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学研マンガ 落日会津魂 [会津]

ジャン実家にあった一冊のマンガを久々に手にとってみた。
小学生高額年時のマンガだから40年前か。ボロッボロで紙も変色してる。
子供の頃、何か菓子でも喰いながら頁をめくったらしく、シミまでついていた。
表紙は西郷さん?.jpg
このマンガは1974年の学研まんが歴史シリーズ。幕末シリーズもので4冊刊行されたうちの1冊で、これ以外に「壮挙咸臨丸」、「血風新選組」、「天変大政奉還」が刊行されてたそうだが、私はこの「暗雲!江戸城」しか持ってない。
刊行日は昭和49年12月。当時の金額で530円。現代だったら幾らくらいだろうか。
描いたのはカゴ直利さんという漫画家。監修や考証は樋口清之という国学院大学の名誉教授さん(発刊当時)
1974年だからおそらくその年に放映された「勝海舟」に合わせて書かれたのは間違いない。
マンガとはいえ、日本PTA全国協議会推薦とまで謳ってるからそれ相応のお墨付きのマンガ。R指定でも何でもなく、教材モノとしてもお子様に推奨されたのかも知れない。

このマンガでは鳥羽伏見戦争から函館戦争までが描かれている。
マンガの主人公は勝海舟のようです。勝が江戸無血開城にこぎつけた後、市井で呟く。「まだまだ御一新には犠牲の血が流される・・・」
その犠牲の中に、会津戦争が「落日会津魂」というサブタイトルで後半に登場する。
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白虎隊士が家を出る様子は何だか遠足にでも行くような雰囲気である。
だが、二本松少年隊の生存者の談話だと、実際そんなノリだったらしい。だって戦争というものを知らないからである。
戦争(合戦)は大阪の陣や島原の乱で終わっている。少年隊士にしてみりゃ遠い昔の講談の世界だったと思うのだ。
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未だ行ったことのない母成峠、十六橋、戸の口原、滝沢といった地名が脳裏に刻まれた。
おや?これを見ると、白虎隊は食糧を摂ってますね。
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率いているのは年長者に見えるが、篠田儀三郎だろうか。
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当時、小学生だった私は、何故、死ななきゃならんのだという疑問、疑念すら湧かなかった。
痛いだろうなって思っただけだった。
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これはおそらく西郷邸だろう。一家自刃は西郷邸だけではないのだが。
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そして娘子軍も出て来る。
同じような顔してるが、真ん中の女性が中野竹子さんだと推測される。
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辞世の句が舞っているが、小学生だけに意味がわからなかった。もののふ(武士)の意味も。
八重さんは登場しない。
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子供心にこういうマンガが私の心身形成にどう影響を与えたか。
このマンガで幕末~明治にこういう近代戦争があったのを初めて知ったのだが、私の会津びいきの原点になった。小学生のガキがですよ。
少年兵や娘子軍を駆り出すまで追い込んだ酷い展開は攻める側の弱い者いじめとしか思えず、新政府軍の薩長が悪で会津が正にしか見えなかったですね。

扉からしてこれである。
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日本PTA全国協議会推薦のこのマンガには最後にこうある。
会津領内での戦死者は、長岡藩三百十、米沢藩三百を含めて四千六百五十八人にものぼったが、政府軍はこれを葬ることを許さなかった。
この内容、仕打ちに驚いた。マンガとはいえ学校教材を取り扱う学研で、国学院大学名誉教授の監修本でここまで書いてあるのだ。
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小学生だから歴史なんか知らない。会津も薩長も知らなかった。白虎隊はこのマンガで知ったが、娘子軍や西郷邸は明記されていないので、そういうことがあったんだな程度のものだったが、それでも私自身に与えた影響は大きかった。
蕎麦宿湯神で会津の土を初めて踏むのは平成7年。でも蕎麦宿は会津地方だが下郷の湯野上なので、戦禍に見舞われた鶴ヶ城下へ行くのはもうちょっと後年、栄町の「麦とろ」へ行き出した時。
このマンガを見てから20年以上経っていた。
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耳を切る [病院と健康]

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この夏、私はプチ入院するのですが、その前に「検体検査を行います」というので予約がてら行った。
検体検査ってのは、人体から得られた被検査物の成分を分析したり、微生物有無等の検査を行うことです。臨床検査とも言っていいと思う。
そんなん必要なのだろうか。私は医療関係者が病院の収益を増やす為に間者にススメる検査ではないかって疑った。実際それなりの値段はするのである。
前回の記事ん時、「それって必要なんですか?」って訊けばよかったのだが、必要性の有無についての説明は全くなかったのだ。「検査を行います」だけ。
過去にUp済みの腸内洗浄検査や、日常の健康診断とも違う。採決、レントゲン、心電図のみだった。これだけで5千円札が飛んでったからね。

月曜なのにそんなに待たなかった。11時には職場に戻れたのだが、戻った私を見て職場の女性が言うには、
「耳、どーしたの?」
「あっ、剥すの忘れてた」
耳にワンショットプラスとばんそうこうを貼ったままだったのである。
(ワンショットプラスってのはカット綿です。エタノール含有の消毒綿、第3種医薬品)
「耳を切ったんだよ」
「自分で?」
「何で自分で。検査だよ。血が5分以内でちゃんと止まるかの検査」
その場で耳の絆創膏を外してゴミ箱にポイした。

病院で「耳を切ります」って言われた時にはギョッとした。何でそんなことしなきゃならんのだ。
「耳を切ってちゃんと血が止まるかどうかを検査するんです」という。夏場の手術に備えて、血が止まるのにどれだけ時間を要すすかの検査だと。
(耳を切る。。。)[たらーっ(汗)]
脳裏に、耳を切る?耳をそぐ?キラーコワルスキーの耳そぎ事件を思い出したよ。これはコワルスキーのシューズのヒモがユーコンエリックの耳に引っかかった事故だが、耳の根っこを切るんじゃなくて耳たぶを切るんだと。
有無を言わさず白衣を来た女性、おそらく臨床検査技師さんだろうか、小さいカッターナイフの刃みたいなのを取り出して、「ちょっとだけ痛みますよ」と言いながらカッターナイフでシュッ!!
鋭い痛みが走った。
コイツめ、カッターナイフを使い慣れたこのオンナは今は白衣を着てるが、過去は制服のスカート長くてチェーンジャラジャラ、制服にカミソリ隠し持ったスケ番だったんだろって内心で悪態ついた。

耳にワンショットと絆創膏当て、止血するまでの間、右腕からの採血が始まった。
ブスッ!!
(痛ぇな)
長く感じられた。1本、2本、3本、まだ取っ換えてる。いつの間にか5本も血を抜きやがったな。
その間、聞いてみた。
「(耳は)どれくらいで止まるの?」
傷よりもシャツに赤い血が付着するのが嫌なのです。
「まだ2分です。5分以内で止まれば。ワーファリンなんかお飲みじゃないですよね?」
「ワーファリン?飲んでないです」
血液の抗凝固剤です。血栓予防と治療です。血液をサラサラにする。それを服用してると血が止まり難い。
(余談ですが、ワーファリン(エーザイ)は納豆が禁忌です。ブラザキサ(ベ-リンガーインゲルハルム)は納豆OKです。)
処理済~領収書明細書.jpgレンドゲンと心電図で終了。これだけで随分な金額だったよ。再診料70点(3割だから210円)、検査1050点(3割だから3150円)、画像診断が497点(1491円)、計1617点(3割だから4851円)、1円切り捨てで4850円だった。
飲みに行けるな。
5000円弱だと新宿御苑の「こころむすび」は無理だが、上大岡の「鳥佳」なら余裕で飲みに行けるじゃないか。。

「自分で穴あけたのかと思った~」
「何で自分で?」
ピアスでもするのかと。お洒落~、清原みたい[わーい(嬉しい顔)]
「・・・」[パンチ]
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おむすびスタンド。 [グルメ]

全面ガラス張り。ケーキ屋さんのようなショーケースの中に、白米、玄米のおむすびが陳列している。
店は何でここに?って思えるくらい浮いていて周囲に全く溶け込んでいない。
テイクアウトが主だが、ショーケース両脇に3席ずつカウンターがあって、店内で軽く喰らうのもOK。私は上州に行く前、月に1回程度立ち寄って、おにぎりを2個選び、味噌汁付きでかっこんでた。
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店側には失礼だがすぐ潰れるだろうなって思ってた。コンビニのおむすびに比べると割高だからです。ところがこの店の近所にコンビニが無いのが幸いしたのか、コンビニと違っておむすびがほんのり温かく、コンビニのものよりやや大ぶりだからか(もち米を混ぜている?)今日まで生き残っている。

先日、朝、久々にいった。
調理するわけではなく、ケースからおむすびを出して、奥の味噌汁を器によそうだけ。早い。
店の人もモジモジボソボソした話し方で、
「お持ち帰りで?」
「いや、今、サッと喰っちまうワ」
おむすびを2個選んで、「味噌汁も」
味噌汁はやや煮詰まったような昔の母親の味。具は少なく、煮過ぎた大根程度。田舎の味噌汁みたい。でも牛丼屋さんでボタン押したら出て来るような無機質の味噌汁ではないのだ。
これで確か、500円前後だったような。
縁楽セット600円だったかな。これがおむすび2個、味噌汁、お惣菜4種。
お惣菜セット300円とあってこれだけだと割安に見えるが、実はこの300円ってお惣菜だけ。お結びは別になります。
やはり600円以上する。

お惣菜単品だと、角煮250円、肉みそ190円、出汁巻き玉子120円、筑前煮200円、鶏唐揚げ250円、角煮250円となって、バラでオーダーしたら1000円近くいってしまいそう。
おむすびなんてコンビニで充分という方にはむいていません。
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この店だけ浮いてるのはあのせいかも。2010年1月17日早朝、この通りで火災があった。
TVで見たら、かなりの台数の消防車&救急車がいた。30台か40台くらいいたそうです。
焼けた後もなかなか臭いが消えず、焼け焦げた店舗は解体され、幾店舗が消え、パーキングになったりした。
でもこのおむすびスタンドは生き残った。
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私は鮭の握り飯が喰えなくなった。
昨年のいつだったか、ジャン妻が握ったお握りに鮭の中骨が入ってたのが私の中でトラウマ、現地では伝説になっている。
「お握りの為に鮭を焼くなんてすごい。私なんか鮭のほぐし身の。。。」(チエさん)
「いーじゃない鮭の骨くらいさぁ」(上州スタッフのEというおしゃべりママ)
でも中骨ですよ。ガリッって噛んだあの嫌~な食感。[たらーっ(汗)]

この店はおそらく手で握ってると思います。
近年、コンビニやスーパーで売ってるおむすびは工場でおにぎり成形機か、専用の押し型で大量生産される。
海苔を用いているおむすびの包装だと、海苔をフィルムでご飯かと隔離することで湿気を遮断し、いざ喰う時に海苔を自分の手で巻く。
いつでもパリパリした食感で喰える。
私はこのフィルムを外して海苔を巻くのが超下手でしてね。フィルムごとビリビリに海苔を破っちゃって唖然としたことがあります。
この店ではそんなことはない。海苔は巻いてあるがそんなに湿気てない。

