。どーしようか。ここに来る前にチラッと見かけた変な名前の店を思い出した。
ラッキー飯店といいます。
店構え.jpg
春日通りを歩って一瞬だけチラッとこの看板が目に入った時は「何だこれ?」程度で無視してスタコラ歩いて通り過ぎちゃった。
何かアヤシく感じた。何がラッキーなんだ?って。でも脳裏にこの店名、若干印象に残った。一度見たらまず忘れないですよね。
でもって新年早々目指した店が定休日で、ラッキーどころかアンラッキーじゃねぇかと心中でブツクサ言いながら来た道を戻った。じゃぁ仕方がない、ラッキー飯店でいいやって。おまえでいいよってなモンです。
ゴロ看板.jpg
ラッキー飯店ねぇ。。。
何がラッキーなんだか。でもわかりやすい名前だな。妙な命名センスではある。
外のお品書きディスプレイは年季の入ったものだった。後から貼ったらしい「ハピペジ加盟店、野菜120g以上のメニューがある店、ぶんきょうHappyVegetable大作戦」という何だかわかんないステッカーが貼ってあるぞ。

入ってみたらテーブル席3つ、カウンター席5つの小さい小さい食堂だった。
だけど従業員が4人いた。厨房に初老の男性2人、フロアに2人いた。奥のテーブル席に通された。
奥のテーブル席は壁に向いているので店内の写真は撮れなかった。昭和の頃からあるお店という印象であった。
何がラッキーだい。こっちはアンラッキー気分、加えてなんだって?ハピベジ加盟店だと?野菜を採りましょうキャンペーンという健康の押しつけが鼻についたのもあって、すっかりヒネクレた心境で今年初めてのラーメンにありついたのだが。。。
これが当たった!!
新年初のラーメン.jpg
見るからに昔ながらの懐かしい中華そばタイプだったのです。
鶏ガラ醤油のあっさり味で出汁の甘味充分。キレイなスープ。ストレートな細麺で昔ながらの脂身の少ないチャーシュー。コリコリした歯応えのメンマ。昭和を思い出させるナルト。刻みネギ。そして青々したほうれん草の葉。。。
味はシンプルだが昭和の味。子供の頃、ジャン父に連れられて行った地元のラーメン屋さんの味を思い出させるものであった。
チャーシューはブ厚くて5mmくらいありましたよ。昨今流行りの脂身多いトロットロタイプではなく、しっかりした豚肉でした。前歯で噛み切りました。
ほうれん草も私の中では高得点。昔ながらの醤油ラーメンの店って、青物が高騰してるからか、ほうれん草ではなく薄くてペラペラのワカメを載っけて出す店があるが私はそういうお店はポイント数が落ちるんです。
中華麺.jpg
だけどついさっきまで、何がラッキーだバーロー、俺は新年早々アンラッキーマンでぇといったフテった気分は完全に払拭された。古いけど清潔な店内の何処からか、「だから最初に目に止まった時点でウチに来りゃぁよかったのヨ、どう?ラッキーだったでしょ?」という言霊が聞こえた。
これはじゅうべいさん向きだな。年頭のご挨拶がてら、このラーメン屋の感想を述べました。

これは後日、この店で新年初のチャーハンをいただいた。
新年初の炒飯.jpg
他のメユーを見たら、ぶんきょうHappyVegetable大作戦、略してハピベジを推進すべく、120g以上の野菜がある料理にはハピベジのシルシが付いていた。
お品書き1.jpg
お品書き2.jpg
タンメン、もやしそば、ウマニソバ、五目そば、焼きそば5種、中華丼、野菜の旨煮、野菜炒め、肉野菜炒め、
レバニラ炒め。。。
グラム数も表示してある。麺の部ではタンメンが285g、ウマニソバも285g、一品ものでは野菜炒め&肉野菜炒めが315g、ニラレバが375gになってた。
ハピベジ2.jpgハピベジ1.jpg
私ガオーダーしたラーメンと炒飯はハピベジ路線から全く外れているが、せっかくご縁があったので簡単に紹介します。ハピベジってのは、文京区が平成24年から文京区民による野菜メニューの提案、普及事業として立ち上げた施策だそうな。
区民と事業者(料理店ですね)、大学(農業学科だろうか)そして文京区保健所(生活衛生課?)が連動して、野菜の食育を中心とした食環境作りプロジェクトだという。
文京区地域全体で「野菜を食べてしあわせになろう」をモットーにとあったが、もしかして農家との連携だろうか?他にも文京野菜塾、野菜大使、子ども野菜塾、野菜メニューを提供するハピベジ加盟店???8月31日は野菜の日??などなどがありましたよ。
ハピベジ3.jpg
私は文京区民ではないし、何をやりたいのかちょっとクビを捻ったが、野菜を食べない子、偏食の子が増えてるのかな。
昭和の香を残すラッキー飯店に平成の企画、ハピペジは似合わないような気がするが、店内ではタンメンが多く出てましたね。

ハピペジはようワカラン。私は野菜は好きだし(地上に出ている葉野菜が大好き)、そんなん要らぬお世話だと思わないでもないが、昔ながらの醤油ラーメンで新年早々第一試合、9回裏でホームランを打ったようなラッキー店でござんした。
コメント(2)