So-net無料ブログ作成
検索選択

永井商店 大女将の決意表明 [グルメ]

旧榛名町、上里見の永井商店に来ました。
青空と看板.jpg
秋晴れにデカい看板が映えます。
左暖簾.jpg
右暖簾.jpg
駐車場へ.jpg
くるまを裏に停めます。
店の裏には庭のような駐車場があって脇に小川が流れている。
その流れはせせらぎというものではなく、永井商店の床下から突然現れて凄い水量です。流れの源流は秋間山麓の雉郷峠の辺りではないか。標高500mくらいなのに凄い水量、勢いです。
庭に小川が流れている光景っていいですね。
小川1.jpg
小川3.jpg
どっかの焼き鳥屋みたいに入口、暖簾引き戸を開けたら呼び鈴、チャイムのような音が鳴った。早い時間帯だったので店内は照明が点いていなかったが、奥から大女将が出てきてニコニコしながら電燈をつけた。
「やきそば大」
「だいね」
「豚は要らない」
「肉なしね」
火を入れ、油を撒いて調理にかかった。
店内.jpg
やたらとカレンダーが多いな.jpg
やたらとカレンダーが多いな。
カレンダーだらけですね。もしかして壁の穴、破れを隠してるのかも。(笑)
キタキタ.jpg
う~ん。
ショウさんとも話したんだが、ちょっと薄味になったような気がするなぁ。
大女将・・・おばあちゃんに、「薄かったらソースかけてね」、卓上のソースと醤油をススメられたけど、そのまま食べました。
焼きそば.jpg
ズルズルッ.jpg
スープ1.jpg
白菜漬.jpgスープ2.jpg
喰い終わる頃、お裏方から娘さん(若奥さん)が戻って来た。
過去に大女将ににお会計して貰った際に勘定がアヤしかったことがある。私が少なく支払ったような錯覚。
私は550円を釣り銭ないように支払ったが、
「450円よ」
「よんひゃくごじゅうえん??」
セット.jpg
私はお品書きを指して「550円では?。。。」
「ああ、これはセットの値段なの。大400円と玉子スープ50円で450円ね」
「ああ、そうだったね」
ホントは私、忘れていたんですが。
単品.jpg
でもこれで営っていけんのか。頑なに昭和価格を護る店。
暖簾が二つ.jpg
店を出て古びた暖簾を振り返ると、次回はいつ上州に還れるか、その時までこの店は営っているだろうか、この二つが去来するのだよ。
いつも書きますが、この店、いつ廃線になってもおかしくないローカル鉄道の駅の香がして不安になる。
だったら来なきゃいいって?でもねぇ。時折、妙に来たくなるんだよ。

