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何処で服を買ってんだ? [人間ドラマ]

群馬八幡駅前の一本道の途中に、トータルファッションと謳ってる1軒のブティックらしき店がありました。
トータルファッション.jpgブティック2.jpg
へぇ。。。
あるんですねこういう店が。
高崎駅近くならともかく、市街からかなり離れた郊外なのに、個人で営ってる洋服店があるんだ。1日の売上は幾らくらいあるんだろう。
この店の前を立ち去ってから思い出したことがある。ウチの社員で上州の子たちは普段どういう店で服を買ってるんだろう。。。

最近、我が社はマナー向上を謳って服装にウルさくなってきたのです。
支店から本社に抜擢されたKという女性社員がいます。Kは服もメイクもハデな女性だったのですが、本社で勤務する条件として、①服装を地味にする、②髪型を黒くする、③メイクを常識範囲内にする、こんな条件が付随して抜擢された。(前に載せたかな。)
Kは日々地味に転換する努力を重ね、日が経つに連れてオフィスレディに変貌してきた。以前はヒョウ柄のパンツとか履いてたクセに、今は淡い色の服になってきた。
「最初は着るものがなくって。揃えるのがタイヘンでしたよぉ」(K)
「ふ~ん。努力は認めるが、今来てる服はお前の趣味、路線じゃねぇしな。無理しやがって」
(-”-;)
古着屋で揃えたんかい?」
(-”-;)[パンチ]
本社の男性はスーツです。楽ですはっきり言って。でも女性は毎日毎朝どんな服装で行くか考えるからタイヘンみたいですね。
東京はまだいいんです。電車で来るから人に見られる。見られてるという意識があるから努力するんです。困るのはくるま通勤の上州の社員たち。日ごろの服装がイモでイモでしょーがない。その辺のコンビニに買い物に行くような、遊びに行くのと同じようなラフなカッコしてくるんですよ。

もう時効になるので載せます。大分以前の話になりますが、春先に体制が変わり、その説明会が上州某所で開催された時のことです。
その会では私が上州担当を解かれる旨も発表されたんですが、説明会終了後に懇親パーティーが開催された。
開催前に東京から、「出席者は準フォーマルでお願いします」というお達しが出た。だが、ウチの子らは、準フォーマルの意味がわからない。
「準フォーマルって何ですか?」(A子:聖なる酔っ払い女)
そういう質問が来ると思ったよ。自分で考えなさいと言いたいが、私もよくわかってない部分はあるのだ。
「礼服ですか?」
「そこまでいかないな」
「スーツですか?」
「いや、スーツでなくてもいいんだけど、アナタたちのいつものカッコはダメだよ。本社からお偉いさんたちも来るし、その人たちはそれなりのカッコして来るし」
「???」
よく理解できないらしい。
本社のお偉いさんはALL男性で、私も含めて準フォーマルどころかスーツネクタイで来ればいいのだ。如何に男性の服装が楽だってことですね。
でも上州の子たちはくるま通勤だから誰からも服装を見られない。家からくるまで来るってことは職場へドアツードアで、通勤電車じゃないから誰に見られるわけじゃないし、船山温泉スタッフみたいに家で起床して仕事着に着替えて、そのままくるまのエンジンかけて出勤するようなもんですよ。
まぁ仕方がないんだけどね。一家のくるまの所持数がTOPで、女性の所有するくるまの数もTOPの県ですから。
だが、メイクもロクにしてこない子もいるんだよ。眉すら描いてないんです。
「せめて眉くらい描けよっ」
「誰も見てないですよっ」
「俺が見てるんだっ!!」
そしたら無視された。俺のことは意識しないらしい。バカにしやがって。なのにこういう説明会、パーティーの時だけ、「何を着ればいいんですか?」って甘えたような質問が数件来たんです。

服装もそうだが、靴もそう。
「靴は?ヒールじゃなきゃダメなの?」
こういう質問がホントに来るんですよ。スカートなんて誰も履いてないからね。
「ヒールでなくてもいいけどさ。運動靴やサンダルはダメだぞ」
「サンダルでは行かないけど・・・」
「あまりよくない例えだが、通夜や葬式に運動靴で来ないだろうがよ」
「会場で履き換えたらいいのかな?」
くるまの中では運動靴で、会場に着いたら履き替えるんだって。まぁいいよそれでも。

若い子ならまだしも、そこそこミドルの女性からも質問が来た。
「あの・・・あの・・・」(笑ふ女)
「あの・・・がどうしたんだっ!!」
「ぶふふっ(笑)、準フォーマルって結局はフォーマルでもいいんですよね?」
「そりゃいいけどさ・・・」
私は連中のイモな質問にマジメに応えるのがめんどくさくなってきたよ。だいたい東京が準フォーマルなんて言うから余計に混乱する。フォーマルでいいんだ。
「フォーマルはたまに着ないといざという時に着れなくなるぞ」
「あっそれはわかります。でも大丈夫です。ウチって90過ぎた年寄りがいるのでいつ何が起きてもいいように。昨日も久々に着てみたら着れましたから。ぶふふっ(笑)」
「ああヨカッタね。でも家庭の事情はいいよ。でも前に俺に話があって会食した時も、何だかその辺にゴミ捨てに行くようなカッコして来たじゃないかっ」
「あ、あの時は休みだったからですよぅ」

そして当日、驚いたことに。。。
処理済~ぱぁてぃー.jpg
。。。説明会を兼ねたパーティー当日、ベテラン女性はともかく若い子たちは殆どがリクルートスーツだったんですよ。
(コイツら。。。)
私はやや呆れた。恥ずかしかった。
(イモどもめ。。。)
俺らと出会って3年めなのに。3年めになっていつまでもリクルートスーツを着てるんじゃないよっ。服を持ってねぇのかっ。。。