すぐ喰い終わっちまうし、オープンガラスで外の道行く人からこっちは丸見えだし、椅子が妙に高く、ズリ落ちそうになったりするし。
毎日のように通う店じゃない。そこそこ美味しいけど、やはりコンビニより高いのだ。最近のコンビニ食ってかなりレベル上がってるようだし。
昼を喰いそびれた時、小腹が空いた時に。
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大将ネギ多め [ラーメン]

わざわざバスで行く人がいるかどうかわからないが、本牧の大将へバスで行くには、市営バスの105、106、101、99系統で行く。
105、106は本牧車庫か本牧市民公園行だったかな。
101は根岸駅行、99は磯子駅行です。
料金は均一210円。下車停留所は本牧宮原。イオン本牧(旧マイカル)の入口停留所でもある。

何故、バスで行かにゃならんか。
この辺り一帯が鉄道空白地帯だから。道路が広いのは路面電車(1970年廃止の横浜市電本牧線)の名残だが、JR根岸線の根岸駅、山手駅からかなり離れているのでバス本数の方が圧倒的に多い。
(根岸駅から神奈川臨海鉄道本牧線が出てるが貨物専用線です。)

みなとみらい線の噂もあったが、中華街元町どまりで本牧まで延伸しなかったのでイオン本牧(旧マイカル)が廃れた。だがそのおかげで地元商店街はまだまだ活気ついているようにも見える。
本牧宮原で降りてバス通りと直角に海の方へ向かう。公開緑地の中を歩くと歩道橋があって産業道路を渡る。
本牧宮原.jpg旧マイカルの入口辺り.jpg
緑地帯.jpg歩道橋1.jpg
歩道橋2.jpg歩道橋3.jpg
歩道橋4.jpg産業道路1.jpg
産業道路2.jpg歩道橋を降りる.jpg
その先にマリンハウスが見えてくる。手前は2号館。大将はその奥の1号館にある。
マリンハウスには大将だけでなく、中華、定食、立ち食い蕎麦等、飲食店が数軒、1階テナントで頑張っている。
大将錦町店.jpg
まだ求人の貼り紙が貼ってあるな。
貼り出してからもう大分経つがまだ決まらないのだろうか。パートさんの会話で、「朝、ここで働いてから昼に別の仕事に行くとか、夕方から働けますか?っていう問い合わせが。。。」
錦町店は7時~18時?朝の仕込みで5時くらいから灯は点るだろうが、できれば混んでる時間帯の昼に増員したいところだろう。
11時前、パートさんがラーメンの賄い食べ放題を喰っている。ウラヤマシイ。
まだ人がみつからない?.jpg処理済~いいなぁ賄い.jpg
オヤジさんがいるいる。
「超かた?」
「うん。超かた。で、今日はネギ多めで」
「あいよ」
これだけで通じる。過去最短時間の2分で供された。博多ラーメンみたいな細麺、ハリガネか粉落とし程度の固さ。
これぞネギ多めである.jpg
今回、刻みネギはやや多めです。
これはこの店のサービスで、人によっては刻みネギを山盛の人もいます。
以前、カウンターに100円玉置いて、「ほうれん草多め」って言ったら、「いいですよサービスで」なんて言われて、そん時は有りがたくいただいたけど、無料って何だか悪くてそれっきり止めちゃった。
刻みネギ多めは一度やってみたかったのだ。スープが口中でどんな風に変化するか。
好みはあるでしょうが、ネギが多けりゃいいってもんじゃないね。スープのまろやかさがネギに引っ張られてクセが残ってしまう。
博多ラーメンみたいな細さに感じられた.jpg
ネギが減らないな.jpg
ネギが高騰したらどうするのかな。かなり以前にネギが高騰して、ネギラーメンが消えたなんて社会現象があったがその時はどうだったんだろう。
私は無料でトッピングはあまり馴染まない方でしてね。50円でも100円でもいいから支払いたいです。

帰りは大将に最も近いバス停、本牧埠頭入口で根岸駅行に乗車。
97系統です。1時間に3本しかない。
5分待ちのタイミングでラッキーだった。
本牧埠頭入口.jpgバスが来た.jpg
大将錦町店のある辺り(間門店もそう)はかつては海だった。断崖が湾に突き出てた景勝地だったのである。
現在は海岸が埋め立てられ、工場、埠頭になっている。大将錦町店の向かいにある丘は十二天といって幕末の砲台だったという。
現在でも間門店近くの本牧市民公園付近に断崖が残っている。
間門店通過.jpg
バスは間門店を通過した。もう20年行ってないが、かつて、私はこの辺りに通勤してた。今では誰かの訃報の時しか連絡が来ないのだ。
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錫のチロリは何処へいった? [居酒屋]

今日は木曜日.jpg
今日はマスターは休み。
それと最近、わかったんですが、残念なお知らせがあります。御存じの方、お気づきの方もいるでしょう。刺身担当の板前さんがお辞めになりました。
「どうしても板前さんってイロんなところで経験を積みたいから」(リーダーのMさん:女性)
焼き鳥屋とは思えない刺身の数々だった。狭いカウンターに合った小さい皿に美しく盛りつけてあったのだが、現在はやや種類は減ったようです。

板前さんがお辞めになったのもあって、前に私に「熱燗ぬるいぜ」ってやり直しさせたダルみたいな二枚目スタッフが厨房で包丁を握ってる。修行中みたいです。
刺身を切ったり、サラダの野菜を切ったり。
一品メニューは試行錯誤中のようで、馬刺ユッケ(水分がやや多いかな。胡麻は効いてるが醤油味がもうちょっと欲しい)、白菜サラダ(生の白菜をサラダで喰ったのは初めてかも)、いただかなかったが、蕪の蟹あんかけなんてのもあった。
今後に期待しましょう。
処理済~留守を守るナンバー2&3.jpg板前修業中.jpgアルミチロリ.jpg
それよりも。。。
錫のチロリがみつからないらしい。
「何処へいっちゃったんでしょうねぇ」なんて言いながら探してる。私の手前上、探してる。
「あれからみつからないんですよ」
あれからとは?まさか私が最後に錫のチロリで飲んで以来どっかへいっちゃったってこと?私は思わず右手を上着の内ポケットに入れる仕草をしながら「お、俺じゃないですよ」
私が持ち帰ったんじゃないですよという意味。店側は慌てて、
「いえっ、そんなっ」

昭和の頃、長谷川町子さんの四コママンガで屋台か大衆酒場の徳利を背広やコートの内側に隠して持ってきちゃう場面があった。オチは家に帰ると大量の徳利があって、奥さんに怒られてるというもの。それを思い出した。
私はそんな悪いクセはないが、何だかそう言われると自信がなくなってきた。
「お、俺じゃないと思うけど・・・」
「家にあったりして[わーい(嬉しい顔)]
「そうかなぁ。じゃぁ家で探してみます」って笑いを取った。
アルミのチロリも悪くないけど軽いんだよね。中身が少なくなるとうっかりコテンって倒してしまう。

季節は既に梅雨時~初夏になりつつある。蒸し暑い。夏場でも熱燗、ぬる燗の私だけかと思って、「あの重たいチロリって使ってるの私だけ?」
「いえ、他にもいらしゃいます」
熱燗は難しい。その人の好みもあるし、その時の気温によっても微妙に違ってくる。店側でお客の熱燗の好みを覚えてたらその店は凄い。
店の主人が料理を板場に任せ、客と会話しながら酒を浸けるだけに専念してたら可能かも知れない。
馬刺ユッケ.jpg白菜サラダ.jpg鶏ネギ.jpg
肩ロース.jpgピーマンと銀杏.jpg喰ってる途中.jpg
鶏とネギが入ってた.jpg
「来週、店休み?」
「ハイ、1週間お休みします」
「どっか行くの?他でバイトするとか?」
「いやぁそれもありかなぁ」なんて言ってた。貼り紙を見たら、1号店と2号店は1週間ズラして早めの夏休みを取っている。「2号店は営ってるよ」って書いてあったが。。。
「3号店は営ってるって書かないの?」
「ええっと。。。」
私は3号店はヒマそうだから休めないだろって意地悪に突っ込んだつもりだが、
「上大岡だと鳥佳の2号店でも通じるけど、金沢文庫まで行くと鳥佳の名前は通じないんで?鳥佳?何それ?ってなっっちゃうんですよね」とかわされた。

「彼はいないな」
彼とはここ本店では一度も会話したことがないが、3号店で出会って初めて会話したゴツいスタッフです。
「彼は3号店に行ってますよ」
そうだった。木曜に向こう(3号店)で再会する約束だった。
「そんなの気にしないで大丈夫ですよ」と言われて店を出た。

未だ明るい刻限の行燈.jpg未だ明るい刻限の暖簾.jpg
夏休み突入前の金曜日。
この明るさ。未だ17時です。こういう時間帯に入ると店内の反応は。。。
「あれっ!!どーしたんですかっ!!」
私も多少の罪悪感がある。あまり大きい声で言わんといて下さい。
時計携帯が多少は気になる。18時までは燗酒を飲まなかった。
メジマグロ.jpg置き方を直したところ.jpgイワシ刺身.jpg
今日の鶏ネギはタレ.jpgつくね.jpgアスパラ.jpg
まだチロリがみつからないらしい。
私の顔を見ると思い出すようである。
「家を探したけどなかったよ」
あるわけない。私は持ち帰ったりしないモン。
「家宅捜索に行こうかな~[わーい(嬉しい顔)]
家宅捜索ぅ?
「来てもいいけどさ。でも悪い刑事って家宅捜索に行って自分で白い粉を隠して置いたりしますよね」
「じゃぁ私がチロリ置いてぇ、ああっ、ここにあったぁってね[わーい(嬉しい顔)]
ところがこの直後に見つかったのである。焼き場のすぐ裏、洗い物の上の滅多に手の届かない一番高い棚に置いてあったのを若手が発見!!
「誰っここに置いたのっ!!」
ちょっとした騒ぎになったが、出てきた錫のチロリを洗い、若いのが教わりながら湯煎してる。
久々、ズッシリした重さ。群馬泉が並々と供された。
錫チロリが隠れてた場所.jpg熱燗指導中.jpg
錫チロリ発見!!.jpg
マスターは前回お休みだったので、何を変な盛り上がり方してるのかわからなかったらしいので、Mさんが説明してた。
「俺がこの錫チロリを持って帰ったんじゃないかっていうネタですよ」
「幾らすると思います?」
「・・・わかんない・・・」
「○万です」
「えっ!!そんなにするの?」
マスターは指を2本出したんです。錫のチロリはネットでも買えるけど確かに高い。卓上型の蓋付で○万以上する。
「ホントはお店のチロリは全部これで揃えたいんですけど、高いので1年に1個ぐらいかなって」
この店には幾つあるんだろう。
未だ外は明るい.jpg
この店に来て燗をお願いすると、燗の浸け方を若手に教え、教わってる光景が珍しくなくなった。
今の若い子は燗なんて知らないだろう。燗の浸け方や私の好みの温度、お猪口にしても、「違う違う。このお客さんはこれ。それじゃない」ってのが聞こえるからね。
ウルサい客ですみませんねぇ。

