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獅子の時代 OUR HISTORY AGAIN [会津]

八重の会津戦争が終わったところで。
前に紹介した学研マンガに続いて、私が会津へ感化されたキョーレツな作品を取り上げます。
室内をガサガサ片付けてたら出て来た。
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昭和50年(1980年)の大河です。私は多感な高校生だった。敗者の視点から描いた点は八重と同じなので先駆といえなくもないが、戦後の生き方が違う。
「恨みをいつまで経っても」ではなく、恨みがあって、薩長を見返してやるという反骨精神が敗者側の基盤になっている。加えて下級武士や庶民層の視点から維新後を描いたもの。

架空の主人公が二人いて、会津藩の下級武士、平沼銑次(菅原文太さん)と薩摩の郷士、苅谷嘉顕(加藤剛さん)です。敗者と勝者が志を曲げず媚びず、其々がクロスしながらも其々の立場、生き方を貫徹するドラマ。
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骨太の脚本は山田太一さんのオリジナル。英雄譚ではなく架空の主人公なのと、難解な背景を持つ幕末の二雄藩(会津、薩摩)への理解度や、明治維新後の独特でディープな世界がイマイチ視聴者に受けなかったようで当時は最低の視聴率だった。それでも平均視聴率21%、最高視聴率は26.7%と近年に比べたら相当なパーセンテージである。

OPENはパリロケだった。パリ万博というのを描いたのはこれが最初で最後ではないだろうか。幕府と薩摩が独自の出展を行い、どっちが日本代表だという譲れない部分で一触即発でスタート。
もちろん会津戦争もある。だが家老たちは出ない。神保も田中も権兵衛も官兵衛も梶原も登場しない。登場するのは下級武士だけ。
白虎隊や娘子軍はどうだったかちょっと記憶にないけどおそらく出なかったのではないか。西郷母頼邸で中島信行が登場する。
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会津藩主要人物は全くといっていいほど登場しないし、戦闘シーンは八重に比べたら弱いが、9話アームストロング砲から11話まで4話たっぷりとってある。平沼銑次が入城する過程でゲリラ化して、新政府軍のアームストロング砲搬送小隊を襲撃、砲を田んぼに落っことしたのは痛快だった。
この痛快シーンのバックに初めて流れた挿入歌が、宇崎竜童さん&ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギバンドの挿入歌、「OUR HISTORY AGAIN―時の彼方に―」
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当時でいうエレキ、ソング付きがお茶の間に堂々流れた。
OPENINGもN響プラスGuitarSoroだった。(おそらくGuitarは和田静男さん?)
現在ではロックバンドとオーケストラの共演は大型ホールでは珍しくないが、それまでは1969年に発表されたディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラぐらいではなかったか。

家にある「ブギウギどん底ストリート」(角川文庫)にはこうある。
「オジさんオバさん連中はエレキの音を最初から拒絶している。
ところが自分たちの息子や娘はどうかというと、これはモロに関係あるわけだ。柳ジョージやもんた&ブラザーズのエレキを使った音が大好きなんだから。
先入観により拒絶をそれほど簡単になくしてしまえるとは思わないが、とりあえずシタタカにやるしかない。NHKTVの獅子の時代の音楽をやったのも一つにはエレキになじませるという意識が俺の中にあるから」
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ドラマ中にもふんだんにDTBWBのインストロメンタルが使用われていた。
それまでは柳ジョージさん一辺倒だったのが、この曲からDTBWBに入ったの。
http://www.youtube.com/watch?v=dEAtDaJH8RM
千野秀一さんのバッキングピアノが力強い。
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ドラマの見どころはむしろ会津戦争後で、収容所を脱走してからの函館戦争、極寒の斗南藩、廃藩置県、徴兵令、明治政府の不平士族弾圧、士族の叛乱、西南戦争、大久保暗殺に絡む樺戸集治監と大脱走、自由民権運動、秩父事件、鹿鳴館、大日本帝国憲法発布。。。これまで取り上げられる機会の少なかった事柄に興味津々で見入ったもの。