私が永井商店を知ったのは、実は渋川市にあるモツ煮で有名な永井食堂と勘違いしてヒットしたのです。
東京でも永井食堂を知ってる人はいて、
「モツ煮で有名な。。。」
「ああ、渋川の永井でしょう」
上越方面や片品、岩倉辺りへくるまでスキーに行く人にご存知の方が多い。
でも私は渋川の永井食堂は入ったことないんです。ここ、上里見の永井商店を見つけたのは、この先、草津方面へくるまを走らせ、旧榛名町の室田というところの某信用金庫を解約する時です。
ジャン妻があっちこっちにバラけていた会社名義の口座を整理したの。某信用金庫に3回くらい出向き、その過程で里見橋台や里見軌道、鷹留城他を知り、その散策のランチで利用するようになった。
焼きそばとラーメンしかないのにチョイチョイ来ては喰ってましたよ。焼きそばなら小か並、ラーメンなら並、大きいサイズは喰ったことないです。小腹が空いた時に丁度良い量だったのだ。
12月になってまた行ったのですが、寒くて焼きそばという気分じゃなかったのでラーメンにした。
この時も10:45だったかな。電気が点いてない。
「あらゴメンなさいよ。暗いね。電気点けっからね」
「早かったかな?」
「そんなことないよ。そろそろお客さん来っ頃だから」
教育勅語.jpg
電気が点いてないぞ.jpg
店内から暖簾を見る.jpg
ラーメンと白菜漬.jpg
スープ.jpg
麺.jpg
チャーシューというか豚肉.jpg
白菜漬.jpg
私に供してすぐに近所に住む高齢の男性が店に入ってきた。何かを届けに来たようだが、ヒマそうにしてた大女将と四方山話、井戸端談義になった。
「今日も静かでいいねぇ」
「静かでいいって?アタシャ耳が遠くなったからいつもと変わんないよ」
「そう、そりゃ長生きするよ。都合のいいことだけ聴いてりゃいいんだからさ。ヤなことなんか聞くこたぁない」
「そういえばどこどこの〇〇屋さん、店壊してたね」
「壊してた。土地でも売るんかな」
「あそこの息子は◯◯◯◯◯運転して事故ったんでしょ。継ぐ人いないモン」
「夏でもマスクしてたしね」
「隠してたんだろうね」
「継ぐ人もいないしね」
「そういえばどこどこにセブンイレブンができるそうじゃないか?」
「〇〇もセブンイレブンじゃないけど何かやってるんでしょ。燃料扱ってるからいいけどさ。石油が値上がってるからそれがなくなっちゃったらやっていけないかもね」
「高橋、黒岩、魚ソウ、奥原、皆、厳しいみたいだよ」
「魚屋さんがなくなったね。うちだってあと幾年経ったら止めちゃうから、この辺お店が全部なくなっちゃったってなるよ」
「借りてもねぇ」
家賃払ってまで商売なんてなりたたないよ」
「うちは家賃がないからいいけどね」
こうやって会話形式で書いてますが、しまいにどっちがどっちの台喋ってる台詞かわかんなくなってきたね。私はこの不景気な会話をずーっと聞きながらラーメンをすすった。
処理済~営業許可証.jpg処理済~大女将.jpg
男性の方はひととおり話し疲れたのか出て行かれた。私も喰い終わったタイミングで、大女将が私の前に座ったのである。
「やれやれよっこいしょ。聞こえてた」
「聞いてたよ。だって他にいないし。筒抜け」
「あらヤダ。まぁアタシも身体がキツくなってきたってのはあるからね。おとーさんは動けないし、娘が手伝ってくれてはいるけどね」
「でもまだ営るんでしょ?」
「うんやるよ。今年が平成26年でウチは確か。。。(店に掲げてある営業許可証を見て)。。。あれにある平成29年までは営るつもり。こうやってお客さんが来てくれてアタシが動けるウチはね」
「もうちょっとしたらお客さん来るでしょ」
「来る来る。娘ももうすぐその頃には来るから」
「うん。じゃぁ。また来るから。。。」
「またおいで。。。」
永井商店看板.jpg
私は平成24年より前の永井商店を知らない。
店の大看板にケーキ、コーヒーと謳っていても今はないようです。テーブル席が残してある辺り、喫茶店も兼ねていたのだろうか。
やきそばやラーメンだけではなく、もっともっとメニューがあったのだろうか。
商店と銘打っていても店内の商品は僅かでしかない。繁盛していたその時代を知らない。
でもそれでいいと思っている。
コメント(2) 

コメント 2

ショウ

ジャンさん、こんにちは

今日、ようやく永井商店へ行けました!諸事情で、駐車場へ車を入れる事ができず、3回目も駄目かと一瞬、諦め掛けたんですけどね~
その辺の話は、のちのち載せますが、今日の焼きそばの味は薄く無かったです!!
いつも通りの永井商店の味でした(^^)
by ショウ (2014-12-20 16:03) 

船山史家

ショウさんこんにちは。
焼きそば、何だか無性に恋しく食べたくなりますね。
大女将は話し相手がいなくなって私の前へ座ったんですよ。私も時間に追われていたのであまりお相手できませんでしたが、営業許可証満了まで元気だったら続けるそうです。
娘さんは後を継がないのかな。
くるまを入れられなかった?はて?
by 船山史家 (2014-12-21 15:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。