上州に未だ未練がある私はこの店で群馬泉を発見してプチ感激した。冷や(常温)と燗で味が違うんです。どちらもいいが、「全く別の味になるね」(ジャン妻)
「ずっと置いといて欲しいな」
「ハイ、もちろんです」
鳥佳にひっかけて言うには、鳥よし、冷よし、燗よし、燗冷めよし。。。
冷もよく燗もよく、燗が冷えたものもよいということ。どういう状態でも鳥佳の呑兵衛(私のこと)は日本酒が好き。
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こころむすび [居酒屋]

私らの経験上で最高値の居酒屋は浜松の「貴田乃瀬」という店。
大塚の「こなから」も安くはなかった。今も営ってるかどうかわからないが、渋谷の「佐賀」も高かった。これに加えて新宿の「吉本」かな。。。
藤沢のSHOWも安くはないな。それは俺らが予算を無視してバカバカ飲み食いするからだが。これらの店は居酒屋なんだが、居酒屋以上割烹未満のギリギリといったところ。大衆酒場ではないように思う。

今回載せる青くさい店名、「こころむすび」は、外見と内装は居酒屋そのもので、供するものも居酒屋料理、決して小料理屋でも割烹でもないのだが、居酒屋にしては高値の店です。
ジャン妻&友人3人、私と計5人で行った。予約した友人イワク、電話応対がかなりヨカッタそうです。
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妙なこだわりがある店で、お通しに吸い物が出た。いきなり。
でもこれは悪酔いしない配慮なんです。
もう一つ、お通しに塩で食べる豆腐。
醤油じゃないですよ。会津の「籠太」に塩豆腐ってのがあって、「塩で豆腐なんか喰えるかよ、普通、醤油だろうってお客さん皆言うんですが。。。」
お通しは吸い物.jpgお通しに塩豆腐.jpg
お通しが2つ出る店ってのはね。それはそれで高いものなんですよ。笑

大人のポテサラ.jpgポテサラはジャガイモのゴロ感を残し、マヨが控えめで胡椒を効かせたタイプ。
具はニンジン、タマネギ、キュウリが少なめ。
私的にはもうちょっとマヨが欲しいな。
大人のポテサラってこういうものなのかな。俺はガキかい。





ノドグロ、アナゴ、ハモが刺身(湯引や炙り)が出た。
ちゃんと丁寧に骨ヌキされているが刺身で出す以上は当然と言えば当然。
ノドグロは金沢以来の再会です。脂が多く、これこそ塩をちょっと浸けていただいたらいいかも。
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その辺りにあるキリン、アサヒのビールは置いてない。何て銘柄だか忘れたが聞いたことない銘柄だった。店内の雰囲気だとクラシックラガーがお似合いだが。
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コロッケ.jpg油揚げ焼き.jpg
日本酒は「おっ、花泉がありやんの」
一杯720円だったかな。でもが一合並々供されるわけではない。私なんかすぐグビッって一口ふた口で飲んでしまう量しか供されない。グラスの下に受け皿があったらそこにちょっと溢れたりしてもいいのになぁなんてミミッちいことを思ったりする。

だけど「花泉」は自分の家でも飲んでるしね。この店を予約した友人は私に「何で普段、家で飲んでるお酒をひとグラス720円で飲むのよ」って。それもそうかと変えてみたんだけど、店主は「花泉」を選んだ私の嗜好を読んだらしく、何に変えたか銘柄は忘れましたが、「止めといた方がいいですよ」みたいな微妙な表情だった。
結果は店主の言うとおりだった。結局、「花泉」に戻しちゃった。
(花泉と獺祭が置いてあった。会津と長州の酒?)
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細かい気配りがある店で、WCが遠い私は一度だけ行ったがキレイなWCだった。
おしぼりを何回も交換してくれたり、日本酒と一緒にチェイサーを持ってきてくれたり。
「チェイサーに氷を入れてください」にも対応してくれたり。
卵かけご飯.jpgおにぎり3種.jpg
6時半に入って、上がったのは11時前ギリギリでしたよ。危うく終電でした。それはこの会が楽しく盛り上がり、時の経つのも忘れたからです。
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勘定は。。。
いやぁ止めときましょう。まぁ安くはない店ですよ。1人で行ってもグループで行っても安くないでしょう。友人の一人が「新宿御苑価格?」なんて仰ってた。
美味しい店だったが、太田和彦氏は行かれるかも知れないが、吉田類さんやなぎら健壱さんは行かないだろうなぁ。
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某和食ダイニング [居酒屋]

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上州とケタ違いに東京は人が多いから、居酒屋も数メチャ多く千差万別でその中からいい店の発掘が難しく、検索してフィットするにはそれなりの費用がかかる。
この店はいい方だと思う。
ジャン妻がランチでこの店のママに顔を覚えられた。おそらく気難しそうな中年女性客だと思ったに違いない。私不在で一人でちょいちょい昼に通い、時折、夜にも利用したそうです。

だが、混むようになった。
ランチもそう。13時過ぎるともう品薄になっている。上州から戻って覗き見たら「混む店になったなぁ」って思った。
料理の味付け、雰囲気、キビキビしたママの接客やスタッフ全員が愛想良くていい店、予約無しでフラッと入れる確率がヒジョーに低い。いっつも混んでる。

上州不在で1年いなかった間、ママは来店しなくなったジャン妻を「どーしたんだろう」って思い出したそうである。よほど印象に残った中年女性客だったのだろうか。
ジャン妻は上州から戻って一番にこの店にランチを喰いに行った。再会時、商売演技かも知れないがママに感激されたそうです。

昼にラーメンや中華ばかり喰ってる私をジャン妻がこの店に連れてった。
私も何も喰いたいものが無い時には早い時間帯にこの店の昼に行くが、正直言って私にはボリューム的に物足りない。激太りしたジャン妻には相応しいカロリーとボリューム。
ランチ時、ご飯は熱々です。それは結構だが、ご飯が茶碗ではなくお椀なんです。熱くて持ってられない。ご飯のボリュームも少なく私はイマイチ足が向かないのよ。2杯ぐらいじゃ夕方に腹が減る。まさか3杯も喰うわけにいかないし。
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昨年、上州に赴任する前、若手リーダー3人を呼び集めてこの店で送別会だった。俺らの送別会ったってこっちが開催して呼んだんだけど。
この時私はリーダーの1人、女性を悲しませている。この場にいない部下3人の名前を出し、「アイツらが心配だ」って言ったら「私のことは心配じゃないのか?」と泣き出したのに閉口した。

過去に事情があって現在は出世本流から外れている私は残る2人の若手にこう言った。
「お前ら、俺を超えろ。いけるとこまで行け」
自分が面倒みた若手に抜かれたって悔いないじゃないなんてカッコつけて書いたら、”美味しいね~”のみーさんから「カッコいいですねぇ」なんてコメをいただいて私は高いところに登ってしまった。
上州から戻ったら3人のうち、泣いたヤツ以外の2人が昇進して俺と同格に。私は出世払いであの時のオゴリを返せなんて言わない。
当人は「小遣いが○万から○万にあがりました」なんて言ってた。何だよその○万て金額は。そんな金額なら同格でも俺が出さなきゃならん金額だった。

心無い“出戻り”発言の後、ジャン妻の上司が見かねてこの店に誘ってくれた。
この上司さんは上州にも来ている。その時は尺八の居酒屋と、天然ママの小料理屋にお誘いした。
そのお返しをいただいた気分です。
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この店、如何せん酒が高い。
日本酒は純米、特別純米、純米吟醸が中心で、冷蔵庫保存なので状態はいいが、一合1000円前後するのね。いい気になって飲み過ぎるとかなりの金額に跳ね上がる。
小さな黒板にその日のおススメが20種くらい書き出された料理も美味しいには美味しいのだが、私にはボリューム不足。
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鶏竜田揚げタルタルソース.jpg薩摩揚げ.jpg
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処理済~雪女.jpg左写真は雪子というキャラ。
支店から抜擢され、今はすっかり本社のカオになっている。
オフィスで雪子が俺の隣に来て、氷の微笑で囁くには
「飲みにいきましょう」
「い、いいけど・・・」
背筋がゾ~ッって凍りついた。
まさか二人きりで行かないですよ。ジャン妻と3人で。この店にいった。



雪子は上州の新プロジェクトに抜擢された。
これは私らの昨年の任務とは全く別物です。
「2週間くらい行かなきゃなんないんですよ~」(雪子)
「いいじゃねぇか。俺が替わってやりたいゼ」(私)
戻ってから別部署に異動になった私は上州新プロジェクトには選抜されなかったが、べつに昨年の実績が無視されたわけではない。雪子にチャンスが与えられただけ。
でも私は雪子のプロジェクトに搦め手から関わることになる。花は雪子に持たせ、私は側面から支えるのみ。

いつかは雪子と笑ふ女、雪子と聖なる酔っ払いオンナ(この新旧クールビューティ同士のツーショットを実現させたいのだが。。。)の顔合わせも実現するだろう。

この店、夜の客層は近隣の会社員が中心だが、値段が高めだけに客層はそれほど騒がしくない。オヤジ好みの居酒屋ではなく薄暗くて小洒落て小さな和食ダイニングです。
酒がいい値段してるので、日本酒を飲む人は5000円ではお釣りは来ないでしょう。

だが。。。
上には上があって、ここより高い居酒屋に行った。(続く)
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磯八 [居酒屋]

お店.jpg
「ふぐねぇ・・・」
「一品料理もあるかもよ」(ジャン妻)
私は20台の頃、前職で桜木町近辺で初めてふぐを喰った。美味しかったかどうか、どんな味がしたか記憶にないのだ。20台でふぐなんか味わかんないよ。

(ジャン妻はバブル時代に接待でフグやスッポンとか喰ったそうですけど。)

あっ思い出した。和歌山の「千里十里」がいつからかフグを始めて、1回だけフグ刺を喰ったことがある。
でも、ポン酢と紅葉おろしの味しかしなかった。フグよりカワハギの方が美味いと思うのだが。
値段だけで見るとフグは敷居が高い。この店、一品料理があればいいんだけど、もしフグのみだったら腹ぁ括ってフグのコースを食うしかないかなって覚悟を決めて入った。
お通し.jpg白菜漬.jpg
最初にフグのコース料理のメニューを渡されたが、次に店内にデンと置いてあった黒板を見せてくれた。フグを喰わなきゃいけないムードの店ではなく、一品料理もまぁまぁ豊富だったのです。
安堵しました。
カウンターで一人で飲んでた常連さんが、荷物を除けてくれた。カウンターで一人で飲んでる客がフグのフルコースなんかオーダーするわけない。こりゃ信用できる店だなと。
「刺盛2人前」
ジャン妻と2人だから2人前って言ったんだが、店主、旦那さんが言うには、
「に、2人前は多いですよ。1人前で充分ですから」
女将さんもそれを裏付けるように微笑んだ。
じゃぁ1人前で。
出て来たのがこれです。
刺身盛り合わせ.jpg
こりゃ多いね。
これで1人前?絶対これがお得です。