極寒極貧の斗南藩は目を覆わずにはいられない暗いドラマだった。銑次が苦心して金子や食糧を手に入れても父親が藩に寄贈してしまう下りには首を傾げたが、劇中で犬肉を喰らうという表現もあったし、飢えの為に藩士が死ぬ間際、息子に自分を食えとまで言い残した場面もあった。
今だったら絶対にNHKは演出しないだろう。八重で斗南藩はロクすっぽ描かれずにあっさり廃藩になっちゃったし。
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敗者側の主人公、平沼銑次(菅原文太)はやたらと災難や不幸に見舞われ、観てると踏んだり蹴ったりなのだが、反骨精神旺盛で不死身。脱出や脱獄の名人でもある。
底辺を這うように生き、理不尽にも大久保卿暗殺事件に巻き込まれて樺戸監獄に放り込まれても脱走して原野を駆け抜ける。劇中で何度も負傷するが、驚異的な生命力で回復する異様なタフネスぶり。腕っぷしが強く、弱者を見捨てない。諦めない。

苅谷嘉顕(加藤剛)は銑次が樺戸監獄から脱獄した際、戸籍上死んだように偽装する。その苅谷は勝者側にいるのに観ててイライラするくらいの理想主義や正義感。
クソ真面目で、会津戦争の一場面で新政府軍兵士が女性を襲おうとした時、「おはんら何をやっとるかっ」と激昂して斬り捨ててたからね。

明治後年、薩摩藩出身者は二つに割れる。
西郷に従って下野しなかった者たちは故郷を敵にすることになるのだが、苅谷嘉顕も征討軍側に立って故郷の土を踏み、西郷軍に投じた実父(千秋実さん)と向き合った。
平沼銑次も田原坂にいる。
弟(永島敏行さん)が警視隊に志願して戦場にいるから。このように二人の主人公は途中で何度もクロスする。敗者側と勝者側なので当然衝突する。
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苅谷嘉顕は平沼銑次を助けようともするが、銑次は拒否したり素直になれなかったり。
そしたら中盤で、銑次(会津)の妹が苅谷(薩摩)に嫁いじゃった。許せ許さんの世界。

苅谷嘉顕は新政府の要職を任されるまでになるが理想と現実の狭間で苦しむ。不正を許せず理想が高く矛盾に悩み、佐賀の乱の江藤新平に共鳴したり、理想主義が仇となって伊藤博文と対立する。
この頃になると、銑次や他の人々の感化もあって、理想主義だけでは国家を動かして行く事は出来ないと悟れるようになるのだが、官を辞し野に下り、民間の立場から国民の為の憲法草案作りに取り組む。
だが大日本帝国憲法を推進する伊藤博文に暗殺される?

平沼銑次は死なない。
死んだ場面はない。明治15年に会津に戻ったら自由民権運動(福島事件)に巻き込まれ、秩父へ流れたらそこでも貧困に喘ぐ農民たちと合流。困民党を決起させ、自由自治元年の旗を掲げて明治政府と対峙する。
最終回、銃剣を構えた警視たちに日本刀で斬り込み薙ぎ倒して行くシーンはまるで任侠映画の殺陣だったが生死不明のまま去って行く。
後々も民権運動は終わらない。幾つかの事件で銑次を見たというものがいたという。戦い抗う銑次であったと。
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現在と比べればセットとかはイマイチだったがドラマは見応え十分だった。ロケも多く最終回も何処かの雑木林で殺陣を展開していた。近年、中盤以降はスタジオ撮影でお茶を濁す近年の大河とは違ってた。

ドラマのコンセプトとして、銑次は会津出身者なので、明治新政府に酷い目に遭ってばかり。でも決してくじけない。
新政府側の苅谷は強権化していく政府を良い方向に持っていこうとするが、クソ生真面目な性格が災いして新政府内で浮いてしまい最後は斃れるというもの。
この構造がずーっと続く。
NHKにしては激しい内容で、反明治政府史観のドラマが毎週日曜日のゴールタイムで放送されたなんて今じゃ考えられんだろう。