服を持ってない???
そこで冒頭の洋服屋さんの前を通って改めて思い出したのだが、あまりカッコいい、というか、ちゃんとした、というか、オフィシャルな服を持ってないらしいのがわかった。
マズイぞ。来年に社のマナー改訂があって、春までに全社員がジーンズ、TシャツがNGになるんです。上州だけ特別ってわけにはいかなくなるんです。
そのマニュアルは既に配布されたらしいが、Eというオバちゃん社員から質問が来た。(質問の多い連中なんです。)
「配布されたマニュアル見たら〇衣の下はTシャツじゃダメだって書いてあるんだけど・・・」
そう書いてあるんだからそうなんだよ。
「そうだよ。あのマニュアルは過分に営業的発想だけど、Tシャツは襟が無いし柄によっては遊びの部分があるからね」
ブラウスなんて皆持ってないよ」
「ブラウスを持ってないだと??」
確かに着てるのを見たことないな。
「持ってなければ買えばいいじゃないか」
「買わなきゃダメなの?」
「持ってなけりゃ買うしかないだろうがよ」
「会社で買ってよ」
これは相手も冗談で言ってるんですが私は真に受け、「営業マンが会社経費でスーツネクタイを買うかよっ」
一方的にTシャツはダメって決められて恐慌状態になったようですね。持ってないってのは言い訳でしかないんだけどね。
(このEというオバちゃんは過去に登場しています。)
http://funayama-shika-2.blog.so-net.ne.jp/2013-03-18

前述のA子(聖なる酔っ払い女)からまた連絡が来て。。。
「おう、皆元気か?また月末に行くけどさ」
「元気ですよ~。また冬のボーナス出たのでルンルンで~す」
「ああそう。それは夏に〇長が頑張って申請したんだよ。それをベースに冬季賞与が出たわけさ」
私が上州担当だった時代に私とソリが合わなかった〇長は地方に転勤して今はいない。でも去る前に、残った社員の為にかなり頑張って賞与金額を申請したのは私も知っている。やはりある程度、出世しないと会社って変えられないんですよね。
何たって上州の社員はこれまで最低賃金だったから。都心と物価が違うし格差があるのは仕方がないが、よくあんな安い給料でガマンしてたと感心するよ。実家からくるま通勤とはいえ年頃だし、ちょっとした贅沢もできなかっただろうしさ。
さて、質問して来たA子はまだお洒落というか大人の服は持っている。
それは酒飲みだからだと思う。いや、訂正、飲みに行く機会があるということ。そういう店を知ってるんです。ダサいカッコで飲みに行かないみたい。で、賞与が出てルンルンなら、せめてその賞与でオフィシャルな服を買いなさいよと。A子はリーダーなんだから私宛に直接くだらない質問が個々に来るんではなく、アナタが皆に徹底しなきゃダメなんだよっ。
そうこうしてるウチに上州の子たちを集めてマナー研修が開催され、正式にTシャツやジーンズがNGになったのですよ。いきなり明日からではなく、猶予期間を置いて新年、もしくは春からです。
「これからマナー研修なんです」
「ああそう。行っといで」
「スーツが暑いです」
「普段着ないからだよ」
翌日だったか数日してから、またそのマナー研修に関して私に質問事項が来たんだけど、私はAに呆れ口調で、
「アナタはまだしも皆ボーナス出て年収が上がったんだから少しは着るものに金を使いなさいよ。前から気になってたんだがM子、A香、T子(空き缶プレス嬢)どもはいったい何処でどういう店で服を買ってんだい?いつもいつも襟がダヨンダヨンに伸びたTシャツばっか着やがってさ。まさか〇中市のスーパーとかで買ってんじゃねぇだろうな。もう来年早々か春頃からはジーンズやTシャツはダメになるんだよ」
「ち、ちょっとっ、い、い、・・・幾らなんでもっ・・・街中のス、スーパーでは買わないですよっ。ちゃんと高崎までは買いに来ますって。。。」
わざわざ買いに来るのか。ちなみに私が高崎で唯一買っていた服屋さんがこれ。チョイ悪系のガラガラが置いてあったので。
私が買ってた店.jpg
KANAYA.jpg
俺のことはいい。
「郊外にユニクロや島村ならありますよっ」
し、しまむら。。。
あれは家庭の普段着を売ってる店ではないのか?
「俺はユニクロなんか行ったことない。行っても着たい服がないんだ」
「ああ、〇〇さん(私のこと)はカジュアル似合わないですね。でも家ではどんな服着てるんですか?」
「家でか?」
「ハイ」
「作務衣だけど」
「サムエって何ですか?」
「さ、作務衣ってのは。。。」
蕎麦屋や居酒屋のオヤジや、温泉旅館の制服だよって説明した。傍らにいたヤンキー社員が、「それじゃ〇〇さんコレじゃん」と言って、自分の頬を人差し指で上からなぞったという。(ヤ〇ザの意味らしい)
「いや、俺のことはいいって。服もそうだが髪型もだぞ。美容院はあるのか?」
「ありますっ」
「親にカットして貰ってんじゃないのか?」
「そ、そんなことないですっ。さっきからもうっ、東京と比べないでくださいっ、ここは群馬なんですからぁ・・・!!
「・・・」
だが本社は地方だけ特例扱いはしない。このネタはまだ後日譚があるのだが、それはⅢに持ち越します。
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