この店は駅前の再開発でロードサイドに移転してきた。
「前はドブ板の裏通りにあったんだよ」
「うん」
「知ってるのか?」
「アタシ、前に入ったことあるモン」
「なんだって??」
声が大きくなった私。
「いつ??」
「オフ会の時」
これは驚いた。
ジャン妻は今は情報収集だけで、殆どネット、掲示版、カキコミには登場しないが、1990年代前半の頃、パソコン通信という時代にそういう方面と関わりがあった。
インターネットが普及した現在ならともかく、私は当時、そういう集まりや、オフ会というものについて不信で、
「いったい何の集まりなんだ?」
「そんなあったことのない連中とよく会えるな。」
「通信の世界でカオや性格がわからん連中だろ、どんな連中だ?気味悪くてしょーがねぇ。」
とか散々罵っていた。

そういえば、私が船山温泉を知ってこの世界に入った時もそうだけど、Blogを立ち上げたことに関して、「アナタがこういう世界に入るとは思わなかった」って言ってる。

ジャン妻は当時、HN(麻生さんがコードネームと言った)を持っていて、「そういう集まりって、お店の中で、本名でなくHNで呼び合うから店側からしたら変に見えるかも」なんて言ってたな。それでいて、自分が参加していた連中がどういう集まりだったのかは「アナタに言っても多分わかんない」と教えてくれないのだ。
その集まりに一度使った店が、ここに移転する前のこの店だったという。
かき揚げ.jpg
私はこの店、移転前のドブ板時代には入ったことない。確か、再開発前の旭町通り商店街のドブ板、若泉楽器店の近くのドブ板通りの角、写真屋さん(現在は東口で営業中)の前にあったんじゃなかっただろうか。
ジャン妻はドブ板時代に何の集まりで、何を飲み食いしたんだろう。フグでも喰らったのだろうか。

もっと早く言えばいいものを。だがこの店の目の前は二車線の大通りで、くるまだとアッという間に走り過ぎるし、地面の下には地下鉄利用客の目には触れない。健康の為に歩いて帰る人しか通らないのです。私も長年、素通りになっちゃった。今、この店に来ているお客さんは地元の人か、ドブ板時代からの常連さんなんでしょう。
フグ.jpg
春夏は鰻、泥鰌がメインらしい。
日本酒は剣菱1本のみの潔さ。

だが。。。
上州で太ったジャン妻は、時折、この店の前をダイエットがてら徒歩で通勤してる。30分くらい歩いてるらしい。
「ここんトコ、閉まってるね」
「・・・???」
わざわざ歩いて行って閉まってたら他に選択肢がないので行ってないが、オヤジさんの体調でも悪いのだろうか。
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テキサスBBQハンバーグ [グルメ]

幟.jpg
蒸し暑い日の昼前。
アメリカンフェアの幟と、テキサスBBQの幟にアタマが反応した。
何がアメリカンなのか。ハンバーグ、ベーコン、ソーセージ、グリルグリルグリル。。。
後で後悔するとも知らずに。。。[たらーっ(汗)]

ガストはフロアスタッフが少ない。2人しかいなかった。
テキサスBBQハンバーグはトッピング違いで3種あって、ノーマル&ソーセージ(一応、バジルと銘打ってある。)、&エビフライ2本、&バジルソーセージ2本とある。
ソーセージ追加はもたれそうなのでエビフライにした。
おススメ.jpg
「鉄板が熱いのでお気を付けください」とフツーにマニュアル通りのスタッフが持って来た鉄板には、テキサスBBQハンバーグにBBQソース、その上に目玉焼き、ベーコンとソーセージ、付け合せはポテトとコーン。
これですよ.jpg
一口、喰って、うっってなった。
(う~ム、これは。。。)
ソースが甘いのと、肉の食感がよくない。旨味もない。
(肉はビーフ100%じゃないな。)
もしかしたら逢引・・・じゃなかった合挽きかも。だがアメリカンなら100%ビーフでなきゃって思ったよ。変にツナギも効いてたし。
半熟の目玉焼き、黄身を崩したら味が更に甘くなってしまった。
厚切りとはいえないベーコン、もっと分厚くしてカリカリにして欲しいところ。火は通ってるが、ほんのり色が変わった程度の普通のベーコンだった。
エビフライもイマイチだな。熱々じゃないんですよ。
ソーセージもクオリティが低い。その辺にあるソーセージではないか。せめてシャウエッセン。。。
ポテトにはブロックバターが付いていた。だが溶けてない。熱さが足りないからだろう。

いやぁ、言っちゃぁ悪いが失敗しましたねぇこれ(笑)。ここまで来ると付け合せのコーンまで何だかなぁって感じるからね。

1人客なのに店内ガラ空きだったので窓際に案内されたが、テーブルひとつ空いた右隣には、ヤングパパ、ママ、幼児がいた。
パパもママも幼児も何だか私を見てはしゃいでる。窓際にいる私の右横顔にその家族の視線を感じる。何かと思ったら彼らは私を見てるのではなく、私越しに窓の外の景色を見てる。
「いいお天気だねぇ」
「消防車があるぅ」
確かに消防署があったが、喰ってる俺の横顔を見るなと言いたいところだが我慢した。

申し訳ないけど残しました。完食しませんでした。それでいてライス&スープ&ドリンクバーで一気に1000円超えたからね。1500円でお釣りが来たけどね。
残骸.jpg外の風景.jpg
レジで言いました。マズいなんて言ったんじゃないですよ。「凄いカロリーだな」って。
1066Kcalで塩分4.1g
体重1kgに必要なカロリーを30gとして、私の身長は164cm程度だから、一般事務か営業職で換算すると、1480~1780Kcalだった。
1066Kcalだとこの昼だけで一気に1日の2/3いってる。
塩分は、1日に必要な塩分を7g~10gとしたら、4.1gだとまぁまぁギリギリ許容範囲だが、これは味が薄かったともいえる。ただ、スープとライスを抜いた単品のKcalだからアブないかも。
かなりのカロリー、塩分を摂取してしまった。
ガスト某所店.jpg
ガストは美味しさをウリにしてないというのを忘れてたぜ。選んだ私が悪い。ハンバーグはデニーズ、やよい軒の方が上だと思います。

処理済~久々登場肉子さん.jpg偽りの満腹感で高カロリー、塩分摂取のランチの後味は悪く、特にハンバーグの肉質に納得がいかず、肉ばっかり喰ってる女性社員にメールした。
呟きⅠによく登場した肉子さんという主婦。相棒の雪子が本社中枢部に抜擢されてからは一人で支店を切り盛りしている。
「ガストのテキサスBBQハンバーグ喰った?〇〇イから止めといた方がいい」ってメールしたら返信は、
「ガストで最近ステーキを食べましたが美味しかったですよ。日頃他所で高いものばっかり食べてる〇〇さん(私のこと)には口に合わなかったんですね~[わーい(嬉しい顔)]」というものであった。
別に高い肉ばっかり喰ってるわけではないが。でも俺の口には合わなかったのだっ。
多分、もう二度と行かないだろう。
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Coupon China [ラーメン]

おはようございます。
朝、5時過ぎに起きてこの記事を書いています。
「オジジになったなぁ」(ジャン妻)
「・・・」(否定しない私)

木曜日限定サービス.jpg
昨日Upしたインドカレー、Chaiのすぐ近くにあるまだ新しい店。
〇〇ログとかにも全然、載ってない。
安っぽい大衆中華店の構えだが、店内を覗いたら結構、混んでるぞ。混んでるってことはそれなりの何かがあると踏んだので入ってみた。

落ち着いて喰う雰囲気ではないな。
かしましいオバちゃんたち、子供連れ、近所で工事中の作業員さんたち、警備員さんたち、浜銀や生命保険支店の人たちのご用達。。。
低価格だから混むんです。相席も当然。カウンターがない店で、私は4人席に案内された。フロアに立つ女性の日本語はイマイチ流暢ではない。海の向こうの方です。

私は最近、ランチタイムの限定のお品書きを渡されるとシラけるようになった。
そういうのって店側のサービスだし、安いんだけど、限定品を客に強要させ手堅く素早く回転良く儲けようという魂胆にしか見えなくなって来たのである。(性格悪くてゴメンなさい)
では店側の良心を信じてメニューを取ってみたら、ランチタイム限定で中華丼、麻婆丼、回鍋肉丼、天津丼、炒飯、焼き餃子、これらプラス、台湾ラーメン、醤油ラーメン、台湾味噌ラーメン、豚骨ラーメン、塩ラーメン、麺類との組み合わせが690円だと!!
なかなかいいプライスです。

台湾ラーメン?上州で喰ったな。里見橋台を散策中に行った。ニラと挽肉が載ってたヤツ。
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-04-19

台湾ラーメンと中華丼との組み合わせだと台湾&中国(広東)の二国籍料理というわけか。本場の味そのものというわけではなく、日本人好みにアレンジしてあるでしょうけど。
この時は、ランチのセットメニューが安っぽくて食指がわかなかったので、木曜日限定サービスのこれにした。
それが冒頭写真の、醤油ラーメン300円!!チャーハン300円!!
どっちか片方300円だけだと悪いかなと思い、両方オーダーしてしまった。
300円&300円.jpg
安かろうものと期待はしなかったのだが、それなりに美味かった。
しかも、量が多い。
どっちかがハーフ?と思いきや、たっぷり1人前のボリュームだったのだ。
300円ラーメン.jpg300円炒飯.jpg
しかもこの店、コーヒーがセルフで飲める。混むワケです。

ここで喰った人に訊いてみたら、どれも一定以上に美味しいとは言ってた。ボリュームもある。ただ、いかんせん混むので混雑時にはある程度は待ちます。キャパが30人くらいはありそうな店だが、厨房に立つ料理人さんはせいぜい2人程度だと思う。
昼はランチ客で混んでるので、一品ものをオーダーするのにちょっと遠慮した方がいい雰囲気もなくはないが、結構、出ています。
夜は24時まで営ってるのが凄い。夜の中華は重いかも知れないが。

お会計時、お店のオバちゃんの笑顔と声は、前述の上州台湾ラーメン屋さんに似てたような気がする。

最初、この記事だけで放ったらかしといたんだが、懲りずにまた入ってしまった。
ランチタイム限定メニューはシラけるなんて言ってながら、しっかりチョイスしてしまった。
セットメニュー.jpg
失礼ながら、あまり美味しそうに見えないメニューだね。その中からこれを。 ↓
セット1.jpg
写真がイマイチだなぁ。
器が黒いからかな。イマイチ美味しそうに見えませんね。