挿入歌、OUR HISTORY AGAIN~時の彼方へ

作詞:阿木耀子、作曲:宇崎竜童
金が仇の世の中で 夢を追いかけて行く奴がいる
夜毎に酔いどれて 路地裏で眠っても 胸に紅いバラ そんな感じさ 
15で世の中を解っちまったような奴らから観れば馬鹿げた話さ
日々の暮らしは 晴れた日ばかりじゃないが 明日が雲間に見え隠れ
Ah 繰り返す時を見逃すな 熱く燃えて生きる OUR HISTORY AGAIN

人の命は束の間で 星の一瞬のまばたきのようさ
無限のものさしで計ってみれば誰だって 点にもみたない長さだよ
乱れからくりの廻り舞台で 女は愛が欲しいと泣くよ
待ってるだけなら 恋する心も色褪せる お前は日毎に輝けよ
Ah 繰り返す 時を見逃すな 熱く燃えて生きる OUR HISTORY AGAIN
DTFBWB2.jpgDTFBWB1.jpg
CD化はされていない。
http://www.youtube.com/watch?v=dEAtDaJH8RM
現在は全話、完全版が発売されています。購入しようかどうしようか。
これを観たのは多感な高校生の頃で、これまたよくも悪くも変な影響を私に与えたよ。
コメント(11) 

コメント 11

ナワ~ルド@峠おやじ

ごめんなさい。まったく見てません。
昭和50年なら大学3~4年生で下宿にテレビないけど。
でも変だなと思って検索してみると、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

昭和50年「元禄太平記」。少しは見ました。
昭和49年「勝海舟」見てません。
昭和51年「風と雲と虹と」見てます。
昭和52年「花神」見てません。

表題の「獅子の時代」は昭和55年。見てません。
実は平成になるまで幕末ものは見てないのです。
詳しくないので食わず嫌いだったのか?
それとも親が見なかったからか?

自分的には坂本龍馬は大嫌いでした。
人気がありすぎたのと格好つけすぎに思えたからでしょうか。

しかし、この5年の違い、史家さんは
どのあたりになるのでしょうか?

by ナワ~ルド@峠おやじ (2013-08-06 11:13) 

ヒロ

私もナワさんと同じくこれは見てないです。私は史家さんとほぼ同い年ですが、この頃は今と違って幕末には何の興味も持っておりませんでした。ご多分に漏れず安土桃山時代は大好きでしたけどね。
ついでに言うと、1回たりとも逃さずに大河を見たのは「黄金の日々」が最初じゃなかったかな? 緒方拳の秀吉は今でも歴代No.1だと思っています。次の「軍師官兵衛」では誰が秀吉を演じるんでしょうね? 
by ヒロ (2013-08-06 22:49) 

船山史家

ナワさん。
「風と雲と虹と」の時はで中学1年生でした。これは毎回全部観ましたよ。悪い影響を受けてクラスの掃除の時は教室でチャンバラごっこをしてました。
「花神」は中半から。前半の緒方洪庵塾は吉田松陰の世界はサッパリでした。原作、司馬遼太郎の複数作品を組み合わせたもので主人公が4人くらいいましたね。
オカシなもので、この時は長州藩が四境戦争でやられてるのが、弱い者いじめにしか見えなかったですからね。
中村梅之助さんの大村益次郎がオモシロかった。湯豆腐ばかり喰ってて、「夏は暑いのがあたりまえです」って突き放したり、ウチワをぱたぱた仰ぎながら行軍してたり、自軍の砲煙でくしゃみを連発したり、軍議で「勝手な一騎打ちは禁じます」ってやったり。
上野戦争の時、森次晃嗣(モロボシダンで有名)が
「先生、どちらへ?」
「厠であります」
ガキの時分、こういう変な場面がトテモ印象に残っています。