回鍋肉は味が濃い。それを載せた丼です。
塩味のラーメンも回鍋肉に負けないくらい濃い味でしたよ。
ボリュームは十分、1人前ずつありました。腹ぁ一杯になった。苦しいぐらい。
焼き餃子とラーメンのセットにしといた方が無難だったかも。

どんどんクーポンが増えているようです。  
クーポン.jpg
店頭にこれだけデカデカと貼ってあると高級感皆無だがこれは戦略として活きている。
店の道路向かいにセブン&アイ・ホールディングスグループのヨークマートがあって特売日には開店早々から激混みになる。さして広くもない駐車場も満車で駐車待ちの列が出るくらいなのだが、そのヨークマート側から見てもこのクーポンチラシがヒジョーに目立つ。
立場駅方面へ向かう鎌倉街道も大渋滞。ノロノロ走行や渋滞の途中でこの中華の前に停まればこのクーポンチラシが目にとまる筈。
主婦層をターゲットにしてるのかも。
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Chai [グルメ]

会津ネタで憤慨してばかりいても何なので趣を変えます。

閉店のお知らせ.jpg
1年いた上州から戻ったら、残念なことに以前行っていた店でクローズしてた店が数軒あった。
前Blogに載せた「藍庵」がなくなっていた。。。(涙)

これで二度目の閉店じゃないか。前はクローズしてから、「また同じ場所で再開します」っていうハガキが届いたんです。そしたら燻製とパンケーキの店に様変わりしており、料理を絞ったので客層も若干、変わったような気がした。
メニューが絞られ、激混みの日ってのがなくなったように思った。
「これで営っていけるの?」(ジャン妻)
「う~ん。。。」
私も一抹の不安はあったが前より静かになったのと、マスターとママがマイペースで営るようになったので、以前よりは落ち着いた感じも受けた。

過去記事です。
燻製&パンケーキの店「あいあん」時代のが3つあった。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-10-20
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-03-12-1
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2012-02-19-2

これはその前身、鉄板BAR時代のもの。
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-09-18-1
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2011-06-19-6
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2010-12-23-5
http://funayama-shika.blog.so-net.ne.jp/2010-12-08

残念だが写真はもう残っていないんです。
そんなに頻繁に行ってたわけではないけど長い付き合いだったし、こちらの名前を言えば通じたし、自分らとしては行ってた方だったんですがねぇ。
残念ですねぇ。

何処かで再開してないかと検索してたらある個人のBlogに行きついた。そこには家庭的なオメデタイ理由と、転居、将来の夢があってのクローズとなってました。
転居先は遠く、おそらく私らとはもう縁が無さそうです。
転勤中のクローズなので一抹の寂しさがある。(これで2回めだけど)
まぁ新天地での成功を願います。

現在は「Chai」というインド料理屋さんになっている。
チャイ4.jpgチャイ5.jpg
チャイ1.jpg
チャイ2.jpg
看板1.jpg
看板2.jpg
Chai(チャイ)とはインドのお茶。ミルクと砂糖を入れたお茶。
インディアンダイニング&バー、ナマステの系列店だという。
ナマステってのはサンスクリット語で挨拶の意。手を前に合わせるんです。
店は上永谷、港南台、仲木戸、西谷他、幾つかあるらしいが、私鉄沿線の横浜郊外住宅地に展開してるんだろうか。

店内にはインドやネパール(だと思う)の国旗が飾られ、店頭には日本語で上手に書かれた黒板看板があった。店内は藍庵、あいあん時代の居抜きで、扉を開くとややキツい香の香がする。
照明も妖しくてエキゾチック。
妖しげな店内.jpg
スタッフは男性3人、日本人の女性1人だった。
シェフも含めた男性はインド人かと思われます。眉間に赤い模様を付けてたり、女性スタッフ(日本人)はインドの民族衣装(サリー)を着ていましたよ。
私らが藍庵時代に座ったテーブル席や、厨房前のカウンター席もほとんどそのままのようだが、厨房は見えなくなっている。

野菜カレー、辛さはフツーでお願いした。
「ナン?ゴハン?」
これって必ず聞かれますね。ナンは手がベタつくので、ゴハンにしたらサフランライスだった。
サラダのドレッシングはニンジンみたいなオレンジ色の・・・なんていうドレッシングなんだろうこれ?
ミニサラダ.jpg
お味は。。。
インドカレーの味としか言えないなぁ。カウンター右端で炊かれている香がややキツくてね。サッサと喰って出ましたよ。
カレー2.jpg
カレー1.jpg
再訪時はチキンカレー。
見ためがほとんど同じですね。
チキンカレー1.jpg
チキンカレー2.jpg
この店には申し訳ないが、カレーを喰いながら、もうないもう会えない「藍庵」「あいあん」、Koujiさんとママを思い浮かべてしまったのです。
あいあん?.jpgチャイ3.jpg
夜はBARにもなるようです。店員さんの感じはトテモいいのでまた行くとは思います。でも、前のような人間ドラマは望めまいて。
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森新太郎と星勇八他。。。 [会津]

16日の二本松戦争は、如何にもスタジオ撮影の平坦な陣地でコンパクトに描いたなという印象だったが、成田才次郎を演じた吉井一肇君他がなかなかのものだった。少年兵と同年の子役たちに演じさせたのは考証上、良かったと思います。ジャニーズとかが演じたらイケメンだが実年齢より上になってしまうからね。

だがそこに至る前に、私をシラけさせる場面があった。八重と尚之助の会話です。
「あのごだぢも戦場にいぐごどになんだべか」
「いや、白虎隊はあくまで備えの隊です。まだ戦場に出す年ではありません」

嘘ごげと言いたい。
冗談ではない。異議がある。この時、既に少年兵で犠牲者が出ている。

5月1日に白河城が陥落、連藩同盟は白河城奪還を都合七回に渡って試みるが果たせない。その最後の奪還攻撃が行われたのが6月15日だが、その前々日13日、大平口という場所で森新太郎16歳という白虎隊士が戦死している。

大平は現在の天栄村、猪苗代湖畔南から馬入峠を越えた辺り。
森少年が戦死した大平(推定).jpg
処理済~馬入峠.jpg左写真は馬入峠、2009年7月のものです。
この時、私は蕎麦宿湯神を出て、馬入峠にある上杉軍の防塁を見にいった。
湯野上温泉駅を過ぎてすぐ右折して大川(阿賀野川)を渡り、そのまま118号を走り、しばらく走ると羽鳥湖の手前に馬入峠へ左折するT字路があった。
大平口とはこの辺りかと思われます。

ナワ~ルドさんも2007年10月に湖南の福良から馬入峠を越え、118号線の大平に下っておられますね。

森新太郎は有名な士中二番隊でも一番隊でもないです。白虎足軽隊のひとりで六石二人扶持という小身のこの少年が白虎隊最初の戦死者。
だが足軽隊は隊としてどのような行動をしたのかが分からず、森新太郎の戦死の状況も全く分からず、墓も何処にあるのかわからない。記録に名のみ留めているという。

私は八重&尚之助の何気ないその台詞を聞いてカチンときてVTRをストップ。傍らにいたジャン妻に、「違うっ、もう死んでいるっ」
ジャン妻は憤懣やるかたない私の説明を聞くだけ聞いて、
「ああ、わかったわかった。続き(VTR)押そうね」
「・・・」
「もう涙してるの?」
この時の一滴の涙は、歴史の片隅に追いやられ、知る人も殆どないまま16歳で散華した森新太郎への涙。ドラマとは全然、関係ない涙。

土方や斎藤と談笑する士中白虎隊が描かれていた。
これは実際にあったことで、7月10日の出動で容保公の養子、喜徳公に同行したもの。なので一種の親衛隊か儀仗兵といっていいのではないか。
士中白虎隊と土方が駐屯した地は福良という現在の湖南町です。猪苗代湖時計まわりでも反時計まわりでも一周すれば必ず通ります。
猪苗代湖と福良村.jpg
士中白虎隊が土方と談笑していた頃かそれ以降の7月15日、白虎寄合隊が越後口に出動していく。これは戦闘員として赴いた。
寄合隊も一番隊、二番隊とあって、一番隊は僅か3日で80kmを走破して新発田の赤谷へ向かった。新発田藩は新政府側に付き、蒲原群の村松藩も寝返ったので防衛戦線に圧力が加わる。
白虎寄合二番隊は阿賀野川を船で下って石間という村の関所に駐屯し、この二番隊が最初に実戦を経験する。石間村の対岸、左取という村に渡河して胸壁陣地を構築したのだが、8月10日に新政府軍が現れ適わず撤退する過程で、星勇八(16歳)が戦死した。
会津に多い姓だが、彼が二番目の少年戦死者である。

翌日、戦傷がもとで、百瀬外次郎(17歳)、小松八太郎(16歳)が息を引き取った。

赤谷戦線の寄合一番隊では佐々木新六郎(16歳)が8月14日に戦死している。
新六郎の父、佐左衛門は翌日15日に戦死、長男の悦太郎が既に鳥羽伏見で戦死しているので、この家は当主、長男、次男を失ってしまった。

(現在の石間、左取は、磐越西線の咲花駅近郊、阿賀野市と五泉市の境辺りです。)
石間村と左取村.jpg
足軽隊の森、寄合隊の星、百瀬、小松、佐々木、彼らは自刃ではない。戦死です。
別に八重や尚之助が悪いわけではないが、「まだ戦場に出す年齢ではない」などとよく言えたもの。地元のひとたちはこれを見て何とも思わないのだろうか。

次回予告篇のサブタイトルは「白虎隊出陣」、おそらく滝沢村に向かう容保公について行く士中白虎隊がメインだと思うが、既に寄合白虎隊は越後戦線から阿賀野川に沿った防衛ラインで実戦に当たっているのだ。
白虎隊.jpg
私も飯盛山で手を合わせる時は、育ち盛りなのに食料もなく、隊長とはぐれて腹減って寒い夜を徹して山野を彷徨し、洞窟の中を腰まで水に浸かり、炎上する城下を見て絶望した士中白虎隊に瞑します。だがその一方で、開城までの2ヶ月間、城外戦場で東西南北の守備範囲を駆けずり回り、砲煙硝煙まみれになった白虎寄合隊は取り上げられないようである。

幸い、寄合隊には、開城直前に劇的な展開が待っているのだが。。。

白虎隊旗.jpg白虎隊の旗です。
民放のドラマで、白虎隊と書かれた幟を見かけるが、あれは全くのマチガイ。

白虎隊は飯盛山で自刃した彼らだけではないのです。別稿でもUpするが、飯盛山で散華した上士の士中二番隊が取り上げられるケースが桁違いに多いのに、身分低い寄合、足軽の少年隊士が取り上げられないのが非常に残念である。
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十六橋に戊辰の説明版がない理由? [会津]

猪苗代湖西北にある十六橋は現在、阿賀野川水系の一級河川、日橋川の水門になっている。
日橋川は猪苗代湖に流れる川ではなく、猪苗代湖から流れ出る川です。
十六橋2.jpg
この写真で見ると川というより、ダム湖のように見えるが、この地から流れ出て平野部の会津盆地に至るまでは最大300mも高低差があるそうな。

摺上原で蘆名連合軍を追い落とした伊達軍は戦闘半ばで先を読み、別働隊を蘆名軍の後方に迂回させ、日橋川に架かる橋を焼き落とした。敗走する蘆名軍は急流に呑まれた者も多かった。
それくらい川も急だが、猪苗代湖が増水すると十六橋付近や戸の口原、湖畔の村々が浸水してしまう。逆に湖からの放流が多いと今度は日橋川水域の村々に氾濫してしまうので、湖水面と日橋川の水量を調節しなきゃならない。
古来は木橋だったらしい。会津街道の要所でもあり、藩主も参勤交代でこの橋を渡った。

いつか水門を兼ねて石造りになった。
この水門化事業から日橋川流域に水力発電施設や灌漑水路が開かれる。その事業を安積疏水といって、十六橋水門の会津若松側に、当時の設計土木技師、ファン・ドールンという人の像がある。
だが、戊辰戦関連の解説版がなかったのだ。(2011年5月の取材です)
何故だろう。
十六橋1.jpg
私が小学校高学年時に見た学研の歴史マンガに会津戦争があって、「堅固な石橋の破壊に戸惑う会津兵に官軍が殺到した」という場面があり、おそらく滝沢本陣にいたであろう容保公に知らせを告げに来た使者が、「十六橋が破られました」と言っていた。
マンガ2.jpg
そのマンガには八重さんは出てこない。竹子さんの名前も出ないが、自刃した婦女子(説明はなかったが西郷邸か)、娘子軍(婦女隊)、わすか100人に満たない城兵の夜襲が描かれていた。
小学生のガキがこういうマンガを見たらどう思うか察してください。子供心に会津藩の無念が刻まれたこのマンガは私の会津贔屓の原点になるのでこれについては別途Upしますが、少年や女性が戦闘に参加したことを知って、まだ当時は行ったことない会津に想いを想いを馳せ、母成峠、飯盛山、十六橋、戸の口原の地名も覚えたんです。
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マンガ1.jpg
齢40歳後半で十六橋とはどんな橋かと期待して行った。
そこへ行くには湖畔を巡る越後街道を走って会津レクリエーション公園のある辺りで減速し、レクリエーション公園と反対側の脇道に逸れるのだが。。。
地図0.jpg
案内板は素っ気ないくらいの簡素さ。戦跡という表現はなかった。
橋に行っても前述のように技師の像はあったが、十六橋での戦闘詳報を記したものはなかったのである。
これだけ?.jpg
十六橋が破れた為に、戸の口原にいた士中二番隊は最前線になるのだが、戸の口原には私の確認しただけでも解説板が3つあった。
会津若松の歴史や観光には戊辰、会津武士の無念を訴えるものが圧倒的に多いのに、若松城下を防ぐ橋頭保だった筈の十六橋には何故、訪れた人に対して何も記されていないのだろうか。

悪いが邪推させていただく。
ここ十六橋を死守していたのはどうも会津藩の正規軍中心ではないらしいのだ。
会津藩は兵制改革で、朱雀、青清、玄武、白虎他、諸隊が40以上あって、それに旧幕府歩兵部隊や他藩からの応援部隊が加わるのだが、その諸隊を越後口、日光口、白河口、各方面へ分散する。
その一角、白河口~母成峠~猪苗代を突破され、その先にある十六橋に急行した兵には正規の藩兵もいたと思うが、ある資料によると奇勝隊という民兵で、他に敢死隊、回天隊、誠忠隊。
敢死隊は農兵中心で、何と奇勝隊は僧侶出身者で構成されていたそうです。お坊さんですよ。

(山伏で編成された修験隊というのがあった。さすがに神主で編成された部隊はいないようです。)

この坊さん部隊が激に応じて参加したのか問答無用で参加させられたのか還俗して参戦したのかはワカラン。清盛の時代~戦国時代の叡山の僧兵とは違います。

奇勝隊には武家出身者もいたかもしれないが、戦闘に不慣れな奇勝隊が、長さ109m橋脚16本の当時としては堅固過ぎる石橋を破壊に至らず、橋脚、橋桁の少しばかり撤去した辺りで薩摩藩の川村景義率いる先鋒隊が対岸に現れ新式銃で銃撃され、仰天して四散してしまったという。
十六橋の戦闘は、極端に言えば僧侶VS薩摩藩精鋭部隊の戦跡でしかなく、坊さん部隊他の民兵を石橋の破壊に派遣したが易々と突破され、結果、速攻で若松城下への乱入を許してしまい、飯盛山の悲劇や若松城下の惨劇を生んだと言っていいのではないか。
銃の性能差以前の問題である。お粗末な戦闘結果だから現地には何も記されてないのであろう。

前にも載せたが、後に陸軍大将、元帥になった川村景明(日露で鴨緑紅軍を率いた将軍)という人が、『猪苗代に入りて休息せしが一同疲労困憊せしをもって、いずれも今夜は当地に宿営するものと速断し、競うて鶏や肴や野菜類を徴発し、宿営の準備殆ど整いたるに、川村純義(景明の上官)来たりてこの状を見るや大喝一声、この時ばかりは余も頭から馬鹿ごなしに怒鳴りあげられた。。。』
おそらく、上官の川村純義は己の率いる薩摩藩兵が母成峠~猪苗代に下った勢いを止めて小休止し、野営、炊事のサマを見て「何をしとるっ!!誰がこな場所で野営する言うたかっ!!」とでも大喝したに違いない。
アタマごなしに怒鳴りつけられた一同は吃驚して茫然としたところで川村純義に「これより一気呵成に十六橋を奪取せん」と命令された。疲れてたとはいえ戦意旺盛だったのである。
戸の口原古戦場1.jpg
川村隊は破壊された部分に板を渡して易々と渡河、戸の口原に攻め入った。
ここから先は士中二番隊のドラマになる。
戸の口原古戦場2.jpg
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肚ぁ括れぇ [会津]

結末がわかっていても
悲しくとも、切なくても、歯がゆくても
目ぇ逸らすまじ
会津の酒とともに.jpg
ユキ.jpg
竹子.jpg
少年兵たち.jpg
悲劇に水を差すわけではありませんが、白虎隊は自刃した彼らだけではありません。
若松城外で一か月以上も戦い抜いた白虎隊士もいるのです。
飯盛山2.jpg
八重さんは竹子さんの娘子軍には加わらなかった。何故か。。。
八重激!!.jpg
八重咆哮す.jpg
八重狙う.jpg
会津戦争が迫っている。
その前に。。。「今日のは泣いちゃうだろうなぁ」
言ったのは私じゃありません。天領城下町にある某居酒屋店主の呟きです。

大壇口の戦い。
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少年兵たち2.bmp.jpg
少年兵たち3.bmp.jpg
少年兵たち4.bmp.jpg
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二本松が落ちました。
成田才次郎は実在の人物で享年14歳。演じた吉井一肇君も14歳。
子供は体が小さいので長刀を振り回せない。才次郎は出陣の際、父から「敵を見たら斬らずに突け」と言われていた。。
才次郎の長刀は、少年と見て油断した白井という長州藩隊長を突いた。白井は自身の不覚と、才次郎の年齢に似合わぬ勇敢さ対して「殺すな」と呻いたが、傍らにいた長州藩兵に銃殺された。

少年隊の最年少は12歳だという。
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いずみ [ラーメン]

ああ、まだ営ってたんだ。
相鉄線弥生台駅から徒歩数分の坂の途中にある「いずみ」という店です。
カウンター10席程度の小さい店。
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オヤジさんも老いた。
こっちもそれなりの年齢を経てるんだから当然か。
目の前で大汗を流しながら中華鍋を振っている。
処理済~おしどり夫婦.jpg処理済~頑張る老夫婦.jpg
17年前、夜勤前の夜食を取る際に初めて来た。喰った後で私は旭区方面の夜勤にでかけた。
サンマーメン(・・・基本は横浜神奈川にしかないという賄いラーメン)を喰ったら、濃いめの味で美味しかったのだ。
いずみのサンマ1.jpg
いずみのサンマ2.jpg
今は、店ん前を走る度、ああ、まだ営ってる。。。って安堵するだけの時が殆ど。
上州から戻ってほぼ1年ぶりに行った。

昼は混みます。
11時半~です。この“半”がネックで、12時前には満席になる。
L字型の店内動線.jpg
L字型のカウンターの突端に給水器があるのだが、オバちゃんがその度、中から出て来て最初の一杯だけ汲んでくれる。
2杯目からはセルフのようです。最初っからセルフサービスにすりゃぁいいのにと思うが、店の何処にも「お水はセルフサービスでお願いします」なんて貼ってない。
夫婦で営ってるにしては動線が長く、厨房から出てまた戻る動線になってるので、常連さんはなるべく負担を減らそうと、水はセルフで、空いた皿は上に上げたりしてますね。カウンターを自分で拭いてるお客もいる。
コップ2個.jpg
常連さんは黙って自分で水を入れる。先日、私は水を自分で入れたのだが、出てないと思ったらしく、オバちゃんが律儀に厨房から出て来て水を入れてくれた。
私はスポーツ新聞に見入ってたので気付かず、誰か他のお客さんの水をコップに汲んだのかと思ったら私のだった。
コップが二つ並んだ。

肉そば.jpg
私が五目焼きそばというものを初めて喰ったのは30台後半で、その店がここなんです。
その頃は「美味ぇっ!!」って思った。
でもそれから歳月が経って、今はさほどに思わなくなった。こっちの舌も肥え、嗜好も変化したんだと思う。
五目やきそば.jpg
餃子.jpg
炒飯.jpg
このソース焼きそば、一風変わっていてソース味なんだが何ていうのか。。。ベタベタしてないんです。
アッサリした塩味?麺は五目焼きそばと同じ麺で食感がやや固め。
神戸三宮ガード下の居酒屋、森井本店の焼きそばがこんな感じだった。
ソースやきそば.jpg
肉野菜炒め。
ニラが多く、ニラ炒めの感がある。
肉野菜炒め.jpg
スープを見て下さい。こんなにネギがたっぷり。飯も多いです。
スープ.jpgニラが多い.jpg
漬物.jpg飯も多い.jpg
炒飯を振るオヤジさん.jpg
お品書き.jpg
ベタベタする店じゃない。寡黙です。私は店側と世間話をしたことは一度もない。
「ごっそさん」
「またど~ぞ~」
これだけ。
お年寄りや家族連れには優しい。老健施設のお婆さんが手押し車で入って来て傍らにヘルパーさんがついていて、餃子が3人前オーダーされ、オイオイそんなに喰えるのかよって危惧したらテイクアウトだった。施設に持ち帰るのかな。