「黄金の日々」・・・全部観ました。
「草燃える」・・・全部観ましたね。次が「獅子の時代」で、その次からあまり観なくなりました。「武田信玄」や「独眼竜政宗」は40歳過ぎてからスカパーで観たのです。
私はこのドラマで会津の受けた理不尽さと、勝者側の主役、加藤剛さんを観て、「理想だけでは世の中動かないんだな」っていうのをな~んとなく感じたように思います。
by 船山史家 (2013-08-07 19:04) 

船山史家

同年代のヒロさんなら観たかな~と思ったのですが。
安土桃山時代飽きちゃった。中央政権に近い人たちではなく、殆ど知られてない東北や、群雄割拠した九州を描いてくれないかなぁって思ってます。
「黄金の日々」はよかったけど主役にイライラしました。長い付き合いなのに何故、好きだって言わないんだコイツって。
五右衛門の根津甚八さんが秀吉暗殺未遂~処刑される一連に涙したのを覚えています。その甚八さんが「獅子の時代」で伊藤博文でした。加藤剛さんが「国民はバカじゃない、国民の為の憲法を」って主張するところへ、「私も国民はバカとは思わんがまだ主権を与えられん、政府官僚が決める」って突き放してました。
緒方拳さんは大石内蔵助も演じてましたね。馬上で居眠りして落馬したのを覚えています。
by 船山史家 (2013-08-07 19:06) 

やしゅ

はじめまして。
獅子の時代キーワードで辿り着きました。
私は昭和44年生まれ。リアルタイムの放送時は小6でした。
大河ドラマは自分の好みにかかわらず、親がチャンネル権を握っていたので、必ずついている状態でした。
当時詳しい歴史観があるはずもなく、菅原文太かっこえー、加藤剛かっこえー、大原麗子きれいやなぁ、くらいから始まり、やはり衝撃を受けたのは、函館戦争での高松陵雲先生の病院での苅谷兄の死からくらいでしょうか?その後の斗南での銑次の父の死~西南戦争田原坂での苅谷親子、樺戸からの大脱走とどんどん引き込まれました。
近所の同級生が親のチャンネル権のからみで我が家と同じ境遇の子がいて、月曜の朝の登校時に、いつも獅子の時代ネタを話していました。
そして最終回。
宇崎竜童氏の挿入曲BGM、歌詞がついているOur history againをまといながらの自由自治元年の旗をもって疾走する銑次。松本親分、いがわさんの死。強烈に心に焼き付き、私の人生の中で最上級のドラマとしてずっと心に残っていました。
大学入試の国語の試験問題で、あなたの好きな言葉を挙げ、その理由について書け、という小論文があり、「自由自治元年」について書きました。その学校だけ合格しました。
2年前くらいにCSで全話放送され、念願かなってパーフェクト録画することができました。いまだに夜寝るときには獅子の時代をつけてオフタイマーにして寝ているこんにちです。
ドラマ中の曲も大好きであり、なんとかドラマサウンドトラックが出ないかなと思っています。

by やしゅ (2013-10-12 14:39) 

船山史家

やしゅさんこんにちは。
獅子の時代は人生最上級のドラマでしたか。同じファンとして嬉しく思います。私は記憶がやや薄れた部分もありますがかなり影響を与えて大人になりました。
源平や戦国だと遠い講談の世界ですが、これは近代ものだから現代からそう遠くないのもあって、観てて生身で感ずる部分が多かったですね。寒い、痛い、苦しい、酷い、理不尽、支配する官とされる側、民との格差、これらが体感できるドラマでした。
私はカテゴリ会津にあるように会津びいきなんですが、このドラマは会津戦争後に惹き込まれましたね。ここまで「薩長め」「新政府め」を繰り返えす反新政府観で描いたドラマってなかったと思います。当時の数字では視聴率があまりよくなかったせいか、私はこのドラマ、共に語れる友人はいなかったです。私は自分の意志で観ましたが両親は観ていません。
鉄次は不死身でしたね。秩父騒動の後も何処かの争場で抗ってたんでしょうか。それと社会人になって役職が就いてからは苅谷の苦しい立場もわかるようになりました。
多感な高校生の頃に見たのでその後の人格形成にかなり悪?(笑)影響を及ぼしましたよ。一応は会社員ですが上からの一方的な押しつけ、上位下達に今でも反発心を抑えられません。顔に出てしまうんです。もしかしてやしゅさんも獅子の時代を観てたからには反骨精神旺盛に育ったってことありません?(笑)
八重さんの戦後があまりに予定調和なので、獅子の時代DVDを全巻揃えようかどうしようかといったところです。30年以上前だから鬼籍に入られた俳優さんも多いですね。
サントラは出てないようです。Our History AgeinもCD化されてないし。宇崎竜堂さんってダウンタウンの一部の有名曲以外は復刻版を出さないみたい。「預金通帳をゼロにしろ」って自分で作った曲をお蔵入りにしちゃったりするので。。。
私の中でもこのドラマこそ金字塔であります。ご来訪ありがとうございます。また趣に合う記事があったらご覧になって下さい。
by 船山史家 (2013-10-13 08:25) 

かすみん

「OUR HISTORY AGAIN」で検索してたら、こちらのブログに辿り着きました。
名曲ですよねぇ。アツくなれますよねぇ。
私はサッカー好きなのですが、J3リーグの福島ユナイテッドFCあたりがこの歌をチャントにしたら、それも薩長(鹿児島・山口)のサッカークラブとの対戦の時盛り上がるんじゃないのかな~と思っていましたネ…って、福島ユナイテッドFCは福島市のクラブで、会津のクラブじゃないからそうでもないのかな(私自身はジェフユナイテッド市原・千葉サポーターですが)。
そんな私は、獅子の時代は中1の時に見てました。
特に戊辰戦争~五稜郭あたりまでのお話は、放送翌日には学校でめっちゃ話題になってましたネ。
というのも、私は福島県出身です。会津ではなくいわき市ですが。
それでも、福島県内が舞台でもある大河ドラマということで、大人たちはみんな見てた記憶がありますし、子供だった自分たちも、それに付き合いながら(当時はテレビは一家に一台でしたので)見てたのでしょう。
見てみると、かなり劇画ちっくで面白くて、もう毎週楽しみにみてましたね。音楽も斬新でしたし、演出も子供が見ても判りやすかったですネ。
ただ、民放の「西遊記Ⅱ」が佳境だったので、五稜郭篇以降は親からチャンネルを奪いそっちを見てた記憶もありますw
親にしても、会津藩の話がある程度落ち着くとさほどこだわってなかったような。
まぁ五稜郭篇以降も面白そうなので、今度DVDを借りて見ようかと思っています。

で、「OUR HISTORY AGAIN」ですが、『シングルス』というダウンタウンブギウギバンドのCDで、一度CD化されていますネ。
こんなに素敵な曲なのですから、再販して(出来ればリマスタリングとか施して)ほしいですネェ。
これを聞くと、銑次の疾走シーンが甦ってきます。
未だに大河ドラマの中で一番好きな曲ですし、文太さんといえば銑次、銑次といえば「OUR HISTORY AGAIN」という感じです。

先日の参院選の結果で、投票分布を見た時「これは奥羽越列藩同盟…!」と思い、その繋がりから、戊辰戦争のドラマをせっせと最近になって見直してますが、獅子の時代はやはり別格です。
by かすみん (2016-07-27 09:18) 