いずみ区は相鉄いずみ野線が開通してから急速に宅地開発が進み、区民の持ち家率と、一戸建率が横浜市内一位だという。その住宅地の片隅で、地元で指示され客がついていて、必要最低限のものだけ提供する中華屋さん。
いつかは包丁を、中華鍋を置く日が来るだろう。そう遠いことではないかもしれないけど。
でも、営っててよかった。
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細長い2号店 [居酒屋]

このBlogをご覧の皆様で若い方へ。貴殿に彼女にしたい意中の女性がいて、向こうも自分に何となく好意がありそうで、初めて食事に誘うんだけどさて何処に行こうかと考えた末に、上大岡の「鳥佳」に誘いますか?
まず行かないだろ。
お止めになった方がいい。上大岡で人気を誇る「鳥佳」は、カウンター7席&2人テーブル席×2の右暖簾、テーブル席×・・・幾つだったかな・・・左暖簾、そして裏のアパートの1階2階の離れ、この3フロアの雰囲気がそれぞれ別物で、旨味と人間味が凝縮されてるのは右暖簾だが、2人連れの場合と時間帯によってはそこに入れる可能性は低い。
右暖簾は平均年齢が高いのと一人客が殆ど。小さい2人テーブルに若いペアもいるが、ある程度この店に慣れ、人生経験を積んだ男女に見える。

初デートは何処か小洒落た店で成功し、回数を重ねた過程で、「こんな店も知ってるんだぜ」ぐらいに誘うならいいかも知れないが、意中の若い女性をいきなり右暖簾に連れ込んでも甘いムードには絶対にならないだろう。
アンタ若いウチからこういう古典酒場趣味なの?ってドン引きされ、あえなく玉砕になるかも知れない。
では肝心の彼女が焼き鳥が好きで焼き鳥デートにお誘いしましょうとなった場合は、私はまぁなんとかこの店は如何かと。
行燈.jpg
白い暖簾.jpg
2号店です。
この店は上大岡駅を出て左、最初の信号横断歩道を渡って、アーケードを突っ切って十字路の角、ビルの中にあるんです。公道に面していない。
道路に光ったゴロ看は出てるが、店はビルの奥の、これって非常口ではないかと思わせる位置に白い暖簾が掛かっていた。

中に入るとややクネクネ曲がって奥に細長い造りになっている。
結構作り込まれた世界で天井には木の梁を渡し、色系の薄暗い照明。壁の棚には酒瓶が並び、右手の簾のかかった窓の外は大岡川の景色。川に沿って作られたビルだからこんなにクネクネ曲がってるのかも。大蛇の抜け殻に潜り込んだ?手掘りの洞窟みたいな空間だった。

細長い空間に各テーブルがに並んでいるが、その各テーブルは背中合わせだが分かれている。店の間取り上、隣り合わせにならないんです。各テーブル席がトロッコのように曲がって縦列になっていた。

本店より席数は少ないが小洒落た雰囲気。鳥佳本店よりキレイな店に感じたのは、カウンターやテーブル席もかなりキレイだが、一番、奥に焼き場と調理場があって、換気がいいのか本店のような煙が皆無だったからだと思う。
オーダーの仕方は、本店で廃止された紙に書くスタイルです。提供する焼き物のクオリティーも本店に劣らず。基本は本店と3号店と同じものが供されます。
処理済~焼き場.jpg処理済~細長い店を振り返る.jpg
私は1人空いてたカウンターに座ったが、右は女性2人、左は男女ペア、右端に男性サラリーマン1人酒、各テーブルの殆どは女性含めたグループで、21時頃には満席に。。。
本店に比べて店内がお洒落で煙も全く気にならないので、女性と行かれるならこっちの方が絶対にお勧めだが、あんまり誉めてばかりでも何なので。ちょっとだけ苦言を。
本店より火力が弱いように感じた。
焼き場も小さく、本店の1/3程度しかない。店内満席なのもあって焼き上りが本店より遅く感じたのね。
最初にニンニク焼きが焼き上がってきたのにも苦笑した。
まだ21時の段階で煮込みがヤマになってたのもどうかな。早過ぎない?
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レバも.jpgツクネ.jpg
本店にないものもある。
豆腐ステーキあんかけ。
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タタキ。
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見知った顔は一人だけいたが、煙が客席に来ないよう、透明アクリルボードで仕切ってあるので、店側と会話する店ではないように思う。
左右の2人客は明るく楽しげに飲んでいる。私はその合間で場違いの客のようにボーッとして寡黙に飲んでる。

いい店です。
だけど物足りなくて、本店に足が向いてしまったのは哀しい性というもの。
やや薄い酔いで歩く傍を、神奈中バスが私スレスレに右折していく。
右よし1.jpg右よし2.jpg
右よし3.jpg右よし4.jpg
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いつもの群馬泉が黙って供された。
例の重たい錫のチロリがまだみつからないらしい。「何処にいっちゃったんでしょうねぇ」って困惑してる。
「3号店か2号店に持ってっちゃったんじゃねぇの」と悪態つく俺。
その蒼白い3号店で会った彼がいた。前にも書いたが「自分、木曜にいますんで」、「じゃぁ木曜に会おう」の約束は未だに果たされないまま。
処理済~好漢.jpg上州を思う.jpgアスパラ.jpg
「2号店に行ってきた。」
先日の3号店に続いてなので、感想が気になったようで、
「どうでした?」
「ヘビの抜け殻みたいだった。」
[わーい(嬉しい顔)]河に面してるんで細長いんですぅ」
若者向きだねとか、俺だけ場違いだったとか、焼き場が小さく火力が弱いから焼き上がりが遅いとか、言いたい放題言ってしまったかも知れない。

2号店は若者向き、女性向きだと思います。私的には再訪はどうかな。スタイルが完成されているので普通の焼き鳥屋で問題なく回っているように思うんです。3号店の方が心配だし気になる。裏のドラマが隠れてそうだしね。
軽いチロリ.jpg煮込み.jpg
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蒼白い3号店 [居酒屋]

京急金沢文庫駅を降りて、商店街を歩くと、笹下釜利谷道路の高架下を潜る。
そこから先は薄暗い住宅地だった。道行く人は少ない。
文庫裏通り1.jpg文庫裏通り2.jpg
閑静ともいえるその裏路地に、青い灯が見えて来て、その店名は・・・
蒼い灯.jpg
大洋・・・?
太陽ではない。太陽どころか蒼い月影といった雰囲気のこの店に一人で入った。

実はこの店、ある有名店の3号店なんです。時折その本店で見かけるスタッフが1人いた。
私を見て「おや?」
こっちも、「おっ?」
それだけで通じた。本店では一度も会話したことない人なんです。マスターに小声で何やら耳打ちしてたから、本店によく来られるお客さんですみたいに通じたのかも知れない。
今日、その彼はヘルプらしい。店主らしき人と2人で営ってました。
やや若い感のした煮込み.jpg「向こう(本店)から来られたんですか?」
「直接ここへ。今の時間にあっち(本店)行ったって激混みでしょ」
「いやぁ、自分、本店に顔出して来たんだけど、そん時は空いてましたよ」
「前にカウンターで、スタッフがシフトの打ち合わせみたいになって、大洋大洋って言ってたの聞いたの。いついつだと学校終わってから大洋の方が近いんですとか何とか・・・」
「○○大学バイトが多いですから。こっちの方が近いんです」

鳥ネギ.jpgつくねが焼けた.jpg
傍らで焼くマスターは寡黙だった。
無愛想とかではない。静かなんです。
店も静かで、一組テーブルを占拠していた小宴会客が出てった後は、小さい店内、6席しかないカウンターに私だけになっちゃった。
供されるものは本店と殆ど同じものだった。品数は少ないような気がした。牛ハラミ焼きと、ハツはこの店独自のものだという。
牛ハラミ.jpgハツ.jpgカツオとタコ.jpg
見てると店長さんとおぼしき人と、この日の応援?スタッフの間に一定の距離があるように感じた。
だが応援スタッフってのは、いうも自分がいる現場から余所へ応援に行くと勝手と違ってそこのヌシ、いる相手に気を遣うものなのだ。
私も滅多に行かない支店に行くと相手に遠慮して配慮する。そうすると一定の距離が空いてしまい、殆ど会話しない場合がある。

ちょっと私事で脱線します。
私はGW明け、社の支店で2日連続して欠員が出て私がHELPに行ったのだが、そこの店長は超寡黙で、1日じゅうマスクしてて、目だけギョロギョロさせてる男性だった。
噂には聞いていた。無口で殆ど笑わないと。ホント、滅多に喋らないヤツで、ボソボソ渋い声で必要最低限しか話さない。
私に対してだけではない。誰に対してもそう。いっつもマスクをしていて、口が動いてなく声だけ聞こえるように見えるんです。私はその店長の素顔を見たことがなかったので、HELPに行ったその2日間で二つ、目標を立てた。、
①コイツの素顔を目撃する。
②白い歯を出すくらい笑わせる。

結果、①は成功したが②はダメだった。しょーもないジョークで笑わせようとしたが、その彼はマスクの端っこがヒクッって動いただけだった。
後日、そこの女性社員から半泣きしながら俺ん携帯に電話があって、「店長があまり喋ってくれないんですぅ」と泣きが入ったんです。
「アイツは俺に対してもそうだよ」って返したが。。。
人数少ないと、その現場の店主、店長のキャラで、お店の雰囲気って確率されちゃうものなんですよ。

余談が過ぎた。話を3号店に戻します。店主は決して愛想が悪いわけではないです。私以外に他のお客さんがいない今だけかも知れないが、物静かで寡黙でした。
まぁ正直、静かで他に客がいないと、俺ってここにいていいのかな?って思ったのも正直なところ。
酒二合でお勘定。

騒がしい店よりは静かな店の方がいいけど、ちょっとこの日は静か過ぎたな。何だか本店の右暖簾の和やかな雰囲気が恋しくなり、こっちに流れてしまったのだ。
結局は・・・.jpg
こっちはスタッフが10人くらいいた。大洋と違って明るく賑々しい。
「3号店に行ってきた」って言ったら、マスター&ナンバー2が、
「ありがとうございました、どうでした?」。
「どうでしたって・・・」
返答に窮したが、「静かな店だったね~。こことは全然違うね~」って当たり障りない返し方をした後で、
「応援者と店長が微妙な距離だったよ」って言ってしまったゴメンナサイ。これは別に悪気はないですからね。
肩ロース.jpg厚揚げ焼き.jpg
これで〆ました.jpg
今日はぬる燗.jpg上写真、焼きおにぎりの隣に熱燗のチロリがあります。
見て、手に取ってみて、いつもと違うって思った。軽いんです。アルミかな。
この店ではいつも重たい重厚な錫のチロリ(左写真)で供してくれてた。新人さんが私に軽いチロリで出そうとすると、それじゃなくてこれよって訂正されてた。
重たい錫のチロリは高いので1個しかない。ところがそのチロリがどっかなくなっちゃったんだって。スタッフが困惑してる。
このチロリのネタは後日また。