船山史家

福島県出身のかすみんさんおはようございます。
過去記事にコメントありがとうございます。
OUR HISTORY AGAINで検索したら、この記事がかなりTOPに上がったのでビックリです。
私は高校生でした。同世代では誰も見てなかった。BAND仲間と宇崎竜堂さんの曲をコピー、レパートリーした時もあったのです。この曲、私は弾けますが、BAND仲間連中は知らないし取り上げられなかった。
OUR HISTORY AGAINを聞くと銑次の疾走シーンが甦ります。平沼銑次のテーマといっていいと思います。菅原文太さんといえば武田信玄の板垣信形よりも平沼銑次の方が印象に残っています。
私の拙い記憶に間違いがなければ、この歌は第9話「アームストロング砲」でいきなり挿入歌で流れたように記憶しています。新政府軍のアームストロング砲搬送部隊(肥前佐賀藩か?)を襲撃せんと、銑次たちが田んぼの中を失踪する場面か、斬り込んだ場面だったか、エンディングではなく劇中にいきなり挿入歌で流れました。
今はロックバンドとオーケストラとの共演は珍しくないですが、OUR HISTORY AGAINを聴いてみるとギター(和田静男さん?)の音とバックのオーケストラの音に微妙なズレがあるんですよね。別々に録るならともかく、オーケストラと同時だと、指揮者がタクトを振って上げ下げするタイミングに合わせるのが難しいそうです。
ギターの音もヘンにミキシング処理しないでそのままのクラシックなエレキ音。バッキングのキーボーもピアノとオルガンだけ。
70年の終わりに宇崎さんたちはそれまでのレコード会社を離れています。そして80年にこのドラマのサントラや挿入歌にTRYしたようです。
この記事をUPした後、「BLOSSOM-35th」というBEST盤(2枚組)を購入したら収録されていました。なのでいつでも聴ける環境になりました。劇中ではOUR HISTORY AGAIN以外に、竜堂さんのVocal無しのインストロメンタルも幾つか流ましたがサントラCD化は難しいでしょうね。
私は五稜郭から先の方が感情移入したように記憶しています。樺戸集治監遍と大脱走の辺り。確か追って来た看守(演じたのは故・東野英心さん)が「逃げろ。ひでぇところだぜ」とか言って見逃すんですよね。
最近、時代劇専門チャンネルで総集編が放映されています。まだ観てないですが録画をセットしました。まだ再放送に間に合うんじゃないかなと。
このドラマを見たせいで、体制派の会社員になれなかった。上よりも下を見てしまいます。
このテーマを流してJBリーグで薩長連合と対戦ですか。それは盛り上がるでしょう。八重のサントラとセットで。(笑)
by 船山史家 (2016-07-29 06:03) 

船山史家

かすみんさん訂正します。
「BLOSSOM-35th」に収録されていたのは「獅子の時代メインテーマ」でした。オープニングテーマですね。
自分ではアタマの中に入っちゃってるのでてっきり購入したつもりでした。
by 船山史家 (2016-07-30 06:56) 

takeapple

激しく共感します。私も当時高校生でした。歴代大河ドラマで一番好き、DVDも買いました。今でも銑次と苅谷が理想です。明治維新150年に向け注目して欲しいドラマですね。昨日NHKFMでOur history again が流れて思わず涙してしまいました。
by takeapple (2017-02-05 08:04) 

船山史家

takeappleさんコメントありがとうございます。
私もDVD購入しました。
シングルズ購入しました。Disc2にOur History Againが入っています。
銑次の相棒?伊河泉太郎が、喜多方農民を結集させた場所、弾正ヶ原です。
http://funayama-shika-3.blog.so-net.ne.jp/2016-12-15

改めて観て再度の発見がたくさんありました。
千代に子供が生まれた時、銑次と嘉顕はようやく酒を酌み交わしてたんですね。
それまで「おはん」だったのが、「義兄上」って。
西南戦争遍で、「妹の亭主に親を斬らせる訳にいかねぇ」の台詞にも痺れました。
瀕死の弥太郎が、「兄ぃ。何で俺なんかにこんなに世話さ焼くだ」
父御を死なせてしまった嘉顕を鉱造が励ますシーンもあったんですね。
また全編、通しで観たいです。
by 船山史家 (2017-02-05 08:29) 

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