3号店にいた彼の話題になった。
「彼はここから応援に?」
「ハイ、彼は見ためと違ってトテモいいヤツで・・・」
それは私も感じた。見ためはゴツいが爽やかな好漢だった。
「ここと違ってガラガラだったぜ」
「あの店は週末は混むんですよ。ホントですよホント。今日は平日だから」

前述のように、3号店で出会った応援スタッフとは、ここ本店では一度も会話したことないのである。
それなのに3号店で知古のようにフツーに会話したのは、お互い、知らない場所で顔見知りに出遭った安堵の心境に似ているんだな。

3号店の店主はかなり凄腕の板前さんだという。
だがスタッフ3人は要らないだろう。本店や2号店から入れ替わり立ち代わりテコ入れに懸命なのかも知れない。

後日、ここ本店で、大洋にHELPに行ってたスタッフと再会し、「先日は3号店でどーも」みたいな会話になって俺は「あん時は見知った顔がいてホッとしたよ」って正直に答えました。
「自分、〇曜日に行ってるんですよ」
「じゃぁまた木曜に大洋で逢おう」
だがその約束は未だ果たされていない。
蒼い灯朱い灯.jpg
誤解しないでいただきたいのですが、3号店は決して悪くない店ですよ。静かに飲むにはいいです。
本店の右暖簾と比べちゃぁダメ。ネタはほぼ同じだが、全く色合いの違う店だね。
店名の由来は、かつての横浜球団と、マスターの名前からだそうです。
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サンド [Cafe]

私は喫茶店には滅多に行かない。
一人で喫茶店でボーッとしてるのが苦手なんです。スタバ(Starbucks)、ドトール(Doutor)、ベローチェ(Veloce)には行く。行っても店内で寛ぐわけではなく、夏場、外回りの一服と水分補給の為。ガバガバ飲んだらサッサと出ます。
処理済~店入口.jpg処理済~マスター.jpg「いい喫茶店があるわよ」と言うので行ってみた。
ジャン妻が上州転勤前から時折行ってた店で、仕事場がヤカマしかったり、提出期限が迫ってイライラして追い詰められると、昼の混む時間帯をズラして憩うんだそうです。
ここのパン食が美味しいのだ。
パン食というのはもう死語かな。トーストサンド類です。

日本にパンが普及したのはアメリカさんの政策の一環と学校給食の普及が発端だと思います。
学校ではコッペパン(これも死語か?)で、ジャン実家では子供の頃、食パンは8枚切りと決まっていた。
何処のパンかってぇとヤマザキの食パンに決まってるだろ。今はもうその場で焼いて提供するパン屋そのものが増えたからヤマザキ食パンは喰わなくなった。
(ヤマザキパンはなかなかカビが生えないので定評らしいが、それが体にいいのか悪いのかはワカラン。)

当時の8枚切りはサンドイッチを喰う米駐留兵のニーズからスタートしているのだが、6枚切り、4枚切りが登場したのはいつ頃からだろうか。
高校生の頃、喫茶店で見た4枚切りのブ厚いパンに驚愕した。あれって業務用だと信じて疑わなかった。当時のジャン実家のトースターは、焼けると飛び出すヤツで8枚切りしか入らなかったので、家では6枚、4枚タイプは絶対に出なかったのである。

今はオープントースターだから可能だが、6枚切りはまだしも、4枚切りの厚さはトーストという気がしない時がある。1/8枚で両面カリカリに焼けてる食感で育ったので、1/4枚だと表面はコンガリでも、中身がしっとりしていて引っ張るとビヨ~ンと伸びるのが何となくイヤだった。8枚切りで育ったからかも知れない。
最近、家でのパン食は極少なのだが、たま~に喰いたくなる時がある。

上州のランチは安くて美味かったが、東京で私の公用圏内のランチは高いがイマイチなのと、時間に追われて気忙しいので、この店で簡単に済ませたりする。
処理済~2階にある.jpg階段を見下ろしたところ.jpgジェラシー.jpg
店は2階にあります。細くて急な階段を上がります。
店内、入口を背にして右側に細長~いカウンター席、左側にテーブル席。
喫煙可なのはまぁ仕方がないでしょう。この辺りは皆、そういう店なんです。煙が嫌いな人は、空いてればカウンターの奥がいいです。
ママとお喋りしてるOLや、店内で携帯で話してるビジネスマンもいるので、時間帯によってはウルサい時もあるが、私は11時半前か13時以降に行く。その時間帯だと店内が空いて喫煙者と遭遇する可能性が少ない。
メニュー1.jpg
メニュー2.jpg
メニューは手書き。
マジックペンではなく原版は色鉛筆で描かれたものかも知れない。
チェーンコーヒーショップとは全く違う空気だな。それは私もわかる。
「挽きたての味と香り」なんていうコピーがあって、昔のネスカフェみたいだが、ガーッと音がするので、コーヒー豆を挽いているのがわかる。
本日のコーヒーがあって、今日はマンデリンだった。

サンドはトーストされている。
厚焼き。バターたっぷり。テイクアウトもできる。
胡麻ドレッシングの千切りキャベツ付き。ジャン妻はドレッシング抜きで、私はサンドのトマト抜き。嫌いなわけじゃないですよ。サンドでもバーガーでもトマトが入ってるとパンが濡れるのを好まないのです。

クロックムッシュです。
クロクムッシュ.jpg
チキンサンド。カレーパウダーがちょっとだけアクセント。
チキンサンド.jpg
ツナサンド。
ツナサンド.jpg
ハムサンド。
ハムサンド.jpg
ミックスサンド。
ミックスサンド.jpg
ホットドッグも。
ちょっとケチャップが多いな。
ホットドッグ.jpg
「何でこの店を知ったの?」
「アタシは喫茶店があれば入るわよ」
ジャン妻はセルフの喫茶店(スタバとか)はテイクアウト専門らしい。
階段を見下ろしたところ.jpg処理済~2階にある.jpgホット.jpg
ヒョロッとしたマスターは体がヨロヨロして手元が覚束ない。
「病気でもしたのかもね」(ジャン妻)
この階段をよく上り下りできるなと思う。初めて行った時、マスターにジャン妻が、
「主人です」
「???ハァ~それはどうも」
飄々とした初老のマスターはちょっと驚いてた。何をそんなに驚嘆したんだろう。
ママの後姿.jpg処理済~マスター2.jpg

質素にバタートースト。
さすがにこれだけだと夕方に腹が減ったね。
バタートースト.jpg
スクランブルエッグサンド。
スクランブルエッグサンド.jpg
私はいつもサンドには「トマトなし」なんです。
ママが言う。「トマト嫌いなの?」
「嫌いじゃないけど、トマトの汁でパンが濡れるのが嫌なの」
ママは「ふぅ~ん」という表情だった。
「喰うのが下手で、ハンバーガーなんかでもそうなんだけど、ガブッってカブりついて間からベチョッって汁が出てくるのよ」
そしたら次回からトマトは挟まず、サラダに載せてくれた。
チキンサンド2.jpg
トマトは別に.jpg
どれも同じような写真ですが。
ウチの実家では焼いたサンドなんか出たことないからね。育ちがいい家庭の味?(個人的な感想です。)
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ビッグコミックNo.1283 [会津]

ビッグコミック表紙.jpg10日に出たビッグコミックの表紙です。堤真一さんですね。
月2回、10日と25日に発売されます。
全部は読まない。フォーシーム、そばもん、G13、、S、C級サラリーマン講座ぐらいかな。
作者が亡くなられて華中華が絶筆になってしまったのは残念。作家でも漫画家でも、亡くならると連載ものが絶筆になっちゃうからね。残念に思ってしまう。

いっつも読んでイライラするのが築地魚河岸三代目。ストーリーや登場人物は悪くないが、小料理屋「ちあき」を身内だけ大勢でカウンターを占拠すんなよ。テーブル席か座敷に行けっつーの。




マンガの舞台.jpgまぁそれはいいや。今週号で、私がオッと思ったのが3つあった。
かわぐちかいじ氏の描く、「兵馬の旗」というマンガがある。
私は氏の描く人物画は好きじゃない。目が真ん丸で子供が髭生やしたようなタッチが嫌い。(個人的な意見です。)
今日の時点でストーリーは二本松城が陥落して母成峠に舞台を移そうとしている。流れを合わせてるとしか思えないが、昨日、掲載した石筵峠が登場した。

会津藩が出兵し、撤退する時に放火した村です。果たして描かれるだろうか。






次に、太田和彦氏のイケイケ居酒屋というコーナー。
今週号百二十六話は「ニシン山椒漬」というテーマで、会津の「麦とろ」と、すぐ近所の「籠太」が載っていた。
ニシン山椒漬の巻.jpg
両店とも会津戦争の激戦区にある。新政府軍が滝沢峠を下って甲賀町口門を突破した辺りが「麦とろ」で、神保内蔵助(津嘉山正種)と田中土佐(佐藤B作)が刺し違えた辺りが「籠太」です。
会津は山に囲まれているので、海の幸、特にナマモノは無理。乾物や干物が発達した。棒鱈とニシン山椒漬が有名。
身欠ニシンを醤油、酒、酢、砂糖を混ぜた漬汁に2週間くらい漬け込んだもの。「麦とろ」の旦那さんお婆ちゃん曰く、ニシンと山椒の葉を交互に重ね合わせて漬け込むと臭みが抜け、ニシンのイノシン酸が旨味を醸し出すんです。
「麦とろ」はニシンも棒鱈も、氏が日本一と謳う馬刺、玉子焼きも新潟直送の刺身も山菜もデカいです。
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鰊山椒漬.jpg
会津坂下の馬刺.jpg
「籠太」は二回しか行ってないが、一度、会津祭りで店内激混みの夜、「今年は中野竹子はどこの街の誰が演ったのぉっ?」って絶叫した女将さんの声は未だ脳裏に残っている。「八重は誰が演ったのっ?」ではなかった。
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カテゴリの会津ではないですが、もう一譚、私の目を釘付けにした記事が載っていた。
1年住んだ市の郊外、本郷町にある「オルビス」
私はこの会社は初めて知った。地場の牛肉も外国牛も取り扱っているがどれも業務用サイズらしく、個人で注文するのはちょっと重いかな。
「私たちは肉で育った。だから肉の文化が発達してます」と言ったのは田町の○潮の親分。それを裏付ける。
こんなのあったんだ.jpg
何故かこの号だけ私に因縁あるのが3つ載ってたというだけなんですが。(^^;
いつもはサラッと流し読みしてポイです。マンガなんてすぐに読み終わっちゃうからね。たまると紐で縛ってゴミ出しが大変です。その前にイケイケ居酒屋とオルビスだけ切り抜いておくべ。
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